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 2020 (6)
6月
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きのこ観察会、個人的な散策で出逢った
四季折々の花、きのこ・・・写真と雑文です
さらに、メーリングリストでいただいた仲間のメールの一部を転載しています



2020年06月28日 ”近所のキノコ”
 --- 大阪市のMorさんよりメールをいただきました 
 雨が少なく乾燥していますが、種類は増えてきた様子です。ケショウハツの傘の色合いがよかったです。
  二階建てのニオイコベニタケは面白い光景ですね。アセタケの仲間はアシボソトマヤタケに似ていると思います。(6/27の項)」 (キャプションもTakさん)

 --- ご連絡ありがとうございます。ケショウハツを見ると美味しい桃を思い出します。そういえば、美味しいモモのシーズンが始まっています。今回の雨で大阪も、本格的に夏きのこが出そうですね。
 アセタケの件:ご指摘ありがとうございます。アセタケの仲間はアシボソトマヤタケ近縁種として訂正しておきます。(simo.)
ケショウハツ
アイタケ アメリカウラベニイロガワリ
カラカサタケの仲間 ヤマドリタケモドキ
キチャハツ ヘビキノコモドキ

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2020年06月27日 ” そろそろ夏キノコ”
 --- 奈良市のTakさんよりメールをいただきました 
 昨日は近くの公園、今日は橿原方面にまた行って来ました。
ニセアシベニイグチは10cm程の大型。ヒメアワタケ?は2cmほどの小さなイグチでした。
ダイダイガサは柄をかじられていても好きなキノコなのでついカメラを向けてしまいます」 (キャプションもTakさん)
 --- 大阪府は湿気ばかりで降水量は少なく、期待外れの状況です。Takさんの嗅覚がすごい!本当に夏キノコ全開の様子、うらやましくなります。テング、イグチがすごい元気で、そんな姿を見ると、草臥れも吹き飛んでしまいそう(simo.)
アカダマキヌガサタケ カバイロツルタケ
ダイダイガサ ニセアシベニイグチ?
ヒメアワタケ? ヘビキノコモドキ
ミドリニガイグチ ヤマドリタケモドキ

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2020年06月27日 もうすぐ 半夏生
  もうすぐ半夏生。散歩道では、時を違えずハンゲショウが見ごろを迎えている。カワラナデシコ、オカトラノオもこの季節らしい雰囲気で咲いている。
  それにしても、この蒸し暑さ。マスクをして歩くのは危険。それでも、他の人とすれ違うときは、口に当てるようにしているが。
 湿気だけやってきて雨は殆ど降らないが、可愛いキノコが登場してくれ、しばし暑さを忘れている。
 アセタケの仲間としていたキノコについて大阪のMorさんより「アシボソトマヤタケに似ている」とご指摘を受けました。胞子表面が針状突起に蔽われるレプトキーべ節のアシナカトマヤタケに似ています。ただ、北陸のきのこ図鑑の記載と縁シスチジアが全く異なります。図鑑では薄壁でひょうたん型、私のものは、フラスコ型でメチュロイドで頂部に結晶を付着。傘サイズも3cm近く、図鑑の〜2cmとは合わず、柄も図鑑の〜9cmに対し12cm、太さ2mmに対し4mm近いなどの相違があります。
 アセタケの仲間よりアシナガトマヤタケ近縁種の方が適切かと思い訂正します。ご指摘ありがとうございました。(6/28)
半夏生を前に見ごろを迎えるハンゲショウ
カワラナデシコ オカトラノオ
 トガリベニヤマタケ
ニオイコベニタケ
何故か 傘の上に小さなキノコを載せている
どんな物語があるのでしょう? 
 ニオイコベニタケ 胞子    ニオイコベニタケ シスチジア
   
臭いから クサハツ コナサナギタケ
アイバシロハツ ナガエノチャワンタケ
アシグロホウライタケ アシグロホウライタケ 胞子
アシナガトマヤタケ近縁種
アセタケの仲間?
アシナガトマヤタケ近縁種
アセタケの仲間?
アシナガトマヤタケ近縁種
アセタケの仲間? 胞子
アシナガトマヤタケ近縁種
アセタケの仲間? 担子器
アシナガトマヤタケ近縁種
アセタケの仲間? 縁シスチジア
フウセンタケの仲間?
フウセンタケの仲間? フウセンタケの仲間? 胞子

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2020年06月27日"ヤナギマツタケ幼菌"
---
 和歌山にお住いのAsさんよりメールをいただきました
 「里山を歩く。ホタルガが付きまとう。異常発生したようだ。
思いがけなくヤナギマツタケの幼菌に出会う。幼菌なので褐色のツバがない。ひだは内皮膜で覆われている。
ヌメリニガイグチ…柄の基部に黄斑が見られる。
ヒメコウジタケ…孔口は傷つくと青変する。
ヒイロベニヒダタケ幼菌…柄の基部が赤い。
不明菌…小さなきのこであるが、傘の形がユニークだ。」(キャプションもAsさん)

---  キノコ愛にあふれるマナコが感じられる写真にはウットリとします。私などは、感激して撮るとピントがさっぱりというケースが多いですが、流石ですね。不明の子は傘は開かないのでしょうか?興味のあるスタイルです。いつも、貴重な写真、ありがたいです。(simo.)
ヤナギマツタケ幼菌 ヌメリニガイグチ
ヒメコウジタケ ヒイロベニヒダタケ幼菌
ヒナノヒガサ 不明菌
ウツボホコリ ムラサキホコリの仲間

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2020年06月18日 ”カサヒダタケ”
 --- 奈良市のTakさんよりメールをいただきました 
 昨日、春日山を歩いてきました。カラッとした天気の中、カサヒダタケに会えました!」 (キャプションもTakさん)
 --- 凄いな。明日からは県境を越える移動の自粛がやっと解除されます。ウスタケ、クモタケにも逢いたいなと思っていました。素晴らしいタイミングでそんな思いに応えてくれるショットの数々。ありがたいです。今年の梅雨は雨もしっかりと降り、キノコたちもご機嫌ですね。(simo.)
アワタケ属 ウスタケ
オオツルタケ? カサヒダタケ
カサヒダタケ傘表面 カサヒダタケ幼菌
コヨヘイジ ツルタケ
ヒイロベニヒダタケ ヒメスギタケ
ヒロヒダタケ ベニヒダタケ

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2020年06月17日 ジャカランダには青空が似合う
 大阪市立自然史博物館の外来生物に関わる特別展に出かける。気になっていたのに新型コロナで中止となり、延期されたもの。
 アジサイが見頃で植物園を訪れる人は非常に多い。アジサイ園は凄い人。
 特別展は検温、マスク着用、手指消毒、大阪コロナ追跡システムの登録の上入場。非常に空いている。大事な展示。もっとたくさんの人に見てほしい内容
 世界三大花木の一つ、ジャカランダが見ごろ。青空に映える。ミヤギノハギがひっそりと咲いている。
 今日出逢ったキノコ。温暖化とともに北上しているともいわれる毒キノコ=オオシロカラカサタケの小さなフェアリーリング。かなり乾燥しているのにベニヒダタケの小さな傘が並んでいるのにも逢える。
ジャカランダの花 ミヤギノハギ
オオシロカラカサタケ ベニヒダタケ

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2020年06月15日 "日曜日にも"
---
 橿原市にお住いのNisさん(小学6年生)母よりメールをいただきました
 「日曜日にも---観察に行きました。
---白玉は残念ながら見つけられなかったようです。が、赤玉は7つも‼️出ていました。
---蒸し暑さも手伝ってか、やはり匂いがかなりきつかったようです。
果物の腐りかけの様な匂いと、ハエと藪蚊で参ったようです😅」

---  この蒸し暑さと蚊の襲撃がキヌガサタケ発生の条件ですね。やはり長袖と虫よけ必携です。貴婦人とされるキヌガサタケはウットリとする美しさです。強烈に臭いですが、、、私のキヌガサタケのシロは竹林が荒れすぎて一歩も入れなくなりました。新たな観察ポイントを探していますが、、、、(simo.)

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2020年06月13日 雨の日の散策
 先日見た可愛いキノコに魅せられ今日も雨の止み間に遠征。 
 可愛い盃状のキノコ=シロキツネノサカズキ。研究されている方から、現物の送付依頼がありました。リクエストにこたえなくては。
 何とか写真を撮り、少し標本用に採取していると急に激しい雨。急いで退散。
 しかし、皮肉なもので家に帰ると明るい。その足で近所の散歩道を歩く。ホタルブクロ、ササユリが梅雨の季節を楽しませてくれる。大きなボンボリ。ニンニクの花も良い感じ。
 白い透明感のある綺麗なシロキクラゲ、漢方で使われているマンネンタケが出ている。 夢中で写真を撮るが結構な雨が降り続いていて、汗と雨で衣類はビショビショ。
シロキツネノサカズキ 
 
 シロキツネノサカズキ 胞子
シロキツネノサカズキ 子嚢 シロキツネノサカズキ 白い毛の先端部分
     
 シロキツネノサカズキ    シロキツネノサカズキ
ホタルブクロ ササユリ
ニンニクの花 ツエタケ
シロキクラゲ シロキクラゲ
マンネンタケ マンネンタケ

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2020年06月13日 "お目覚めですよ~!!"
---
 橿原市にお住いのNisさん(小学6年生)よりメールをいただきました
 「今朝お父さんと、去年simo.さんに連れて行ってもらった橿原にキヌガサタケを見に行って来ました。
 ありました!アカダマキヌガサタケ。雨の中ぐったりと寝そべってました。竹林の外側、道の端に一本だけにょきっと生えてました。
14~5cmくらいだと思います。竹林の中もタマゴがないか見てみましたが、見つけられませんでした。 明日も見に行ってみようかなと思っています。😁もっと生えてたらいいなぁ~😋 --- アンズタケもたくさん出ていました。」

---  ありがとうございます。気になっていました。やはり、この時季ですね。 雨が降り大変だったでしょう。 竹林で赤玉のつかないキヌガサタも探して見てください。大変臭いですが、優雅で貴婦人と呼ばれるだけの気品を感じます。
 私も、行きたいですが、奈良・大阪の県境越えの往来は自粛要請中ですので、欲求不満を感じつつ自粛しています。19日より全国的に移動自粛は解除される予定ですので、もう少しで、その付近を訪ねることができそうです。
 なお、今日見られた場所の近くでも、赤玉は見ることができます。そこから350m南の竹林、更に400m南の道路東側の竹林でも出ています。車は道路に止めることができません。止めることのできるところから歩いてください。
。(simo.)

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2020年06月08日"ヒイロベニヒダタケ"

---
 和歌山にお住いのAsさんよりメールをいただきました

 「里山を久しぶりにぶらつく。色々なきのこと遭遇する。
・ヒイロベニヒダタケ…傘の脈状の緋色が美しい。→
・ザラエノハラタケ…尾根上を歩いていると夏のきのこ発見。
・マツオウジ…白いマツオウジ。ツバマツオウジではない。
・ヒナノヒガサ…小さくてかわいいが、シスチジアがすごい。
・ヒトヨタケの仲間の幼菌…近くにザラミノヒトヨタケがあったが、その幼菌?
・アシグロタケの仲間の幼菌…キノハダアシグロタケの幼菌?」


---  カラフルなキノコが増え、散策路が楽しくなってきましたね。あとは、適度な雨があれば最高です。安心して歩けるようになって欲しいですが、しばらくは感染予防策が要りますね。(simo.)
ヒイロベニヒダタケ 幼菌 ザラエノハラタケ
マツオウジ ヒナノヒガサ
ヒナノヒガサ シスチジア ヒトヨタケの仲間の幼菌
アシグロタケの仲間 幼菌 ウツボホコリ
ダイダイガサ ニセコナカブリ
不明菌  不明菌 胞子

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2020年06月08日 テンガイキツネノサカズキMicrostoma apiculosporum
 2014年10月、2015年10月、11月に大阪府富田林市で見たシロキツネノサカズキに似たキノコ。
 シロキツネノサカズキは図鑑により差異があるが、春から夏に発生となっている。
 これは、10月末以降に見ているので発生時期が合わない。「北陸のきのこ図鑑」では、シロキツネノサカズキモドキについて晩秋~早春に発生とある。しかし、シロキツネノサカズキモドキの胞子サイズ50~65×15~18.5μmとなっていて、このきのこの胞子のサイズに比べ2倍近い。
 結局、シロキツネノサカズキ近縁種としていました。
 先日、大阪府の四条畷市でシロキツネノサカズキを初めて見ました。秋に見た近縁種ののことを取り上げたところ、のちに大阪市のMorさんより、「日本菌学会会報2020年5月」に日本新産種としてテンガイキツネノサカズキが報告されており、胞子の両端に突起が有るのが特徴であり、私のHPの胞子の写真に合致しているとの指摘をいただきました。
 論文を執筆された大前宗之様に写真をお送りして見ていただきましたところ、形態的な特徴に基づく暫定的なものだが、「テンガイキツネノサカズキMicrostoma apiculosporumと同定」して問題ないとのご意見をいただきました。
 最初にご指摘いただいた大阪市のMorさん、わざわざ同定してくださった大前宗之様に感謝いたします。ありがとうございます。
 同定できなくても、しっかりと観察して記録しておくことが大切ですね。つい横着ばかりしていますが。
2014.10 大阪府 富田林市
2015.10 大阪府 富田林市
特徴的な子嚢胞子
胞子の両端に半球状の突起があり、虚無僧の被る深編笠(天蓋)を想起させることに因んで和名が付けられている

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2020年06月07日 見事な快晴 ひと汗かきに散歩道に
 見事な快晴。熱中症が気になる暑い夏になりそうだという。今の内から汗をかく生活をして慣らさないと。散策路で目に入った白、紫のウツボグサ。独特な形が面白い。
 日照り続きの中でも、緑陰ではいくつかのキノコが生き延びている。
白花ウツボグサ ウツボグサ
キサケツバタケ キサケツバタケ
キサケツバタケ キサケツバタケ 胞子
キサケツバタケ 担子器 キサケツバタケ シスチジア
ベニヒダタケ ベニヒダタケ
アラゲカワキタケ ダイダイガサ
ツマミタケ ツマミタケ
ヤナギマツタケ ナカグロモリノカサ
アリノタイマツ シロヤリタケ

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2020年06月06日 久々の再会
 今年の例会は新型コロナウイルスのためずっと中止。Takさんのご案内で久しぶりに集う。大阪府下の北生駒。密にならないように時間差で10人以下のグループに分けて野歩き。マスクをしての散策であり時間を短くし歩くが、お目当てのシロキツネノサカズキが乾燥続きのなかでも見られ皆大満足。乾燥続きにしては想像以上のキノコに出逢え、仲間との再会とともに嬉しい一日となる。
シロキツネノサカズキ
散策路で見たタツナミソウ シロキツネノサカズキ
シロキツネノサカズキ シロキツネノサカズキ
シロキツネノサカズキ 胞子 シロキツネノサカズキ 白い毛の先端部分
ミドリスギタケサマツモドキ
2020/7/5  「楽山楽水日記」のU氏よりご指摘があり訂正しました。
サマツモドキとしたものは、ひだが疎で柄にツバがありミドリスギタケですね。
 反省!いい加減な記憶ではダメで、その都度図鑑などでしっかり確認しないと。
ヒイロベニヒダタケ ヒイロベニヒダタケ
ハタケシメジ ダイダイガサ
キッコウアワタケ オオゴムタケ
ツチナメコ ザラエノヒトヨタケ
     
アラゲコベニチャワンタケ   イタチタケ 

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2020年06月02日 " 昨日の生駒 "
---
 東大阪市にお住いのYmさんよりメールをいただきました
 「Takさんのレポートすごいですね、いいエリアと精巧なきのこ目しかも二人で探せばいいよね。 私はいつものところはマツオウジとカンゾウタケで面白くないので久しぶりに大阪側を半日うろうろと。
 先月来夏日や真夏日となってくると自ずと夏きのこのお目見え。
 1 ハラタケの仲間 今もって地上生が非常に少ない
 2 アミスギタケ 孔口は撮れないけどこれだけあれば結構きれい
 3,4 ヒイロベニヒダタケ かわいい幼菌を探したがだめ
 5,6 ダイダイガサ いつものシロで見当たらず、引き返す途中でやっと
---  お久しぶりです。お便りありがとうございます。お元気そうで安心しましたYmさんの綺麗で静寂感のある画像にはいつも癒されます。こんな子に逢いたいなと思わせてくれる写真。歩きたくなります(simo.)

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2020年06月01日 ”シロキツネノサカズキ”
 --- 奈良市のTakさんよりメールをいただきました 
  梅雨間近の、雨あがりの里山を楽しみました。(キャプションもTakさん)
 --- いつもいつも素晴らしいお便りの連続。ありがたいです。私が奈良に行けない間に、続々と素晴らしいポイントを発掘してくださるTakさん。皆で奈良を歩けるようiなったら、是非ご案内してください。(simo.)
アラゲコベニチャワンタケ イタチタケ
イヌセンボンタケ オオゴムタケ
シロキツネノサカズキ シロキツネノサカズキ
シロキツネノサカズキ シロキツネノサカズキ
ダイダイガサ ヒイロベニヒダタケ

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 2020 (6) 6月
1       6    10 11 12

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