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 2020 (5)
5月
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きのこ観察会、個人的な散策で出逢った
四季折々の花、きのこ・・・写真と雑文です
さらに、メーリングリストでいただいた仲間のメールの一部を転載しています



2020年05月30日 ”草イチゴ”
 --- 奈良市のMatさんよりメールをいただきました 
 「Chiさんの案内で、Inさん、Kodさんご夫妻といっしょに 矢田山遊びの森へ草イチゴ採集に行ってきました。 子ども交流館から自然研究路を歩きながら草イチゴを採ります。 狙っているのは人間だけじゃないので、たくさんの毛虫とも戦いました。
 人が入るところじゃないところにも行くのでトゲが行く手を阻みます。痛みに我慢しながらもタッパーいっぱい収穫しました。家に帰って計ったところ1キロ弱ありました。虫をとってきれいに洗ってジャムにしました。しばらく美味しく楽しめそうです。
 Chiさん、本当にありがとうございました。ぜひ来年もよろしくお願いします。」 (キャプションもMatさん)
 --- 奈良市のInさんより
「Chiさん今日はありがとうございました。新しい思い出が出来ました。マムシに会わなくて不思議なぐらいマニアックでしたね。草イチゴは大収穫でした。ジャムも上手く出来ましたよ。来年も楽しみにしています。指にトゲが刺さったままです」
--- 生駒市のChiさんより
「Kodご夫妻、Matご夫妻、Inさんご苦労様です。
長年矢田丘陵一人で遊んでいるのですが、今回草イチゴ狩りで参加者を募り一緒に回りました。集合場所で皆さんの服装、装備を見て安心して出発しました。途中には、イノシシの臭いしかないないようなヌタバなども通りながら草イチゴの採取。Inさんにマニアックと言われて本望です。
 今回の参加された方から、来年もと言われましたが、今回のコースは草原が森へ帰っていく最中で、色々な草木が育ってきています。来年は、今年のような収量は望めません。今年が楽しく回れる最後の年だったので、希望される方に場所を開放して楽しいんでもらいました。
 そういうところなので、OdさんDemさんに来ていただきいろんな話を聞きながら回りたいコースなのですが、健脚向けのため叶わない話です。
 帰りに、セリ少し摘んで夕食はセリのかき揚げとセリご飯で焼酎を少し。」
 --- 無事、大収穫で終えて良かったですね。うらやましい。大阪府は今月中は府外への外出は自粛要請中です。来月は府外へ行けそうで、少しは行動半径が広がりそうです。和歌山県は6月より県外移動や県外客の受け入れ自粛を解除する旨、新聞で読みました。奈良県はどうなのでしょう?HPを探しましたが「6月中旬以降、県外からの人の呼び込みも検討」とあります。6月になっても、県外の者は招かざる客なのでしょうか?「来るな」ということ?他府県ナンバーでは行きにくいですね。(simo.)。
収穫1 収穫2
クマイチゴ 毛虫との戦い
イチゴジャム ウドと豚肉の炒め物

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2020年05月26日 ”草イチゴ”
 --- 生駒市のChiさんよりメールをいただきました 
 「草イチゴ取り、私的には今度の土曜日が今シーズン最後となります。藪をかき分けて行くことが多くなり、マダニやヘビ、毛虫をより気をつける必要が増していきます。(写真は)23日の一人5時間での収量。
1 23日の収穫
2 モミジイチゴ収量
3 草イチゴ 収量
4 ジャムにするとこのくらい」

 --- 近くの散歩道でも毛虫が例年に比べ多いです。それにしても、凄い収量。値打ちがありますね。行ってみたいですが、府県をまたぐ移動は今月中は自粛要請中ですので行けないのが残念。先日非常事態宣言解除後の同じ大阪府下でも「来村自粛」の看板が掲示されていました。感染ゼロの地域の方の気持も理解できますし、しばらくは一歩一歩前進ですね。(simo.)。
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2020年05月24日 ”マツオウジ”
 --- 奈良市のTakさんよりメールをいただきました 
 「生駒の例会コースを歩いてきました。
1週間前に弾けていたマツオウジが立派に成長していて、その生命力に感動しました。」 (キャプションもTakさん)
 --- ご苦労様です。本当なら沢山の仲間と歩く予定だったのに。レポートありがたいです。カンゾウタケは色も形も最高。逢いたかったな。どの子も生き生きとしていて、キノコっていいですね。早く、皆で歩けるようになればいいですね。いろいろな工夫をしていかないとこれまで通りとはいかないでしょうが。(simo.)。
マツオウジ マツオウジ
カンゾウタケ クヌギタケ属
クリゲノチャヒラタケ フサスジウラベニガサ
フサスジウラベニガサ ベニヒダタケ

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2020年05月23日 野アザミのころ キノコも夏モード 初イグチ
 庭のビヨウヤナギが一気に咲き誇っている。散歩道で出会う花もすっかり夏の風情。どこを歩いても卯の花が花盛り。スイカズラの芳香、野アザミの姿がとても魅力的。
 お天気続きであてにしていないのに、シロキクラゲが綺麗な姿で残っている。ベニヒダタケも緑陰では乾燥に負けず美しい。初イグチ。このヒビ割の紋様は亀甲、キッコウアワタケのようだ。コケの間の小さな瑞々しい小傘は小傘にさらに姫のつくヒメコガサのようだ。
野アザミ 卯の花
ビョウヤナギ スイカズラ
シロキクラゲ シロキクラゲ 胞子
シロキクラゲ 担子器 シロキクラゲ 担子器
ベニヒダタケ キッコウアワタケ
ヒメコガサ ヒメコガサ
ヒメコガサ ヒメコガサ 胞子
ヒメコガサ 担子器 ヒメコガサ シスチジア
 ホコリタケ   ツチナメコ 

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2020年05月22日 ”カンゾウタケ”
 --- 和歌山のAsさんよりメールをいただきました 
  近所を散策する。今年は毛虫の大発生だ。払いのけるのに手間がかかった。
* カンゾウタケ…まだ幼菌だ。かわいくて美しい。
* オオゴムタケ…1つだけ成菌。コリコリした食感だ。
* イヌセンボンタケ…暗い中、本菌の白さが目立つ。傘の条線に心奪われる。
* ニセヒメチチタケ…コケの中にあり、傘径は2cm位。小さい。
* 不明菌1…ウラベニガサの仲間かなと思ったが、メチュロイド(側シスチジア)が見えない。
」 (キャプションもAsさん)
--- いつも、レポートありがとうございます。近畿の非常事態宣言は解除されましたが、府県境を越える往来は自粛要請中で、なかなか思うように出かけることができません。身近な場所での観察でこれだけ見付けられるとは、凄いです。勉強になります。
 ウラベニガサ属でも、ヒメベニヒダタケなどは厚壁ではないようですね(simo.)。
カンゾウタケ アミスギタケ傘
     
 アミスギタケ 裏    オオゴムタケ
 イヌセンボンタケ
オオゴムタケ ダイダイガサ幼菌
ニセキンカクアカビョウタケ ニセヒメチチタケ幼菌 傘
ニセヒメチチタケ幼菌 裏 不明菌
不明菌 胞子 不明菌 シスチジア

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2020年05月18日 ”草イチゴ”
 --- 生駒市のChiさんよりメールをいただきました 
 「キノコもまだ少ない季節、草イチゴ取りに行きました。---中略---
 まだ出始めで、今週末、来週末が最盛期ですね。草イチゴ取りは決して万人に勧められるものではありません。採取に当たっては、草むらをかき分けていきますので、マムシ対策、マダニ対策必要です。 また、草イチゴのとげで手は傷だらけになるかもしれません。
 草イチゴはつぶれやすいので、あまり大きくないタッパーに小分けして収穫します。
 持ち帰ったら、まず重さをはかります。そのあと、すべて二つに割って中も洗います。(理由は調べてください)
 砂糖は、持ち帰って量った重量に対して同量~6割使用します。今回は800g使用しました。あとは、あくを取りながら煮詰めます。あくが出なくなったら、レモン果汁加えて少し煮詰めて出来上がり。
 後の手順は通常のジャムと同じように容器に詰めて保存となります。風味がとあまりないので、出来上がりすぐはあまりおいしくありません。1週間ほど冷蔵庫で寝かすと少し風味が出てきます。雨上がりのキクラゲ、雨を吸って大増量しています。干したらどこまで縮むやら。
」 (キャプションもChiさん)

 --- お久しぶりです。草イチゴは出始めですね。散歩道で頬張ると懐かしく美味しかったです。しかし、私の散策路では、そんなにたくさん採れそうにはなかったです。それにしても、大収穫ですね。(simo.)。
3時間の成果 キクラゲ
二つに割り中を洗う
砂糖800gで煮詰める 完成

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2020年05月18日 ”ヌナワタケ”
 --- 奈良市のTakさんよりメールをいただきました 
 昨日、生駒の例会コースを歩きました。その場ではわからなかったのですが、家に帰って画像を見ると、白い小さなキノコの柄はジェルに包まれていて、ヌナワタケと気付きました。カンゾウタケはしっかり育っていましたが、マツオウジは小さいまま弾けていました。」 (キャプションもTakさん)
 --- うらやましい。大阪では、まだ外出自粛中の身ですから。生駒は雨もありキノコの季節ですね。ジェルに覆われたヌナワタケの柄がいい感じです。カンゾウタケも可愛い。マツオウジ君は気の毒だが面白いスタイル。キノコって、いいもんですね。レポートとてもありがたいです(simo.)。
アラゲキクラゲ カンゾウタケ
ツチナメコ ヌナワタケ
ヌナワタケ ヒメカバイロタケ
 ベニヒダタケ    マツオウジ

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2020年05月17日 雨上がりの散歩道
 雨上がりの散歩道。ユリノキ(チューリップツリー)の大きな花が目立つ。カナメモチの白い小さな花が精巧でとても魅力的。林縁の二人静の花が咲いている。二本の穂状花序が出ていることが多いところからの命名だというが、4本5本のものばかり見つかる。地面を埋めつくすかのようなムラサキサギゴケも目を引く。
 流石にしっかりとした雨が降り、キノコたちも元気を出している。独特の匂いでハエなどに胞子を運んでもらう臭いキノコが目に付く。そんな中、お気に入りの子も幾つか。ベニヒダタケ、シワナシオキナタケの幼菌は良い感じのサイズで出逢えた。サケツバタケの幼菌は立派な姿だがすでに先客にかじられている。
 ユリノキの花   カナメモチの花 
   
フタリシズカ 二本の穂状花序は見当たらず ムラサキサギゴケ
キツネノタイマツ やはり蝿が 二階建て?のキツネノタイマツ
キツネノタイマツ 大密集 カニノツメ
サンコタケ ツマミタケ
ベニヒダタケ シワナシオキナタケ
シワナシオキナタケ シワナシオキナタケ
サケツバタケ 立派な幼菌だが先客あり ツバナシフミヅキタケ
メダケア赤衣病菌 メダケア赤衣病菌 顕鏡図
メダケア赤衣病菌 顕鏡図 ヒトヨタケの仲間

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2020年05月14日 ”オオセミタケ”
 --- 和歌山のAsさんよりメールをいただきました 
  近所の里山へ久しぶりに行く。 収穫は4種類のみ。 オオセミタケ、 ニクコウヤクタケ、ウラベニガサ、ヒトクチタケ。
・オオセミタケ…断面に子嚢殻が見える。子嚢殻の中に子嚢があり、子嚢の先端はまんまるい。
・ニクコウヤクタケ…とげ糸状体、胞子、担子器等、検鏡したかったものだ。
・ウラベニガサ…メチュロイド(厚壁シスチジア)、間違いなくウラベニガサ。
(キャプションもAsさん)
--- たくさんの画像を含むレポートありがとうございます。勉強になります。新緑が魅力的な季節。大阪は引き続き特定警戒都道府県に指定されたままで、外出自粛中で遠出できず、ストレスがたまります。緑は心に潤いを与えてくれます。花筏は新芽は山菜としても利用できますね。落語の花筏を思い出しました。それにしても新型コロナ感染の二十代の力士が死亡したニュースがあり悲しい(simo.)。
オオセミタケ オオセミタケ
オオセミタケ子嚢殻 オオセミタケ子嚢
 ニクコウヤクタケ  ニクコウヤクタケとげ糸状体
ニクコウヤクタケ胞子 ニクコウヤクタケ担子器
ウラベニガサ 傘 ウラベニガサ ひだ
ウラベニガサ メチュロイド ヒトクチタケ
 オオバギボウシ    ハナイカダ

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2020年05月14日 ”ハナヨメタケ?”
 --- 奈良市のTakさんよりメールをいただきました 
  昨日ひさしぶりに・・・歩きました。古い材に生えた白いウラベニガサに似たキノコに出会い、ハナヨメタケではないかと思いましたが、記載があるという「原色日本新菌図鑑」や青木氏の「日本きのこ図版」は持っていません。でも、モドキやニセの多い中、何とも素敵なネーミングなので付けてみました。もうひとつフミヅキタケ属?としたキノコですが、大樹の根元に生えていて、ヤナギマツタケ色抜けかと思いましたが、ひだが密でないような気がします。。。 (キャプションもTakさん)
 --- 家にいながら素晴らしいキノコの数々に出逢えるなんて、ありがたいことです。いつも素敵なお便りありがとうございます花嫁茸ですか?覚えておかないと。純白のウラベニガサですね。とても魅力的ですね(simo.)。
アミスギタケ ウラベニガサ
キアシベニヒダタケ ギンリョウソウ
ハナヨメタケ? ハナヨメタケ?
ヒロハシデチチタケ ヒロハシデチチタケ 裏
フジイロチャワンタケモドキ フミヅキタケ属?

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2020年05月13日 密集・密接はダメ
 乾燥続きの散歩道で久しぶりにキノコが目に入る。凄い密集・密接。アキエダケは許されるらしいが、これはヒメカバイロタケ。喰えないやつだが、松、杉などの倒木を土に反すのに役立っている。
 散歩道ではナンジャモンジャの木(ヒトツバタゴ)が見ごろ。それにしても楽しくなってくる名前。
 林縁ではシライトソウが可愛い姿で咲き始めている。
 庭ではテイカカズラが見ごろで、ジャスミンほどきつくない微かな芳香が良い。
ヒメカバイロタケ ナンジャモンジャの木(ヒトツバタゴ)
シライトソウ テイカカズラ
恋人である式子内親王の死後も彼女を忘れられず
葛に生まれ変わって墓に絡みついたという伝説
(能『定家』)に由来

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2020年05月09日 アヤメ、カキツバタのころ
 いまにも降り出しそうな曇天。こんな天気にはアヤメ、カキツバタがよく似あう。栃の木の花が咲いている。大きな葉に負けずに、神楽鈴を思わせる立派な花を付けている。
 半月以上の乾燥続きのでも、いくつかのキノコが出ている。たくましい子たちです。
アヤメ(文目、綾目):花びら中央の網目が目立つ カキツバタ(燕子花、杜若):花びら中央の白い三角が特徴
栃の花:神楽鈴を思わせる形。
新型コロナの終息を願って舞ってくれているのかも。
マツオウジ
ベニヒダタケ
ベニヒダタケ 幼菌 ヤナギマツタケ

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2020年05月02日 ”巣ごもりにて”
 --- 奈良市のTakさんよりメールをいただきました 
  写真整理をしていると、語りかけて来るキノコ達がいました。

みんなでニッコリできる日が早く来ますように!    (キャプションもTakさん)
1 ベニヒガサ 2 ムレオオイチョウタケ
3. タマゴタケ 4. きのこリウム(ナメコ)
5. チョウジチチタケとウコンハツ 6. オオオニテングタケ
7. オニイグチモドキとアカイボカサタケ 8. カバイロツルタケ
9. カエンタケ 10. アシナガイグチ
11. 橿原神宮のフクロツルタケ 12. 同じく橿原神宮のキヒダタケ
13. ツブカラカサタケ 14. ヤマブシタケ
   和歌山のAsさん「10番目のアシナガイグチのストレッチ!に「いいね!」10点。実に面白い。」
   奈良市のMatさん「改めて「きのこ」には「癒し」の効果があることを知らされました。
名前の付け方が素敵です。私もキノコたちと一緒にお祈りしたくなりました。また皆様とお会いできる日を楽しみにしています。」
   橿原市のNisさん「凄く面白いです❗️ 癒されました~☺️ 早く観察会に行きたいですね。」
  奈良市のDemさん「Takさんの作品を楽しく見せてもらいました。野外活動以外にも、貯金の作品をこのように楽しめることは素晴らしいと感心しました。 日頃から見かける竹ノ内さんの印象から「こんなユウモアをお持ちだったのか!」と驚きました。ご夫婦の合作かも知れませんが、久しぶりにキノコを楽しんだ気分です。写真のタイトルを私なりに考えてみました。
①マグマ噴出   ②挨拶ごっこ   ③産まれ出る……   ④山水画の世界    ⑤ヨッ!先輩   ⑥モンジャ教の塔
⑦どちらがキレイ?野暮なこと聞かないでよ!    ⑧道は続くよ   ⑨オギャー    ⑩スカートの下からのぞいてみれば……
⑪平和だなぁー    ⑫キツネの杯   ⑬バンクシー出現   ⑭みんな楽しく生きましょう」
  ☆ --- Takさん どれも素晴らしいです。心が軽くなり、寿命が伸びる感じがします。ありがとうございます。
皆さんのコメントにも勇気づけられます。いいな。
(simo.)

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2020年05月02日 夏は来ぬ
 立夏前だが夏日2日目。「卯の花 の におう垣根に ほととぎす 早も来啼きて 忍音もらす 夏は来ぬ…」と歌われた卯の花。庭の鉢植えで満開(ヒメウツギ)。
 巣ごもり生活は延長されそう。散歩道では、人と至近距離ですれ違わないコースを探すがゼロにはならない。すれ違う時はマスクをしてできるだけ離れて歩くしかない。散歩道で見かける花も夏モード。
 二週間ほど雨がない。キノコは皆無に近い。写真に撮ったのはヒイロタケのみ。以前にも撮ったやつ。
今日撮った唯一のキノコ ヒイロタケ 庭のヒメウツギ 満開
ギンリョウソウ(別名ユウレイタケ) ホタルカズラ
シラン ベニカナメモチ
カマツカの花 鎌の柄に使った木 コバノガマズミ

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 2020 (5) 5月
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