Home

   



 2007年へ  2006年へ  2005年へ  2004年へ  1999年-2003年へ

 2009年へ  2008年へ

2010年 観察日誌    
   '10.05.29-30 第4回 特別番外篇 深夜の南紀で 怪しい3人組の観察会
 --- 絶好の行楽日和 きのこ観察には ---
 シイノトモシビタケ温泉×2南方熊楠記念館トレトレ市場でご馳走?&渋滞
 特別観察会=暗闇のキノコ観察会を用意するが、怪しい日程で参加は3人。雨が連日降りこの季節としては寒い日が続いていたが29日・30日は絶好の行楽日和。大阪・奈良では木曜日まで雨があったが、南紀では先週の土日以外降っていないようだ。下見に夕刻現地を歩くが倒木にアミスギタケ、松の根にイグチの仲間が見られるだけだ。
 マア絶好の行楽日和、高台から沈む夕日を眺めながら、夕食。下見の様子では今回は空振りかと個人的にはブルー。真っ暗にならないとシイノトモシビタケは見えないからと日帰り温泉を探して車を走らせる。うまい具合に受付終了時刻ギリギリにたどり着く。
 いよいよシイノトモシビタケ。私の心の中を見透かしているのか、皆足取りが重い。だが、キノコ目の乙女桜井のAzさんの「あった」の声。一つ見つかると次々に見つかる。目の怪しい私に代わりAzさんがピント確認。和歌山のAsさんがピント合せ用のライトで照らしてくれる。3人合作の写真を眺め、次々被写体を探していると日付は変わっている。 道の駅を探し仮眠。
 翌日(実は同じ日の数時間後)朝食のできるところを探して車で徘徊。今回もAzさんが目ざとく見つけてくれる。古典的な喫茶が7時には店を開けている。
 今日の予定の南方熊楠記念館は9時開館。白浜の潮騒を聞きながら朝風呂で疲れを癒していると開館時間近くなる。
 高速の渋滞を避けるためトレトレ市場で魚料理をいただいて昼前には帰路につくが道路の設計ミスで慢性的な渋滞場所で車が動かない。
  しかし、キノコは執念で探すものですね。最初の一本を見つけると意外と回りに目を移すと次々と見えるものだ。
  (この季節日が沈むのが随分遅い。写真は18:50南紀の高台にて)
☆☆ 諦めずに探さナイト! ☆☆
沈む夕日を眺めながら 高台で夕食 下見をするが 何故かアミスギタケばかり
アミスギタケ イグチの仲間も乾燥標本寸前
イグチの仲間も乾燥標本寸前 やった!シイノトモシビタケ
だが、子の子は少し劣化している
美しいヒダ フラッシュ使用 美しい ヒダ
ミステイク!
ライトの灯りが入った
が、発光状況がより鮮明に見える
美しい ヒダ
シイの腐木は意外と湿っている
フラッシュ使用
手前の傘に合焦
傘は破れているが
この傘が一番明るく見えた
左のキノコのフラッシュ使用での撮影
根際の菌糸が元気だ 傘の光も明るい
可愛い幼菌だがウッスラと光っている 腐木の重なるところでは新たに
幼菌が育っている
並ぶ傘 この子たちも比較的良好な状態だ
マクロレンズでは少し前後すると
ピントが来ない
Azさんが奥のヒダに焦点を合わせて
ピントリングをまわす
傘表面よりヒダのほうが明るい
前後位置は殆ど同一と思ったが
右の子は少し劣化している
劣化して傷んだキノコの一片を持ち帰るが
腐敗が進み鮮明に見えないが
・・・
シイノトモシビタケ 胞子
シイノトモシビタケ 担子器 シイノトモシビタケ シスチジア 

第1回 3月27日(土)  南河内のきのこ観察会 
第2回 4月24日(土)  都会のきのこ観察会
第3回 5月23日(日)  生駒山きのこ観察会
第4回 5月29日-30日 絶好の行楽日和 南紀の暗闇のキノコ
第5回 6月26日(土)  橿原市のきのこ観察会
第6回 7月17日(土)  特別篇 和歌山県北のきのこ
第7回 7月25日(日)  伏見稲荷のきのこ観察会
第8回 9月26日(日)  生駒山のきのこ観察会
第9回 10月24日(日)  奈良公園のきのこ観察会
第10回 11月14日(日)  矢田丘陵のきのこ観察会



 2009年へ 2008年へ 

Home  2007年へ  2006年へ    2005年へ    2004年  1999年-2003年