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2010年 観察日誌    
   '10.03.27 第1回 番外篇 南河内のキノコ観察会
 へんぴな場所での集合となるが、和歌山からお越しのAさんをはじめ、今日電車で+徒歩で直接来られたHさん・・・予想を上回る15人での観察会となる。
 雨が続きお天気を心配していたが、ピンポイントで素晴らしい日和。一週間ほどの寒の戻りでキノコたちが大丈夫かなと思ったが、この季節20数種のキノコのお出迎え。シロヤマ桜は早くも満開だが、ソメイヨシノなどはこのところの寒さで足踏み。それでも、 モチツツジ、ユキヤナギ、ボケ、コバノミツバツツジなどが咲き誇り、穏やかな陽射しを浴びて歩くと気持ちがいい。
 アミガサタケは先週の下見で残したものが無残に切り口のみ。どなたか昨日か今日に収穫したところだ。それでも、幾つかの取り残しと別のポイントで見つける。 
 様子の違うアミガサタケの可愛い幼菌が並ぶ。「都会のきのこ図鑑」(八坂書房)をみると「本種の傘の畝は白く、くぼみが濃褐色」とある。チャアミガサタケだろう。何ともいえない可愛らしさで、殆どの子は変なところに横向きで生えている。もっとも、トガリアミガサタケも石垣の隙間とか変なところがすきですから・・・。
 モクレン、コブシなどの樹下の小さなチャワンタケ。少し赤みがかった感じの子はニセキンカクキン属のCiborinia garacilipesでいいだろう。ツバキキンカクチャワンタケともハンノキ属樹下のキボリア・アメンタケアとも様子が違う。

コバノミツバツツジだろうか? ウスベニイタチタケ いい色合いだ
幹に ドキットする鮮やかな朱色
コガネニカワタケだ
これも同じコガネニカワタケかと思う
美しさ
気になる黒いイッポンシメジ属 もう傘は溶け始めている ヒトヨタケ
こんな子が行列の予定だったが・・・トガリアミガサタケ
可愛い!何故か横向きに生える子が多い。白い畝とこの形状チャアミガサタケだろう
まだ幼菌(チャアミガサタケ?) 子嚢?も未熟 まだ幼菌(チャアミガサタケ?) 子嚢?も未熟
傘だけ見ているとハタケシメジと間違いそう
コザラミノシメジだ
続いた雨風で砂だらけのウラスジチャワンタケ
松の倒木のアクニオイタケ アクニオイタケ 胞子
アクニオイタケ シスチジア 
先端だけ赤く染まっている
アクニオイタケ 担子器
モクレン属樹下の子嚢菌
Ciborinia gracilipesだろう
ツバキキンカクチャワンタケ



第1回 3月27日(土)  南河内のきのこ観察会 
第2回 4月24日(土)  都会のきのこ観察会
第3回 5月23日(日)  雨の中、新緑の生駒観察会
第4回 5月29日-30日 絶好の行楽日和 南紀の暗闇のキノコ
第5回 6月26日(土)  橿原市のきのこ観察会
第6回 7月17日(土)  特別篇 和歌山県北のきのこ
第7回 7月25日(日)  伏見稲荷のきのこ観察会
第8回 9月26日(日)  生駒山のきのこ観察会
第9回 10月24日(日)  奈良公園のきのこ観察会
第10回 11月14日(日)  矢田丘陵のきのこ観察会
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