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きのこ観察会、個人的な散策で出逢った
四季折々の花、きのこ・・・写真と雑文です
さらに、メーリングリストでいただいた仲間のメールの一部を転載しています



2024年01月29日 " 変わったきのこ "
 ----  東大阪にお住まいのYmさんよりメールをいただきました。
 「この時期骨折り損の・・・・ということで歩くのが遠のいています。
 そういったときにDemさんのきのこのお話、ありがとうございます、”蒜山きのこ民俗誌“なんてのが出来ればいいですね。
 さて一昨日PCに恐怖の事態が発生(壁紙が一新され写真のフォルダーが全て消失!)鏡を見ていないが恐らく顔面蒼白、少し落ち着いてPCのストレージを確認すると数値に変わりない、藁をもつかむ思いで再起動、復活してくれました、もうこんなことは御免と直ちにバックアップ作業開始、この作業のプロセスでたまたま目についた或るきのこ、名前もわからず以前から気になりながらついついそのままになっていました。
 ・クロラッパタケ、ウラスジチャワンタケのような感覚、ウスタケほどの厚みはない
 ・高さ5cm前後あったと思う
 ・写真いずれも同じところ、地上生?
 ・生駒、東大阪市山側斜面、200810月、その後一度だけこぶし谷で出会った記憶があるが記録がない
---  ありがとうございます。しかし、何でしょう、、、???(simo.)。
 

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2024年01月28日  春の足音---林床のセリバオウレン
 
寒さがやっと一息。ツワブキの綿毛が大寒の雰囲気に合っている。梅林ではプレートで品種の分かるケースもあり名前の由来などが感じられ楽しくありがたいです。冬至梅、八重寒紅、緋梅、鹿児島紅、道知辺などの早咲きの梅に交じり中咲きの梅も咲き始めている。一気に沢山の花が出迎えてくれるようになり春の近さを感じます。
 庭ではキクバリュウキンカがちらほらと咲き、林床ではセリバオウレンも姿を見せてくれる。
 寒い季節風に耐えるいくつかのキノコも散歩道での楽しみ
  
セリバオウレン
   
 ツワブキ   キクザキリュウキンカ 
   
 冬至梅   八重寒紅 
   
 緋梅   鹿児島紅 
   
 道知辺    大盃
   
 南高   緑萼 
   
 鶯宿   月の桂 
  
 ナメコ ギリギリセーフ 乾燥品寸前
     
 ナメコ かなり乾燥気味    ヒラタケ
     
 ムササビタケ    センボンクヌギタケ

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2024年01月24日 " サクラシメジの話 "
 ----  奈良市にお住まいのDemさんよりメールをいただきました。
 「私の郷里、岡山県北部の蒜山地方ではサクラシメジの類を方言で「ヌノビキ」または「タニワタリ」と呼びます。
「ヌノビキ」はサクラシメジが帯状に群落を作って発生する姿から「布を引き延ばした姿」を連想して付けた名前だろうと推測します。
また別名のタニワタリは群落が伸びている先が谷川を飛び越して尚、先へ続く姿を想像します。私はそんなスゴイ群落を見たコトがありませんが、谷川の流れを越して、その向こうまでも群落がなぜ続くのか?私には理解できません。
 キノコの菌糸は降り積もった落ち葉などを消化しながら広がって行くのではないのか、と理解しいる私には菌糸が谷川の流れを乗り越えるとは思えない。菌根菌なら樹木の根の成長につれて谷川を渡るコトもあるかな?でも、その「地」の人達が付けた方言名ですから、本当にそうした姿を幾度となく見たからこそ付いた名前でしょう。
 そこで、私は谷の姿を固定しないで、山で見かける色々な姿の谷を思い浮かべると……谷川には常に水が流れていない小さな谷川もあります。水が流れる谷川も上流へ遡ると、真夏の渇水期や雪が積もる冬は水が流れない。そのチャンスに菌糸が谷渡をするコトは否定できません。
 生き物は想像を絶するコトを幾らでもやりますが、サクラシメジはその名人かも知れません。

--- いつも楽しいお話、ありがとうございます。
 そんなに沢山のサクラシメジを見たのは一度だけです。普段から知っている人の集団では、皆上品ですが、知らない人ばかりの観察会では悲惨です。サクラシメジの素晴らしい行列を見つけ喜んでカメラを出しピント合わせしていると、あっという間に手が伸び写真も撮れず、一本も手に入らなかったことがあります。
 「きのこの語源・方言事典」ではヌノビキ(布引)=白い布を敷き詰めた様から。シロシメジ、サクラシメジの古語とされています。また谷を越してまで多く発生している様より、タニワタシ=サクラシメジの方言とされています(simo.)。

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2024年01月20日 " 昨日の生駒~センボンクヌギタケ "
 ----  東大阪にお住まいのYmさんよりメールをいただきました。
 「すっかり寂しくなっていますが元気なのもおります。
 * 1,2 センボンクヌギタケ 寒い中息の長いきのこ、かっては凍った株があちこちで見られたのですが 3
 * 3 倒木の切断面の穴から小さなエノキタケ(
1センチ程度)柵で近づけず手を伸ばして何とか、きれいなひだが撮れたのはラッキー
 * 4,5 1/8に見つけたヒラタケ、残念ながらすでに老菌でしたが雨の恵みでしわも伸び元気な老菌に変身、一本の木の右左
 * 6 いつもは通らないところ、Asさんも見つけたシロキクラゲ、彼等にはもう春がやってきた?
 * 7,8 再び違うところでセンボンクヌギタケ
--- ありがとうございます。色々見せていただいて感謝です。私も歩いているのですが?出逢えるキノコはAsさんやYmに比べると、、、(simo.)。
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2024年01月20日  大寒-マンサク咲き始めている
 
暦の大寒でも暖かい、雨がやみ少し明るくなったので外出。
 待ちかねていたマンサクがやっと咲き始めている。 国道の交差点の植え込みで、早春のスミレであるニオイスミレが咲いている。
 開花しつつある梅の種類が増えてきている。キノコは少ない。シイタケの赤ちゃんのみ。
 先日はカメラを出している間に逃げられたので、出直し。今日は可愛いリスを何とか撮ることができた。
 マンサク 咲き始める
国道の交差点の植栽の中で咲く 早春のスミレのニオイスミレ(タチツボスミレ?の「返り咲き」・「戻り花」) 
 

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2024年01月19日 " チヂレタケ "
 ----  和歌山にお住まいのAsさんよりメールをいただきました。
 「久々にチヂレタケに会う。それだけで満足だ。独特の脈状のひだが美しい。 」(キャプションもAsさん)
--- レポートありがとうございます。明日は大寒。それでもこれだけのキノコの画像を見せていただくなんて、とても素晴らしいです。どのキノコも生き生きとしていて良いでね(simo.)。
チヂレタケ
スギカワタケ? キクラゲ幼菌
 ニセニクハリタケ   ニセニクハリタケ  裏
     
 ヒメカバイロタケモドキ    ヒメカバイロタケモドキ
     
 ムラサキゴムタケ   ワヒダタケ 

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2024年01月14日  梅が咲いている
 
昨日の激しい木枯らしが収まり、日が差すと過ごしよい。もう木によっては梅の花がたくさん咲き始めている。春の足音を感じ少しホッとする。真っ赤に紅葉するユキヤナギ、一方随分とフライング気味のユキヤナギも。タチツボスミレでしょうか?「返り咲き」、「戻り花」という表現があるようです。
 散歩道ではスズメウリの実が目立つ。クヌギの切株を埋める小さなキノコはセンボンクヌギタケ。落ち葉に生えるキノコはオトメノハナガサ。ヒラタケが少々。一人分の汁の実にお土産。
 今日見た紅梅
今日見た白梅 真っ赤に紅葉するユキヤナギ
もう咲いているユキヤナギ  スズメウリ
「返り咲き」・「戻り花」 タチツボスミレ
 センボンクヌギタケ
ヒラタケ オトメノハナガサ(標準和名:ハダイロガサ)
本来はオトメノハナガサがとされるべきです。すでに色鉛筆などの表記は「ハダイロ」ではなく「うすだいだい」とされ四半世紀になります。

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2024年01月08日 " センボンクヌギタケ "
 ----  和歌山にお住まいのAsさんよりメールをいただきました。
 「「センボンクヌギタケに会いたいな」と思って歩いていたら、見つかりました。この時期だけに出るきのこだけに何回も写真をとる。
*ワサビタケ…強い辛味のほかに、ひだの脈状連絡が特徴。
*フクロキクラゲ?…ジュズ状担子器の検鏡なしのため??とする。
」(キャプションもAsさん)
--- いつもお便りありがとうございます。お目当てのキノコに逢えるのは幸せですね。良かった。シロキクラゲも出ていますか?Asさんの観察エリア素晴らしいですね。(simo.)。
センボンクヌギタケ シロキクラゲ
スギエダタケ フクロキクラゲ
ヤケイロタケ ヤケイロタケ裏
     
 ワサビタケ   ワサビタケ 裏 

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2024年01月06日 " オトメノハナガサ "
 ----  東大阪にお住まいのYmさんよりメールをいただきました。
 「時節柄あまり出かけなくなってしまい少しトレーニング。
 1、2 幸い少し見つかったハダイロガサ、これが正称、しかしオトメノカサの方がぴったりのような、夏~晩秋になっているが私には冬きのこ
 3 ナメコが増えてエノキタケが衰退?たった二つ、絵になるのはこれだけ、貴重品
 4 センボンクヌギタケ、環境がいいと出来もいい
* Asさん、エノキ沢山あっていいですね

--- ありがとうございます。今年もYmさんの素敵な写真を待っています。よろしくお願いいたします。立派に育ったエノキタケも素晴らしいです。
 Ymさんのご指摘の通り本来は乙女の花笠が標準和名となるべきですね。すでに色鉛筆の表記は「ハダイロ」ではなく「うすだいだい」とされ四半世紀になります。2021.7.10初版の「新分類キノコ図鑑」では「ハダイロガサ(オトメノハナガサ)」ですね。(simo.)。
 オトメノハナガサ
  オトメノハナガサ    エノキタケ
 センボンクヌギタケ

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2024年01月06日 " エノキタケ "
 ----  和歌山にお住まいのAsさんよりメールをいただきました。
 「明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。
今年、最初のきのこ山行とあいなる。
ヒラタケのそばに、たまたまエノキタケが、暗い片隅におわしまする。
なんと、ひかえめなことか。そばによるとエノキタケ独特のニオイが漂う……。

--- おめでとうございます。キノコの少ない時期に沢山の出会いがあり良いですね。立派に育ったエノキタケも素晴らしいです。(simo.)。
 エノキタケ
エノキタケ ヒラタケ
     
 ヒラタケ    ハチノスタケ
 スエヒロタケ
ムラサキゴムタケ ワサビタケ

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2024年01月05日  千早赤阪村のスイセン
 
気持ちの良い穏やかな快晴。大阪唯一の村=千早赤阪村のスイセンが咲いているかも。しかし、フライング気味。何とか写真には収めるが。田で探すとホトケノザの名の植物とは別のホンマモノの「春の七草のホトケノザ」。
 落ち葉に隠れ綺麗なナメコ。動物も植物もキノコも同じです。子供が育つまでしっかりと守っている。乾燥、外敵などから守るベールが胞子が育つまでヒダを覆うナメコ。この季節に相応しいフユノコガサ=不食キノコも可愛い。
センボンクヌギタケもこの季節のきのこ。
 千早赤阪村 スイセン
千早赤阪村 スイセン 千早赤阪村 スイセン
春の七草のホトケノザ ナメコ
枯れ葉に隠れた 見事なナメコ 艶々 
     
 乾燥、外敵から胞子が育つまで守るベール
もうすぐ剥がれヒダから胞子が飛ぶ ナメコ
   フユノコガサ
  
  フユノコガサ
   
 センボンクヌギタケ   シイタケ 

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2024年01月02日  二上山の朝焼・朝日
  
 昨日は、大好きな二上山から顔を出す初日の出は雲で見えず。今日再度チャレンジ。若干雲が浮かぶが何とか。大阪の日出は7:04だが、二上山から朝日が顔を出すのは7:25頃。40分ほど雲のタイミング、光のタイミングを計っていると放射冷却で冷え込み結構寒い。
 二上山 朝焼け
 
 二上山 朝日1
 
 二上山 朝日2
 
 二上山の登山道では私の大好きな書家・榊莫山(さかき・ばくざん)の書を見ることができる
「女岳男岳ヲ拝ム里 尼上嶽ト誰カ言ウ 莫山」
 
 陽を受け輝く センダンの木が素敵です

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2024年01月01日  
    あけましておめでとうございます 本年もどうぞよろしくお願いいたします
 初日の出を見ようと目覚ましをかけたが、曇り空であきらめていると、日が差してくる。
青空も広がって爽やか。庭のスイセン、ロウバイも芳香を漂わせてくれている。
 氏神様の誉田八幡宮にお参り青空にエノキが大きく枝をのばし気持ち良い。神官が描かれた絵馬もほほえましく、土鈴も可愛い。そのあと菅原道真ゆかりの道明寺天満宮、昔に百済から渡来した織物技術者が住み着いた錦織部に由来する錦織神社を訪ねる。
 健康、平和、素敵なきのことの出逢を願いました。
青空と庭のロウバイ
 
 庭のスイセン   氏神さん誉田八幡宮のエノキ 
誉田八幡宮 絵馬 誉田八幡宮 土鈴
道明寺天満宮 絵馬 錦織神社 絵馬

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