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2008年 観察日誌 |
'08.04.19 第1回 番外編 河内のキノコ観察会 風の冷たい、今にも雨の降りそうな曇天だが、新緑が美しく、名残の山桜の花吹雪が時折舞う中での河内のキノコ観察会。8組11人の参加。お目当てはハルシメジ、できればアミガサタケもと欲張る。 雨は充分に降っているが、気温が低い・・・おまけに先日下見に来たとき、梅の根元の土が掘り返されているのが心配だったが、色んな成長のステージのハルシメジが顔を見せてくれた。何故かハルシメジの周りには、地獄の釜のふた(=キランソウ)が目立つ。しかし、ハルジオンには気づかず。ハルシメジはこれからですね。 足を延ばして、アミガサタケ観察に行く。先週数十本姿を見せていたのに、今日は非常に少ない。降り続く雨に傷んだものが多い。しかし、キクラゲ、アラゲキクラゲ、タマキクラゲ、ハナビラダクリオキンなども姿を見せてくれ、にぎやかな観察会となる。 |
キランソウ(=金瘡小草) =ジゴクノカマノフタ(地獄の釜の蓋) 「キというのは紫を表す古語、ランは藍」と言う説もあるようです。 乾燥したものを生薬の「筋骨草(きんこつそう)」と呼ぶようで、解熱、健胃、下痢、腹痛、高血圧にも効果があり、野山で虫に刺されたときに、茎や葉をもみつぶして患部に塗れば治るという。 民間薬として利用され、よく効くことから、地獄の釜に蓋をすることができ、あの世に行きかかった病人をこの世に差し戻すことからこのネーミングがあるとも言われているようです。 |
今日のハルシメジ ・・・ これからがハルシメジのシーズン はじまりはじまり | |
← 放流サイズの可愛い幼菌たち ↓ 立派な株に育ったもの 来週からしばらく楽しみです。クサウラベニタケの生えるまで限定。 |
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桜吹雪の舞うところ ウラベニガサ 裏は紅色 | ||
ウラスジチャワンタケ | ヒトヨタケ かなり解け始めている |
チャアミガサタケ | トガリアミガサタケ | |
キクラゲ | タマキクラゲ | ハナビラダクリオキン |
第1回 | 4月19日(土) 南河内のきのこ観察会 | |
第2回 | 5月24日(土) 奈良春日山遊歩道のきのこ観察会 へ | |
第3回 | 6月22日(日) 生駒山のきのこ観察会 へ | |
第4回 | 7月12日(土) 奈良春日山遊歩道のきのこ観察会 へ | |
第5回 | 7月19日(土) 番外編 和歌山方面タマゴタケに出逢えるかもツアー へ | |
第6回 | 9月21日(日) 生駒山のきのこ観察会 へ |
第7回 | 10月11日〜13日 番外編 日本菌学会菌類観察会・講習会(於:大山) | |
第8回 | 10月26日(日) 奈良春日山遊歩道のきのこ観察会 | |
第9回 | 11月16日(日) 矢田丘陵のきのこ観察会 |