pagetop

Home
 2020 (3)
1           10 11 12



きのこ観察会、個人的な散策で出逢った
四季折々の花、きのこ・・・写真と雑文です
さらに、メーリングリストでいただいた仲間のメールの一部を転載しています



2020年03月29日 ”  赤熊さんみてきました ”
---
奈良市のAsaさんよりメールをいただきました
 「観察会中止ざんねんです。 自粛期間なのであまり堂々はできませんが、無事に赤熊さんに会うことができました。 Chiさん、鳥屋さん、どうもありがとうございました。
 同じキノコなので、写真割愛しようかなと思ったのですが、Takさんのお写真と比べると、昨日の雨でぷりぷりと、これもまたkawaii状態になっていましたのでどうぞ。
 ほか、公園内でスギエダタケやシメジのなかま?など見つけましたが、まだまだ少ないです。シメジ?はコザラミノシメジかな?と思ったのですが、観察不足です。やっぱり、もっといろいろな角度や根本を見ないとダメですね。来月には収束しますように・・・!
---  レポートありがたいです。自粛期間ですが、アウトドアで個人的に行動するのは問題ないと思います。インドアでストレス貯めるよりズット健康的です。
・ どなたの写真も、その方の感性がうかがわれそれぞれの味わいがあり素敵です。今日の赤熊さんすてきです。
・ 杉の皮に生えているキノコはスギカワタケでいいと思います。
・ キノコのヒダが微かに肉色に見えるのは裏紅。ウラベニガサ属ウラベニガサでいいと思います。(simo.)

ページトップヘ



2020年03月29日  枝垂桜が見ごろ 桃色の涙
 散歩道では、どことも枝垂桜が見ごろ。行事の中止が続くと滅入ってくる。これだけコロナウィルスの感染が広がると外出にも気を使わないと。
 観察会が中止になったコースを少し歩く。啓蟄もすでにすぎ、虫さんたちもたくさん出ているこの頃、食虫植物のコモウセンゴケが俄然元気だ。ウィルスを退治してくれるといいが、無理だな。
 色っぽい名前のきのこモモイロダクリオキンに出逢う。ダクリオは涙のようです。たしかに桃色の涙のようにも見える。
 この外、雨に元気をもらったキクラゲ類などがたくさん見られた。 途中Ymさんと出会う。Nisさんも来られていたようですね。
富田林市 香芝市
香芝市 コモウセンゴケ
モモイロダクリオキン モモイロダクリオキン 胞子
モモイロダクリオキン 小さな点点 分生子 モモイロダクリオキン 担子器
モモイロダクリオキン 担子器 キクラゲ
チャワンタケ属 チャワンタケ属 胞子
チャワンタケ属 担子器 トガリアミガサタケ
トガリアミガサタケ トガリアミガサタケ
オオゴムタケ スギカワタケ
スエヒロタケ ショウロ
 御所市のNisさんから 今日のトガリアミガサタケの写真を送っていただきました
 --- 私の見落としていたものを見つけてくれたのすね。キノコ目がすごい!(simo)

ページトップヘ



2020年03月27日 " ニセヒメチチタケ "
---
和歌山のAsさんよりメールをいただきました
 「トガリアミガサタケを探しにでかけるが、見つ らない。シイ林の斜面を登るとコケの間に小さなきのこを発見。ニセヒメチチタケだ。
 一方、マツ林には、この季節には珍しく1本のヌメリイグチが出ていた。 これだけで満足感を得られる。幸せな気分になれる。タマゴケは緑の目玉が赤色に変わっていた。
」(キャプションもAsさん)
---  いつも素敵なレポートありがとうございます。早い!ヌメリイグチまで出ているのですね。タマゴケも春を感じさせてくれます。清々しい季節。コロナの終息を願うばかりです。(simo.)
ニセヒメチチタケ傘 ニセヒメチチタケ裏
ヌメリイグチ幼菌傘 ヌメリイグチ幼菌裏
メダケ赤衣病菌 メダケ赤衣病菌検鏡
アラゲコベニチャワンタケ タマゴケ

ページトップヘ



2020年03月26日 ”  春の贈り物 ”
---
奈良市のTatさんよりメールをいただきました
 「お友達の庭師さんから、イチョウの木の近くで見つけたのですが、何きのこですか?と、写真が送られて来ました。
アミガサタケだと思いますと、答えたら沢山届けてくれました。
---  素晴らしい贈り物ですね。乾燥品のビン詰、缶詰など一度ネットで調べてください。随分高級品です。写真のものはトガリアミガサタケのようですね。食材としてはアミガサタケ、トガリアミガサタケ、チャアミガサタケ、マルアミガサタケなど区別せずに広義のアミガサタケとして同様に扱えばいいと思います。全ての食用キノコも充分加熱しないと中毒することが多いです。充分加熱すれば立派な高級食材です。レシピを調べるのも楽しいです。「アミガサタケ+レシピ」で検索すればたくさんのレシピが出ます。どなたでも入れる場所なら場所を聞いてご自身のシロにして来年も採取できるといいですが。(simo.)

ページトップヘ



2020年03月26日  赤熊編笠茸(シャグマアミガサタケ)に逢いに行く
 散歩道ではモミジの若葉がウットリとするほど魅力的。イカリソウも独特の美しさです。湿地ではミズバショウも咲き始めている。
 Chiさん、Takさんのご案内を受け少し遠出して赤熊編笠茸(シャグマアミガサタケ)に逢いに出かける。名前も変わっているが、猛毒だが優秀な食用キノコ。 通常市販のキノコは加熱して食べるべきで、生煮えでは食中毒を起こすこすキノコが多い。このきのこも茹でこぼすべきだが、揮発性の猛毒ガスで調理中の死亡例がしばしばあるという。換気の良いところで充分茹でこぼして食べると優秀な食用キノコのようです。死にたくないのでそっとカメラで撮るだけにして帰る。
 乾燥続きでコブシの樹下のチャワンタケ以外のキノコは少ない。 
モミジに若葉が開く イカリソウ
シャグマアミガサタケ(赤熊編笠茸)
シャグマアミガサタケ(赤熊編笠茸) シャグマアミガサタケ(赤熊編笠茸) 胞子
未熟で胞子は殆ど見当たらない
シャグマアイガサタケ 
子嚢 未熟で胞子は殆ど見当たらない
モクレンキンカクチャワンタケ(仮)
モクレンキンカクチャワンタケ(仮) 胞子 モクレンキンカクチャワンタケ(仮) 子嚢

ページトップヘ



2020年03月26日 ”  都会のキノコ ”
---
生駒市のChiさんよりメールをいただきました
 「今日は霞ヶ関に仕事でやってきました。桜満開です。道を歩いているサラリーマンと違い、木が有れば上から下まで眺めてしまうキノコ愛好家。
 霞ヶ関のど真ん中にありました。プラタナスに出ていました。さすがに採取する勇気は出ませんでした。今夜は新橋泊です。
---  凄いな!年寄りで持病持ちなもので、私は今の東京は行く気にならないけど。仕事だものね。気を付けてください。プラタナスのキノコ何なのでしょう?キクラゲですか?(simo.)

ページトップヘ



2020年03月24日 ” 私もシャグマ~6年ぶり ”
---
東大阪市のYmさんよりメールをいただきました
  先日のChiさんのメールで忘れていたシャグマに会いたくなって久しぶりに行ってきました。
乾燥しているしブランクも大きいしダメかなと思っていたのですが案の定見当たらない。
リュック、三脚を置き急斜面を私なりのスキャンで何とかふたつ、めでたしめでたし。
まさに「怪異な形の猛毒きのこ(原色きのこ図鑑)」確かにKaiiですがKawaiiと思いません?
結局昨日は彼等だけの長距離ウオーキングになってしまいました。
---  Ymさんの体力、気力は凄い。見習わないと。活動領域を広げないと編笠茸のシロも激減中でつらいです。(simo.)

ページトップヘ



2020年03月24日 " 初シャグマ "
---
 奈良市にお住いのTakさんよりメールをいただきました
 「シャグマアミガサタケをさっそく見てきました。 Chiさん、ありがとうございます。」(キャプションもTakさん)
--- 東大阪市のYmさんよりメールをいただきました
「Chiさん、この時期出張自粛?ホームグラウンドじっくり回れますね。Takさん行動力に感服です、しかもしっかり見つけておられるのがすごい、このコース以前は四條畷から歩いていましたがもう無理
---  凄い!うらやましい。行きたいのですが、いろいろ野暮用で、、、。ショウジョウバカマ、土筆も季節感がありいいですね。(simo.)
シャグマアミガサタケ シャグマアミガサタケ
ショウジョウバカマ ニガクリタケ
昨日のクヌギタケ属? 土筆

ページトップヘ



2020年03月22日  枝垂桜のころ 春を味わう
 散歩道では枝垂桜、ボケの花が咲き気落ち良い。今日の散策はお土産付き。傘径14cmの大きなシイタケ、ニワトコの若葉、セリ。シイタケ、ニワトコは天ぷらで、セリは胡麻和にして春を味わう。乾燥気味でキノコは少ない。
枝垂桜 枝垂桜
ボケの花 ニワトコの若い芽
セリ 傘径14cmほどのシイタケ かなり乾燥気味
オオシトネタケ アクニオイタケ

ページトップヘ



2020年03月22日 " しわくちゃのアミガサタケ "
---
 大阪市のMorさんよりメールをいただきました
 「しわくちゃのアミガサタケが今年も出ていました。
乾燥したものが目につきましたが、日陰のものは新鮮な状態でした。」(キャプションもMorさん)

---  レポートありがたいです。ヒトヨタケは随分と瑞々しい。乾燥続きでキノコには気の毒。モクレン菌核菌など小さなものにも目を向けないとキノコが少ないですね。(simo.)
しわくちゃのアミガサタケ しわくちゃのアミガサタケ
しわくちゃのアミガサタケ ヒトヨタケ
フウノミフデタケ モクレンの菌核菌

ページトップヘ



2020年03月21日 ” そして昨日の生駒 ”
---
東大阪市のYmさんよりメールをいただきました
  トガリアミガサタケ、もう出てるだろうとまずは先日の幼菌、残念ながら変わりなし、成長ストップ?
 そして例の廃棄物から逃れた数本を発見しました、そこそこの幼菌が見当たらないところを見ると今年ここはこれまでかも。
 まだほかでも出てくれるとは思っているのですが現場の状態を見ていると腹が立ってなりません。

--- 絵になる子たちでいいですね。生駒のジャンボイエローモレルの場所も様子が変わってしまい、もう出ないのでしょうか?素晴らしいサイズで真黄色な胞子をまとっていたのに(simo.)

ページトップヘ



2020年03月21日 ” まずは3月17日 ”
---
東大阪市のYmさんよりメールをいただきました
 トガリアミガサたけを追っかけて以前一度行った公園を再訪しましたがダメでした。
桜はたくさんありましたが山桜ではなかったのでしょう、もちろん山桜とて必ずではありませんが。
 カバイロサカズキタケに似ていますがあのきれいな色は見つかりません。
 きれいな苔の中に小さなベニタケたち座り込んでじっくりと、空が入って大変。
 あまり見かけない最後の2枚、幼菌と成菌
---  いろいろな場所で散策されておられるのですね。カバイロサカズキタケはで風情がありい感じじゃないでしょうか。綺麗なベニタケもウットリとする魅力があります。不明のキノコはなんでしょう?チャムクエタケモドキにも似ているような?ケコガサタケ属にも似ているような?(simo.)

ページトップヘ



2020年03月21日 ”  今年も出ました ”
---
生駒市のChisさんよりメールをいただきました
 「一昨年、190日余り、昨年は200日越えと出張ばかりでほとんど家にいなかったのですが、今年は、100日は切れそうです。それでではありませんが、少しだけ矢田丘陵の様子を見に。
 今年も1本だけ出ていました。台風19号の影響で、発生地の地形が変わったのでもう発生しないと諦めていたのですが、私の矢田参りを待っていてくれたのでしょうか。
 家の近くのアミガサタケはまだ影も形もありませんでした。
---  奈良市のTakさんから「Chiさん おめでとうございます。 Takです。
私も家の近くの矢田丘陵を散策したのですが、トガリアミガサタケばかり(11本)で、シャグマは見たこともありません。出会いたいものです。」
---
 東大阪市のYmさん「オー!シャグマ…ですかなつかしい。
以前数本見たことはあるのですがこの時限りです、なにしろ遠くて疲れるし、行ってあるとの保証はないし。ほんとおめでとうございますですね。」
---  Chiさんご無沙汰しています。素晴らしいお便り嬉しいです。赤熊さんに会えるのなら、それだけでも見に行きたいキノコですよね。(simo.)

ページトップヘ



2020年03月15日 コバノミツバツツジの咲くころ
 久しぶりに友人たちと7人で散策。散歩道ではコバノミツバツツジが咲き始めている。昨日までの温暖な陽射しとうって変わって急に寒くなり雨も降る変わりわりやすい天気。何とか雨に濡れないで解散できラッキー。目の数が増えると、1人で見るのと大違いで随分たくさんのキノコと久しぶりの再会。
コバノミツバツツジ キクラゲ
キクラゲ キクラゲ 同じコナラの倒木に生えて居たが
随分と様子が違う
コガネニカワタケ アオクニオイタケ
トガリアミガサタケ トガリアミガサタケ
トガリアミガサタケ トガリアミガサタケ
ショウロ クロゲシメジ
カノツノタケ カラムラサキハツ
ニセヒメチチタケ ミイノモミウラモドキ
この柄の捩れは凄い
オオゴムタケ オオゴムタケ
カバイロサカズキタケ カバイロサカズキタケ
 オオシトネタケの筈 胞子未放出    フジイロチャワンタケモドキ
   
 チャワンタケ属    チャワンタケ属 胞子
     
チャワンタケ属 子嚢 クロチャワンタケ
     
 クロチャワンタケ 胞子    クロチャワンタケ 子嚢・側糸

ページトップヘ



2020年03月14日 ” ミイノモミウラモドキ ”
---
和歌山のAsさんよりメールをいただきました
 「雨が降ったので晴れ間にきのこ探しに出ていく。 谷間を歩いていると斜面にミイノモミウラモドキが目に飛び込んできた。 柄のネジレが独特だ。検鏡すると担子器と立方体をねじったような形の胞子が見えた。 ミイノモミウラモドキは漢字では「擬三井紅絹裏」と書く。 いきな名前だ。」(キャプションもAsさん)
---  キノコの少ない季節でもいろいろ探されて、多様な姿を見せてくださってありがたいです。フウセンタケ属は胞子の表面のイボと形状で属までは接近できてもそれ以上は難しいですね。図鑑の発生時季が梅雨、秋となっているので?
 「モドキ」のこと!小さなことですが、「擬」の位置について、若干疑問です。同じ図鑑で「エイザンモミウラモドキ」は「比叡山擬紅絹裏」で「モミウラモドキ」=「擬紅絹裏」としているのにね。これでは、別に「ミイノモミウラ」が別にありそれのモドキのように感じます。実はあったりして?(simo.)
ミイノモミウラモドキ胞子他 ミイノモミウラモドキ幼菌
ミイノモミウラモドキ胞子他 トガリニセフウセンタケ?
フユノコガサ? キララタケ幼菌-
キイロニカワタケ シトネタケ属

ページトップヘ



2020年03月13日 季節の味わい
 先日咲き始めたアーモンドの花が見ごろを迎えている。カミさんのお供で農林産物の直売所へ。「こんなに小さいのを掘るの?」というほど可愛いタケノコ。下流老人夫婦でも買える値段なので買って帰る。早速、若竹煮となり夕食の一品。帰路寄った公園では菜の花、ムラサキハナナが見事。家族連れもたくさんいてにぎわっている。
 散策路でもヒュウガミズキも咲き始め、春を満喫できる季節。林床では少ないながらもいくつかのキノコが顔を見せてくれている。
季節の味わい  庭のアーモンド
庭のアーモンド 庭のアーモンド
   
 ムラサキハナナ    ムラサキハナナ&菜の花
   
 菜の花    ヒュウガミズキ
   
 トガリアミガサタケ    トガリアミガサタケ
   
 随分早い オオゴムタケの芽生え     随分早い オオゴムタケの芽生え
   
 カラムラサキハツ    アクニオイタケ

ページトップヘ



2020年03月12日 " 昨日の生駒 "
---
 東大阪市にお住いのYmさんよりメールをいただきました
 「ご無沙汰しております、元気でおります、週一うろうろしてはいるのですがなかなか見つかりません。
 昨日は皆さんのアミガサに触発され探しに行ってきましたが何とかひとつだけ見つけました。
 標高421mやはりまだ早かったようです(H2cm弱、急に明るくなってびっくり?枝と落ち葉で覆うっておきました)右端の赤いのはイタドリの新芽と思います。
 この大阪側の管理道、毎年落ち葉や土が清掃されるのですがそれらが谷側エリアに廃棄されひどい状態になっています。
きのこ、野草その他動植物の生息域が山の管理団体によって破壊されるという皮肉な状況になっています。当然アミガサ達の発生エリアも例外ではなく年々発生は少なくなっておりやがて消滅するのは確実です。どこかほかを探さなければと思っていますがなかなか見つかりません。
---  お元気そうで何よりです。可愛い幼菌ですね。ところで、ネットでは「アミガサタケ今年は目標2000本」などと採る事のみを追及されているかのような投稿が出ていたりします。少なくとも胞子を飛ばしていないサイズのものはスルーして欲しいですが。
 自然公園の管理は本当は自然を理解されている方に管理してほしいですね。公立の公園はどことも、指定管理者の管理になってから、事故を起こさないことが優先で管理しやすいことのみ追及しているように感じます。私のシロもどことも発生が激減しています。(simo.)

ページトップヘ



2020年03月11日 " 池の小道で "
---
 奈良市にお住いのTakさんよりメールをいただきました
 「ヤマザクラの樹下でトガリアミガサタケに会えました。4個を確認。
 不明のは一瞬モリノカレバタケかと思いましたが、ヒノキの材上だし、ひだに連絡脈があるので分かりません。すみません。」(キャプションもTakさん)
--- 和歌山のAsさんよりメールをいただきました「トガリアミガサタケ、よく見つけましたね。不明菌ですが、スギカワタケ(フユノスギカワタケ)と思われます。スギ、ヒノキに発生。ひだの脈連絡が特徴です。」
---  陽光に照らされ春らしいキノコのお便りありがたいです。この季節の代表選手の勢ぞろいで素晴らしい。トガリアミガサタケはそのころが一番魅力的ですね。そこも山桜の樹下でしたか。
 不明菌はAsさんのおっしゃる通り、タマバリタケ科スギカワタケ属スギカワタケGloiocephala cryptomeriae Nagasawa (ined.)(スギシロホウライタケ)のようですね。幼菌は純白で違ったイメージ素敵です。(simo.)
アクニオイタケ アラゲキクラゲ
トガリアミガサタケ 不明菌
ミイノモミウラモドキ ミイノモミウラモドキ幼菌

ページトップヘ



2020年03月07日 " ユーカリのキノコ "
---
 大阪市のMorさんよりメールをいただきました
 「きのう数か所のユーカリ農園を歩いてきました。最初の1か所では赤いキツネタケの仲間がところどころに生えていました。いくつも並んで生えている姿が可愛らしいです。特に、10本以上も固まっているのは今回が初めてです。
 2か所目以降は土が乾燥して荒れているところが多かったためかキノコは非常に少なかったです。しかし残骸や幼菌が少し見られたので菌は潜んでいるようです。
 日本の野山のキツネタケの仲間とは全く異なる季節に発生しています。原産地のオーストラリアでは冬が雨季で夏は乾季とのことです。担子器は2胞子性なので図鑑の種に当てはめるとキツネタケモドキとなりますが、赤いキツネタケには日本に移入しているものだけで複数種あるらしく興味深いです。」(キャプションもMorさん)

---  お便りありがとうございます。そんなにユーカリ園があるのですね。知りませんでした。台場ユーカリもあるのですね。コアラのエサ以外知りませんが、それ以外の利用もあるのでしょうね。キノコは木の子ですから、樹木についての知識も必要ですね。(simo.)
赤いキツネタケ属 赤いキツネタケ属
赤いキツネタケ属 赤いキツネタケ属
発生の様子 発生の様子
Eucalyptus robusta 台場ユーカリ
ユーカリ林 赤いキツネタケ属担子器x400

ページトップヘ



2020年03月07日 " ハルノウラベニタケ "
---
和歌山のAsさんよりメールをいただきました
 「ハルノウラベニタケに初めて出会う。美しいきのこだ。
 シトネタケ属は未熟のためか検鏡しても胞子がみつからない。 従ってフク ロシトネタケかオオシトネタケか、どちらか分からない。
  ハナビラダクリオキンは初めコガネニカワタケと思いきや、検鏡したら音叉状の担子器が観えた。 これはアカキクラゲ属だ。コガネニカワタケはシロキクラゲ属で、よってコガネニカワタケではない。 モモイロダクリオキンかハナビラダクリオキンだろう。
」(キャプションもAsさん)
---  流石ですね。いろいろ熱心に検討されておられ、参考になります。勉強させていただきます。(simo.)
ハルノウラベニタケ ハルノウラベニタケ傘
ハルノウラベニタケ裏 シトネタケ属
ハナビラダクリオキン? ハナビラダクリオキン?担子器&胞子
ヒメアジロガサモドキ? ヒメアジロガサモドキ?シスチジア

ページトップヘ



2020年03月07日 " 公園にて "
--
奈良市にお住いのTakさんよりメールをいただきました
 「トガリアミガサタケのシロを探しましたが、気配なし。
久しぶりにカニノツメを見かけました。そういえば、今シーズンはニセモノのカマボコしか食べてないなあ。」(キャプションもTakさん)
--- 大阪市のMorさんより
「カニノツメは今の時期にも出るのですね。暖冬の影響でしょうか。キクラゲのシワもすごいですね。」

--- レポートありがとうございます。エノキタケはこうしてみると随分長い間でていることになりますね。色白で綺麗な子。キクラゲの透明感がいいですね。アラゲキクラゲとは随分様子が違う。(simo.)
エノキタケ カニノツメ
キクラゲ クヌギタケ属
コガネニカワタケ ツバキキンカクチャワンタケ

ページトップヘ



2020年03月07日 ショウジョウバカマのツボミが膨らむ
 鉢植えのアーモンドの花が一輪咲いている。暖冬の影響か随分と早い。散歩道の林床ではショウジョウバカマのツボミが膨らみ明日にも花が見られそう。小さなフユノコガサがかわいい。、落ち葉の積もる地上ではチャムクエタケモドキが沢山見られる。ヒイロタケも色鮮やかで目に留まる。赤い色素を含み染色を楽しむ方もいるらしい。 
 林床では ショウジョウバカマのツボミが膨らんでいる
ショウジョウバカマ アーモンドの花が咲いている
チャムクエタケモドキ チャムクエタケモドキ
フユノコガサ ヒイロタケ

ページトップヘ



2020年03月05日 寒い!啓蟄だが 春告茸が
 二十四節気の啓蟄だが、風が強く寒い。這い出した虫さんたちも風邪をひきそう。この寒さでは、子どもの姿は外では殆ど見かけない。
 庭のミニ水仙も見頃。散歩道の林床ではミヤバカタバミが咲き、カワズザクラでしょうか淡いピンクの桜が目を引く。花々は春を迎えている。
 春告草、春告花は梅、春告鳥は鴬のようです。春告魚はメバルやニシンのようですが、漢字を見ると鰆かな。キノコ好きにとっては春告茸は編笠茸でしょうか?暖冬のためでしょうか、例年に比べ随分早く姿を見せてくれた。松の腐朽木上のアクニオイタケが魅力的な姿で思わずしゃがみ込んで眺めている。早春の辛い辛いベニタケ、色あせているが紫色が微かに見てとれる。カラムラサキハツのようです。未熟で胞子が確認できないがオオシトネタケ?も見られた。
ミニ水仙 ティタティタ (tete a tete)
teteはフランス語で頭のこと
 林床のミヤマカタバミ
カワズザクラでしょうか?  随分早いお出ましの トガリアミガサタケ
狭いところが大好き
アクニオイタケ  アクニオイタケ
早春、色あせているが微かに紫が見え辛い
柄のタテしわ、傘の縁の粒状線をみると
カラムラサキハツでしょう
 カラムラサキハツ 胞子
カラムラサキハツ 担子器 カラムラサキハツ シスチジア 
オオシトネタケでしょう  オオシトネタケ 未熟な子嚢 胞子は確認できず

ページトップヘ



2020年03月04日  " 近所のきのこ "
 ---
和泉市のYs(小4)さんよりメールをいただきました
 3月1日、2日、3日と、近所の公園できのこを探しました。 すると、意外にたくさんのきのこが見つかりました。 雨が降ったおかげでしょうか。 やはり、雨は、めぐみの雨です。
 まさか、近所の公園でシロキクラゲやヒラタケが 顔を出してくれているなんて思っていませんでした。きょう、雨が降ったので明日も行ってみます。
(キャプションもYsさん)
 
--- 臨場感のあるレポートありがとうございます。やはり春ですね。キノコたちも賑やかになりウキウキします。シロキクラゲは随分きれいですね。キノコの種類が増え始めます。これからが楽しみです。
  アマタケは夏から秋に発生し、落ち葉を分解するキノコとされています。写真では腐朽木に発生しているように見えます。発生の季節など違和感があります。写真では見えないですが、アマタケの柄は微毛に覆われ褐色を帯びます。この様子も見たいです。
 カワリハツは夏、秋キノコですので、暖冬とはいえ今出ていることには少し疑問が残ります。この季節ですから、かじって辛いとカラムラサキハツの可能性が考えられます。(simo.)

ホコリタケ ツバキキンカクチャワンタケ
カワリハツ? センボンクヌギタケ
キクラゲ タマキクラゲ
ヒイロタケ アマタケ
ヒラタケ エノキタケ
シロキクラゲ

ページトップヘ



2020年03月03日 " 桃の節句 "
--
奈良市にお住いのTakさんよりメールをいただきました
 「お久しぶりです。 Simoさんの花々。Mor君の春告げキノコに誘われて、近くの公園を散策しました。」(キャプションもTakさん)
--- ありがとうございます。いやなニュースが多いなか美しい寒緋桜、お雛さんの写真に癒されます。アクニオイタケは春を感じますね。この季節に出逢える美しい姿の子。カワリハツとされた分は早春であること色あせたものの傘の縁に粒状線がありカラムラサキハツの可能性がありますね。かじって辛ければ決め手になりますが。(simo.)
寒緋桜 アクニオイタケ 雛
アクニオイタケ シイタケ
カワリハツ カワリハツ?

ページトップヘ



2020年03月01日 花の3月
  昨日までの雨も上がり暖かな陽射しで3月が始まる。暖冬で春が早い。庭のサンシュユ、ユキヤナギ、、ネコヤナギが春の訪れを告げている。
 散歩道でも春を待っていたキノコが顔を出し始めている。
 サンシュユ   ユキヤナギ 
 
 ネコヤナギ    ネコヤナギ
 
 カバイロサカズキタケ    カバイロサカズキタケ
   
 アクニオイタケ    アクニオイタケ

ページトップヘ



 2020 (3)
1           10 11 12

ページトップヘ

Home