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2008年 観察日誌     
'08.09.21 第6回 生駒山のきのこ観察会
 台風が運んでくれた雨の恵みを受け、台風一過の素敵な観察会のつもりだったが、近畿各地に大雨洪水警報の出るあいにくのお天気。朝から雨の予報。しかし集合時の10時には雨が降っていない。
 こんなお天気でも、予想に反して28名参加してくださり、にぎやかな観察会となる。ご夫婦で参加してくださり大活躍のHさんが九州の熊本に転勤ということで最後の参加。
 素敵な出逢いを期待しつつスタート。
山道に入ってすぐの階段付近だけで数十種のきのこが顔を覗かせる。昼前には強い雨との予報が気になるが、可愛いキノコたちの行列でなかなか前へ進めない。
 テングタケ、ベニタケ、イグチのグループが元気だ。最高気温が30度を超える残暑ではまだ夏きのこが大活躍のようだ。梅雨時・梅雨明け後の夏のような顔ぶれのキノコたちがどっと顔を出しており名前をつけることができるキノコだけでも100種類を超える。
 雷鳴が聞こえ出し辺りが随分暗くなり、できるだけキノコを見ないように道を急ぐ。残り20分くらいのところで雨につかまるが、天気予報でいえばスタート地点で雨の中のはずだったことを思えばよしとしなければ。
 この雨を機に気温が下がれば秋らしいキノコのシーズンになるのでしょうが。皆さんの秋のキノコとの素敵な出逢いをお祈りいたします。

カラフルなキノコ・夏キノコ・変なきのこ?のオンパレード

アカイボカサタケ キイボカサタケ シロイボカサアケ
ロクショウグサレキンモドキ アカキツネガサ サクラタケ
コンイロイッポンシメジ ブドウニガイグチ アカヌマベニタケ
ミキイロウスタケ キクバナイグチ
ササクレシロオニタケ 猛毒 ドクツルタケ カバイロコナテングタケ
ミヤマザラミノヒトヨタケ キチチタケ
クロチチダマシ ムラサキナギナタタケ アイカワタケ
ヒロハウスズミチチタケ アシグロホウライタケ クチベニタケ
シロスズメノワン シロテングタケ スジチャダイゴケ
ズキンタケ クロハナビラタケ オオキツネタケ
この可愛い ベニタケだが?? 条線(溝)、ツバ、ツボがある 白いAmanita だが?
※ 08.09.23追記
 上記の
白い大きなタマゴタケ
のようなきのこ

 オオシロタマゴタケ(仮称)とされているキノコのようです。
 
※ ただ、「中国大型真菌」記載のAmanita caesarea val.alba Gill.の絵と酷似している。
Amanita caesarea val.alba Gillで検索するがヒットせず。日本で和名があるのかないのかも不明。オオシロタマゴタケとされている写真とこの図鑑の絵もよく似ている。


 ※青木実「日本のきのこ検索図版」では「タマゴタケ亜節、柄ツバ白色、ひだは ピンク色を帯びない、大型種、カサの条溝長い、胞子長楕円形」でシロイロタマゴタケがあります。絵がなく学名の記載がないがこれも気になる。
キヒダイッポンシメジ
不明種としていたきのこですが、Dさんより
キヒダイッポンシメジですと連絡がありました。
(写真も京都のDさん撮影)



'08.09.21 第6回 生駒山のきのこ観察会


第1回 4月19日(土) 南河内のきのこ観察会 
第2回 5月24日(土) 奈良春日山遊歩道のきのこ観察会  
第3回 6月22日(日) 生駒山のきのこ観察会 へ
第4回 7月12日(土) 奈良春日山遊歩道のきのこ観察会 へ
第5回 7月19日(土) 番外編 和歌山方面タマゴタケに出逢えるかもツアー 
第6回 9月21日(日) 生駒山のきのこ観察会 
第7回 10月11日〜13日 番外編 日本菌学会菌類観察会・講習会(於:大山)
第8回 10月26日(日) 奈良春日山遊歩道のきのこ観察会
第9回 11月16日(日) 矢田丘陵のきのこ観察会



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