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Part 5  2008 (11-2) 11月   2/2
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きのこ観察会、個人的な散策で出逢った
四季折々の花、きのこ・・・写真と雑文です
さらに、メーリングリストでいただいた仲間のメールの一部を転載しています



 11月16日  熊本でも キノコ鍋
 
熊本のHさんより メールをいただきました(写真も)
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 「こんばんは、熊本のHです。そちらでは恒例(?)のきのこ鍋の日ですね、今年も数えきれないキノコを味わえたこととお祝い申し上げます。
 さて、私たちもキノコ鍋を作るべく、山歩きを敢行。初めに嫁が甘い匂いを感じて数メーター進むとブナハリタケの群生に遭遇、その後シイタケ、ヒラタケ、沢山のムキタケ、ムラサキシメジを収穫しました。
 そちらのキノコ鍋には比べようがないかもしれませんが、我が家のキノコ鍋です


   ・・・奈良のキノコ鍋の様子は
ムキタケ ブナハリタケ


 11月17日 奈良春日山の ”ひどく青変する地下生菌”

 
先月の奈良春日山の観察会で見た「ひどく青変するきのこ」は

アオゾメクロツブタケ
だったと大阪市のKさんより
連絡いただきました。



 11月19日 三田のきのこ
 
恒例となったOさんのきのこ散策雑記(写真も)
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 「先日三田の散策でイノシシの掘り跡からゴロゴロ出てきた地下生菌です。アカショウロかと思いましたが、独特の芳香で。。。断面にうっすら乳が滲んだようにも見えますので、チチショウロではと思っています。見た目はまるっきりトリュフのようですが。。。新鮮そうな薄く赤みがかった個体は特に強烈な芳香で、むせかけるほど。。。動物的とも言えるようなすえた香りです。茶褐色の方は同系統ですが角が取れた独特の芳香です。さすがに、食べられそうにはありません。・゜・(ノД`)
 徹底的にグレバを嘗め尽くされて役目を全うしたスッポンタケ君。何か清々しさすら感じますw
 後はあまりの可愛さに持ち帰ったマツカサキノコモドキ、出始めのヒラタケ君です♪



 11月24日
 
小雪のころ 冷たい雨の日の北河内 
 
やっと時間が取れたら冷たい雨。雨が雪に変わるころといわれる小雪だから当然だが。この雨でエノキタケなどの冬のキノコが出てくるのだろうが。
 雨の中で見るモミジも美しい。少し歩くがきのこはほとんどお目にかかれない。しかし、ふと見ると小さな卵状のもの。割ってみるとカゴタケのようだ。無理やり小さなところへ押し込められていたかのように、弾けるように開いていく。
手でタマゴを裂いたところ 開いていく カゴタケ



 11月29日 共存共栄?
 
久しぶりにYさんからメールをいただきました(写真も)
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 「もうすぐ12月、小さなきのこたちは落葉の下で、人間に見つけられる心配もなく、安心して胞子をまいているでしょう。
 ということで、皆さんの楽しいメールもパッタリと止まってしまいました。
  これからはこのシーズンに見た、撮った(採った)、そして食べたきのこたちの整理やお勉強の時間です。頑張ってくださいね。私はボケーと図鑑や写真集を眺めてるでしょうが。面白い話や情報がありましたら教えてください。
 早速ですが、今月20日に撮って、忘れていた写真をご紹介。一見クリタケ、しかしその横の黄色いのはひょっとしてニガグリタケ?犬猿の仲が共存共栄でしょうか。ちょっと面白いかなと思って送りました。ではまた。」

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   晩秋の談山神社 紅葉
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この時季、やはり美しい紅葉を見に行かないと。久しぶりにカミさんと談山神社の紅葉を見に出かける。十三重の塔の周りはまさに今が見頃という素晴らしいタイミングだ
 ただ、権殿は工事中で建物全体に覆いがかかり、本殿と十三重塔と権殿を一度に撮るポイントはカメラマンの行列だが、覆いをかぶる権殿では絵にならない。
 このHPのの表紙に使っているエノキタケが生えていた大きなモミジの切り株もさすがに菌たちに分解されてしまっている。
 明日香の観察ポイントへ立ち寄る。小さな切り株の根際から、可愛いエノキタケの幼菌が頭を並べている。以前は倒木などは公園の中に置いていたが、今は持ち出してしまっていることが多く、キノコと出逢える機会が随分少なくなった。 
明日香 エノキタケ 晩秋の談山神社周辺の紅葉



 11月30日 南河内の晩秋
 
晩秋というべきなのか初冬というべき季節なのか?しかし、今日はスカッと晴れ陽射しを受けていると暖かい。近くの散歩道を歩く。羽曳野丘陵の銀杏も風にハラハラと黄色い葉が舞う。アッというまに葉がなくなってしまいそう(右奥の山は二上山)。
 近飛鳥風土記の丘からの見晴らしも美しい。このあたりは杉・ヒノキの植林が少なく山も色づいている。もう、キノコは随分少ない。菌根菌を養う樹木も葉を落とし冬支度をしているわけで、キノコに養分をまわすだけの余裕がないのだろう。

 それでも、枯れ木に見事な美しさのハナビラニカワタケを発見。ハタケシメジも姿を見せてくれた。
推古天皇稜 画面中央右より
近飛鳥風土記の丘から見た 「王稜の谷」
ハタケシメジ 美しい ハナビラニカワタケ



Part 5  2008 (11-2) 11月   2/2

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