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Part 7  2010 (7) 7月
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きのこ観察会、個人的な散策で出逢った
四季折々の花、きのこ・・・写真と雑文です
さらに、メーリングリストでいただいた仲間のメールの一部を転載しています



 2010年07月31日 今日の生駒のきのこ
 5月の雨の観察会以降生駒のきのことご無沙汰している。気になっていたので、急に思い立ってMLで生駒でも行こうかな!と流すと、東大阪のYmさんからデカイ例のタマゴがあるので育っていそうだと連絡をいただく。先日箕面で見たものは傷んでいたので期待しつつ出かける。
 Ymさんの下見・案内付きの贅沢な観察会。
一昨日の雨の降る前の方が多かったとのことだが、やはり生駒山は暑さ寒さに関わらず色々楽しませてくれる。

 私は当初の予定のコースで帰宅するが、Ymさんは別途歩いて観察を続けて帰ると言う。この異常な暑さの中、タフですね。こちらは、家に帰り夕食までダウンして昼寝。きのこの観察には体力を鍛えなおさないと・・・。
 (この素敵な色合い。素晴らしいネーミング。何時見てもウットリとする美しさです=トキイロヒラタケ)

 
傘径22cmのハマクサギタマゴタケ
タマゴもでかい
ハマクサギタマゴタケ 胞子 ハマクサギタマゴタケ 担子器
松の枯れ木の根際のニワタケの群れ ニワタケ 胞子
ニワタケ 担子器 ヒナツチガキ 5円玉よりかなり小さい
ウスヒラタケも上品
微かにピンクだが
トキイロヒラタケは小ヒダがあるしヒダがやや疎な感じ
例のところ 今日も マツオウジ
今日絵になりそうなベニタケは
カレバハツ たくさん目に付いた
ナラタケモドキも結構 たくさん出ている
コナカブリテングタケのようだ ベニウスタケも色鮮やかで目を惹く



 2010年07月24日 "笠襞ちゃんと・・・破黄茶初(ヤブレキチャハツ)?"
  --- Oさんよりメールをいただきました ---
 「干上がりそうな天気が続きましたが、梅雨の雨がしっかり残ってる所もあるようで、紅茸も猪口も天狗もなかなかの賑わい♪
 
23日に兵庫方面をぶらぶら・・・とても美しい笠襞茸に出会ったのですが、相変わらず落ち着き無く微妙な撮れ具合。不覚っ。
 そして昨日(
27日)は久しぶりに京都へ一人ぶらぶら。
 ある程度、場所を絞り出していたのもあって予想以上の茸の賑わい。 各種紅茸の仲間がとても賑やかで、猪口は黄網足・美しい黄色&紅猪口、夏の天狗たち蛇茸擬や写真のは樺色粉天狗茸かな?姫粉被鶴茸・袋鶴茸もちらほら。
 と、一際、物凄く賑やかな中〜大型の紅茸の群生が。 遠目に笠の表面だけ見たときは、天狗の仲間かと思ったほどの模様。 枯葉初に似てるが、明らかに地の色が違って藍茸の茶〜黄金色番といった印象。 見慣れた紅茸たちとは違った独特の風貌に見入りつつ、破黄茶初かな・・・?と。 味も温和で藍茸を思わせ、香りも心地よい菌臭。 雪隠小金や中型の菌食虫や羽虫達で盛大な食事会を催していて、成菌の堂々とした姿も、幼菌の斑模様も可愛い。
 その群生地から少し離れたあたりで、破黄茶初かと見たが違和感を感じた小さな一団。 笠の模様は近いが、凹凸があって・・・何よりこの襞。粗っ! 家に帰って破黄茶初を検索すると、少ない検索結果の中にコレ↓が。
http://dokitto.com/Nissi200807-09/0720benitake-sp1.html 美しい写真で有名な<ドキッときのこ>さんの所です。 顕微鏡を覗かないのでアバウトな同定ですが、コレかなぁ。 一応、両方採取してただいま乾燥中です♪面白いなぁ・・・。」

 ・・・カサヒダタケいいですね!まるで工芸品のよう。(simo)
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 ☆ 一粒で三度 オイシイ!? 

 冬に花が美しく咲くエリカ。冬に花が咲く頃、鉢に子嚢菌が見られ一粒で二度おいしい花として楽しませてくれた。
 
 栽培マニュアルを見ると、暑さ、寒さ、特に高温多湿に弱いとある。横着な私で年を越せるかと思っていたら、この猛暑の炎天下、庭の片隅に置いていた6鉢中2鉢でビッシリと花を咲かせている。 これでは一粒で三度おいしい子だ。
 
 枯らすことなくうまく育て、きのこの少ない冬にまた子嚢菌の姿を見たいもの。
 しっかり、水遣りしないと。



 2010年07月24日 酷暑・熱帯夜続き 盛夏の河内のきのこ
 梅雨明け以来一滴の雨もない。猛暑日・熱帯夜続きで人間はバテ気味だが、盛夏のきのこであるベニタケ、テングタケ、イグチの仲間は地中の水分を必死で集めきのこを作り出している。梅雨の雨の中で出たきのこは朽ち果て、今出ているきのこは水ぶくれのものは無く比較的良好な状態のものが多い。ただ、この日照り続きでは、もう限界か?大きく育つことなく、乾燥標本状態になってしまいそうだ。

淡いピンクの花が 心に優しい
なでしこの花
可愛い!思わず見とれていた
ヤグラタケ 家主はクロハツモドキのようだ
クロハツモドキの群れが目立つ クロハツモドキ 
クロハツモドキ 担子器 クロハツモドキ シスチジア
クロハツモドキ 若いきのこ 断面 少し赤くなる → 20分後 黒くなっている
翼付きのトゲトゲの胞子 クサハツモドキ 
クサハツモドキ 担子器 クサハツモドキ シスチジア
チチタケ 少しバテ気味? チチタケ 胞子
チチタケ 担子器 大きな胞子をつけている チチタケ 厚膜のシスチジア
比較的上品なシロオニタケ シロオニタケ 胞子
シロオニタケ 担子器 テングタケ
私の散策エリアではイボテングタケはほとんど無い
コテングタケモドキ 網を強調するかのような姿
キアミアシイグチ 
キアミアシイグチ 胞子 キアミアシイグチ 担子器 
キアミアシイグチ シスチジア  結構素敵なプロポーション キイロイグチ
ベニイグチ
虫食いのものを避けて持ち帰るが
これでは若すぎる 胞子が落ちない
クリイロイグチだろう
結構歯ざわりがよく 苦味は無い
ブドウニガイグチだろう
ジワーッと苦味が口に広がる
ヤマドリタケモドキ
ボタンイボタケ ボタンイボタケ 胞子もイボイボ
ボタンイボタケ 担子器 盛夏が好きなのか?暑い日によく見る
ベニウスタケ
ベニウスタケ  ベニウスタケ 胞子
ベニウスタケ 担子器 目盛はmm ヒメテングノメシガイ
ナナフシテングノメシガイ (’11.12訂正)
ヒメテングノメシガイ
ナナフシテングノメシガイ 胞子8室 
ヒメテングノメシガイ
ナナフシテングノメシガイ 子嚢
胞子が一つ今飛び出そうとしている
ヒメテングノメシガイ
ナナフシテングノメシガイ 
側糸
ヒメテングノメシガイ
ナナフシテングノメシガイ 子嚢・側糸先端部分 



 2010年07月23日 

 --- 東大阪市のYmさんよりメールをいただきました ---

 
 「 
やっとOさんが現れ、急ににぎやかになってきました。
  
 ちょっと心配していましたよ。
                         
  テングタケの仲間たち、おチビさんが可愛いですね。


 --- 降る雨の水分でなく地中の水分を必死に集めて、顔をだしたきのこのこ! 本当に汚れ一つ無く、無傷で美しいものですね (simo)



 2010年07月22日 ""今年も出ました 怪獣の卵ちゃん"" 
--- 久々に、Oさんよりメールをいただきました ---

 「 皆さんご無沙汰しております。野のキノコとサブカルチャーのキノコの両輪で走り回っておりました♪
 野を駆け回って写真を纏めてmixiとブログに少しアップしたら力尽きるといった状態を繰り返していたら、なかなかこちらに報告が・・・(=д=;)
 仕事で卵茸ツアーにも火炎茸探訪も参加出来ず残念です・・・。 先週まで猪口・天狗・紅茸と愉しくキノコ達にまみれていましたが、このところの晴れを見ていると去年のカラカラが頭を過ぎってしまいます・・・が、まぁ幾分降っているので・・・と希望的観測。
 っと、挨拶はこの辺にして、散策報告を♪
 先週(
16日)に、去年も今頃には・・・と目算をつけて、定点観察地になりつつある場所へ。大雨から二日のカラカラで暑さが厳しくなった頃でしたが、今年も出ててくれました♪浜臭木卵茸!おっと、まだ(仮)のままか。 去年が当たり年だったか凄まじい群生でしたが、今年はポツポツと・・・サイズも少し小ぶり。といっても、このとおり、卵の段階で採取した実測で縦11cm幅8cm、袋の一番外の幕が厚さ1cm超と立派。成菌も傘の条線と二枚に見える鍔、そして懐かしい臭木の香り。 (実家(和歌山)では昔から臭木を食べているので)
 このカラカラで次の発生が厳しそうではありますが、今年も状態の良い子に会いたいところです。
 っと、火焔茸ですが18日の段階でポイントを絞って探したところ、こんな美形が出ていました。他にも数固体。ブログの方に大きな写真をアップしてますので、暇な方はどうぞ♪ mixiの方はもっと茸に塗れ倒しております♪」
これは どう見てもハマクサギタマゴタケですね---simo
私は、柄のササクレ状況でしか
区別できないが  ?いずれにしても猛毒だが(simo)
触るだけでもダメという意味では現時点では日本唯一のやっかいな奴
顕微鏡で覗いていた方も不具合があったとも聞きます
濃密なお付き合いは慎重にですね(simo)
イッポンシメジ属 アオエノモミウラタケと胞子など諸特徴が合致すると思うが(simo)


 2010年07月22日 ""きのこ食べた"" 
 --- 三重県のきのこに恋する乙女=Suさんよりメールをいただきました---
先週の和歌山タマゴタケツアーのこと
 「 ツアー大変お世話になり、ありがとうございました。桃ジュースも美味しかったし、楽しい一日でした。
 あこがれのたまごたけ、貴重なのにあつかましく頂いたので、、、ワクワクで家に帰りました。 Azさんが、色んな事を教えてくださったので、おすましにしようか。。。と悩んで、結局手軽にフライパンで焼いて食べることにしました。 こんがり焼くと、赤い色が少し落ちてしまいましたが、とっても、、、美味しかったです!!
 山の中で会って、写真も沢山撮らせてもらい、お腹に入ってもらって、たまごたけでいっぱいの一日でした。。 ありがとうございました!!」 
 
---可愛い乙女のお腹に入ってタマゴタケも満足でしょうね。(simo)

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***2010年07月22 佐用町のひまわり 灼熱の炎天下のひまわり
 津山に住む義父の様子を見に出かけ、途中下車で兵庫の作用町のひまわり畑へ。
暑い夏、晴れ渡る青空のとでみてこそ
とは思うが、木陰が恋しい。
これだけ急激な梅雨明け、猛暑続きでは身体が猛暑モードになりきらない。
きのこ探しのコースは適当に緑陰があるが、ここは陽を遮るものはない。

 昨年の夏はこのあたりでは、水害の復旧のためのトラックが行きかっていたが
今年は、平日だというのに観光バス、マイカーがかなり来ている

村々で植えつけの季節をずらすなどして長期に渡り観光客を迎えてくれる。



 2010年07月20日 "連休のきのこ" --- 泉州のSuさんよりメールをいただきました ---
 「 18日、歩き出したすぐきのこが有ったので今日も幸先ええな〜。
 ところが、全然きのこが無い!テングもイグチも見当たらない! 入れ替わり時期?テングは白いイボイボが付いた種類ばかり。 アシグロホウライタケの500円玉サイズのものが有った。 帰りに見つけたクロハツ?の足の太さに圧巻! 次の所に行こうと思ったら、カメラのバッテリー切れでかえる。
 19日、またきのこ無さそうな感じ。
 斜面の水が流れた後の枯れ葉の下にキカラハツ?がグダグダに成ってた。 奥にプロポーション抜群のシロオニタケが。 奥の方でホウキタケ系?セイタカイグチ、株に成った小さなイグチ? その他ポロポロ。 途中で見たアイタケらしい残骸が気になって、見た事無いので見たくて何時もの所へ探しに行ったら、一つだけ有った。 ついでに、去年食べ損なったアカジコウが有ったのでお土産に」
タマシロオニタケ クロハツ
シロオニタケ ホウキタケ系
セイタカイグチ イグチ系
ミキイロウスタケ アイタケ



 2010年07月19日 病的・・・散策 河内のきのこ
 この青空続きでは、朝早く起きなくては・・・と思うものの、連日の遠出t寝不足でダウン気味。一度は起きるが、座椅子に座ると思わず寝てしまっている。やっと目覚めると陽は高い。それでも、河内のきのこにご挨拶しないと・・・出かける。期待に反して、美男・美女きのこは殆ど見当たらない。
 のどが乾きリュックを開けるがペットボトルを家に忘れてきている。 さすがにこれは危険。注意信号だ、さっさと退散。
私の好きな花 ネジバナが可愛い 仲良いことは、いいですね!
ヤマドリタケモドキ
仲良いことは、いいですね!
コテングタケモドキ
落葉の降り積もるところ
ナカグロモリノカサがドッサリ
キイロアセタケ
肉眼ですぐ分かる 数少ない アセタケ属
 私には!
キイロアセタケ 胞子
キイロアセタケ シスチジア このサイズでも
猛毒のフクロツルタケ?
図鑑のサイズは傘径5〜8cmだが
この場所では毎年 せいぜい3cmほどのものばかり
この傘表面、ツボ、ツバの感じはフクロツルタケだが??
フクロツルタケ? 胞子
フクロツルタケ? 担子器  猛毒 ドクツルタケ
ドクツルタケ 胞子 ドクツルタケ 担子器
松の腐朽木 ニイニイゼミ?抜け殻
ごめんなさい!被写体はその足元
変形菌 アミホコリ属だと思うが
調べる元気が無い
アミホコリ属 拡大
顕微鏡で見るが
網の中は 胞子で満タン
・・・そうそう変形菌のTnさんが、胞子は吹き飛ばす
といっていたのを思い出す
胞子を吹き飛ばすと
球状の網目が少し鮮明に
・・・後でストローで吹くといっていたのを思いだす
ア-あ かなり 疲れている
更に倍率UP 更に倍率UP 網目の拡大 胞子も何とか見える



 2010年07月18日 今日の箕面のきのこたち 
 --- どちらを見てもアンズタケ・・・

 昨日梅雨が明けた途端に抜けるような青空で外は暑い。昨日は和歌山の観察会で記録の整理で深夜までかかり、今日は箕面の観察会。さすがにこたえる。おまけに早朝用事があり、現地に着いたのは集合2時間前。
 朝は一人で探すが、久しぶりの箕面の森も降り続いた雨が異常に多かったのか、期待が大きかったからか消化不良。
 集合時間にはこの暑い中、予想を上回る参加者だ。小学生連れの家族が多い。さすが数は力です。低い目線で小さなきのこも探し出し、引っこ抜いて持ってきてくれる。生えている姿を見せてほしいとお願いすると、今度はまたそれはそれで忙しい。さすがに夏のキノコの季節だ。カラフルな色合いのきのこが目を楽しませてくれた。
全コース アンズタケ 踊りだしたくなるような素敵なきのこ
菌友Tnさんが見つけたもの
ハナガサイグチ
クヌギタケ属のきのこでよく見かける
タケハリカビ 家主はフウセンタケ属のきのこだろうが ???

---- 大阪市立自然史博物館の佐久間学芸員のTwitterでは、
キンチャフウセンタケ節だとおもう。北陸図鑑に載るサビチャが近いかな?」とある
私は、タケハリカビに感激して現物を持ち帰らなかったので・・・
それにしても、あまりなじみのない顔だ(100719追記)

白く巨大なタマゴ ??
ツバ・ツボが二重なら、ハマクサギタマゴタケだがかなり傷んでいて一重にしか見えない・・・?
昨日の和歌山では白・黄・空色はあったが
この赤には出逢っていなかった

アカイボカサタケ
短いスカートで踊っているように見える
マクキヌガサタケ
一人で探し20分ご皆を連れて行くと採られている
幼菌ばかりが目に付き成菌は傷んだものばかり
キクバナイグチ
キクバナイグチ 縞々の胞子
キクバナイグチ 担子器 キクバナイグチ シスチジア
鮮やかなオレンジのチチタケ ベニタケ属は傷んだものが多い中
何故かアイタケは無傷なものが多かった
それとこの独特な傘
カレバハツ 
カレバハツ 胞子 カレバハツ 担子器 
カレバハツ 縁シスチジア カレバハツ 側シスチジア 
ウラムラサキ
本当はもっと綺麗なんだけど
コテングタケモドキ
コテングタケモドキ 胞子 コテングタケモドキ 担子器



 2010年07月12日 
   
"山はきのこ満開です" U
  
 --- 泉州のSuさんよりメールをいただきました ---

 「先日の白い幼菌が気になって、仕事が終わってからちょっと見に。丁度見頃に開いてました。キウロコテングタケかな?
 近くに黄色の目立つきのこ。キイロアセタケ?
 シロタマゴテングタケ?と思ったら、ドクツルタケみたい。
 イグチ系が殆ど無くなった所に、幼菌が・・・」

    ( ドクツルタケ →)
 
キウロコテングタケ?
キイロアセタケ イグチの仲間



 2010年07月11日 今日の河内のきのこたち ---大きなものから小さなものまで・・・
 今日は高槻市で観察会の予定だったが雨天中止。怪しい天気予報で気になりつつ眠っていると何度も目覚める。外に出ると雨は降っていないし、それほど雲も厚くない。中止だがやってやれないことはなかったのではと思いつつ近所の丘陵の観察ポイント巡り。
 ビッグサイズのアカヤマドリ、コテングタケモドキなどが最盛期を迎えている。雨にすぐ反応する小さな小さなホウライタケの仲間なども苔の間で可愛い姿を見せてくれる。傷みの早いベニタケの仲間だが、無傷で美しいアイタケ。素敵なバランスの色合いにはウットリする。
 そうそうアミガサタケもキット出ている筈とキヌガサタケのポイントへ。竹やぶに近づくとアノ特有の香り(匂い)がする。どう見ても荒れ果てたゴミだらけの竹やぶの奥のほうにある。クモの糸を顔にかけながら竹やぶを進む。途端に大きな雨粒が落ち始める。ここのキヌガサタケの写真を撮るとき、いつも激しい雨に出くわしている。
 クモ、蚊、蒸し暑さ、雨・・・きのこ探しも楽じゃない。それでも懲りずに素敵な出逢いを求めてさまよっているんだけど。
 


これでも若干拡大
薄い膜状のカサ
よく見るが ???
豪雨の中の女王様 キヌガサタケ
ジャンボサイズのアカヤマドリ
虫が殆ど入っていない ラッキー
アカヤマドリ 胞子
アカヤマドリ 担子器 妙な色合いのキヒダタケだと思ったが・・・
キヒダタケだと思ったが・・・ アカヤマドリに似た胞子
ダをよく見ると激しい青変
イロガワリキヒダタケだったのだ
イロガワリキヒダタケ 担子器
イロガワリキヒダタケ シスチジジア キクバナイグチの群生
雨が似合う スジオチバタケ トガリベニヤマタケの仲間?
こういう可愛い子がいるから 雨にも負けず・・・
ウコンハツ ヒビワレシロハツだろう
ヒビワレシロハツだろう 胞子 ヒビワレシロハツだろう 担子器・シスチジジア
クロチチダマシ クロチチダマシ 胞子
クロチチダマシ 担子器 アイタケの幼菌
素晴らしい色合いだ
殆ど無傷のアイタケ
15cmのものさしでは足らない
これでも コテングタケモドキ
ツバは雨で流れているが触ると赤変
ガンタケのようだ
お皿の上は雨が溜まっている
一番雨の激しい時に撮り ピントがさっぱり
とても綺麗なテングタケだったのに
テングタケ 胞子 テングタケ 担子器 
見頃のアンズタケの群れ アンズタケ 胞子
キアシグロタケ キアシグロタケ 胞子



 2010年07月10日 "奈良公園の一角で"
 
     --- 奈良市にお住まいのDさんよりメールをいただきました ---
 「数日前のS(大阪)さんのメール「……ボコボコ生えている」を読んで、足の踏み場も無いほどのキノコの群生を想像し、添付されている沢山の写真を見ると、いやが上にも「キノコ心」がむくむくと目を覚ましました。
 数日前のことですが、毎年キタマゴタケが顔を出す奈良公園の指定席に行って見ると、今年もチャンと待っていました……2年前にこれを食べたのですが、大変に美味しい汁が作れました。 今年は3個有りましたが、1個は朽ちかけ、1個は子供、残る年頃の美しいのは採るに忍びなく、そのままにしておきました。  その周囲にはいろいろなキノコが文字通りボコボコ生えているのだが、私の知識では手に負えない。  山渓の小型図鑑と照合しながら私なりに得た結論はキヒダタケ、コウジタケ、アリノタイマツ、キソウメンタケ、ヒメカタショウロ、等でした。
 今日の土曜日は休みで、午後は散歩がてらに奈良公園の中禰宜(ナカネギ)の道を歩いてみました……ここは昨年の8月2日の「奈良公園番外編」で歩いたところです。  Aさんは泉州(南河内だったのでは---simo)の定点観察をされていると聞きましたが、私は数分も歩けば春日の森に到着できるので、奈良公園の定点観察が可能です……Aさんの真似をしてみようかな?と思い始めています。
 今日、この道を歩いてヤマドリタケを探してみました……昨年夏の番外編の時にOさんがそれを見付けた辺りを探したら、ドロドロに溶け、太い柱だけがしっかりした、それらしき物を見付けました。それは沢山の胞子をまき散らし、大仕事をした最期の姿なのででしょう。この周辺で確認できたのはカレバキツネタケの群生、ミミナミハタケ、ミドリニガリイグチ、などでした。
 汗びっしょりで行きつけの喫茶店に飛び込むと「散歩でしたか?」とママが聞く。「ええー、キノコの観察も……」「キノコなら、この庭にも生えていますよ!」とママに案内されたのは、粘土を突き固めた土塀から斜めに立ち上がって生えている数個のアワタケでした。粘土の中にどれほどの栄養があったのか?アワタケは何を食べて成長したのか?不思議に思いました。」
 ・・・ 熱い季節ですから無理をなさらないでくださいね。(simo)
 



 2010年07月10日
" 今日の大阪 街のきのこ "
 
大阪自然史博物館の”街のきのこ”観察会のお手伝い。その前に何かいいものはないかと途中の公園を覗くが大型きのこには殆ど出逢えず。昨日の雨で芽生えたヒトヨタケの仲間は林立している。その後、父の施設を訪ね様子を見てから、観察会へ。
 ベニタケ属、ハラタケ属、テングタケ属のきのこは傷みが激しくあまりよい被写体はいない。いても子供達の手が先に伸びてなかなかうまく撮れないが。
 長居名物のオオシロカラカサタケも大きなものは蹴飛ばされバラバラ。それでも何とか可愛い幼菌がポツリポツリ。何故かアセタケ属のきのこが多い。オニフスベが出ているがダンゴ虫の虫食い穴がたくさんある小振りなもの。
 雨が降れば蒸し暑く、晴れると日盛りを歩くとすぐにダウンしそう。雨が多く夏の晴れに順応仕切れていないのか?
(写真は長居公園のツマミタケ)
 
ヒトヨタケ属01 堺市 ヒトヨタケ属01 胞子
ヒトヨタケ属02 堺市 ヒトヨタケ属02 胞子
ヒトヨタケ属03 堺市 ヒトヨタケ03 胞子
長居名物 オオシロカラカサタケ しかし、家に帰ると我家の庭でもまたまたこれが出ている
何故か今日はアセタケ属花盛り 長居 虫食い穴だらけのオニフスベ 長居



 2010年07月10日 "真夜中のきのこ"
 
     --- 大阪南港のニュータウンできのこ観察を続けておられるKmさんよりメールをいただきました ---
 「7月に入って、寝不足の日が続きます。7月4日、南港で初めてシロハツを発見。 15センチくらいのが北側の土手に大物が群生してました。 小さいのを採取して夜中に絵を描き、まず柄の白さに感動。ひだの美しさにも感動。 柄の付け根がほのかに青いことを発見して感動。 あとで調べると、
シロハツとわかりました。
 7月6日、3年越しで、ついに
クロハツの幼菌を観察することに成功。いつもぼろぼろになったやつを見つけては、気づくのが遅かったとがっかりしていたのです。15センチほどの太いクロハツを1本見つけた時は、今度こそ見つけられると確信。深い落ち葉を注意深く見回し、ここが怪しいと思うところをそっと掘ってみました。まんじゅう型でまだ虫に食われていない幼菌。白いのですね。ひだも白い。ずっしり重い。夜には傘は灰色になり、ひだはきれいな肌色に。半分に切って色の変化も観察しました。 ベランダに置いておくと1日で黒くなります。2日で真っ黒です。 次の日も幼菌を採ってひだを観察したら、連結しているのがわかりました。こういうことか!
 で、カワリハツなどのひだもよく見ると、ところどころ連結しているのです! クロハツのおかげで、説明に、ひだの連結と書いてあることが理解できたわけです。(初歩的なことなんでしょうが、理解できたのはうれしいです。)
 そして、今日(正確には昨日)の夕方遅く、
クロハツモドキかと思われるきのこをゲット。2年前に、気になるきのこが生えた場所の近くで。
昨日は気が付かなかったので、今日の雨で出てきたのか?とも思いました。雨にぬれて1本は15センチくらいのじょうご型。横にまんじゅう型の幼菌。7時前だったので暗くて写真にとれないので、フラッシュを使いました。またもや夜遅く、ひだから飛び出すきのこ虫をつぶしながら見つめました。ひだと柄にツメで傷をつけると、赤くならずに、2分後くらいからだんだん黒ずんできます。ひだは超密です。ひだがところどころ黒いのは、採ったときからでした。雨粒の跳ね返りが当たったのではないかと考えます。傘の端が黒いのは入れた封筒に当たったせいでしょう。 観察画を描いた後で、半分に切り色の変化を確認。やはり赤くなりませんでした。傘の上の方と、柄の下の方からゆっくり黒くなりはじめ、15分くらいで濃い灰色に。 「新菌類図鑑」p48によると、いくつか種類があるようです。
 去年は、かごたけ騒動でしたが、今年はシロハツクロハツに振り回されているのです。 もちろん他にもいっぱい描いておりますので、けっこう疲れています。 きのこは時間を食うシロモノですね。」
 
写真でも柄の付け根の淡いブルーが見えますね(simo)
・・・「真夜中のきのこ」の見出しを見て、もしやシイノトモシビタケでは?!と思ったのですが、Kmさんの観察画だったのですね。それにしても、すごい観察力ですね、見習わないと。しかし横着者の私では無理かな。私は文字を追うのが億劫でつい写真や図鑑の絵ばかり眺めて貴重な文字情報を見落としてばかりしています。・・・
 そうそう、Kmさんが深夜に観察して描かれている頃。私も木彫りできのこもどきを彫っています。アカダマキヌガサタケ、キヌガサタケを彫りわけ裏側のネットの網目らしきものも彫ってみました。今、お気に入りはコガネキヌカラカサタケ。 Kmさんが有意義な観察をされているのに対し、こちらはお遊びですが。深刻なきのこ中毒です。まあ、一病息災ですか。(simo)
 




 2010年07月10日 "山はきのこ満開です"
 
     --- 泉州のSuさんよりメールをいただきました ---
 ・・・「
水曜日、休みのはずが研修で・・・ でも、ちょっと早く終わったので夕方ちょろっと・・・ ちょっと白いテングやな〜と思って写真撮って帰って見たら、コシロオニタケ? 秋にこの辺でイチョウタケ生えてたよな〜て振り返って見たら、生えてた。 斜面の上の方〜で白い何かが・・・気になるので登ってみたら、傘径25cm位のウスキモリノカサが倒れてた。それにしてもデカイ! 道端に黄色いきれいな色のきのこ、ウコンハツ? おぉっ!ドクツルタケと思って写真を家で見てたら、シロタマゴテングタケ?」
 
コシロオニタケ? ウコンハツ
イチョウタケ? シロタマゴテングタケ
 「木曜日

 代休で最近行ってない所へ。 目立ったきのこは無い!やっぱり此処は無いか? 
 でも今日は目が冴えてる?小さいきのこがどんどん目に入って来る。 最近デカイきのこばかり見て小さいきのこをスルーしてたのに。
  きのこの少ない檜林なのに此処だけ色々生えてる。 帰り道でマツの立ち枯れから、きれいなフサヒメホウキタケが生えてた。
 で、調子に乗って違う斜面を登ったら、うす〜いムラサキの柄のきのこ。 もう一つ朱色?のイグチ誰?。」   
キソウメンタケ?
ニワタケ ハリガネオチバタケ
カレキノホウキタケ(仮)? フサヒメホウキタケ
 可愛い子だが(simo)



 2010年07月8日 
   
 --- 奈良市のInさんよりメールをいただきました ---(7月7日)
 「・・・いつも奈良の山をうろうろしていますが、今日も雨が降るのに飯高の局が岳へ行ってきました。アカヤマドリが沢山出ていました。傘の開いてしまった30cmぐらいの大きさのもアカヤマドリでしょうか? ノウタケも沢山出ていました。キノコ初心者の私には訳のわからないキノコがいっぱいありました。大型のキノコのみ少し写真添付させて頂きました。・・・」 
     --- 泉州のSuさんよりメールをいただきました ---
 ・・・「マンネンタケが気になって、その後を見に。 歩き出してすぐに、テングのお出迎え。 端の落ち葉の下に、ヤマドリタケモドキ?
後で良く見ると、足に網が無い!傘の裏が白いのでヤマドリタケモドキかと。 大小色んなイグチ系のきのこがいっぱい! ベニタケ系のきのこもいっぱ〜い! テングタケ系もいっぱ〜い!  傘径20cmぐらいのきのこがボコボコ生えてる!
 で、帰りに何時もの所へ。 こっちはちょっと少ない? 冬にキヒラタケが生えてたきにまた、黄色いきのこが生えてるから、いまごろ?キヒラタケ?と思ったら、サケバタケ? デッカイきのこは少ないけど、ツルタケ系、中型イグチ系その他いろいろ。 何時も気になる所を見に行くと、アカヤマドリが・・・一足遅かったか・・溶け始めてる。残念!上まで登ったら、木の根元にハナビラタケが。 こんな所で会えるとは。」    

Iさんの写真  ハイカグラテングタケだろうか?(simo) Iさんの写真 ノウタケ
Iさんの写真  アカヤマドリ Iさんの写真 アカヤマドリ
Iさんの写真  アカヤマドリ
小さいのはヘビキノコモドキだろうか?(simo)
Suさんの写真 
Suさんの写真  Suさんの写真  
Suさんの写真   Suさんの写真  オオツルタケ?
Suさんの写真  チジレタケ? Suさんの写真 シワチャヤマイグチ? 
Suさんの写真  テングツルタケ Suさんの写真 ハナビラタケ 



 2010年07月5日 ”遅ればせながら
   先日持ち帰ったアカダマキヌガサダケのレポートです

 --- 奈良市のMtさんよりメールをいただきました ---
 「お土産に持ち帰った「たまご」ですが、1つは帰りの道中で成長し始めてしまったようで既に5cmくらいに伸びておりました。 慌てて取り出してその後成長したのがphoto1です。 グレバとたまごが取れているのは…もちろんこの後は食材となったからです。 湯通しして輪切りにしたキヌガサダケを??といっしょにたまごスープに。 シャキシャキというかコリコリというか何とも不思議な食感でした。 これが中華3大高級食材と呼ばれるのかぁと思いながら頂きました。
 photo2は翌朝仕事に出掛けるときに顔を出したキヌガサダケです。 帰ってきたらphoto3の状態になってました。 気温が高く水分が足りなくてレースが乾燥しています。 それに何故だかグレバがコロンと落っこちてました。 途中の成長ぶりを観察することが出来ず残念でしたが、家族みんなで貴重なキノコを見て味わうことが出来て良かったです。
 Sさんのご提案通り、グレバを放り込んだジョウロで近くの竹やぶに水をまいてきました。どうぞ来年はそこでアカダマキヌガサダケが見れますように。」       (
Photo1→)
Photo2 Photo2
--- 東大阪市のYmさんよりメールをいただきました ---
「Mtさん
 ”アカダマキヌガサタケ”の可哀そうなお姿、涙が出ましたよ。 しかし、最後に近くの竹林で供養されたのでま、いいか。
  ”ミミフサタケ”  去年は小さな一株でしたが、今年は大きな五株に増殖していました。
  ”ハナビラタケ”  さあ、何年ぶりでしょうか。 久しぶりにお会いできました。
ミミフサタケ ハナビラタケ



 2010年07月3日 逢いたいキノコが一杯 身体がいくつあっても・・・
 朝早く目ざめると雨はあがっている。何時降ってもおかしくないような雲だが、先日和歌山の菌友Asさんが和歌山のタマゴタケが出ているよと知らせてくれたもので、思い切り和歌山へ。タマゴタケ以外でも歩いていると色々目に付くが、地元南河内のキノコたちにも逢ってやらないと・・・。早々に切り上げ、河内の観察ポイントを駆け足で回る。
 夏キノコのシーズンですね。ベニタケは雨で傷んだものが多いがテングタケ、イグチの仲間など大型キノコがどっと出現。それでも、シロコナカブリやハナオチバタケなどの可愛いキノコに思わず見とれてしまう。いいじゃないですか、無いものねだりらしいので。
 

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 タマゴタケの森  
何度逢っても感激の美しさ
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雨が汚れを落とし 見事な色合いのカサが 場所取りで負けた奥の子が可哀想
赤いカサがチラッ  アイタケ 幼菌
シロイボカサタケ 雨上がりで美しい シロイボカサタケ 胞子
シロイボカサタケ 担子器 アカイボカサタケ
アカイボカサタケ 胞子 アカイボカサタケ シスチジア
アカイボカサタケ 担子器  テングタケ 幼菌
テングタケ ヘビキノコモドキ 整列
アカヤマドリ ニセキンカクアカビョウタケ
本当に小さな鋲が並んでいる
ニセキンカクアカビョウタケ 胞子 ニセキンカクアカビョウタケ 子嚢・側糸
コオニイグチ 法面の条件の悪いところで
必死に生きている
コオニイグチ 胞子
コオニイグチ 担子器 コオニイグチ シスチジア 
キカイガラタケ ヤマドリタケモドキ
ヤマドリタケモドキ 胞子 ヤマドリタケモドキ 担子器
タマゴテングタケモドキ ミヤマベニイグチ
カサの紅 管孔の黄色のコントラストが素敵だ
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 駆け足で回った 河内のキノコ  

大型キノコの季節だが
やはり小さな可愛い奴につかまる

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シロコナカブリ シロコナカブリ 胞子
シロコナカブリ 小さなイボイボが縁シスチジア
大きなものは傘シスチジア
傘シスチジアはトゲトゲとイボイボの二種ある
毎年気になっている子
Entoloma sp.だが、
サクラウラベニタケに似ていいるが
Entoloma sp.
Entoloma sp. 胞子 Entoloma sp. 担子器
Entoloma sp. シスチジア ハナオチバタケもオシャレだ
ハナオチバタケ 胞子 ハナオチバタケ 担子器
ハナオチバタケ 傘シスチジア ハナオチバタケ 縁シスチジア
ハッとする美しさに目が行く
柄が意外としっかりとしている
ミヤマホウライタケだろうか
ミヤマホウライタケ? 胞子
ミヤマホウライタケ? 担子器 ミヤマホウライタケ? シスチジア
ツノフノリタケだろう ツノフノリタケ 胞子
ツノフノリタケ 二股状の担子器 ズキンタケ
ズキンタケ 胞子 ズキンタケ 子嚢・側糸
この透明感がたまらない
シロキクラゲ
シロキクラゲ 胞子
やっと大型キノコにも目が行く
コテングタケモドキの兄弟
抜群のプロポーションだ
猛毒のフクロツルタケたくさん行列している
ネムノキが夏キノコを呼ぶのか?
夏きのこがネムノキを呼ぶのか?
ホオベニシロアシイグチ
脚は網目紋様
黄色はキアミアシイグチなのだが
キイロイグチ
まだベールが胞子を守っている
ヒロヒダタケ
図鑑により写真のムードに大きな幅がある
確かにヒダは広い2cm近い幅だ
ヒロヒダタケ ヒロヒダタケ 胞子
ヒロヒダタケ 担子器 ヒロヒダタケ シスチジア



 2010年07月3日 雨にも負けず きのこ 求めて
 大阪の自然史博物館の来週の観察会の下見で植物園を歩くが土砂降り。キノコらしいものは少ない。芝生に小さなカサが並んでいる。これは目立つ。来週は子供達に「これなんですか?」て聞かれるのだろうが、私の記憶には登場しない・・・。柄を見るととても強靭でありオオホウライタケに似ている。ホウライタケの仲間だろうか。午後用事があり途中で退席。植物園のハスだけ眺めて帰る。咲き始めといったところかな。
 用事を早々と済ませると、雲は厚いが雨は殆どあがっている。このまま帰るのももったいない。結局寄り道して堺でキノコ散策。雨が多く水分には不足は無いはずだがキノコは少ない。まあ、少しの雨の止み間にしては上等上等。
雨に濡れたハスも魅力的 パラシュートプランツ 植物園 温室
ホウライタケ属? ホウライタケ属? 胞子
ホウライタケ属? 担子器 マンネンタケ
美しい オキナタケ 幼菌たち オキナタケ 翁っぽい
シワナシキオキナタケ 幼 青 老 ヒメヒガサヒトヨタケの親戚?
アカチャイヌシメジだろうか? アカチャイヌシメジだろうか? 胞子 
アカチャイヌシメジだろうか? 担子器 ナカグロモリノカサに似るが
 ハラタケモドキのようだ
ハラタケモドキ 胞子 ハラタケモドキ 担子器



 2010年07月2日 " 伊勢神宮のきのこ  "
 --- 泉州のSuさんよりメールをいただきました ---
昨日、伊勢神宮に行ってきました。きのこ探しじゃないよ! でも、歩きつつ探してしまう。1つ見つけてしまうと、きのこ目のスイッチが・・・
アメリカウラベニイロガワリが沢山生えてたがイマイチな写真ばかりで・・・ 結構いろんなのが有りました。」
 --- 東大阪のYmさんからは「厳粛なところだけにきのこも控えめに、ミニチュア版が多いのでしょうか。 可愛いですね。
と・・・
シロソウメンタケ? シロヤリタケ?
シロヒメホウキタケ?



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