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2009年 観察日誌    

 '09.07.18 第5回 和歌山方面タマゴタケに出逢えるかもツアー
 先週の観察会以来続く梅雨の晴れ間が恨めしく思われる日々。木・金は雨との天気予報にんまりしていたのに木曜日は結局降らず。1週間の晴れ続きで、昨日の雨だけでは・・・少しつらいね!といいつつ和歌山へ。
 和歌山の美味しい、安い桃の買出しツアーとするかと思いながらの観察会。現地集合の地元のAさんが、早くこられて下見していてくださっていた。「昨年よりずっとましですよ」とのこと。
 私が下見したときあれだけ一面に生えていた、ヤマドリタケモドキ・アカヤマドリはカビで真っ白になってしまったものばかりだ。
 しかし、アイタケの美しいもの、ウコンハツの色鮮やかな黄色、ミヤマベニイグチ、ベニイグチの鮮やかな赤が目をひく。クロハツも多い。クロハツの傘の上ではヤグラタケの小さな傘が並ぶ。
 山の斜面を見るまでもなく、歩く道沿いで少し峠を越えた本日のターゲットのタマゴタケが見え始める。タマゴタケと初対面の方もいて大歓声。乾燥続きの昨年ですら数本のタマゴタケが姿を見せてくれたポイントではタマゴ・幼菌・お兄さん・お姉さん、成菌・老菌を見ることができる。
 道から離れた斜面の上のほう、谷のほうに赤い姿がチラチラ見える。タマゴタケの魅力に圧倒されキノコ観察はかなりいい加減だったが結局40種ほどのきのこ。この雨の少ない中とは思えないキノコたちとの出逢いに満足して、買い物ツアーの部に移行し帰路に着く(写真:タマゴタケのタマゴの断面・・・タマゴの中で傘も柄も完成品になっている)。
 タマゴタケ 少雨に負けず 頑張っている!!
キタマゴタケ →

何故か  
周辺部の色が
褪せたものばかり

上から見ると
まるで目玉焼のようだ
☆☆☆ カラフルな彩り、可愛い姿で 暑さを忘れさせてくれるきのこたち
妙に緊張している感じ
ベニイグチ
ウコンハツがやたら目に付く 素晴らしい彩が素敵だ
左ウコンハツ右キイロイグチの幼菌
ミヤマベニイグチ
猛毒 ドクツルタケ幼菌
ドクツルタケ
胞子を守ってきったベールが
いま剥がれ落ちようとしている
テングタケ 幼菌
☆☆☆ まだまだ たくさんのきのこが・・・・

ウスキテングタケ アイタケ
☆☆☆ 今日のキノコたちのミクロの姿



今日目立ったクロハツ
クロハツの窪んだ傘は
ヤグラタケのゆりかご
ヤグラタケの担子器と 担子胞子
ヤグラタケの担子器 ヤグラタケ 厚膜胞子
ベニイグチ 胞子 キクバナイグチ 胞子
アイタケ 胞子 キクバナイグチ 担子器


 7月18日(土) 和歌山方面タマゴタケに出逢えるかもツアー

第1回 4月18日(土)  南河内のきのこ観察会 
第2回 5月16日(土)  生駒山のきのこ観察会 
第3回 6月14日(日)  生駒山のきのこ観察会 
第4回 7月12日(土)  生駒山のきのこ観察会
第5回 7月18日(土)  和歌山方面タマゴタケに出逢えるかもツアー
第6回 9月13日(日)  生駒山のきのこ観察会
第7回 10月4日(日)  葛城山のきのこ観察会
第8回 10月25日(日) 奈良春日山遊歩道のきのこ観察会
第9回 11月15日(日) 矢田丘陵「矢田山遊びの森」のキノコ観察会




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