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Part 5  2008 (7) 7月
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きのこ観察会、個人的な散策で出逢った
四季折々の花、きのこ・・・写真と雑文です



 2008年7月6日  もう梅雨が明けるんでしょうか??
 梅雨のきのこを楽しみにしているのに、しばらく雨がない・・・夏を感じさせるネムノキが美しい


1週間雨が降らず、植物は水が欲しそう。湿地に植えられたハンゲショウは元気だ。(家の近くの池の端)
 まだまだ、梅雨のキノコとのデートを楽しみたいのですが、しばらく雨がない。ここ何日か、すごい湿度と温度でサウナ状態だが。
 6月の大阪の真夏日は2日で昨年の9日に比べかなり少ない。 竹林のキヌガサタケも何日か真夏日がないと生えないのだろうか。6月の雨後何度か、近くのキヌガサタケを散策するが今年は出逢えていない。
 昨日、ダメもとで、香具山山麓のキヌガサタケを見に行く。しばらく雨がなく、期待薄だったが、なんと萎れてしまった残骸のほかなんとか素晴らしいアカダマキヌガサタケを見つけることができた。赤い靴にミニスカートのお嬢さん。しかし、タマゴの殻の赤い靴を頭の上に載せた子がいる。どうしてこんなことになるの?うまく、立ち上がることができず、横倒しになってしまっている。

 夏のキノコのテングタケ、ベニタケ、イグチの仲間が萎れ、傷んだ姿でたくさん見られる。梅雨の雨後の、可愛いハナオチバタケなどまだ充分堪能させてもらっていないのに、早い梅雨明けになるのだろうか。


この子は、赤い靴を頭に載せ、
横倒しになってしまっている


← 香具山山麓 



雨がないのに、
倒木の水分を集め
イヌセンボンタケが
たくさんの傘を広げていた。

大阪 二上山 山麓
アカダマキヌガサタケ
赤い靴、ミニスカートのお嬢さん
クロハツモドキ いつもはヤグラタケの縁の下だが
クロハツと比べると、随分ヒダが密だ (明日香)
チギレハツタケ
日陰で水分がまだいくらか残っているのか?傘のひび割れは少ないが(明日香)
カワリハツ どこかに紫色を含むという 色は色々(明日香) ニセヒメチチタケ 確かに触ると
白いチチが出る(明日香)
ムラサキハツ
傘はまだ傷んでいないが
柄は虫に食べつくされボロボロ
(明日香)
数がそれなりにあれば、
お土産になるが
たった一本だけ姿をとどめていた
アンズタケ
(大阪 南河内)
これはいけると思ったが
やはり柄も、傘も迷路状態
アカヤマドリ
(大阪 南河内)



 2008年7月12日  本当にこれで梅雨明けになるのだろうか?
 梅雨きのことの逢瀬を楽しみにして雨に焦がれていたが、 天気予報は不安定な空模様と繰り返すが、本当に局地的な雨で雨が降ったのは8日だけ。
 奈良の桜井市、橿原市あたりはすごい降りだったようだ。
 奈良の観察会の帰りに、香具山山麓、そして私のキヌガサタケのシロに立ち寄って帰る。
 なんとアカダマキヌガサタケとキヌガサタケ待っていてくれた。
 赤い靴のショートスカートの女の子、すらっとしたロングドレスの貴婦人・・・・。
うっとりとする魅力です。


大阪 近つ飛鳥
キヌガサタケ
しっかり降ったとはいえ、もう数日強い陽射しだが
かろうじて、竹林は湿度を保っていたようだ

奈良 香具山山麓
アカダマキヌガサタケ





 2008年7月26日 猛暑日続きの炎天下
 大阪の南河内では7月の雨は8日18日の2回殆ど夕立もなく、ここは本当に温帯なのか?うんざりする暑さが続く。
おかげで梅だけは土用干しにピッタリ。からからによく乾いたが。人間まで干上がってしまいそう。
 つかの間の涼を求め金剛山へ行くが、さすがに水のない尾根道はつらいので、水と戯れながら歩ける谷の道を登る。しかし谷の両サイドは杉、ヒノキの植林、多少の湿りはあるがキノコらしいものは殆どない。
 谷に入ったところでカラスウリの花が残っている。やはり気温がかなり違い涼しいからか。家の近くでは朝には完全にしぼんでいるのに。

モミジカラスウリ
アカショウマ キツリフネソウ オオバギボウシ
 かなり草臥れていて、歩くだけで精一杯で注意力散漫のせいか?きのこは本当に殆ど見当たらない。尾根筋の方が多いが、夕立も少なく、乾燥しているようだ。沢沿いで杉の腐朽木に透明感のある白く小さなキノコが固まっている。傘径は5mmほどだ。シロホウライタケの仲間か?ツノマタタケもあちこちで僅かな水分で頑張っている。苔むしたところに小さな朱色の塊が見える。クダホコリのようだ。白く細い管のような塊が見える。ツノホコリの仲間だろうか? さすがに山上は昼でもかなり涼しい。・・・しかし帰り道は、標高が下がると急激に温度が上がる。道は炎天、さすがにこたえる。
実物はこれより少し小さい シロホウライタケsp. ツノマタタケ
クダホコリ(変形菌) ツノホコリの仲間だろう
→ 変形菌ではなくシロヒメツツタケのようだ
'08.9訂正
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* 恒例 生駒山のきのこレポート(大阪のHrさんよりレポートをいただきました)
 お暑うございます。
 キリノミタケ「日本のきのこ」で見ていましたが、奈良にあるとは 驚きです。生駒の山にもあるかも知れませんね。(昨日の新聞で奈良県の川上村で幻のきのこキリノミタケが昨秋見つかったとの記事があることをNさんが知らせてくれました。s-kinoko)
 アメダスを見てると、生駒山と大阪の気温差は7度ほどあり、夜中は21度まで下がっています。と言うことで午前中にいつもの散策路を登ってきました。
 カラカラの天気ですがさすが生駒山って感じて夏の定番のシロハツモドキ、昨年教えてもらったブドウニガイグチ、ベニタケの仲間やテングタケの仲間、ドクツルタケの仲間など色々なキノコが元気に育ってました。
 生駒のキノコに負けないように元気に夏を過ごしたいものです。
写真はカバイロコナテングタケとカゴタケです。
 追伸
入り口の階段で乾燥してますが、大きなアンズタケ(8cmくらいの高さ)がありました。


カゴタケ
図鑑では芳香とあるが、
Aさんはこの手のきのこは皆・・・という。
カバイロコナテングタケ でかい!アンズタケ

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    タマゴ僥倖(7/20) 摩耶山おタマゴタケ

 今日は摩耶山へ行ってきました。
のっけからコレ!!見たかったものが思いがけず遭遇です!
素晴らしい三人組(とその近くに二人組)お包みのしっかりした赤頭巾ちゃんも♪
 二日続けてタマゴタケに恵まれ最高の週末でした。
包まれたものを持ち帰ったところ、帰る途中でけっこう育っていたのには驚きました。。今も成長中です。 (Oさんよりメールいただきました。私のパソコンの不具合で掲載が遅くなり申し訳ありません)
 Dさんからは「昨日友人からタマゴタケ、春日山でも見ましたよ!というメールが届きました。タマゴタケ、春日山でもあるのですね〜。」と連絡いただきました。(今日のメール)
                         
                             見事な赤頭巾の幼菌ですね →
随分生き生きとした素晴らしい傘 3人組



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