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2010年 観察日誌    
   '10.07.25 第7回 伏見稲荷のきのこたち

 ☆☆ 猛暑・炎天がよく似合うと思うが、
      火焔は姿をみせず ☆☆
 今年は、観察会でメインターゲットにしたアミガサタケ、ハルシメジ、カンゾウタケ、シイノトモシビタケ、アカダマキヌガサタケ、タマゴタケと6連勝中。さすがにボチボチとフト考えてしまう。今日の天気予報を見ると伏見稲荷付近は今日も猛暑日・午後にわか雨とある。そういえば、昨年の7月26日カエンタケを見つけた途端に激しい雷雨に見舞われたのだ。「雷雨でも我慢します。カエンタケに出逢えれば」・・・なんてことを思いながら出かける。
 スカッと青空、境内に脚を踏み入れた途端にいやな予感。本当に木の根付近を幾ら見つめてもカラカラ。昨年以上に楢枯れの痛々しい木々が目立つ。が、猛暑がよく似合う火焔には出逢えず。
 それでもキノコはえらい。盛夏のきのこであるベニタケ、イグチ、テングタケの仲間は猛暑の季節でも僅かな水分を集め、姿を見せてくれる。暑い中、初めて参加された堺のKoさんをはじめ13名の参加。メモを見ると20種を超えるきのこが記載されているが、わっと驚く出逢いがなく淋しく暑さだけが身にしみる観察会となる。

 (写真:ヤナギマツタケにこの時季に逢えるとは)

ヤナギマツタケ
被膜にクッキリとコーヒー色の胞子紋
ケシロハツモドキが目立つが傷んだものが多い
ヒビワレシロハツが一番いい表情のベニタケ属
クロハツ 
ヒダの赤変まではすぐだが
黒くなるのにはかなり時間がかかる
クロハツ 胞子
イグチの仲間では比較的姿の良い子
キクバナイグチ
キッコウアワタケ
水不足 いよいよ 乾燥標本近し
比較的良好なテングタケ属
ヘビキノコモドキ
中空、赤変、ヒダ離生
ツブカラカサタケだろう
ツブカラカサタケ 胞子 アンズタケモドキのようだ
アンズタケモドキ 胞子 アンズタケモドキ 担子器

第1回 3月27日(土)  南河内のきのこ観察会 
第2回 4月24日(土)  都会のきのこ観察会
第3回 5月23日(日)  生駒山きのこ観察会
第4回 5月29日-30日 絶好の行楽日和 南紀の暗闇のキノコ
第5回 6月26日(土)  橿原市のきのこ観察会
第6回 7月17日(土)  特別篇 和歌山県北のきのこ
第7回 7月25日(日)  伏見稲荷のきのこ観察会
第8回 9月26日(日)  生駒山のきのこ観察会
第9回 10月24日(日)  奈良公園のきのこ観察会
第10回 11月14日(日)  矢田丘陵のきのこ観察会

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