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   奈良で1999年から行ってきた観察会の日誌をまとめました 



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NO 年月日 探索地 メ        モ
31 2004/5/16 生 駒 今年は桜をはじめ、全てが早い。梅雨の走りを思わせる、昨夜来の横殴りの雨。それでも5人で決行。可愛いマツオウジがお出迎え。Kさんが見つけたハタケシメジのシロでは株になって生えている。ハタケシメジのシロではムラサキシメジも季節はずれだと思うが生えている。昼食後は初めてのご対面のツブエノシメジ。帰路はマツオウジがオンパレード。薄暗い林の巨木のウロにはカンゾウタケがあり、駅前の喫茶店でナイフで切り醤油で味わう。
32 2004/6/20 大和郡山:
大和民俗公園
梅雨だというのに晴れ続きで、キノコには気の毒なお天気続き。昨夜の雨に続き、天気予報を見て、今日も雨の探索会を覚悟していたのですが、時々かかる雲が恋しくなるほどの厳しい陽射し。こんな天気でもテングタケ・ベニタケの仲間は生えている。ハナショウブは見納めの感だが、公園の随所のアジサイが目を楽しませてくれ、ネジバナ・ホタルブクロ・古民家が心を和ませてくれました。
33 2004/7/4 生 駒 昨年もこの時期の観察会が一番多くのキノコに出会えた。絶対この時期は雨が降るはず。「多少の雨にもめげず参加してください」とよびかけていたものの、一週間雨はなく、日照り続き。朝起きると、すごい日差し。参加者が少ないと、お茶でも飲んで帰ろうと思いながら、重い足を引きずって家を出ました。日照りにめげず、11名の参加。この迫力に負け、夏のキノコの御三家?アカヤマドリ、ヤマドリタケモドキ、ムラサキヤマドリタケも勢ぞろいでご挨拶。こんなキノコを育てる生駒の山の偉大な力に感謝・感激。
34 2004/9/19 柳生円成寺
〜滝坂の道
雨が少なく乾燥気味の日々。残暑が厳しく東京・大阪では明日にも真夏日の記録更新だという。奈良も同様日照り続きで、乾燥状態だった。天気予報では午前中は降水確率60%、雷雨があるかもしれないとのことで、雨合羽とカサを持参してのきのこ観察会。朝8時29分のバスと早い集合。それでも、総勢11名の参加。バス停を降り、まずは円成寺の庭園を見学、紅葉の季節に訪ねたい美しい庭園でした。乾燥気味で期待薄、せいぜい水辺の滝坂の道でいくつかキノコに出会えればと思いつつスタート。ところが峠の茶屋に至るまでにかなりのキノコが出迎えてくれる。この会で初めてのシャカシメジをはじめ、結局55種のキノコがありました。心配した雨もなく全員全行程完歩。ご苦労様でした。
35 2004/10/17 葛城山 毎週末台風の雨に悩まされてきたのに、今日は爽やかな絶好の行楽日和。ススキを求める人が駅にあふれロープウェイもピストン運転。Iさんがお孫さんとともに参加してくださり総勢19人。山上駅近くのブナの樹に付くツキヨタケとの再会を期待していたのに、木はすでに倒れコフキサルノコシカケがびっしり付いている。先週の台風以降は雨もなく、キノコは期待薄かなと、つぶやく。が、早速ナラタケ、そしてスギヒラタケ(すぐあとに問題になったが、全員食べたが無事)。見事なヒラタケの群生に全員歓声。結局33種のキノコとの出会い。
36 2004/11/21 生駒&創士庵
での納会
今日はすばらしい天候に恵まれ、歩いても暑くもなく素敵な一日だった。昼の観察会・夜の納会とあわせて12名の参加。山道に入る手前で早速、可愛いエノキタケがビロードの美しい足、ツエタケは独特の足?を見せてくれる。
山道にはいるがムラサキシメジはこの間の雨にうたれ脱色し、水を吸って食欲をそそられる姿とはいえない状態。雨上がりのキノコであるクヌギタケのグループがやたら目に付く。期待のマツオウジも姿を見せず。・・・・・・雨がグレバを落としたのか、それとも虫がグレバをなめつくしたのか白いスッポンタケに出会う。公園ではハタケシメジが出るべきところを心得、待っていてくれました。お昼はAさんがムラサキシメジのクリームパイを持ってきてくださりご馳走になる。公園付近ではヒトヨタケがやたら多い。その横にササクレヒトヨタケが1本だけ顔を出している。下り道では色の美しいモエギタケ、ハナサナギタケ。そしてクリタケの株が色々な段階で姿をみせてくれる。今話題のスギヒラタケも生駒のこのコースでは初めての顔見世。思ったより下りに時間がかかり、薄暗くなってくる中急いで下山。そして夜の納会へ向かう。
37 2004/12/5 番外篇:桜井にて
ツルかご造り
(有志10人)
急な思いつきで有志だけになりました。第1回のツルかごの会。午前中山にツルとりに入るが、今朝までの台風を思わせるかの様な雨で、ツルを引くと葉にたまった雨粒がバサッと落ちてくるあいにくのコンディション。お昼はAさん方で、ムラサキシメジ入りのリゾット・ムラサキシメジ入りスパゲティなどの食事のご馳走をいただく。とてもおいしかったです。食後は事前に取りだめしたツルを含め全員何とか籠の形に仕上げることができました。また機会を作って今日覚えた人が先生になって、ツルかごを作る会を開催したいと思います。ビニール袋ではキノコは蒸れて痛みますし、胞子を山にばらまくことができませんものね。いずれ、何とか全員手造りのキノコ籠を手に山に向かいたいものです。

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