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2010年 観察日誌    
   '10.07.17 第6回 特別篇 和歌山県北のきのこ観察会

 異常な降水量の梅雨。本当に異常で済まされるのでしょうか?これが普通の状態になってきているのかもしれません。梅雨が明けると夕立すらない乾季がやってくるのでしょうか?
 雨量は充分すぎるほど、そして今日は梅雨明け。抜けるような青空が目にしみる。曇り・雨天になれた身体にはこたえるサンサンと輝く太陽に恵まれた?観察会。本当は曇り空のほうが歩きやすいが、それは贅沢。10名での観察会。
 期待のタマゴタケはAさんいわく「中学生くらい」の可愛い子が姿を見せてくれる。それよりもジャンボサイズの無傷のキタマゴタケがウットリとする魅力だ。
 あれだけ雨が降ると地中の菌糸もおぼれてしまっているのか?期待の姿とは違う山の様子だったように思う。テングタケ、イグチ、ベニタケの仲間は雨に解けたもの、真っ白にカビにやられたものが多い。雨で傷んだクロハツはまるでヤグラタケのユリカゴかのような様子でヤグラタケ街道状態。「小さいきのこは今日はパス」といっていたのだが、Aさんのメモを見ると60種を超えるきのこがメモられている。これ以上、真面目に見ていると今日中に帰ることが出来ないくらい。
途中の道の駅で休憩に桃を食べ、帰りはメッケモン市場で桃ジュースを飲んで、モモの買出し・・・。贅沢な一日、暑い中参加された皆さんお疲れさまでした。

☆☆☆☆ 何とかタマゴタケとご対面
無傷のジャンボサイズのキタマゴタケ
真紅のタマゴタケ  タマゴタケ 胞子
タマゴタケ 担子器 今日の美少年 ベニヒダタケ
☆ 猛毒きのこもしっかりと・・・&&&
フクロツルタケ ドクツルタケ
クロハツの傷んだものは
ヤグラタケのユリカゴ
ヤグラタケ 小さい胞子
大きな厚膜胞子
何ともいえない 愛らしさ
傷んだベニタケばかりの中
アイタケだけ新鮮な姿のものが並ぶ
アイタケ 胞子
アイタケ 担子器 ヒロハチチタケ
今日の梅雨明けの空のような
ソライロタケ
ソライロタケ 胞子
ソライロタケ 担子器 カビに侵され真っ白なイグチが多い中
網タイツのクッキリと美しいキアミアシイグチ
傘の紅、管孔の黄色の見事なコントラスト
抜群のプロポーションのミヤマベニイグチ
ミヤマベニイグチ 胞子
ミヤマベニイグチ 担子器 ミヤマベニイグチ シスチジア
ソライロタケに負けじと美しいキイボカサタケ
ここの山のキイボカサタケはジャンボサイズだ
上品な姿の ナガエノチャワンタケ
雨上がりのきのこ
ツノマタタケも元気だ
カレエダタケモドキもいたるところに
このサイズ アリノタイマツだろ アリノタイマツ 胞子
アリノタイマツ 担子器 傘径2cm足らず
姿はヘビキノコモドキに酷似 ???
ミニ版?ヘビキノコモドキ風 胞子 ミニ版?ヘビキノコモドキ風 担子器

第1回 3月27日(土)  南河内のきのこ観察会 
第2回 4月24日(土)  都会のきのこ観察会
第3回 5月23日(日)  生駒山きのこ観察会
第4回 5月29日-30日 絶好の行楽日和 南紀の暗闇のキノコ
第5回 6月26日(土)  橿原市のきのこ観察会
第6回 7月17日(土)  特別篇 和歌山県北のきのこ
第7回 7月25日(日)  伏見稲荷のきのこ観察会
第8回 9月26日(日)  生駒山のきのこ観察会
第9回 10月24日(日)  奈良公園のきのこ観察会
第10回 11月14日(日)  矢田丘陵のきのこ観察会

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