Home

   



 2007年へ  2006年へ  2005年へ  2004年へ  1999年-2003年へ

2008年 観察日誌    
 '08.04.19 第1回 番外編 河内のキノコ観察会

 
 風の冷たい、今にも雨の降りそうな曇天だが、新緑が美しく、名残の山桜の花吹雪が時折舞う中での河内のキノコ観察会。8組11人の参加。お目当てはハルシメジ、できればアミガサタケもと欲張る。
 雨は充分に降っているが、気温が低い・・・おまけに先日下見に来たとき、梅の根元の土が掘り返されているのが心配だったが、色んな成長のステージのハルシメジが顔を見せてくれた。何故かハルシメジの周りには、地獄の釜のふた(=キランソウ)が目立つ。しかし、ハルジオンには気づかず。ハルシメジはこれからですね。
  足を延ばして、アミガサタケ観察に行く。先週数十本姿を見せていたのに、今日は非常に少ない。降り続く雨に傷んだものが多い。しかし、キクラゲ、アラゲキクラゲ、タマキクラゲ、ハナビラダクリオキンなども姿を見せてくれ、にぎやかな観察会となる。
  キランソウ(=金瘡小草
     =
ジゴクノカマノフタ(地獄の釜の蓋)
 「キというのは紫を表す古語、ランは藍」と言う説もあるようです。
 乾燥したものを生薬の「筋骨草(きんこつそう)」と呼ぶようで、解熱、健胃、下痢、腹痛、高血圧にも効果があり、野山で虫に刺されたときに、茎や葉をもみつぶして患部に塗れば治るという。
 民間薬として利用され、よく効くことから、地獄の釜に蓋をすることができ、あの世に行きかかった病人をこの世に差し戻すことからこのネーミングがあるとも言われているようです。
 今日のハルシメジ ・・・ これからがハルシメジのシーズン はじまりはじまり

← 放流サイズの可愛い幼菌たち


 ↓ 立派な株に育ったもの
来週からしばらく楽しみですクサウラベニタケの生えるまで限定。

 

桜吹雪の舞うところ ウラベニガサ     裏は紅色
ウラスジチャワンタケ ヒトヨタケ かなり解け始めている
チャアミガサタケ トガリアミガサタケ
キクラゲ タマキクラゲ ハナビラダクリオキン

08年4月19日(土) 第1回 南河内のきのこ観察会


第1回 4月19日(土) 南河内のきのこ観察会 
第2回 5月24日(土) 奈良春日山遊歩道のきのこ観察会  
第3回 6月22日(日) 生駒山のきのこ観察会 へ
第4回 7月12日(土) 奈良春日山遊歩道のきのこ観察会 へ
第5回 7月19日(土) 番外編 和歌山方面タマゴタケに出逢えるかもツアー 
第6回 9月21日(日) 生駒山のきのこ観察会 へ
第7回 10月11日〜13日 番外編 日本菌学会菌類観察会・講習会(於:大山)
第8回 10月26日(日) 奈良春日山遊歩道のきのこ観察会
第9回 11月16日(日) 矢田丘陵のきのこ観察会




Home  2007年へ  2006年へ    2005年へ    2004年  1999年-2003年