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 2020 (11)
11月
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きのこ観察会、個人的な散策で出逢った
四季折々の花、きのこ・・・写真と雑文です
さらに、メーリングリストでいただいた仲間のメールの一部を転載しています



2020年11月29日 久しぶりに明日香界隈へ
 「真の文武陵」中尾山古墳現地説明会へ出かける。 陵墓指定がなく調査が可能だった明日香の中尾山古墳。天井の石、床面も丁寧に磨き上げられた天皇陵特有の立派な八角形墳。沓形石造物の断面も八角形の内角の135度。綺麗なモミジに囲まれ、この季節にはいつも紅葉を楽しんでいたところでおなじみの場所。おまけに、公園を整備した折に沢山の樹々が刈られ、切り株はエノキタケ、ヒラタケの宝庫だったところ。最近はさっぱり。
 新型コロナの関係で現地説明会はなく現地見学会だけのつもりで出かけるが、人数を小分けにして現場へ誘導しての説明がありしっかりと見ることができました。盗掘の跡、石敷などをしっかりと見ることができた。説明会は昨日、今日。すぐに、埋め戻されるそうです。なお、文武天皇は大宝律令を定めた天皇で25歳の若さで亡くなった天皇。
 乾燥のため立寄った森を含めキノコは絵になるものは少ない。黄色い軸と紅色のヒダ。調べればわかるはずと思っていたが、キアシウラベニガサとキアシベニヒダタケとがあり悩ましい。おまけに乾燥のため傘表面の特徴も分かりにくい。胞子のサイズ、形状も似ている。シスチジアも良く分からず。傘のイメージ「中央に脈状の小じわ」からキアシベニヒダタケだろう?
今日いただいたパンフ表紙
中央の隙間は鎌倉時代の盗掘孔
現地説明会
ヤブコウジ ヤブミョウガの実
センリョウの実 キアシベニヒダタケ 傘表面 
乾燥していて分かりにくいが

中央に脈状の小じわがある
キアシベニヒダタケ キアシベニヒダタケ 胞子
キアシベニヒダタケ シスチジア キアシベニヒダタケ シスチジア

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2020年11月28日 晩秋 南河内の散歩道
 静かで趣のある西行法師終焉の地=弘川寺の紅葉は大好きな穴場。しかし、少し遅かった感じ。散歩道では、黄色く色づくイヌビワなどの葉、赤い実を付けるサンシュユが目を引く。 乾燥続きでキノコは少ない。
西行法師終焉の地=弘川寺の紅葉 ヌマスギの紅葉
 イヌビワ 黄葉    常緑樹だが順に色づき世代交代
カクレミノ
シマカンギク サンシュユの赤い実
スッポンタケ ヒメカンムリタケ
ハチノスタケ マツカサキノコモドキ

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2020年11月22日 生駒界隈を歩く
 Takさんご夫妻、Morさんと4人で普段歩かないコースを含め生駒界隈を散策。山麓の公園などは凄い混雑。駐車待ち町の車が並んでいる。タカノツメの葉の透けて見える感じの黄色、モミジバフウ、タイワンフウの色づきも素晴らしい。山路で見かけるフユイチゴも微かに甘味があり懐かしい。
 少雨でもカキノミタケなどいくつかのキノコが姿を見せてくれる。
タカノツメの黄葉 モミジバフウ、タイワンフウの彩り
フユイチゴ カキノミタケ
カキノミタケ 分生子 Hymenogaster属の一種
Hymenogaster属の一種  Hymenogaster属の一種 胞子
エノキタケの赤ちゃん モエギタケ
ナメコ ナメコ
ヒラタケ ヒラタケ
ヒラタケ シイタケ
     
 アシナガタケ    アシナガタケ 
     
 クリタケ     クリタケ
   
 ヤマブシタケ   ヒナコガサ

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2020年11月21日 素敵な彩りの散歩道
 遅れていた散歩道のモミジも、やっと色付き始めている。アカメガシワの黄色い葉、ヒヨドリジョウゴの赤い実、ノブドウの青い実、、、どれも魅力的。
 嘗てのマツタケ山に微かに残る松林では、マツカサキノコモドキ、クロゲシメジが。
アカメガシワ黄葉
ヒヨドリジョウゴ ノブドウ
マツカサキノコモドキ マツカサキノコモドキ
マツカサキノコモドキ 胞子  マツカサキノコモドキ シスチジア
   
 クロゲシメジ    クロゲシメジ
   
 クロゲシメジ    クロゲシメジ ヒダ=触ると淡く赤変
   
 クロゲシメジ 胞子   クロゲシメジ 担子器 

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2020年11月19日  " 昨日の生駒 "
  ---  東大阪市のYmさんよりメールをいただきました
 
先日Simさんも撮っておられたナメコ、大きくなったかなと急に気になって行ってみました、が残念ながら取られていました。 去年もそうだったのでしっかり場所を覚えられてしまったようです。
 短い時間でしたのでここ以外では何も発見できませんでした。、、、ヒラタケBefore and After発生は去年の半分くらい、そして例のヤマブシタケ、針が少し扁平になり黄色味を帯びてきましたがいまだ貫禄十分です。  
 写真さみしいので久しぶりのイノシシを、滝寺の急斜面から目の前にドスン、しばらくにらめっこしていましたがやがて谷側に移動し野草を食べていました。

 ---  道から見える場所では、昨年の立ち木のナメコと同様残らないですね。ヒラタケはやはり成長すると白コブが付いていますね。もう10日も降ってないのですね。どこもカラカラでキノコには気の毒な状態。やっと明日雨がありそうですが、どの程度降ってくれるのでしょう?コロナの感染が異常なレベルになりつつあり、番外編もどうしたものか悩ましいです。しっかり雨があれば企画してもと思いますが。。。(simo.)

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2020年11月17日 千早降る
 在原業平の「ちはやふる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは」で有名な龍田川の紅葉。ここ来ると古典落語の「千早降る」を思い出します。
 近くを通りかかり立ち寄ったが、夕刊を見ると「色づき始め」とある。それでも、ハナノキ、ニシキギなどの見事な紅葉、黄葉も楽しめる。る。
ハナノキ:黄、赤に染まりとても綺麗
ニシキギ ナメコ

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2020年11月16日  "ヒメカンムリタケ"
  ---  和歌山のAsさんよりメールをいただきました(11/15)
 
里山を登る。ピークを下った700m付近(松林)にて偶然、シロシメジと遭遇。
発見の喜び大なり。傘の径12cmありそうだ。マッタケに似た香りがある。」(キャプションもAsさん)
 ---  レポートありがとうございます。松林があって、いいですね。キノコは松が好きなんですね。私の観察エリアでは、いつもヒメカンムリタケを見て居たところも松が枯れ見えなくなってしまっています。(simo.)
シロシメジ シロシメジ
シロシメジ 担子器 チシオタケ
ナヨタケ? ハダイロガサ
ハダイロガサ ヒメカンムリタケ

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2020年11月15日 小春日和の散策路
 小春日和に誘われ散歩すると、晩秋-初冬キノコのお出迎え。ついている。
エノキタケ エノキタケ
ヒラタケ ヒラタケ
ナメコ ナメコ
ヌメリスギタケモドキ クリタケ
クリタケ クリタケ

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2020年11月14日 南河内の散歩道
 いきなり目に飛び込んできた美しい紫。ムラサキシジミのようです。アカシデ、ケヤキの紅葉・黄葉もモミジとは違った趣があり味わい深い。林床ではノコンギク、ワレモコウとも風情がり魅力的だ。
 雨が少なく乾燥気味でもいくつかキノコが出ている。海岸の黒松で見られたショウロ。高級キノコだが、いまでは殆ど幻のキノコ。ここではアメリカから輸入された三針葉松の林でいくつか出ている。
ムラサキシジミ アカシデ黄葉
ケヤキの黄葉 ノコンギク
ワレモコウ ショウロ
ショウロ 白色根状菌糸束 ショウロ 断面
ショウロ 胞子 ショウロ 担子器
ケコガサタケ属 ケコガサタケ属 胞子
ケコガサタケ属 担子器 ハタケシメジ
コガネタケ コガネタケ
カレエダタケモドキ コツブタケ
シロスズメノワン    スミゾメキヤマタケ

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2020年11月14日 談山神社の紅葉
  快晴。大化の改新の談合を行ったとされる談山神社。紅葉が見ごろを迎えつつある。しばらく楽しめそう。随分と様子が変わり、このHPの冒頭のエノキタケもここで撮ったが、切り株も朽ち果ている。ムラサキシメジも毎年出ていたが今年は皆無。

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2020年11月12日  " 風貌は本場並み "
  ---  東大阪市のYmさんよりメールをいただきました
 
最近低地で見かけるツキヨタケ、マイタケやシロマイタケのように栽培種の胞子が飛んでとんでいって…、なんてのはわからんでもないがこれはそのようなことはない。
 さてどうなってんでしょう、これを含めて私の見た三件はすべてナラ枯れの木からです。
 続いて、ヌメリイグチやカニノツメ、そして見られなかったワカクサタケに変わってベニヒガサとアカヤマタケ。
少ない中ささやかな秋でした。
 ---  ツキヨタケ!Ymさんが歩くと出ているのですね。仰る通りですね。ツキヨタケを栽培する人はいないものね。ナラ枯れで攻撃を受けた樹木は、キノコにとっては、ブナの枯死木と似た環境になっているのかも知れませんね。それだけ、色々見ることができると充実感がありますね。花、紅葉を見とれている私と違い素晴らしい。諦めずにキノコ目を見開いて歩かないと。(simo.)
 

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2020年11月11日 柿色に染まる村
 毎年、この時季に訪れる村。串柿で有名な和歌山の四郷。いつも懐かしく気持ちが癒される景色です。年々、串柿を干している家が減っているのが淋しい。

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2020年11月11日  " ヒラタケの話 "
  ---  奈良市のDemさんよりメールをいただきました(11/10)
 
 今日は我が家に近い奈良市立病院へ女房を連れて行き、午後1時過ぎに診察が終わり、帰る車の中で「何か食べたい」と言い出した。すぐ自宅へ帰れば昼飯が食えるのだが……フッと美味しい蕎麦屋を想い出した。
 ハンドルを90度南へきり、車で30分程も走って桜井市の山の中に在る「荒神蕎麦」へ到着したのは2時頃だった。それでも十数台の車が駐車しており、店内には20名ほどお客さんが居る。
 今から40年ほども前に初めて訪れた荒神蕎麦は、笠荒神に近い淋しい山の中にあって、工事現場の飯場と見間違うような建物で営業していた。笠集落は標高が500mを越す山の上にあって、水田に必要な水が不足しており、畑を主体にした農村だった。男衆は広い畑で蕎麦を作り、収穫した蕎麦を農協へ出荷するが、その収入は微々たるものだった。
 そんな時、集落の主婦S子さんが「笠荒神の参拝客向けに蕎麦屋をやりませんか、農協へ出荷するよりも、収入が増えるのでは?」と集落の会合で提案をしたが、「こんな山の中に、どれ程のお客さんが来るか?それは無理だ……」と皆さんに笑われ、反対された。
 S子さんはこの構想を諦めきれず、集落の自治会長を説得し、賛同する仲間3名で始めたのが、飯場小屋の蕎麦屋だった。それが今では大きく立派な建物を建て、食堂以外に「蕎麦道場」や野菜販売店なども併設している。店の成功も立派だが、なにより大きく貢献しているのは、笠集落のおばちゃんやおっちゃん達数十人の職場を作り上げた事でしょう。
 私はS子さんにお会いしたことはないが、心の底で尊敬している……立派な人だと思うので、時々食べに行きます。
 ここから10分程も山道を走ると滝倉神社があって、ここに大和高原の名桜があると聞いているが、未だ訪れたことがないので、チヨット立ち寄ることにした。タイヤが踏み外しそうな狭い山道をくねくね進むと数戸の集落が現れ、その横に神社があり、「これが名桜?」と疑いたくなるほどの小さな木だ。
 車を降りず、狭い駐車場でUターンしたとき、助手席の女房が「あんな所にきのこが生えている」とつぶやいた。高い石垣の上の切り株にヒラタケがびっしりと付いている。人家の軒先をぐるりと廻って石垣の上へ出て、恐る恐る切り株にたどり着いた。
「チョット年寄りかな?」両手で大きな株をゴソッと剥ぎ取る……どっしりと重い……裏返して見ると、私なみの老菌である……後ろ髪を引かれながら、手にした大株をその場に置いてきました。帰りの車の中で「来年は11月1日頃に来ると……」「貴方の記憶力で大丈夫?」「うーん、自信が無いなぁー……」.。」

 ---  年期の入った素敵なご夫婦の素晴らしい会話が心地良いです。道が悪いですが、良いところですね。ソバの花、秋桜が綺麗な季節はカメラマンが多くて超満員でした。
 桜は桜井市大字滝倉にある滝蔵神社(たきのくら)ですね。

 写真は3年ほど前の4月13日のものです
 瀧蔵神社の権現桜(桜井市:樹齢400年)。 (simo.)

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2020年11月09日  " これはヒラタケです "
  ---  東大阪市のYmさんよりメールをいただきました
 
昨日はいつもより長い距離、お疲れさまでした。
今年のラストステージ、役者も申し分なし楽しい一日でした。
 さて昨日帰宅してから妻にこれは何?とスマホを見せられ確認のため今日撮ってきました。
歩いて5分ほどのところに東大阪市の一番広い公園があります、100%人工公園なので木々も少なくきのこはあてにしていません。
しかしこれは昨日の生駒の貧弱なのとは違い立派なものでした、場所柄一部壊されていたのは残念ですが。
 ---  昨日はご苦労様でした。この色合い、長く垂生するヒダ。肉厚。これがヒラタケですね。昨日のように、この季節にウスヒラタケが出ているのには、感覚が狂います。ここのヒラタケは白コブはどうなのでしょう?(simo.)

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2020年11月09日 南河内の鬼の住む村の紅葉
 鬼退治伝説の伝わる南河内の延命寺の紅葉を楽しみに出かける。「鬼住橋」の刻まれた橋がある。延命寺は想像以上に紅葉が進んでいる。来客も少なくゆったりと楽しめ最高。
 奥河内でのロケなど、南河内にゆかりの「鬼ガール」のポスターが貼られている。落ち葉の舞うあたりには、可愛いキノコ。
鬼住橋と刻まれている
ハダイロガサ
ヒメダイダイタケ コオトメノカサ

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2020年11月07日  "ヒメカンムリタケ"
  ---  和歌山のAsさんよりメールをいただきました
 
この時期、極小菌に目がいく。
・  偶然、ヒメカンムリタケに出会えた。見つけた時は担子菌(カベンタケ)か、子嚢菌(ヒメカンムリタケ)かわからない状態。
・ ウスヒラタケ幼菌…傘は灰褐色。幼菌の場合、傘は白いものだと思っていた。
・ ザラエノハラタケ幼菌…松林樹下に発生。乾燥気味。
・ カンゾウタケ…少し古いが、ワサビ醤油にて食す。」(キャプションもAsさん)
 ---  いつもレポートありがたいです。本当に、カベンタケにも見え、悩みます。カノシタも出るのですか。(simo.)
ヒメカンムリタケ ヒメカンムリタケ子嚢
ウスヒラタケ幼菌 ウスヒラタケ幼菌
カノシタ カンゾウタケ
ザラエノハラタケ幼菌 ムササビタケ幼菌

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2020年11月06日 "滋賀県朽木の森"
  ---  和泉市のYsさん(小5)母よりメールをいただきました
 
息子に代わりレポートします。 11/1に滋賀県朽木の森にNisさん親子とYs家の5人で きのこ探しに行ってきました。 乾燥がひどく、カラカラになったキノコが目立ちましたが そんな中でも56時間歩きなんとかこれだけ見つけてきました。
1.     スギヒラタケ  …真っ白できれい
2.   スギタケモドキ … とても可愛らしい
3.   マルミノヒトヨタケ…風になびいているかのよう
4.   マスタケ     …約20センチほどの大きさ。色がとても鮮やかでした。
5.   フクロタケの仲間
6.   スギタケモドキ …頭を出そうと必死な感じ
7.   ブナシメジ(表)
8.   ブナシメジ(裏)
---  素敵なレポートありがとうございます。よいところですね。長年通ったところですが、最近行けて居ません。
スギタケモドキは乾燥していて分かりにくいですが、傘にヌメリのあるヌメリスギタケモドキのようにも見えます。スギヒラタケは昔朽木村で合宿しキノコが少ない時はいつも汁の実に入れていたキノコです。マルミノヒトヨタケは傘径2cm程度の小さなキノコです。写真nキノコは傘径5cmは超えていそうにみえます。ミヤマザラミノヒトヨタケなども候補になりそうです。綺麗なブナシメジですね。真上から撮って大理石模様がみられると素晴らしいですよ。エノキタケもそうでうすが、栽培品と天然のものは随分と違いますね(simo.)

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2020年11月06日 "兵庫県のきのこ"
  ---  大阪市のMorさんよりメールをいただきました

 
相変わらず、きのこは沢山生えているわけではありません。
しかしいつもとは少し違った種類が見られました。
」(キャプションもMorさん→ アミタケ)

 ---  素敵なレポートありがとうございます。
 「ところ変われば」ですね。樹種が多いのでしょうか?それに、やはり松が元気でないと。アミタケもオウギタケも。シモフリシメジも松、モミ林のキノコ。ショウゲンジもマツタケ山のマツタケ出が悪くなる時点で生え始めるキノコですから。
 生駒山は倒木に生えるマツオウジさえレアになるほど
松は過去の木になりましたから。ナラ枯れで沢山枯れ、巨木が倒れ、緑陰が減り乾燥が進んでいますし(simo.)
アミタケ幼菌&オウギタケ オウギタケ&アミタケ
オウギタケ シモフリシメジ
ショウゲンジ ハダイロガサ?
チチショウロ チチショウロ 断面・乳液

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2020年11月05日  " 一昨日の生駒山"
  ---  大阪市のMorさんよりメールをいただきました
 
一昨日、例会コースを歩きました。きのこはあまり多くないように感じました。
ニガクリタケは数か所で目につきましたが、クリタケの出るあたりを歩くのは久しぶりだったのでどこに出るのかよく分かりませんでした。
パンのような姿のノウタケが面白かったです。
白い腹菌類を見たときは先日のYmさんと同じホシミノタマタケ属(Octaviania)だろうかと思いましたが、断面や胞子の様子を見てみるとワカフサタケ属(Hebeloma)に近縁なHymenogasterでした。
添付画像のほか、ベニタケやフウセンタケの仲間、スギエダタケも少し有りました。
」(キャプションもMorさん)
 ---  やはり少ないですか?クリタケは遅れているのかな。ヤマブシタケ、ヌメリスギタケモドキ、ヌメリツバタケには出逢えると思っていますが。観察会は瞳の数が増えますのでもう少しは沢山出逢えると期待しています。どうでしょう?Hymenogaster属の一種 胞子は魅力的ですね。面白い。。(simo.)
クチベニタケ ノウタケ
ノウタケ 別角度 Hymenogaster属の一種
Hymenogaster属の一種 断面拡大 Hymenogaster属の一種 胞子
ニガクリタケ ムササビタケ?

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2020年11月05日  " スッポンタケなのに・・"
  ---  東大阪市のYmさんよりメールをいただきました
 
季節の移りと共にきのこ界も静かになってきました、併せて運が良ければの確率も低くなってきました。
1 シロキツネノサカズキSPとしておきます、現状では撮れないので枝を移動しました、その後元に戻しておきました
2、3 マツバハリタケ,カノシタ、はりはりきのこも魅力あり、ブナハリタケ,コウタケ、ケロウジなんて楽しいです
3、4 フウセンタケの仲間、やはり幼菌クモの巣幕がきれい、前者同様背が低いので撮るのが大変
5 白い柔らかい卵、シラタマタケ?と思って念のためカット、あらま-スッポンタケ、遅かりしも早かりしも出ていないので仕方ないのですがカットだけの懐かしの対面、以前は普通に出ていたのですが
 Asさん、シラウオタケきれいですね、これだけ大量も珍しいのでは、小さい子も大量になると迫力あります。
6 添付はキソウメンタケ先月撮っていたのを思い出しました。
」(キャプションもYmさん)
 ---  シロキツネは先ずモドキかどうかは胞子サイズ、テンガイシロキツネノサカズキは胞子の形を見るしかないですね。カップのかけら2mm四方ほどいただければ見ますが。カノシタ綺麗。やっとスッポンタケ出てます?ぼちぼち緑の子に逢いたい季節です。(simo.)

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2020年11月04日  "シラウオタケ"
  ---  和歌山のAsさんよりメールをいただきました
 
シラウオタケの白魚に驚かされる。初めての観察だ。
スギエダタケは杉林の中にいて、神秘的な雰囲気をかもしだす。きのこは、それぞれ不思議な個性を持っているものだ。。」(キャプションもAsさん)
 ---  ありがとうございます。さすがに夏キノコは殆ど見られなくなりつつあり、徐々にキノコが少なくなる季節です。それでも、これだけのキノコの姿をみせていただき嬉しいです。一昨日には生駒山でも20mmほどの降水量がありました。週末には晩秋のキノコに出逢えそうな感じです。(simo.)
シラウオタケ サマツモドキ 幼菌
スギエダタケ シイタケ
クズヒトヨタケ ヒメアジロガサモドキ
ベニチャワンタケ ムラサキゴムタケ

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2020年11月01日 ウメモドキの実が真赤
 散歩道ではウメモドキの真赤な実が目を引く。林縁ではスズメウリの実がぶら下がっている。少しずt深まる秋を感じる。
 これだけ晴天続きでも、頑張って生えているキノコがいるのには驚き。キノコはエライ。
 1960年代くらいまでは、マツタケ山。地元の人に聞くと「今日もまたマツタケか」と嫌になるほどマツタケを毎日食べさせられたという山。松枯れのため松は激減。いまでは幼い松が尾根筋に数えるほど生えている。この付近だけアミタケが少し生える。たまにはオウギタケとペアで見られる。この幼い松も少し大きくなると枯れてしまい、大きな松は予防の注射を打ったものだけが生き残っている。
 カラカラの天気でも、ウスヒラタケが新たに生えている。どこから水分を調達するのか?
 少し旬を過ぎたヌメリツバイグチが生えている。図鑑ではゴヨウマツなど五針葉松に生えるとあるが、ここでは三針葉松に生えている。葉の長さが20cmほどあり、マツ材線虫に対する抵抗性が強いとして、期待され植えられたアメリカから輸入したテーダマツだろうか?
 ウメモドキ   スズメウリの実 
   
 アミタケ   ウスヒラタケ 
   
 三葉松の葉を載せる ヌメリツバイグチ
傘は凄い粘性で葉はしっかりとくっついている
   ヌメリツバイグチ
   
 カッパツルタケ   カキシメジ 
   
 カラムラサキハツ   ムジナタケ 

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2020年11月01日  "昨日の生駒"
  ---  東大阪市のYmさんよりメールをいただきました(10/31)
 
「テング、イグチは相変わらず見つかりません、ぽつぽつとベニタケたちそしてフウセンタケの仲間もぽつぽつと。とは言いながら一応がっかりすることなく帰ることができました。
 1 毎年出るところ、人間どものお陰で荒らされていますがなんとか可愛い、ヌメリスギタケモドキ
 2 遅いのか早いのかよくわからないがきれいなナラタケ
 3 ベニナギナタタケ、いつも群生するところですがこの日は遅かったようです
 4 ?? ホコリタケの仲間ではなさそう、1cm強
 5 ?? アセタケの仲間と思ったのですが傘径5cm前後、フウセンタケの仲間かも
 6 今年も律義にヤマブシタケ 
 7 例の大木のヌメリツバタケ、幼菌がたくさん出ていました
 頑張って例のクリタケのシロまで行きましたがまだでした、途中ニガクリタケが群生していましたから間もなくでしょう。ただかなり痩せているので気にはなりますが。
 ---  流石Ymさん。私では見ることのできなかったものが多い。目の付け所が違いますね。 4の地下生菌はヤマイグチ属の近縁のホシミノタマタケ属のオクタビアニア ジャポニモンタナにも似ている感じがします。
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2020年11月01日  チャノキの咲くころケ(10/31)
 昨日、生駒界隈を散策。チャノキがうつむき加減の白い花を咲かせている。果実酒にしたこともあるコバノガマズミの実も真っ赤。季節の移ろいを感じる。晴天続きでキノコは少ないことは覚悟の散策。それでも夜露の湿気を大切にして育つキノコがいくつか。
チャノキの花 コバノガマズミ
ヌメリスギタケモドキ 高いところ 望遠で ヌメリスギタケモドキ
     
 ハイイロシメジ    ハイイロシメジ
     
 ハタケシメジ    ヒラタケ
     
 ヌメリツバタケ    ヌメリツバタケ
     
 ニガクリタケ    スギヒラタケ
     
 チシオタケ    シワタケ
   
 ウラベニガサ    ウラベニガサ
   
 ウラベニガサ 胞子    ウラベニガサ シスチジア

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