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2010年 観察日誌    
   '10.05.23 第3回 雨の中、新緑の生駒山観察会
 あいにくの雨。それでも8人の参加で歩き始める。マツオウジとカンゾウタケには逢いたいねといいながら山道へ。この季節ならではの生駒名物のナニワイバラの素晴らしい花・花のお出迎えで始まる。キンランがひっそりと咲いているが風に揺れ写真にならない。
 しばらく歩くと、マツオウジ・カンゾウタケに早速出逢う。あとはオマケの散策といった感じになる。
 さすがにハシリ梅雨の雨。異常な低温も解消され、出番を待ちかねていた夏のきのこたちが顔を見せ始めてくれている。独特の黄色味を帯びたオシャレなツバのクロコタマゴテングタケは色んなステージのものが姿を見せてくれる。柄がジェルに覆われたかのようヌナワタケ、可憐な傘が並ぶアオキオチバタケ、出始めの色鮮やかなトビゲウツボホコリ、雨が大好きなキクラゲ、シロキクラゲ属のきのこたち・・・雨ならではの素敵な逢瀬となる。
 松の倒木には微妙な色合いのマメホコリ、鮮やかなオレンジ色のトビゲウツボホコリなどの変形菌も美しい。
 ずぶ濡れ覚悟で歩き始めたものの、傘なしで歩いた時間の方が長かったかな?テントを見つけ昼食をとっているときが一番激しい降りだったこともあるが。キノコも予想をはるかに超える40種。追加で覗いた場所も、ハタケシメジは幼菌だけだが、ハルシメジはカーテンコールに応えるかのように生きのよいものが残っていた。
 
 (左上背丈10mを超えるナニワイバラ。)
☆☆ 雨に濡れた キノコたちはどれも美しく 素敵だ ☆☆
ナニワイバラの花 マツオウジ
マツオウジ カンゾウタケ
カンゾウタケ カンゾウタケ
カンゾウタケ 胞子 カンゾウタケ 担子器
クロコタマゴテングタケ クロコタマゴテングタケ
ヌナワタケ アオキオチバタケ
アオキオチバタケ コガネニカワタケ
キイロニカワタケ ハタケシメジ 幼菌
ハルシメジ トビゲウツボホコリ(変形菌)
トビゲウツボホコリ(変形菌) チャワンタケの仲間
チャワンタケの仲間 胞子 チャワンタケの仲間 子嚢・側糸
チャワンタケの仲間 子嚢・側糸 先端部 アシボソチチタケ
ヒノキオチバタケ ヒノキオチバタケ
ヒノキオチバタケ 胞子 ヒノキオチバタケ 担子器
ヒメカバイロタケ クヌギタケsp.
クヌギタケsp. クヌギタケsp. 胞子
クヌギタケsp. 担子器 クヌギタケsp. シスチジア
ニガクリタケ シロホウライタケsp.
スエヒロタケ ムジナタケ
ムジナタケ 胞子 ムジナタケ シスチジア
ヒトクチタケ ツチナメコの仲間
ツチナメコの仲間 ツチナメコの仲間 胞子
ツチナメコの仲間 担子器 ツチナメコの仲間 シスチジア


第1回 3月27日(土)  南河内のきのこ観察会 
第2回 4月24日(土)  都会のきのこ観察会
第3回 5月23日(日)  生駒山きのこ観察会
第4回 5月29日-30日 絶好の行楽日和 南紀の暗闇のキノコ
第5回 6月26日(土)  橿原市のきのこ観察会
第6回 7月17日(土)  特別篇 和歌山県北のきのこ
第7回 7月25日(日)  伏見稲荷のきのこ観察会
第8回 9月26日(日)  生駒山のきのこ観察会
第9回 10月24日(日)  奈良公園のきのこ観察会
第10回 11月14日(日)  矢田丘陵のきのこ観察会



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