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2007年 観察日誌     
 第6回 2007年10月14日 矢田丘陵「矢田山遊びの森」のキノコ観察会


  * キノコ鍋(天然きのこ11種)
アミタケ、ウスヒラタケ、エノキタケ 、ナラタケ、ナラタケモドキ、ニンギョウタケ 、ヌメリツバタケ、ハタケシメジ 、ムラサキアブラシメジモドキ 、ムラサキシメジ 、ヤナギマツタケ (黒く見えるのは熱を通すとすぐ紫色に変色するアミタケ。ヌメリガあり美味しい。)
 雨が降るのではとやきもきした観察会。しかし、強運の方が多く、雨もどこかへ吹き飛んだようです。30名の方が参加してくださりとてもにぎやかな観察会となりました。
 体調のすぐれない中、遠く滋賀から参加してくださったZさん、居てくださるだけで安心感があります。本当にたくさんのきのこを神戸から運んでくださったKさん、たくさんのキノコを用意していただき案内してくださった地元のTさん、足しげく山に通い色々なキノコを持参していただいた大東のIさん、、大阪のHさん、気持ちよく送迎をしてくださった運転手の皆さん本当にありがとうございました。皆さんの協力でとっても楽しいキノコ鍋を囲む観察会となりました。
 買出し・道具の準備・事前の料理、当日の料理を引き受けてくださった桜井のAさん、お母さん本当にありがとうございました。
 地元のTさんが、事前に「あまりキノコが出ていないよ」と連絡くださっていたのですが、結局50種ほどのきのこに出逢うことができました。 確かに、優秀な食菌は雨の関係、気温の関係もあり少ないですが、ナラタケ、ハタケシメジ、ササクレヒトヨタケ、ムラサキシメジなど美味しいきのこの顔も見ることができました。
 怪しい空模様の中、参加してくださり雨を吹き飛ばして素敵な一日を下さった皆さんへ感謝・感謝の一日でした。
 
素敵な色合いのムラサキシメジの幼菌
よく見ると、ほんの数ミリの小さな小さな幼菌が

いただいたキノコ料理
※キッシュ
(天然キノコ5種)
アンズタケ、キクラゲ、ヒラタケ、ムラサキヤマドリタケ、ヤマドリタケモドキ

※キノコの酒蒸
(天然キノコ8種)
ヤナギマツタケ、ササクレヒトヨタケ、オニタケ、カバイロツルタケ、ムラサキシメジ、ミキイロウスタケ、ナラタケ、ハタケシメジ

※キノコのおひたし
(ワサビしょうゆ味)
マイタケ、ブナシメジ、エリンギ、シイタケ、ハタケシメジ



※ローズマリー風味のサラダ
(塩コショウ味)
・・・ポテト、マイタケ、ブナシメジ

(写真はMさん提供)
        ※ イボカサタケ3種そろい踏み 赤白黄の可愛いヤツがお出迎え!
アカイボカサタケ シロイボカサタケ キイボカサタケ(Mさん提供)
ナラタケも顔を出した ハタケシメジの幼菌 オオゴムタケ
クチベニタケ(Mさん提供) サナギタケ 親?は誰? アオイヌシメジ
 訂正:サナギタケ→ベニイモムシタケ(’07.10.28)
山渓フィールドブックス10
 「きのこ」の絵では、子実体(棍棒状のもの)は良く似ているが、サナギのイメージと違うので、「親?は誰?」と気にはなっていました。何気なく盛口満氏の「冬虫夏草の謎」(どうぶつ社)を見ていると、まさにU字型のイモムシ(蛾の幼虫)から出る子実体の姿が描かれている。 「サナギタケに比べ稀」とのことです。単に絵合わせだけではダメですね。勉強不足を痛感しました。

第6回 2007年10月14日 矢田丘陵「矢田山遊びの森」のキノコ観察会

第1回 2007年4月15日 むろいけ園地観察会
第2回 2007年5月19日 生駒のきのこ 観察会
第3回 2007年6月24日 土砂降りの中の奈良公園の観察会
第4回 2007年7月14日 台風接近中 生駒山の観察会
第5回 2007年9月9日 厳しい残暑の 生駒山の観察会
第7回 番外編 2007年10月21日 奈良春日山遊歩道のきのこ観察会
第8回 2007年11月18日 木枯らし1号の吹く 生駒山 きのこ観察会


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