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 2020 (7)
7月
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きのこ観察会、個人的な散策で出逢った
四季折々の花、きのこ・・・写真と雑文です
さらに、メーリングリストでいただいた仲間のメールの一部を転載しています



2020年07月30日 " カレバハツ "
--- 奈良市のTakさんよりメールをいただきました 
 「 急にキノコが少なくなりましたね。
Ymさんのおっしゃる通り倒木が多く、ある森では里山見守り隊の方々が道を塞ぐ巨樹をチェーンソーで切り分ける作業に励んで下さってました。暑い中感謝です。(でもエノキの出る倒木は捨てないでくださいね)
☆カレバハツ、市大植物園でこればかり見かけて何だろう?と思っていたところ、Asさんのレポートで同定できました。ありがとうございます。
☆マメザヤタケの仲間?はケシ粒をまぶした和菓子にも見えますが、キノコでしょうか。」 (キャプションもTakさん)
---  キノコたちは休憩中?ですか?そんな中でも、魅力的な姿をたくさん見せていただきありがたいです。マメザヤタケの仲間は、マメザヤタケ属でいいと思いますが、何なのでしょう?(simo.)
カレバハツ コンイロイッポンシメジ
シロホウライタケ フクロツルタケ
ベニウスタケとトキイロラッパタケ白色 ミヤマベニイグチ
マメザヤタケの仲間? マメザヤタケの仲間?断面図

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2020年07月29日” 昨日の生駒 
---
 東大阪市にお住いのYmさんよりメールをいただきました
 「 7月も間もなく終わり、異常気象といわれたお山も確実に変化しているようで前回まで見られたきのこ達はほとんど見られなくなってきました。
またこの梅雨のせいでしょうかあちこちで倒木が、なじみの木が倒れているのは淋しい。
 1~2 この時期各所で出ているようですね、見事なオオオニテングタケ(傘径24.5cm)付近に太い柄のみ五本ありました、傘があれば壮観だったでしょう
 3 目に付く大型のイグチはこれぐらい、Takさんホオベニシロアシイグチでしょうか
 4 カバイロコナテングタケ、いつものところにはなくたまたま入った斜面にいくつか、華奢なつばが止まっている
 5 ベニイグチ、これからボコボコ?
 6~7 カエンタケ、Simoさんのは凄かったのですがこちらは幼菌達(6の高さ約2㎝)、今年初めて
 8 シロオニタケ? の仲間?土から頭を出したのから大小いろいろと
 9 ↑ Asさんのメールを見て私もオニタケだー、変な形ですが後ろの傘が前に乗っかってます 」

---  やっと、梅雨明けが近そうですね。キノコたちも続く雨にはしゃぎすぎて、休憩したくなっているのでしょうね。根気よくさがさないと良い出逢いはないですから、熱中症に注意しながら歩くしかないですね。(simo.)
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2020年07月29日 " オニタケ "
---
 和歌山にお住いのAsさんよりメールをいただきました
 「雨のため、ほとんどきのこが傷んでいる。または消えている。それでも、幾つかのきのこに出会う。
* オニタケ…草むらの中に発生していた。下は落葉がいっぱい。 落葉を分解するきのこのようだ。食。
* キアミアシイグチ…柄の黄色い網目とオリーブ色の傘がチャーミング。
* アケボノオシロイタケ…去年も同じ時期に発見。鮮やかな朱色が目立つ。
* ケシワウロコタケ…硬いと思って触ってみると皮のように柔らかいのに驚く。 裏はシワ状になっている
。」(キャプションもAsさん)
---  随分とスタイルの良いオニタ。私が見ているのは、柄が短くズングリとしたものが多い。アケボノオシロイタケは見てみたい鮮やかな色合い。ケシワウロコタケはどうせ分からなさそうとパスしているキノコ?頭が下がります。オニタケは山渓は食ですが、小学館の「NEOきのこ」では「毒」ですね。「北陸のきのこ図鑑」であh「要注意 軽度の胃腸障害の危険あり」です。「日本の毒きのこ」に毒成分の記載があり、胃腸系の中毒を起こすとされるクリタケを皆で食べていますが。食毒は最終的には自己責任ですね。(simo.)
オニタケ オニタケ
アケボノオシロイタケ アケボノオシロイタケ
カレバハツ キアミアシイグチ
ケシワウロコタケ ケシワウロコタケ裏

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2020年07月26日" ホオベニシロアシイグチ?
--- 奈良市のTakさんよりメールをいただきました 
 「 駆け足で矢田丘陵を散策して来ました。白っぽいイグチが気になりました。傘は6cmくらいでした。」 (キャプションもTakさん)
---  雨で傷んだものが多いですが、新たに発生した幼菌が可愛いですね。白いイグチはホオベニシロアシイグチでいいと思います。可食ですが、イグチは傷んだものが多く食べたことはないです。たまには味見しないと、お話もできないですね。(simo.)
オオオニテングタケ カワムラフウセンタケ
コンイロイッポンシメジ幼菌 ダイダイガサ
ホオベニシロアシイグチ? ミキイロウスタケ

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2020年07月26日 雨の中の散歩道 おやおや!真っ赤
  これだけ雨が続くと、買いたい野菜がない。あっても値段が我々の財布の許容範囲を超えている。それでもと産直の店をカミさんのお供で回るがやはり手ぶらで帰ることに。早く梅雨が明けてほしい。
 雨にも負けず、散歩道を歩く。何と、猛毒カエタケが沢山でている。
 蝉は地中から這い出すと、後戻りできないのか、雨でも羽化を始めている。人家を少し離れるとニイニイゼミの羽化、抜け殻が見られ、家の周りのクマゼミの賑やかさが嘘のよう。

 ザックカバーも用意して雨の覚悟で出かけるが、ひどい降りで途中退散。
ニイニイゼミ羽化 ニイニイゼミ抜け殻
カエンタケ カエンタケ
カエンタケ カエンタケ
カエンタケ カエンタケ
カエンタケ カエンタケ
カエンタケ カバイロツルタケ
コビチャニガイグチ ツチナメコ

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2020年07月25日"カブラテングタケ"
---
 和歌山にお住いのAsさんよりメールをいただきました
 「* 根元がかぶら状のテングタケ、まさにカブラテングタケだ。ひだは黄色、強烈なにおいを放つ。
* コテングタケモドキ…傘につぼの白い膜片を付着、それが愛らしい。柄の基部は、いつも袋状になっている。
* ニガイグチモドキ…管孔、孔口のワイン色がたまらないほど美しい。」(キャプションもAsさん)

---  迫力のあるテングさんの季節。勉強の材料にことかかないくらい出ていますね。他のキノコも赤、白、黄色と色とりどり、形もさまざまで飽きることがないです。ハナガサイグチは綺麗だけではなく食用なのですね。小学館の図鑑「NEOきのこ」で初めて知りました。それ以降は食欲をそそる綺麗なものに出逢っていないので食べていません。いい状態のものに出逢えば食べてみる値打ちがありそう。見て居るだけで充分満足させてくれる大好きなキノコですが。(simo.)
カブラテングタケ コテングタケモドキ
     
 ニガイグチモドキ    ハナガサイグチ
     
 タマツノホコリ   ベニナギナタタケ
   
キイロアセタケ ヒロヒダタケ

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2020年07月24日 チダケサシのこと
  チチタケが発生するこの季節に、林床ではチダケサシ?が咲いているのに感激しました。先人たちは、合理的な選択をして運んだのですね。乳液で手を汚さないで、運んだわけですね。ベニタケ科は殆どボソボソの食感ですが、チチタケはコクのある旨味があります。みそ汁に刻んで入れて美味しかったことを覚えています。 
 昨日、山添村行で気になった植物。チダケサシだろうかと思うものの確信が無かったのですが、富田林市のO氏によると、写真では詳細が見えにくいが、チダケサシと推定できるとのこと。ご協力ありがとうございます。
 チチタケが大人気の栃木ではチタケとよぶようです。チチタケを使ったそば、うどんが大変な人気なようです。チチタケを巡って他府県ナンバーの車とトラブルがあると聞いたことも。。。

* チダケサシ(乳茸刺)のこと
 チチタケを札幌、福島、茨城、栃木、埼玉、京都、和歌山ではチタケと、青森、秋田、福島、群馬、埼玉ではチダケという。
 長野県でチチタケ(=チダケ)をこのチダケサシの茎に刺して持ち帰る風習から、きのこに関連して植物名として命名されたとのことです(「きのこの語源・方言事典」 

【熊本のHarさんより】
「 チダケサシの投稿、興味深く拝読しています。
 チダケの時期にチダケサシ、そう言えば野苺の時期にはイチゴツナギを思い出しました。学校の帰りに苺をとるときにお世話になりした、ただ刺しすぎると重みで苺の粒が潰れたりもしました。チダケも一時期はまって採りに行ってました。その時にチダケサシを知っていたら、きのこ入れをべたべたにせずに済んだかもしれません。
 煮干しに似た匂いで好き嫌いがありますが、良い出汁が出て、茄子と炊いてうどんを加えて頂きます。今年はコロナできのこ採りも自粛中でありつけていません。写真は以前、大物を見つけ撮影したものです。」
チダケサシの花 チダケサシの葉
チチタケ 乳を出している Harさん提供 ジャンボ チチタケ

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2020年07月24日" コビチャニガイグチ "
--- 奈良市のTakさんよりメールをいただきました 
 「 昨日は楽しい番外編をありがとうございました。
Ymさん、相変わらず素敵な写真ですね。チャタマゴ黄色型カワイイです!
今日は芥川龍之介の命日「河童忌」だそうですね。近所の公園でカッパツルタケをたくさん見かけました。コビチャニガイグチは綺麗な緑色でした。白い管孔を傷つけるとオレンジ色に変色しました。」 (キャプションもTakさん)
---  お元気でなによりです。昨日はごくろうさまでした。それにしても、色っぽいネーミングのキノコ。昨日もあって名前を思い出せなかった子です。江戸時代に流行った色で、本来は昆布茶(こぶちゃ)だったのが、「異性に媚びるような艶っぽい色」という意味の「媚茶」となったとのこと。絶妙な色合いです。だけど、これだけ素晴らしい色合いのものはレアです。やはり日頃の努力に応えてくれているのでしょうね。(simo.)
コビチャニガイグチ コビチャニガイグチ裏
カッパツルタケ アイバシロハツ
ヒビワレキクバナイグチ ヒビワレキクバナイグチ幼菌

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2020年07月24日 ” 昨日の生駒 素晴らしい出会いありました  ”
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 東大阪市にお住いのYmさんよりメールをいただきました
 「 雨にも会わずすばらいい収穫もありいい一日でした。 Takさんありがとうございました。 奈良公園で降ろして頂き、少し歩きましたがすっかり乾燥しており、でかいイグチはしわしわ、小さいイグチはドライマッシュルームの状態でした。
 しかし少しは救いもあり報告です。
1 Matさんもきれいに撮られていたベニナギナタタケ、小さいままで色抜けしたのがたくさん
2 そんな環境のところにまたやチャタマゴタケ、成長できるのか心配、ほかにもう一つあり
3 絵になる限度のチャタマゴタケ、崩壊近し
4 ぽつんと一つカラカサタケと思われる幼菌、傘がひび割れやはり水分不足?
5 なんとか見つけたムラサキヤマドリタケ、老菌、五体すべて同じ状態、すでに3時半オーバー、柄の網目が撮れず懐中電灯でなんとか
---  タフやね!即、家に帰って夕方まで寝ていました。またまた、うらやましがらせてくれる。赤い子、黄色い子、紫の子・・・皆、逢いたい子。(simo.)

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2020年07月23日 大和高原大和茶畑界隈を歩く(番外編)
  天気予報をみると今日は雨が降り続く予報。昨夜、今日の行事は中止とアナウンス。連絡が行き届かないケースもあるので私は現地に様子を見に行く。何と、中止のアナウンスをしたのに、お天気がいけそうな様子なのでと、10人も来ている。結局、11名で山歩き。
 スタート時に少し雨が降るが、あっという間に雨があがり、当初の予定のコースをしっかりと歩く。お天気運の良い人はどなたでしょう?
 期待のタマゴタケの素敵な姿には皆大満足。絶妙な色合いのコンイロイッポンシメジなど素敵な出逢いがあり充実した観察会。ソライロタケに逢いたかった。完璧じゃないのがいいのですね。まだ、お目当ての子がいるというのいいのかも。
 梅雨明けにそなえ、しっかり汗をかき、暑い夏を乗り越える体力強化にも役立ったようです。
 大和高原 大和茶畑
 
 山添村 鍋倉渓
タマゴタケ タマゴタケ
タマゴタケ タマゴタケ
タマゴタケ タマゴタケ
コンイロイッポンシメジ アカイボカサタケ
ツネノチャダイゴケ テングタケ
シロテングタケ ガンタケ
コテングタケモドキ フクロツルタケ
ミドリニガイグチ クロチチダマシ
コイヌノエフデ コイヌノエフデ
ベニヤマタケの仲間 クロサイワイタケ科?
ホウキタケの仲間01 ホウキタケの仲間02

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2020年07月22日 大暑 ハス、風鈴の涼
 大暑!暦通りの熱風に曝される暑さ。
 藤原京のハスを楽しみ、近くの「おふさ観音風鈴まつり」を訪ねる。「コロナ退散」と書かれた風鈴が目に付いた。
 大阪の新型コロナの感染者は一日としては最高の121人という。大阪の知事は一日3500件の検査をすると言った以上最低限その程度は検査をして抑え込んで欲しい。一日11500件で自慢している場合ではない。市民の自衛だけに頼るのなら総理も知事も市長も不要。
 立ち寄った林床でキノコを少々眺めて帰る。
藤原京跡 ハス おふさ観音風鈴まつり
チャタアゴタケ チャタアゴタケ
ハマクサギタマゴタケ(仮称) ハマクサギタマゴタケ(仮称)
   
 ヤグラタケ   コツブタケ 
   
 マンネンタケ   ヒビワレキクバナイグチかと思うが
柄の紫の網目は ムラサキヤマドリタケ 

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2020年07月22日"ハマクサギタマゴタケ"
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 和歌山にお住いのAsさんよりメールをいただきました
 「偶然、ハマクサギタマゴタケに出会う。傘の径15cm、高さ20cmくらい。実に大きい。ツボ、ツバが二重構造になっているようだ。」(キャプションもAsさん)
---  良いコンディションのハマクサギタマゴタケですね。良い状態のものを相手にしないと同定も困難ですから。トラシマチチタケの虎縞も良くわかります。いつも勉強になります。ありがとうございます。(simo.)
ハマクサギタマゴタケ 幼菌 ハマクサギタマゴタケ
ハマクサギタマゴタケ ベニヒガサ
シロクロハツ シロクロハツ 裏
トラシマチチタケ 断面 トラシマチチタケ

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2020年07月20日" ソライロタケ "
--- 奈良市のTakさんよりメールをいただきました 
 「 晴れて明るいと手ぶれ写真は少なくなりますが、熱中症には要注意!ですね。
昨日は矢田丘陵を、今日は北生駒を歩いてきました。2時間のつもりがどちらもキノコが多くて、タイムオーバー。キクバナイグチ、傘が2段になっていました!」 (キャプションもTakさん)
---  梅雨空にうんざり!青空が恋しい思いに応えてくださり、ソライロタケ。絶妙なタイミングで素晴らしい画像を見せてくださり最高!猛暑もすぐそこ。暑い夏の火焔が出ていますか?あれだけナラ枯れが続くとまだ出ますね。夏キノコというよりは、盛夏のキノコたちが並んでいますね。どこかで打ち切らないと熱中症が心配です。数々の画像ありがたいですが、無理をなさらないでください(simo.)
ソライロタケ ソライロタケ
カエンタケ カバイロコナテングタケ
キクバナイグチ シロオニタケ幼菌
ハイイロオニタケ セイタカイグチ
ベニイグチ ベニウスタケ

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2020年07月19日 久しぶりの陽射しの下の散歩道
 久しぶりに青い空。気持ちよく散歩道を歩く。しかし、久しぶりの太陽は身体にこたえる。持参したペットボトルがあっという間にカラになる。危ない危ない!水の切れ目は命の切れ目。無理せず、家路に。しかし、キノコの多いこと多いこと。
 ベニタケは傷んだものが多く殆どパスしたが、イグチ、テングタケは勉強にもってこいの出現状況。
秋の七草の一つ 女郎花=オミナエシも咲いている 夏を感じる花 ヒオウギ 
ベニヒダタケ ハリガネオチバタケ
ベニヒガサ アンズタケ
サンコタケ アカキツネガサ
クロアシボソノボリリュウタケ ツブカラカサタケ
 オニタケ   サビハチノスタケ 
   
 カエンタケ   カエンタケ 
アイタケ チチタケ
 コガネキクバナイグチ    ヌリコウジタケ
   
 キニガイギチ    キニガイギチ 
   
 ヤマドリタケモドキ   ヤマドリタケモドキ 
   
 テングタケ   カッパツルタケ 
   
 シロタマゴテングタケ    シロオニタケ
   
 オオオニテングタケ   コタマゴテングタケモドキ(仮) 
   
 フクロツルタケ    クロタマゴテングタケ

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2020年07月19日 ” きのこを食べる楽しみ  ”
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 奈良市にお住いのDemさんよりメールをいただきました
 「 先ほどメールを開いたらNis君の「アブラシメジを食べた」感想文に出会いました。
小学生では味覚の訓練ができていないので、食感を語るのは難しいだろうなぁーと思います。それにしても、この時期にアブラシメジが食べられることにビックリです。
 私が子供時代の経験では初秋のきのこ狩りの狙い目がアブラシメジ、ショウゲンジ、ヌメリササタケ、クリフウセンタケ等でした。私の郷里ではアブラシメジが美味しいきのこの上位クラスに入っていて、これが採れればホクホク顔でした。そんな環境で育った私は「きのこは食べて楽しむもの」と思っていましたが、奈良きのこの会の末席に参加させてもらって、その楽しみ方の幅が広がりました。
 きのこ達が自然の中に生きている姿を見て楽しむ、それを写真に撮って楽しむ、皆さんと一緒に山歩きができる楽しさ、メールで飛び交う文章を読み、写真を見る楽しさ、そして食べる楽しさです。
 その段階から更に突き進んで、きのこを探求する楽しさを身につけた人達も居て素晴らしい。
 そうした楽しみ方の中でも、私には「食べる楽しみ」の占める割合が大きい……戦後の飢えを経験した世代の特徴かな? でもChiさんも食べるのが好きみたいですから、年齢に関係ないかも?
 この会でも、それを否定することなく実践されている……観察会の昼飯にはSimoさんが作ったヤナギマツタケの佃煮が美味いし、以前にはAzさんの作ったきのこ料理を驚きながら食べた。もう10年以上も昔のことだが、東さんのカノシタの料理を食べて大変に驚いた、そのシャキシャキした歯触りの素晴らしが頭にこびりついています。
また、いつの日か、Azさんのきのこ料理を食べさせてもらいたいですねぇ……。」

---  その道の第一人者の記載した権威ある図鑑に食毒の記載があるわけですから、キノコ食は立派な文化です。それだけになると違った会になりますので、バランスは大事です。食べることをうたって人寄せする行事がいまだに見られます。参加者がキノコの発生時期毎朝、山を歩きま回り根こそぎ採り尽くしているケースもあります。私たちは観察会はしますが、キノコ採取会はしませんので(simo.)

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2020年07月18日 ” 矢田丘陵歩いてきました  ”
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 生駒市にお住いのChiさんよりメールをいただきました
 「 毎週どこかへ飛行機で出張しているので、コロナがもう少し治まるまでは、観察会には参加しないようにしますが、もしかしたら今年いっぱい参加見合わせになるのでしょうか?
 そういう事で一人矢田丘陵歩いてきました。
 テングタケの仲間やキイボタケ、イグチの仲間がいたる所に生えています。
 オニフスベ?がありました。小さいときに草払い機で傷つけられてきれいな個体では無いですね。直径20cm越していますが2段重ねになっています。これはこの前観察会の2段キノコと同じように、小さいときに傷ついてそこから新たに成長したのでしょうか。
 矢田丘陵では稲刈りが終わった当たりで見つかるのですが、こんな時期にもでるのですね。」(キャプションもChiさん)

---  お久しぶりです。相変わらず、お仕事大変ですね。お身体気を付けてください。クサウラベニタケは随分と器量よし。5月に見かけるとハルシメジと区別できるか微妙?食い気が先行すると食べてしまいそう。これを食べると、しっかりと減量できるそうですが、相当苦しむことになるようです。
 新型コロナの終息はかなり先で長期戦を覚悟ですね。納会も密閉空間であの人数ですから、今年は無理でしょうね。いくら屋外とはいえ、観察会も一定の人数制限で回数を重ねるしかないのか?当分は大変です(simo.)
クサウラベニタケ
アカヤマドリ幼菌 オニフスベ?
キクバナイグチ 縁が白くてカッコイイけど名前わかりません

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2020年07月18日 思いつき篇で生駒山(番外編))
  どなたでしょう?凄く、日頃の行いの良い方がいたようです。
 9時過ぎまで、時折激しい雨が降り、心配しながら集合地点に向かうが、歩き始めるころにはピタッと雨はあがり、若干も蒸し暑さはあるものの曇り基調で救われる。
 キノコの体の95%は水。これだけ雨が降ると、予想以上にキノコが出ている赤、白、黄、紫・・・色とりどりのキノコが大爆発。
 予定コースの半分ほどで、タイムオーバー、熱中症も心配で切り上げるがキノコはどっさりお目にかかれ、皆、大満足。
不明1 不明1
コガネショウロタケ不明2
大阪市のMor氏よりイグチ科のコガネショウロタケの可能性があるとご指摘いただきました。
「地下生菌識別図鑑」のものは未熟なものか?断面が白く区切りが見当たらない
、また胞子は広楕円とあるが、これは真円に近いなどの差異はあるが、その他の特徴は概ね合致している
ご指摘いただいたMorさんに感謝いたします
コガネショウロタケ不明2 の胞子 コガネショウロタケ不明2の胞子
冬虫夏草=カメムシタケ大発生 冬虫夏草=カメムシタケ大発生
冬虫夏草=カメムシタケ大発生 アカイボカサタケ
シロイボカサタケ キイボカサタケ
 見目麗しいアンズタケ   アブラシメジ
アブラシメジ アブラシメジ
チャナバ
ショウゲンジの茶色バージョンのような奴
フウセンタケ属のようです
カビにやられているチャナバ
チャナバ 胞子 チャナバ 担子器
タマゴタケ タマゴタケ
テングタケ   テングタケ 
   
 ヘビキノコモドキ    キヒダタケ
   
 アカヤマドリ    ベニイグチ
   
 コゲチャイロガワリ   ヒメヌメリイグチ 
   
 (コブリノ)ビロードツエタケ    ミキイロウスタケ
   
 ウラムラサキ    キツネノハナガサ
   
 コツブノコアラホウキタケ(仮)    ナガエノチャワンタケ

 御所市のNisさん(小6)より
  メールをいただきました。


昨日はありがとうございました。

・・・天気も良くてアカヤマドリ、タマゴタケも見れて凄く楽しい観察会でした。
「アブラシメジ」を持って帰って早速お母さんに調理してもらいました!
ヌルっとして噛んだら少しコリコリ?シャリシャリ?不思議な食感でおいしかったです!」

 --- 図鑑で「食」の表示ではなく「美味」とあるのは少ないですね。美味しくて良かった。(simo.)

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2020年07月16日 ” 昨日の生駒 素晴らしい出会いありました  ”
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 東大阪市にお住いのYmさんよりメールをいただきました
 「 雨マークなし、それー ! と気になっていた大阪側へ行くが、あまりの少なさにびっくり急遽奈良側に変更。
1 ハマクサギタマゴタケ の大きなタマゴ、今頃は大きな幼菌出現
2 テングタケ 周辺赤ちゃんからじっちゃんまで20個体あまり
3 コテングタケモドキ 巨大なのはたくさんありましたがこんな可愛いのは少ない
4 ムラサキヤマドリタケ 残念ながら老菌二体だけ
5 アカヤマドリ 今日は彼らの日?なんてくらいあちこちでたくさん
6 ヤマドリタケモドキ ファミリーの発生は珍しい、大抵単体
 クモタケ 走りのようです三つ見つけました、これからいっぱい出てきます
8~9  タマゴタケ 歩くところが違っていれば草と岩で幼菌は見つかっていないラッキー
10 ホウキタケの仲間 色がきれいです
11~12 ??? 過去に一度見たニカワジョウゴタケに色、質が似ているように思いますが幼菌でしょうか小さすぎる
13 ミキイロウスタケ 大きくなると裏のヒダが面白いし紫色がいい
14 コアラホウキタケの仲間 前回の例会以来、立派になりました
15 キイボカサタケ アカもシロも、三色出ていますがなぜかシロが少ないような
---  盛りだくさんの美男美女きのこ。刺激的。逢いに行かな!(simo.)
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2020年07月16日 ” きのこ狩り ”
 --- 奈良市のDemさんよりメールをいただきました(7/15) 
 「 先日のYmさんのメールに「奈良公園にアンズタケが沢山生えている」……と聞けば、きのこ狩りの心がモゾモゾッと動く。
 もう10年以上も前の話だが、生駒の観察会へ初めて参加したとき「これがアンズタケだよ!」と教えてもらい、犬のようにクンクンやれば……不思議だなあー本当にアンズの香りがする。 この香りの効果は虫を寄せ付けないそうだから、進化の結果がハーブと同じであるのも面白い。
 私はこのきのこを食べたことがないので、近くの奈良公園に生えているのなら、是非にも挑戦してみたい。今日の午後に少しの時間をひねり出し、私の通勤道路沿いに在る東大寺西大門跡の芝生を探した。その群落は簡単に見つかったが、既に最盛期を過ぎて、初老状態だから、きのこ狩りには適していない。それでも片掌に乗るほど採取したが、その周辺には鹿の糞がパラパラ在って「この肥料で、きのこが?」と思いたくなるが、その因果関係は分からない。
 更に周辺を見回すとナラタケモドキやカラカサタケも在る……鹿はきのこを食べないのかな?でも以前に春日の森で、アカヤマドリの大株を鹿がガブリと食いついた歯の跡を撮影したことがあるので、鹿にも好き嫌いがあるのかも知れない。
 きのこ狩りを終えて、帰りがけに春日の森を通り、4日前に撮影したテングタケの幼菌が成長要しているだろう、とその姿を想像しながら現場に到着したが、その痕跡はきれいに失せている。エッ!なぜ?……その周辺にあった多数の幼菌は勿論、生えていた地面の穴跡もなく、絨毯の表面を見ているようである。そこで思い当たるのは……数日らいの大雨に流されたのに違いない。
自然界で生きて行くきのこは色々な試練に会いながらも、逞しく生き続けているのだなぁー……いとおしいきのこ達よ……。」(キャプションもTakさん) 

--- 奈良公園のシカのいる景色。見て居るだけで気落ち良く落ち着きます。
 キノコは状況変化は激しいです。一期一会という言葉がピッタリの存在です。出逢ったときに濃厚な逢瀬を楽しまないと後悔します。出逢いに感激しシャッターを押す手が震え家で確認してガッカリとすることが多いです。出逢ったその時にしっかりと向き合い堪能するまで眺め写真を撮らないとダメですね。翌日に再度訪ねても昨日と同じ光景に出逢えないことが多いです。
 ところで、Demさんのキノコ:
* カラカサタケは火を通せば可食ですが、写真のものは私は食べません。傘の鱗片がもう少し大きな塊で、柄にダンダラ紋様があるカラカサタケと写真のものとでは違うように思います。ツバの写真があれば決定的です。カラカサタケのツバはリング状で動きます。
* ナラタケの仲間は樹木に寄生するキノコで、基本的には樹木から栄養をもらうキノコですが。写真のナラタケモドキは土から生えているのではなく、樹の切り株などから発生しています。(simo.)
今日の奈良公園20,07,15,
カラカサタケ20,07,15, 鹿の糞で育ったナラタケモドキ?

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2020年07月14日 ” 近所の公園のきのこ その2”
 --- 和泉市のYsさん(小5)よりメールをいただきました 
 「 日曜日に今度は家から徒歩3分ほどのところにある公園に行ってきました。この公園にもたくさん生えていました。
① チャタマゴタケ幼菌  ② チャタマゴタケ成菌  ③ ヤグラタケ  ④ ムジナタケ
⑤ テングタケの仲間?   ⑥ テングタケの仲間?_ひだ
 週末は車で10分の公園に行ってみようと思います。」 

--- 歩いて行ける範囲にきのこがそれだけ出ている公園があるというのは、素晴らしいですね。チャタマゴタケも沢山あっていいですね。テングタケ属の傘、柄、ツバの特徴は強雨で流されたりして、分かりにくくなりやすいです。比較的特徴が残りやすいツボの形状が大事ですね。浅いツボ?袋状のツボ?さや状のツボ?破片が輪状についているツボ?破片が粉状のツボ?など、ツボの形も大事なポイントです。(simo.)
① チャタマゴタケ幼菌 ② チャタマゴタケ成菌
③ ヤグラタケ ④ ムジナタケ
⑤ テングタケの仲間?  ⑥ テングタケの仲間? ひだ

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2020年07月14日 ” タマゴタケ 茶・黄・白  ”
---
 東大阪市にお住いのYmさんよりメールをいただきました(7/12のTakさんの項に関わって)
 「 白型と思われる画像添付します、2017年の今頃10㎡位のエリアで茶黄白の幼菌から成菌まで発生していました。
観光客に見つかればズタズタにされるところですがほんと運がよかったと思います。
 このようなことがあるから宝探しはやめられませんね。」
---  タマゴタケは本当はどれだけバリエーションがあるのでしょう?不思議ですね。Ymさん、元気だから。見習わなアカン。(simo.)

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2020年07月14日 ミョウガが咲くころ
  庭のミョウガが咲いている。「ミョウガを食べると物忘れがひどくなる」という。ドラマを見ていて、俳優の名前などがさっぱり思い出せない。カミさんに聞くと「お父さんが尋ねてくると、私まで思い出せない」という。私はミョウガ大好きだから、説明がつくが、カミさんはミョウガなど香りのきついものは苦手なのに。まあ、どっちも、そういう年ですから。
 雨の止み間、少し散歩。今年もいつものところでヤナギマツタケが出ている。
ヤナギマツタケ
ミョウガの花 ヤナギマツタケ
ヤナギマツタケ ヤナギマツタケ

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2020年07月14日"タマゴテングタケモドキ幼菌"
--- 奈良市のTakさんよりメールをいただきました 
 「 タマハジキタケ、よく見つけられましたね。可愛いです。それにしても小さ過ぎる!simo.さんのお話、笑えました。
 スーパーに行くついでに雨の中、公園に立ち寄りました。」 (キャプションもTakさん)
---  やはり梅雨末期ですね。どれも瑞々しく魅力的。しかも、「ついで」とは!超贅沢。しっかり歩いて汗かいても、こんな子に出逢えたら、疲れも吹っ飛び大満足ですね。(simo.)
アクイロヌメリタケ
アクイロヌメリタケ アンズタケ
 ヒメシロウテナタケ    ヤケノアカヤマタケ
ワカクサタケ

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2020年07月13日 ”タマハジキタケ”
 --- 大阪市のMorさんよりメールをいただきました 
 きのこ大発生の季節ですね。
 ウッドチップにタマハジキタケが出ています。すごく小さかったですが、よく見るとたくさんありました。採取してカップに入れておくと、いつの間にか球が飛んで張り付いていました。
 ネットでよく見かける不明のイグチは、2015年に記載されたLanmaoa angustisporaの可能性があるようです。
https://www.researchgate.net/figure/Basidiomata-of-representative-species-in-the-studied-genera-1-a-b-Baorangia_fig1_272788859
」 (キャプションもTakさん)

 ---  東大阪市のYsさんよりメールをいただきました(7/14)
珍しいのを見つけましたね、まだ見たことはありませんが飛ばすところも見てみたいですね。見てみたいですね。
 
--- いつも刺激的な話題提供ありがとうございます。タマハジキタケですか?逢いたいキノコの一つです。近視の老眼では探せそうにないサイズですね。ウッドチップを見つけたら、探してみる価値ありですね。ウラムラサキも久しく見て居ないキノコです。随分前の話ですが、観察会で「キノコの裏を見てください。何色ですか?」と聞いて、「ムラサキ」と返事があったので、「それ、ウラムラサキです」と応えて、「馬鹿にしている」と怒られたことがあります。謎のイグチは難しいですね。(simo.)
タマハジキタケ タマハジキタケのカップ
タマハジキタケ発生の様子 タマハジキタケ胞子
Lanmaoa angustispora? モチゲチチタケ
ウラムラサキ キツネタケ

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2020年07月13日"タマゴテングタケモドキ幼菌"
---
 和歌山にお住いのAsさんよりメールをいただきました
 「 タマゴテングタケモドキ幼菌を見つけた時、思わず「ミヤマタマゴタケだ!」と叫んだ。 が、ひだがピンク色で、そこでタマゴテングタケモドキの幼菌だと知る。
 ヘビキノコモドキ…珍しくひだは褐色に縁どられている。日本のきのこ図鑑では「ひだは白色、密、縁部は粉状。」と記載されている。 近縁種なのか?
 ヤブレキチャハツ…フタイロベニタケと思ったが、傘にアイタケのような色が残っていない。 シイ・カシ林に発生。やや大型。。」(キャプションもAsさん)

---  東大阪市のYsさんよりメールをいただきました(7/13)
「相変わらずの鋭い観察、昨日もヘビキノコモドキをいくつか見ているのにここまで見ていない、勉強しなくっちゃ。」
---  流石です。勉強になります。私なら「分からないな」でパスしているキノコもしっかりホローされている。見習わないとダメですが、気力も体力も要りますね。ヤブレキチャハツ、ヘビキノコモドキの近縁種については情報が少なく良く分からないですね。(simo.)
タマゴテングタケモドキ幼菌 タマゴテングタケモドキ幼菌
ヤブレキチャハツ ヘビキノコモドキ
ガンタケ     シワチャヤマイグチ
 クロタマゴテングタケ    ヤグラタケ

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2020年07月12日 ” キタマゴタケ”
 --- 奈良市のTakさんよりメールをいただきました 
 「 昨日、矢田丘陵で今年初の蝉の声を聞きました。今日は橿原神宮で更に賑やかに鳴いていました。梅雨明けが近いのでしょうか。」 (キャプションもTakさん)
 --- いつもいつもウットリとする魅力的な画像の数々。素晴らしいです。ありがとうございます。
 キタマゴタケ綺麗です。ただ、キタマゴタケとチャタマゴタケの黄色型があるようですが、昨年そのあたりについて記事を読んだだ記憶がありますが、覚えるより忘れるほうが早いので、同種とされたのか、別扱いのままなのか、今取り扱いがどうなっているのか??です。
 ハマクサギタマゴタケとミヤマタマゴタケの違いも写真では自信がないです。ハマクサギタマゴタケの場合は、二重のツバ、ツボと記憶していますが、この写真だけではどちらか私には分からないです。
 見事なムラサキヤマドリタケは図鑑に使えそう。(simo.)

---  東大阪市のYmさんよりメールをいただきました(7/13)
「Takさんこの暑い中お疲れ様でした。
 Takさんとは時間差で移動していたようですね、ハマクサギタマゴタケの倒れているのをいくつか見付けがっかりしていたときのあのきれいな親子には感激。
 そしていつもの所に黄色いタマゴタケがぽつんと、キタマゴタケと思ってもおかしくないのですがこのエリアで見ているのは黄色型のチャタマゴタケなのでいつもここでは考えてしまいます。
 撮った色は明るい黄色ではなくあの黄色型のように思えるのは考えすぎでしょうか。チャタマゴタケ(茶色型ばかり)ムラサキヤマドリタケ(きれいに撮れてますね)そしてテングタケやその仲間達等々疲れましたがいい一日でした。
 Takさん、一切採取はしておりませんのでご安心ください(私が先に歩いていたと思いますが)、ひとつだけ黒いホコリタケの仲間をカットしました。
 まだしばらくこのような気候が続くようです、とにかくたくさん出ています、しっかり水と雨具を用意して出かけてください、きっと素晴らしい出会いがありますよ。」

---  Takんよりメールをいただきました(7/13)
「Ymさん、お疲れ様でした。同じ日に時間差で散策していたのですか?ご一緒できなくて残念です!!
キタマゴタケ、simoさんの指摘にもあったように、殆んどチャタマゴタケ黄色型の可能性が大と思っています。本物のキタマゴタケにはいつか会ってみたいです。余談ですがチャタマゴタケには白型というのもあるようですね。そちらにもいつか会ってみたいです。」
キイロイグチ幼菌 キタマゴタケ
キタマゴタケ クリイロニガイグチ
ナラタケモドキ ハマクサギタマゴタケ
フウセンタケ属? ブドウニガイグチ
ムラサキヤマドリタケ ヤシャイグチ

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2020年07月12日 ” 近所の公園のきのこ ”
 --- 和泉市のYsさん(小5)よりメールをいただきました 
 「昨日家から徒歩1分の裏の公園のきのこたちです。たくさん生えていて驚きました。
 ① スジオチバタケ
 ② カレバキツネタケ 分かりづらいかもしれませんが、半円の菌輪になって生えていました。
 ③ ヘビキノコモドキ(カタツムリの殻付き) 他にもファミリーで生えていたり、カップルで生えていたり。
 ④ ズキンタケ 小さくて踏んでしまっていました。
 ⑤ ニセアシベニイグチ
 ⑥ イッポンシメジの仲間
 ⑦ ⑥が前日の写真、⑦が本日の写真 傘の色が薄茶色に変わっていました。
  他にもクロハツ、カレエダタケ、ショウロ、ホコリタケ、ノウタケもありました♪」 

--- おたより、ありがとうございます。すごいですね。徒歩1分で公園とは。うらやましいです。カレバキツネタケの写真、フェアリーリングが分かりやすい良い写真だと思います。⑥を見たとき、一瞬キイボカサタケのイボがとれたものかと思いましたが、ヒダの写真を見ると違いますね。ウスキモミウラモドキに似ている感じもします。(simo.)
⑤  

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2020年07月11日 ” 春日の森の物語 ”
 --- 奈良市のDemさんよりメールをいただきました 
 「 降り続いた空に青い穴が少し開いた……昼食後カメラを片手に、久しぶりに春日の森へ出かけました。数日来の大雨で谷川は音を立てて流れ、林床にも流れの跡が模様を描いている。
 キノコも洪水の災難に遭ったのでしょう、見かける数は少ないが、大木の洞など難を逃れた所にはチヨイチョイと姿を現す。
 昨年アカヤマドリを撮影した場所には虫に食われて横たわる姿が在って、ちょっとタイミングを逸したかな、と残念に思うが、キノコの短い寿命に都合良く出会うのは難しい。
 湿度の高い森の中を少し歩くだけて汗が流れ落ちるし、蛭にも用心しなくてはならない。そんな雨後の森だが、足下にサワガニが出てきたり、カタツムリも居て、目が悪い私はキノコか?と一瞬途惑う……きのこ目にはほど遠い私の視力です。
 私が子供の頃には「茸は秋のものだ」と思っていたが、奈良キノコの会でいろいろ学ぶ内に雨期もキノコの最盛期であることを知ったし、その他の季節でも雨が降ればキノコが出る……キノコと雨の深い関係を知りました。
 そんな事を考えながら森の中を歩いていてヒョイ!と疑問がわいてきました。
 随分以前にアメリカのアリゾナ州の大砂漠地帯を歩いたとき、広大な地域一面がサボテン類の森林でした。このサボテンの林の中に倒木を見かけなかった事を思いだし……こんな乾燥地帯でもキノコ菌が活躍しているのかな? そうでなければ枯れサボテンの山になるはずだ。キノコ菌は生き物ですから、環境に適応した進化をして枯れサボテンを食べているのでしょう……でも繁殖の胞子を作るにはキノコが必要では? たぶん砂漠には、その環境に適応したキノコがあるのでしょう。それが、どんな物か?見てみたいですね……。」 (キャプションもDemさん)

--- Demさんの文の後段=乾燥地帯のキノコに関わって、大阪市のMorさんより次のようなメールをいただきました。
「砂漠のキノコが気になって以前ネットで調べたのですが、海外のハラタケ科のPodaxis pistillarisやAgaricus deserticolaは乾燥地に生えるキノコのようです。Podaxis pistillarisは食用にもされているようです。
下記California Fungiで記述されているのは、両種とも、乾燥から身を守るためヒダを内側に閉じ込めるように進化した(secotioid・sequestrate)ということだと思います。
 子供たちがPodaxis pistillarisを収穫(ページ下部)http://mushroaming.com/Mushroom_Markets
 ページ下部にたくさんの画像へのリンクがあります。
California Fungi—Podaxis pistillaris
http://www.mykoweb.com/CAF/species/Podaxis_pistillaris.html
California Fungi—Agaricus deserticola
http://www.mykoweb.com/CAF/species/Agaricus_deserticola.html 」
--- お久しぶりです。蒸し暑い中、ご苦労様でした。キノコは少ないですか?私が今日歩いた南河内の丘陵は傷んだものも多いですが、凄い数のキノコです。やはりこの季節が一番多いです。どの画像もDemさんの素敵なキャプションだけで充分楽しめます。無粋なきのこの同定は割愛します。(simo.)
---  東大阪市のYsさんよりメールをいただきました(7/13)
「Demさん・・・この暑い中お疲れ様でした。
 Demさんとは一日違いの前日うろうろしていました、春日の森の方には汗に体力を奪われ行く元気がありませんでした。
 この日はムラサキヤマドリタケとチャタマゴタケに期待をかけておりましたがなぜか期待外れでした、きのこだらけだったのに残念でした。
 しかし珍しくアンズタケの群生があちこちに見られ、どなたかがレジ袋を持って動き回っているのを想像していました(Inさんお元気ですか)
常連のキヒダタケやイグチの仲間達そしてヤナギマツタケを見つけられたのはラッキーでした。」
1 オニテングタケ? 2 カタツムリ
3 雨上がり 4 群生
5 親子の飛翔 6 緑と光と傘

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2020年07月11日 雨の隙間の散歩道
  こう雨に降りこめられると滅入ってくる。プランタで育つトマトも収穫しないと膨れてパンクしそう。狭いプランタで育てたヒマワリがやっと咲き始めている。ミニだが、思ったより大きい花。種まきから60日。
 止み間に歩いた散歩道ではヤブミョウガの花が静かに咲いている。触るとかぶれることのある猛毒のカエンタケ、純白だが猛毒のドクツルタケなどなど梅雨時の散策路はキノコの宝庫。
プランタのミニトマト&オクラ プランタのミニヒマワリ
散歩道のヤブミョウガ カエンタケ
ドクツルタケ ハナオチバタケ
ハナオチバタケ ハナオチバタケ
サビイロオチバタケ
「新版北陸のきのこ図鑑」では、ハナオチバタケ褐色型に訂正され、ハナオチバタケに併合と記載された

 しかし、色合いといい、サイズといい、サビイロオチバタケに愛着を感じる 

オオオニテングタケ オオオニテングタケ
オオオニテングタケ フクロツルタケ
シロテングタケ シロテングタケ
テングツルタケ ツルタケ
コテングタケモドキ アワタケ
コウジタケ チャニガイグチ
フチドリモミウラタケ フチドリモミウラタケ
フチドリモミウラタケ 胞子 ワカクサタケ
 カレバキツネタケ    キイロアセタケ
   
雨で色褪せした ダイダイガサ ベニウスタケ

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2020年07月08日 ” ヒメヌメリイグチ ”
 --- 奈良市のTakさんよりメールをいただきました 
 「 Ymさんもお出かけでしたか。
ウチは幸い雨に会わずに帰れました。コムラサキシメジ素敵ですね。シロテングタケも可愛い!
今日は北生駒を散策しました。雨で傷んでしまったテングをたくさん見かけました。」 (キャプションもTakさん)
 --- ヒメヌメリイグチの写真は素晴らしい。この被膜のヌメリを見るとネーミングに納得ですねダイダイイグチの青変も激しい。どれも特徴が良く分かり良い写真ですね。
 サクラウラベニタケ(仮)ですが、最近イッポンシメジの新種とされた「フチドリモミウラタケ」=Entoloma nipponicumの可能性があります。傘径10~50mm、半球形から平らに開き、中央部は常にくぼみ、淡橙色~淡肉桂色、中央濃色で鱗片状。縁シスチジアに含まれる青紫の色素の多寡によりヒダの縁取りの色が異なる。色素が多いと青黒い縁取りが際立ち、少ないと肉眼的にはヒダ、傘の色を濃くした程度にしか見えない。後者の場合でもルーペで見ると、ところどころ青い点が見えることがあるといいます。一度調べてみてください。私が以前見たものもまだ、縁どりについては未確認です。この度出逢った時点で再度確認します(simo.)
ヒメヌメリイグチ 被膜 ヒメヌメリイグチ
ダイダイイグチ幼菌 ダイダイイグチ
クロコタマゴテングタケ フチドリモミウラタケ
サクラウラベニタケ 仮
ご本人の訂正依頼で20.07.09訂正
フクロツルタケ フサヒメホウキタケ

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2020年07月08日 "昨日の生駒"
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 東大阪市にお住いのYmさんよりメールをいただきました
 「 Takさんも行かれましたか、私も気になるのがあったので行ってきました。
オオオニテングタケ、矢田丘陵では阪奈道路近くで見た記憶があります。
生駒、昼食を持たずに行きましたが帰ったときは2時半でした。
山を出る手前から凄い雨に出会い住宅の車庫で雨宿り、九州の雨ってこんなのかなと思っていました。
1 ティラミステングタケ、雨で傘の粉がべったり、すっかり落とされているのも
2 オオノウタケと思われます、いつもでかいのがでるところなので
3 例会でどなたか幼菌を撮っておられましたね、暗い急坂を上った左奥のところスオウシロオニタケと思いましたがツボ部分がのっぺり、???
4~5 ここでは初めてかなコムラサキシメジ、たくさん倒れているのがありきっときれいな群生だったのでしょう
6 今年も少し早いがシロテングタケの子供達
7 アカヤマドリ、大きくて見事これはくっついていませんね 
8 倒木に初めてサマツモドキ、木が若いので楽しみ(こっちは古いので心配)しかし場所が悪いのですぐに撤去されそう」

---  待ってました。Ymさんの生駒だより。よく降りますね。雨がないとキノコの出が悪いのですが、流石にこれだけ降ると地中の菌糸はう水没して溺れてしまうのでは、と心配になります。テングタケの勉強にもってこいの季節ですね。コムラサキさんの行列いいですね。淡い紫色がきれいでしょうね。(simo.)
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2020年07月07日 ” オオオニテングタケケ”
 --- 奈良市のTakさんよりメールをいただきました 
 「 二階建てキノコやラブラブキノコ、ほんと不思議ですよね。
 雨の中休み、ささっと矢田丘陵を歩いてきました。テング、イグチ、イッポンシメジ属?たくさん出ていましたが、名前の分からないキノコだらけでした。そんな中、カサ径25cm程のオオオニテングタケが遠くから目を引きました。」 (キャプションもTakさん)
 --- 折角の七夕もこの雨では。。。七夕さんの雨は催涙雨と呼ぶそうです。織姫、彦星の流す涙とたとえられています。先日のアカヤマドリのカップルはラブラブで逢瀬を楽しめたのに。
 生き生きとしたキノコたちの姿。ありがたいです。オオオニさん、凄い迫力で存在感がありますね。スジオチバもじっくりと向き合って撮ってやりたい子です(simo.)
オオオニテングタケ クロコタマゴテングタケ
テングタケ属 スジオチバタケ
アカアシボソチチタケ 仮 キニガイグチ?

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2020年07月06日 "二階建てキノコのこと"
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 東大阪市にお住いのYmさんよりメールをいただきました
 「昨日の例会参加のみなさんお疲れさまでした。 時節柄進行も大変だったと思います、ありがとうございました
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「こんなのはほかにもあったぞ」と思い探してみました、取り敢えず三種見つかりましたお楽しみください。
---  二階建てやラブラブキノコ。色々な面白い姿で驚かせてくれます。どうして、こんなことになるのかな?という疑問を持ち続けたいですね。(simo.)
何と不思議な形。どうなっているのかな?(simo)

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2020年07月03日 ” チャタマゴタケ”
 --- 奈良市のTakさんよりメールをいただきました 
 ミヤマベニイグチ良いですね。Ymさんのメルヘン写真いつも楽しみにしています。
昨日けいはんな記念公園、今日矢田丘陵を散策しました。チャタマゴタケがたくさん出ていました。少し遅かったのが残念です。」 (キャプションもTakさん)
 --- チャタマゴタケ、、、充分魅力的です。素晴らしい。不明菌は種小名は???ですが、イッポンシメジ属でしょうね。やはり、キノコは足で探すものですね。(simo.)
チャタマゴタケ チャタマゴタケ
チャタマゴタケ アカヤマドリ
アシボソニガイグチ イグチの仲間
キイロアセタケ クリイロイグチ
     
 ヤブアカゲシメジ    不明菌

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2020年07月03日 キヌガサタケ、アカダマキヌガサタケ
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 東大阪市にお住いのYmさんよりメールをいただきました
 「皆さんの観察レポート楽しく拝見しております、この雨とのコラボで夏きのこが元気に出てきました。
私は梅雨入り以降主にキヌガサやアカダマを追いかけておりましたが今年は彼等との相性が悪く、何とかひとつづつがやっとでした。
近くの方がうらやましいです。
 ということでこの時期の彼らをピックアップしてみました。
 1~2 キヌガサタケ 今年はこれひとつ、順光では傷みがもろ、よって逆光と斜光で
 3~4 アカダマキヌガサタケ 彼らの強敵は風、高温、直射日光
 5 ダイダイガサ 一人ぼっちの傘径5ミリ程度のおちびさん 
 6 イグチSP 一見アメリカウラベニイロガワリ、よくみると違う、先日Chuck Yeagerさんが聞かれていたものでしょうか
 7 イグチSP 上の幼菌と思われますが正確には?
 8 イグチSP 大型なかなかいい風貌です、足元に可愛いのが
 9 名がクロモリの傘、PCの最初の変換(ナガクロモリノカサ)
10 オオシロカラカサタケの幼菌に見えます
11~12 ヤマドリタケモドキ、成菌がぼこぼこと、幼菌たちが見当たらない
13 チャタマゴタケ 黄色型がいくつかありましたが傷んでいて没
14 アイタケ 老若が群生、成菌はよく見かけるが幼菌はあまり見られないので(私だけ?)」)

---  お元気でした?よかった。流石にキヌガサタケは優雅な貴婦人ですよね。久しく逢っていません。うらやましい。赤玉さんには何とかお逢いしているのですが。沢山の画像ありがとうございます。9番:そらアカン!「ナガクロ」チヤウデ。「ナカグロ」ヤ!(simo.)
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2020年07月03日"ミヤマベニイグチ"
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 和歌山にお住いのAsさんよりメールをいただきました
 「近所を散策しました。
久しぶりのミヤマベニイグチとの再会は嬉しいで限りです。
傘の深紅色と孔口の類多角形が特徴だが、ミヤマベニイグチ1、ミヤマベニイグチ2と色々な表情を見せてくれる。」(キャプションもAsさん)

---  ミヤマベニイグチの赤い傘と黄色い管孔の絶妙なコントラストにはいつもウットリとさせられます。真紅のタマゴも出てくる季節ですね。(simo.)
ミヤマベニイグチ1 ミヤマベニイグ2
アイタケ アシボソニガイグチ
ウコンハツ カバイロツルタケ幼菌
キクバナイグチ幼菌 クリカワヤシャイグチ

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2020年07月01日 ” ワカクサタケ”
 --- 奈良市のTakさんよりメールをいただきました 
 北生駒と近所の公園を歩いてきました。
半夏生の今日、スーパーで「たこ タコ たこ タコ」連呼されてモロッコ産の蛸を買いました。作物がタコの足のように大地にしっかり根を張り豊作になるのを祈願してタコを食べる習慣ができたそうです。」 (キャプションもTakさん)
 --- 半夏生らしいお話、素敵です。南河内では半夏生団子、半夏生餅をたべるところがあります。季節の大きな区切りですね。キノコもすっかり夏モード。テングさん、イグチさんの季節爆発!おまけにワカクサタケにも会えるなんて素晴らしい!
 イグチの仲間は苦そう。ニガイグチの仲間のようですね。(simo.)
ワカクサタケ コテングタケモドキ
ツルタケダマシ テングタケ
テングタケ属 テングツルタケ
   
ヒメコガネツルタケ ウラグロニガイグチ
オニイグチモドキ イグチの仲間
キアシヤマドリタケ仮 ヌメリコウジタケ



 2020 (7)
7月
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