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 奈良で1999年から行ってきた観察会の日誌をまとめました 



1999年-2003年

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NO 年月日 探索地 メ        モ
1 1999/8/29 奈良公園 公園に入ってほどなくハナビラタケに出会う、とても美しい姿でした。キヒダタケ・クロニガイグチが多い、カラカサタケ、そして立派なマントカラカサタケにも出会いました。
2 1999/11/13 奈良公園 カンゾウタケ発見。昨日が雨だったこともあり、かなりの数のキノコが出ていました。
3 2000/2/26 奈良公園
・お鍋の会
寒くて奈良のキノコには早かった?きのこ・キノコと探していると鹿のふんでもキノコに見えました。
4 2000/4/9 若草山 異常な乾燥で少ない。小さなシイタケに会えたのでよしとしますか。
5 2000/5/14 奈良公園 乾燥続きできのこは少ない。
6 2000/6/11 明日香、
中尾山古墳外
直径10数センチ高さ30センチくらいの巨大なオオホウライタケ、キクラゲがたくさん出ている。シロキクラゲの透き通るような美しさにうっとり。食べてもおいしかったです。
7 2000/7/8 明日香
・酒船石
・甘樫丘
待望のキヌガサタケが酒船石の竹やぶに。飛鳥座神社から甘樫丘へ。途中で古民家のおしゃれな店”萩王”で飲み物をいただき休憩。橿原神宮駅は遠く、日がとっぷり暮れてからやっと駅へ。
8 2000/8/27 三輪山 暑い暑い日でした。身体が干上がる。乾燥しているので、出会ったキノコも乾燥標本のよう。巻向駅に向かう途上、ギャラリー&喫茶”山桜桃(ゆすらうめ)”で冷たいものをいただき休憩。
9 2000/10/15 春日大社
周辺
探索会での最高の数?のキノコ。生で食べることのできる数少ないキノコであるカンゾウタケをナイフで切っていただきました。
10 2000/11/26 滝坂の道 紅葉がとても綺麗でした。滝坂の道に入ると前に進めないほどキノコ、きのこ。秋の日は短く、暗くなってしまい、途中で折り返すことに。
11 2001/3/24 矢田丘陵 休耕田クラブに合流。多彩なジャンルのアウトドアの達人たちとの交流で楽しい一日。昆虫・動物の骨・どんぐり・キノコ、何でもありのあの盛口満氏の話、風采etc.に圧倒される。乾いたキノコが多い。キクラゲの自然乾燥品を家に持って帰り、湯でもどし汚れを落とし料理に使いました。
12 2001/5/24 滝坂の道 雨が続いていたので、春日大社の周辺の落枝にはキクラゲがびっしりとついていました。色はあせていたがトキイロヒラタケもありました。滝坂の道で少し横道に入ると、ヒルがわんさか。だが、たくさんのキノコに出会うことができ満足。帰途くずきりの「天極堂」でくずうどんをいただく。おいしかった。
13 2001/7/29 室生寺 炎天下、峠越えで室生寺へ。あえぎあえぎ、やっとたどり着く。門前の橋本屋で一服。林の中で遭遇したアキヤマタケ、アカヤマタケは惚れ惚れとする美しさでした。
14 2001/9/30 二上山麓
・当麻寺
二上山麓の公園では、やたらと、シロオニタケが目につきました。展望台から大和三山が見える。昼食時には雨が降り出す。傘を手に当麻寺へ。近鉄当麻寺駅前の中将堂本舗で食べた中将餅(ヨモギ餅)と濃い抹茶でほっと一息。
15 2001/10/28 橿原神宮 畝傍山に登るが、標高200メートル弱だが結構きつい。ここから見る耳成山も二上山も美しい。神宮の森で見つけたヒラタケの大きな株は劣化が進み残念。シイ・カシの木が多く、倒木にはシイタケが出ていました。
16 2001/11/25 滝坂の道 半月ほど雨がなく、キノコが少ない。池のほとりで昼食。K氏がコンロ、水、牡蛎などの食材ををリュックに入れて持参して、お鍋のご馳走。ちょうど池のあたりでムラサキシメジがあり、これもお鍋に入る。峠へ向かう道でクリタケ発見。峠の茶屋で草もちをいただき折り返しました。
17 2002/6/30 当麻から
二上山
あいにくの雨、参加者が少ない。左甚五郎作と伝わる「かさ堂」、祐泉寺経由で馬の背へ、そして雌岳へ。一瞬雲が晴れ河内平野そして雲の上に頭だけを出した畝傍山が見える。高松塚の石を切り出した石切り場を見て、帰りはここへ来たときの定番、駅前の中将堂本舗で中将姫ゆかりの草もちをいただく。石切場付近で見た赤く可憐なハナオチバタケが印象的でした。
18 2002/8/25 滝寺歩道・
生駒山上
炎天下の行軍。いくら水分をとっても足りない。人間には大変な猛暑でもマツオウジをはじめ、約40種類のキノコに出会う。石切方面へ降りる徒歩グループとケーブル組に分かれ、山上で解散。
19 2002/10/27 葛城山 この秋一番の寒さ、厳しい残暑から一転の寒さ、木枯し一番の中ケーブルで山上へ。ブナの樹にキノコを発見。大きなツキヨタケでした。クリタケ、ナラタケ、ヒラタケなど優秀な食菌が顔を出していた。風の吹き荒れる山上から見える金剛山、大和三山が美しい。帰りは、駐車場で、I氏持参のシロノハイイロシメジ、ナラタケ、コガネタケ、ウラベニホテイシメジを皆で分配。本当にたくさんあり、ビックリ。
20 2002/11/10 生 駒 (番外編)観測史上でも有数の寒い11月、おまけに雨が少ない。「今日は条件がよくないので、ムラサキシメジだけ、出会えたらいいですね」といって駅を出発。道中やたらと、カキシメジが目につく。しかし、しばらく行くと、あちらこちらに落ち葉の陰にムラサキシメジが。山麓公園の展望台付近では、2センチほどの可愛い幼菌が列をなしている。一人で歩くと見落としが多いが、10人の目で見るとかなりあるもので、40数種類のキノコに出会う。色の黒いスギタケは家で調べるとムジナスギタケのようでした。生駒縦走路と山麓公園の分岐では、エノキタケ、ハタケシメジ、ムラサキシメジ、ハラタケの仲間がある。ここは何時来ても、やっぱりキノコの巣のようです。
21 2002/12/7 生 駒
・宝山寺
忘年会
キノコ料理の魅力?久し振りの面々に会えた。山麓公園では切り株にびっしりとはえるエノキタケの株。時間があり、山麓公園で昼食後、宝山寺へ回る。夜は、採取したキノコも料理に入れていただき忘年会。おいしかったですね。
22 2003/4/20 生 駒
・石 切
穀雨の名にふさわしいあいにくの雨でしたが、名残のエノキタケ、時節外れ?ハタケシメジもありました。奈良の県鳥コマドリのさえずりなどI氏のレクチャーを受けながら歩く。下山は石切駅へ。
23 2003/5/18 滝寺歩道
・生駒山麓公園
絶好のキノコ日和。滋賀のZさん、ニューフェイスのAさんも参加してくれました。40種類を越えるキノコで前に進めず。マツオウジ、カンゾウタケ、ワカクサタケ、ハタケシメジなどのオンパレード。時速1キロメートル以下のスローペース。まつおうじデーというほど、マツオウジがあちこちにあり、最大径は22センチ。途中でカンゾウタケをとり昼食時にいただく。途中でみつけたワカクサタケがとても綺麗でした。帰路ハタケシメジに出会う。
24 2003/6/15 生  駒 涼しい6月で、イグチの姿は見えず、それでも50数種。美しいヒダのベニヒダタケ、とても大きな立派な姿でした。
25 2003/7/6 生  駒 新しい女性のメンバーTさんが加わりました。今回は約80種に出会う。1時を回っても道半ば、結局途中折り返し、あまりにもたくさんで前に進めず。雨間違いなしと思われたのに5,6,7月と3回続きで観察会は、雨に降られず涼しい曇天。水分を吸いすぎて劣化したキノコが多く少し残念だが、雨の予報にも負けずに参加した人は、アカヤマドリ、ヤマドリタケモドキをはじめ本当に多くのキノコに出会え大満足。昼食時のキヌガサタケスープ、帰り道の完熟の枇杷ともおいしかったですね。
26 2003/8/31 生  駒 曇天で雨が降るという予報だった筈が、厳しい日差しと暑さの今日の生駒観察会。北海道「きのこ図鑑」では、10月上、下旬に北海道、長野で見られるという「コケイロヌメリガサ」が何と炎天の生駒山麓に。雨続きで大半のきのこは劣化していたが、菊花イグチ・亀甲アワタケは健在でオンパレード。この暑さにめげず、60種を超えるキノコとの出会い。そして、早すぎるヤマボウシに舌鼓を打ちながらの一日。帰り道、巨大なシロオニタケモドキと出くわしました。
27 2003/9/21 生  駒 台風15号の影響の気まぐれな雨がやっと、秋を運んでくれ、一転、ずいぶんと涼しい観察会。林間を歩くコースであり、小雨だったこともあり、ほとんど傘もいらないくらい。シロハツモドキが列をなして出迎えてくれ、可愛いマツオウジ、姿の美しいヒラタケなど結局、キノコの端境期だが、40種類に出会う。羨ましいことに、初参加のYさんが、とても立派なヤマドリタケモドキを発見。楽しみのヤマボウシにも何とかありつくことができる。 帰路、マツオウジ発見の名人のAさんがやはり、マツオウジを発見してくれ、お土産が増えました。
28 2003/10/18 滝寺歩道
生駒山麓公園
晴天続きで乾燥状態。今日も絶好の行楽日和。ハイキングのついでにいくつかキノコがあればいいなあ・・・と出かけたのですが。生駒のキノコはきちんとお出迎えしてくれました。早くもムラサキシメジが顔をみせてくれ、ヒラタケ、ハタケシメジなどメモ帳は50種を超える。ハイイロシメジの可愛いペア、一年ぶりのムジナスギタケ、帰路は生駒の定番、やはりマツオウジが見送りにきてくれました。Kさんがハタケシメジの株を持参。皆でわけました。桜井市からIさんが初参加、新しい仲間を迎えるのはうれしいですね。
29 2003/11/16 滝寺歩道
生駒山麓公園
新しい仲間が4人、総勢17名。いいお天気に恵まれ、40数種類のキノコとデート。やはりこの季節としては温かく、期待したエノキタケには出会えず。クロタマゴテングタケ、ドクツルタケなどの天狗たちが、いまだ健在。姿の美しいツチグリ、ムラサキシメジにうっとり。ハタケシメジはそれなりにあり、皆のお土産に。クロシワオキナタケ、ヌメリイグチ、ハイイロシメジも。
30 2003/12/7 生 駒
石切駅
忘年会
やっと冬らしい感じの観察会に。寒すぎることもなく歩くのが気持ちの良い一日。歩き始めて、10分たらずで、姿麗しいクリタケ。瀧寺の下では、何とエノキタケ、ヒラタケ、アラゲキクラゲが一本の樹に。「薄紅」という響のもつイメージとその姿が、ふさわしいのか疑問だが、紫色の怪しげなウスベニイタチタケの群生が例の三角地帯に、本当に群をなすほど。ムラサキシメジ、ハタケシメジにも出逢うことができ、キノコ総数30種。今回は日下の坂を下り、旧生駒トンネル経由で石切駅へ。参加者は昼・夜合わせ20人。

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