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2008年 観察日誌     
'08.10.26 第8回 奈良公園のきのこ観察会
 NPO奈良県青少年文化振興協会主催のきのこ観察会の応援
 雨がパラパラとする観察会でしたが、40 人ほどの奈良県青少年文化振興協会の親子の皆さんの参加、奈良きのこの会から21 名の方が参加。とてもにぎやかな観察会となる。これだけの子供たちがキノコの世界に熱い思いを寄せてくれていることに励まされる。雨にもめげず参加してださった皆さん歩の津にご苦労様でした。
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☆ 奈良にはナラタケが良く似合う!!??
 昨年いきなりヒラタケの大群に出くわしたあたりに期待しつつ近づくが、ヒラタケの姿はない。それでも、アセタケの仲間、ベニタケ科のキノコ、腹菌類などを子供たちが一生懸命に探してくれる。トリュフの断面を思わせる白い「腹菌類」のきのこ。白トリュフの様だが・・・。残念写真撮れず。
  雨後の観察会と期待を膨らませてスタート。たが、期待が大きすぎたのか?・・・・
 しかし、充分な湿度でいいタイミングとても瑞瑞しいヒメダイダイタケ、素晴らしいナラタケの株にも出逢えた。虫くいだが立派に成長したヒラタケも顔を見せてくれる。怪しいながらも、40 種類を越えるキノコとの逢瀬を楽しむ。最後にナラタケ発見。観察会とはいえ、美味しいキノコにも出逢えないと、寂しい。ナラタケは楢茸だが、奈良の観察会にお出ましだから、奈良茸でもいいのか?しかし、いわゆる活物寄生する数少ないキノコであり、林業などには害菌。やはりナラタケは楢茸でいいのか???
 株は生きたモミジの木を一周する。この木はいつまで生きていることができるのだろう?
・・・そうそう、昨年のこの時期の観察会でも何人かがやられた山ビル対策。今回は、濃い塩水とモクサクエキのスプレーを持参した。被害報告はない。効いたのかな?それとも、たまたま今日はいなかったのか?しかし、栓があまく、私のカバンはモクサクエキの強烈なニオイが消えない。

☆ ”ひどく青変する地下生菌”は アオゾメクロツブタケ

 
イチイガシ(多分)の大木の根際に数個生えていたひどく青変するきのこ」はアオゾメクロツブタケだと大阪市のKさんより連絡いただきました。('08.11.17追記)
ヒメダイダイタケだろうか
ヌメリガサの仲間は雨が良く似合う
エクボもくっきり アカモミタケ
悪色ではない灰汁色 アクイロウスタケ 円月島を思わせるスタイル カニノツメ
何かを たたきたくなる マントカラカサタケ 幼菌 こんなに高いところで生える姿は 初めて
スジチャダイゴケ 
さぞかし、ここからなら遠くへ飛び出せる
雨の日の色鮮やかさ 雨降りならでは
サンコタケ
切れば血のでる チシオタケ
ツチスギタケ
スギタケの仲間にしては柄のササクレが少ないが
いつ見ても 柄のオレンジ
純白のカサにはウットリ
スギエダタケ
立派な ヒラタケ ナラタケ 幼菌
確かに Oh!大である オオゴムタケ にくいくらい脚の長〜〜〜い ヤツ
アシナガタケ?
青々とした葉の生きたモミジを取巻く ナラタケ 大きな株状のナラタケ


'08.10.26 第8回 奈良公園のきのこ観察会



第1回 4月19日(土) 南河内のきのこ観察会 
第2回 5月24日(土) 奈良春日山遊歩道のきのこ観察会  
第3回 6月22日(日) 生駒山のきのこ観察会 へ
第4回 7月12日(土) 奈良春日山遊歩道のきのこ観察会 へ
第5回 7月19日(土) 番外編 和歌山方面タマゴタケに出逢えるかもツアー 
第6回 9月21日(日) 生駒山のきのこ観察会 
第7回 10月11日〜13日 番外編 日本菌学会菌類観察会・講習会(於:大山)
第8回 10月26日(日) 奈良春日山遊歩道のきのこ観察会
第9回 11月16日(日) 矢田丘陵のきのこ観察会



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