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 2021(10)
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きのこ観察会、個人的な散策で出逢った
四季折々の花、きのこ・・・写真と雑文です
さらに、メーリングリストでいただいた仲間のメールの一部を転載しています



2021年10月23日 牛殺しの真赤な実
 
木の実が目を引く季節。鎌柄(カマツカ)=牛殺しの実が赤くて目を引く。丈夫で鎌の柄に使われ牛の鼻輪にも使われたところから牛殺しの名もある。マユミの花も独特の形で楽しい。ビナンカズラ=サネカズラの実も色づき始めている。庭に生えたヤマノイモも黄葉しはじめムカゴが付いている。孫が来たら採って食べさせてあげよう。
 月曜日に雨があり、散歩道ではキノコが出ているはずと喜んで出かけるが、期待したほどではない。
カマツカの実 マユミの実
サネカズラ=ビナンカズラの実 ヤマノイモのムカゴ
 ドングリキンカクキン
何だろう?不明菌 この時点では傘径1cm程度
ヒダが見えず まだ未熟
ベニヒダタケ 材上に生えている
ヤマブキウラベニガサ  ウッドチップに生えている
ヤマブキウラベニガサ ヤマブキウラベニガサ 胞子
ヤマブキウラベニガサ 担子器 ヤマブキウラベニガサ シスチジア
ヤマブキウラベニガサ シスチジア コタマゴテングタケ
小さい 傘径2cmほど
 カバイロタケ    カバイロタケ
   
カバイロタケ カバイロタケ

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2021年10月29日 ” 昨日もダメでしたが・・・ ”
  ---  東大阪市のYmさんよりメールをいただきました
「 気になっていた奈良公園、Morさんの行かれたより好転しているかなと思っていたのですが残念ながら・・・
 わずかに彼等だけがその疲れを癒してくれました。
 ハタケシメジ、幼菌はもう一歩で踏んでしまうところ。
 その近くにこれも幼菌、図鑑からクロトマヤタケと判断するが幼菌であること、同じ仲間がいくつかあることから自信はありません。
尚この種はフウセンタケ科からアセタケ科に変わっています。」 
  --- 乾燥続き、気温の急変はキノコにとってかなりのダメージだったのでしょうか?近所の散歩道を歩くが、毎年出ていたところでも、殆どキノコに逢えない。
 ハタケシメジはいい感じの株ですね。傘にも柄にもササクレのあるキノコはツチスギタケなどにも似ているように思います。幼菌を見るとフウセンタケ科にも見えるし、悩ましいですが。
 なお、2011年11月発行の『日本のきのこ』でツチスギタケとされているものは、ツチスギタケモドキ(仮称)と訂正されている。「きのこ図鑑」(幼菌の会)、「青森県産きのこ図鑑」にツチスギタケの記載があります。
(simo,)。

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2021年10月26日 ”スッポンタケ” 
「今日は四條畷市の森を散策して来ました。トイレの近くで臭うナと思ったら、久々にスッポンタケを発見。木の下に1ダース余りの卵が見えて、コレは!と近寄ったらナント中身は空で、グレバの頭の部分のみ辺りに散乱している。食用と知る誰かさんにヤラれた後?でした(泣)。そうでないのはバタバタ倒れているし。。。でも1時間後帰りに確認すると1本だけ新しく出ていました!」(キャプションもTakrさん)
 --- 東大阪市のYmさんより「懐かしのあの匂い、よかったですね。 しかしひどい状態には腹が立ちます。」 
 ---
 晩秋キノコのお出ましですね。お久しぶりのヒラタケ。これからしばらく、この子に癒されます。スッポンタケも凄い。スタイル抜群スッポンタケ、チシオタケも瑞々しくていいです。(simo.)
スッポンタケ スッポンタケ
チシオタケ チシオタケ
ヒラタケ ヒラタケ

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2021年10月27日

 ” 黄と橙の宴 ”


  ---  東大阪市のYmさんよりメールをいただきました

「 先日の例会でもよく見られました可愛いアイカワタケ(ヒラフスベ型)
 すごく綺麗なアイカワタケ
」 
 
 --- 
綺麗!まさに宴状態ですね。
 (simo,)。

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2021年10月26日 ”オオワライタケ”
 
奈良市のTakさんよりメールをいただきました。
Matさんに教えてもらった映画を観に京都へ出かけました。その美しい映像に魅了され、またキノコの様々な可能性、研究が興味深かったです。ただマジックマッシュルーム体験部分が長く、手放しで肯定しているのが危うく感じられました。
 昼から市内を一望できる将軍塚まで山道を歩きました。雨に反応してキノコも少し出ていました。」(キャプションもTakrさん)
 --- やっと、まとまった雨が降り、散策路の景色も随分変わそうですね。そのうち先日のコースの再チャレンジしてみたいです。(simo.)
アケボノドクツルタケ オオワライタケ
オオワライタケ 映画

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2021年10月26日 ”スクレロガステル属の胞子”
 
大阪市のMorさんより、スクレロガステル属の胞子についメールをいただきました。
「一昨日の観察会で見つかったスクレロガステル属を検鏡しました。
複数の胞子が房状にくっついています。写真ではわかりにくいですが、胞子の表面は細かいイボで覆われているように見えました。」(キャプションもMorさん)
 
--- わざわざご連絡いただきありがとうございます。胞子は面白い形状でユニークですね。(simo.)
 
 スクレロガステル属   スクレロガステル属  断面
     
スクレロガステル属 胞子   スクレロガステル属 胞子表面

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2021年10月23日 キッコウハグマって?
 
散策路でみた径1cmあまりの小さな花。調べるとキッコウハグマ。この片仮名の音では、意味不明です。しかし漢字表記を調べると「亀甲白熊」。「亀甲」は、葉の形を亀の甲羅に見立てたもの。ハグマ(白熊)はヤクの尾の毛。旗竿などに付ける飾りとして使われ、花の裂片を白熊に見立てて名付けられたようです。黒いものを黒熊(コグマ)、赤く染めたものを赤熊(シャグマ)というようです。
 キノコに亀甲泡茸、赤熊編笠茸があり、何となく親近感を感じるネーミングです。

 ワレモコウも秋の風情があり大好きな花。少しは雨が降ったものの10月の雨量は少なく、急激な温度変化もありキノコは少ない。
キッコウハグマ キッコウハグマ 葉は亀の甲羅に似ているのかな
ワレモコウ オオカボチャタケ 長径30cm
オオツルタケ オオツルタケ ツルタケに似るが
柄のだんだら模様、ヒダの濃灰色で縁どられる
ヒトヨタケの仲間 ヒビワレシロハツ
     
 ドングリキンカクキン   コタマゴテングタケ 
   
コタマゴテングタケ   胞子   コタマゴテングタケ 担子器 

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2021年10月21日 ” 昨日は・・・ ”
  ---  東大阪市のYmさんよりメールをいただきました
「 久しぶりに雨が降り森の中はワイワイガヤガヤと期待して橿原方面へ行きましたがなんとシーンとして彼らの声は聞こえませんでした。
ここはほどほどにして次は定番の生駒へ、しかしここも同じ状況で体力と交通費の消耗でがっくり。
 写真,なんとかこれだけ、雨の前に出ていたのでしょうオオワライタケ、黄色い子供がかわいいアイカワタケそしてきれいなルリハツタケ、ただしこれは雨風?ヒト?その他の動物?等に倒されていたのをリペアーしちゃいました。」 
  ---  ごくろうさまでした。やはり!これだけ急激な温度変化。雨量も少ないのかな。キノコは端境期でしょうか?例会は沢山の目でまた違った景色が見えることを期待しています。
 それでもいただいた写真はどれも素敵です。ルリハツには逢いたいな。以前見かけたところを何度か訪れていますが、今年は空振です。(simo,)。

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 2021年10月17日   ” いたずら ”
  ---  奈良市のDemさんよりメールをいただきました
「 先日、大山のブナ林で撮影した写真をジート見ていたら、人の顔が見えてきました。
  それに少しだけ筆を入れると分かり易い絵になりました。
 キノコを愛する皆さんにとっては「不遜な行為」かな?と思いますが、私は年甲斐も無くいたずらが大好きです。」(キャプションもDemさん)
 
---   想像力が豊かで素晴らしいと思います。不遜だとは思いません。
 が、加筆前のものも見たい。
  「いたずら」という見出しをみて、大昔に読んだロシア文学=チェーホフの数ページのごく短い短編「いたずら」を思い出しました。
 その後、加筆前の画像もお送りいただきました。(simo,)。
うへぇー、まいった! うへぇー、まいった!
 いたずら 前    いたずら 後 

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2021年10月16日 ” ミヤマタマゴタケ ”
  ---  和歌山のAsさんよりメールをいただきました
「今回は2個体のみ。
* 600m付近にてミヤマタマゴタケを発見。傘には短い溝線あり、胞子は球形。
* スギエダタケのシスチジア…色々あるが、その中の1つ。」(キャプションもAsさん)
 
--- 雨が降らないと。山は乾いています。それでも見栄えのする立派なものに出逢え良かったですね。(simo,)。
ミヤマタマゴタケ
ミヤマタマゴタケ ミヤマタマゴタケ
ミヤマタマゴタケ 胞子 スギエダタケ
スギエダタケ スギエダタケ シスチジア

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2021年10月16日 ぬばたま
 
大阪の10月の真夏日は6日と史上最高の日数。連日の夏日で秋はいつ来るのかという感じ。今夜にも雨が降りそうで一気に秋の到来になるというが。
 近くの散策路を歩くが快晴で暑い。10月の降水量は大阪は1.5mm。どこもカラカラに乾いている。
 散歩道で見かけたヒオウギの実は真っ黒。「ぬばたま」はヒオウギの実で、和歌の枕詞で知られる「ぬばたまの」は、「黒し」「黒髪」など黒いものにかかり、さらに、「黒」の連想から「髪」「夜(よ)・(よる)」などにかかる。
 ウメモドキの赤い実も目を引く。ヨメナの花もいまが盛り。 きのこは辛うじて絵になる子が二種のみ。
ヒオウギの実 =ヌバタマ
ウメモドキの実 ヨメナ
キチャハツ 黄茶(きちゃ)という色があるんだ。
黄色みがかった茶色、図鑑では「淡セピア色」。
トガリツキミタケ

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2021年10月15日 ” 大山のきのこ ”
  ---  奈良市のDemさんよりメールをいただきました
 10月12日、私の郷里の蒜山高原を訪れました。
私が生まれ育った集落を久しぶりに歩いてみたが……六十数個の家が軒をつらねる大山街道の旧宿場町は歯抜け状態に家が無くなり、無住の家も多く、寂しい雰囲気の漂う姿は過日の面影が無くなっていました。 盆踊りや秋祭りの楽しかった子供時代の想い出は私の脳裏にさまようばかりです。
  集落に近い里山へ入ると、ショウゲンジ、アブラシメジ、ムラサキアブラシメジモドキ、クリフウセンタケなどの美味しいキノコが沢山採れるのですが、今回は十数日も続く晴天のかげんか?キノコの姿は全く見えない。
  97才になられる恩師の家を訪れ、いろいろな話をする中に「先日○○君がマイタケを持っ来たので、キノコは出ているのでは?」との話。
  標高千㍍付近にブナ林が広がる大山なら?……10%の期待と90%の諦めを胸に抱いて笹藪のブナ林へ入って行きました……予測どおりキノコの姿は見当たらない。 ブナの倒木を探して藪漕ぎをしているとツキヨタケがびっしり生えた大きな倒木に出くわした。それはツキヨタケ、ウスヒラタケ、ヌメリツバタケ、ブナハリタケ、ツリガネタケが入り交じりながら生えている。
  木材の内部では各キノコの菌糸が喧嘩をしながら栄養の奪い合いをしているのかな?と想像するだけで、実態を知らない。
雨の無い悪条件の中にも沢山のキノコが生えた倒木がある……それを自然の豊かさと言うべきか?その懐の深さに感動しました。」(キャプションもDemさん)
 
--- また楽しいお話ありがとうございます。今年はブナ林を訪れていません。うらやましい。
  カレンダー通りにならないのがキノコの難しさですね。以前の記録をたどり、同じ頃に出かけても会えないことが多いです。やはり雨が降らないと。身体の9割以上は水ですから。Demさんが素晴らしいキャプションを付けられ、素敵な命名をなさっているので、これ以上、あれこれは野暮ですね。
 しかし、野暮なことをやっちゃいます。
 *  「イチジク」:タヌキノチャブクロ、キツネノチャブクロ、キホコリタケを含む「オオカミの屁」(Lycoperdon=ホコリタケ属)のキノコのように見えます。一度、ご自身で検索なさって、どれが一番近いかご検討なさってください。
 * 「なんじゃろかい?」:汗かきっ子は、ツガサルノコシカケかも知れない。図鑑では汗をかいたものはないですが、検索すると汗だらけの子が出ています。
* 「羽ばたき」:アイカワタケに似ているようにも見えます。
* 「鎧」:ハカワラタケなど検索してみてください。似たものがあるように思います。
(simo,)。
 ブナの純林
イチジク ツキヨタケ
ツリガネタケ なんじゃろかい?
ヌメリツバタケ ムキタケ
羽ばたき

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2021年10月14日 生駒界隈を散歩
 
やっと大阪近郊でもお湿り程度の雨があり、生駒界隈を散策。コスモスはどことも綺麗に咲き見頃。散策路ではウドの花・実が目を引く。ハダカホオズキの実も緑のものに混じり色付き始めたものもあり賑やか。
 雨量不足?高温の影響?キノコは期待したほど出ていない。
 ウドの花・実
コスモス ハダカホオズキ
アマニタ ヴェスティタ
(Amanita vestita:仮称ティラミステングタケ)
ヌメリツバタケ
チシオタケ アイカワタケ
クサウラベニタケ マツオウジ

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2021年10月11日 ” 橿原方面のきのこ ”
  ---  大阪市のMorさんよりメールをいただきました
「 昨日は久しぶりに橿原方面へ行きました。
地面はカラカラに乾燥していますが、それでもアイタケやオオワライタケなどが頑張っていました。」(キャプションもMorさん)
 --- Morさんより補足があり。ホシミノタマタケ属のOctaviania kobayasiiという種は「地下生菌識別図鑑」では学名カナ読みの「オクタビアニア コバヤシイ」の名で掲載されていますが、折原貴道氏が「ホシミノタマタケ」という新称が付けられています(日本菌学会会報/61 巻 (2020) 2 号)。
 
--- これだけ晴天続きでも、頑張っているきのこがいるの、すごい。珍しいきのこの紹介、ありがたいです。胞子の画像クッキリと良く分かります。イグチ科でヤマイグチに近縁なのですね。地下生菌も面白そうですが、レーキが要るね。(simo,)。
アイタケ オオワライタケ
カンゾウタケ コツブタケ
ツヤウチワタケ ホシミノタマタケ
ホシミノタマタケ断面 ホシミノタマタケ胞子

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2021年10月10日 稲架掛けの頃
 
大阪唯一の村=千早赤阪村の棚田の稲架掛け。青空が良く似合う。散策路では犬蓼(イヌタデ=アカノマンマ)、藍(アイタデ、タデアイ=藍染に使われた)、コムラサキが秋の風情を感じさせてくれる。緑陰を探すが、これだけ晴天が続くとカラカラ。ノウタケも小さなままでヒビワレ。
大阪 唯一の村 千早赤阪村の棚田の秋 稲架掛け
千早赤阪村の棚田の秋 稲架掛け 千早赤阪村の棚田の秋 稲架掛け
     
 道の駅で見かけた 大阪府のポスター
派手なキノコは毒、地味なキノコは大丈夫という
ウソを拡散するかのようなポスター

 ベニテングタケは大阪では、発生しない。カバノキの共生菌ですから。
大阪で発生したキノコ中毒例にしたがい、リアルに、
オオシロカラカサタケ、ドクツルタケなどを例示すべきです。
  散策路のチャノキの花 
イヌタデ=アカノマンマ アイ(藍=アイタデ、タデアイ)
藍染に使う藍
コムラサキ カキシメジ
キツネノタイマツ ノウタケ

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2021年10月09日 ” 昨日の生駒 ”
  ---  東大阪市のYmさんよりメールをいただきました
「 余り期待していなくてよかった、乾燥がひどく当然帰宅も昼過ぎしかしやはりお山、短い時間少なかったですが楽しませてくれました。
 1 カンゾウタケ 予期していなかっただけにびっくり、ついでに他も探すがこれだけ、もうしっかり開いている →
 2~3 変形菌 よく見るとこれが通常の形ではなくシロウツボホコリ?の老菌から枝状のものが発生し水分かその他のものが付いた状態と判断
 4 マツオウジ 普通では見つからないところ、この日はこの子だけ
 5 ヒラフスベ あちこち発生

 6~7 コオニイグチ? 幼菌ゆえにもこもこ、図鑑の特徴が当てはまらず苦労、赤変はあたり
 8~9 イグチSP  縦カットしたがついでに親指もカット血がぽたぽたと、止める作業で撮り忘れ、色変化なし
 かっては一枚も撮らなった時もありましたがこの日はラッキーな方でした。」 

  ---  ケガ大丈夫ですか?凄い。カラカラのお天気でも歩かれているのですね。それでも生駒山は流石です。変形菌はおっしゃる通りシロウツボホコリに見えますね。(イグチはサザナミイグチにも似ていますが。原色日本新菌類図鑑」では、肉は青変しないとの記載あり、「きのこ図鑑」では肉は淡黄色、傷つけるとゆるやかに濃き色になるとあります。どうなのでしょう。(simo,)。

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2021年10月09日 コスモス咲く 斑鳩の秋 
 斑鳩の法起寺界隈を散策。お寺の近くの田を埋めるコスモスが見事に咲いている。雲が途切れコスモス・塔の向こうの青空が気持ちよい。 近くの森を散策するが山は乾いている。
法起寺とコスモス
 法起寺とコスモス    法起寺とコスモス
法起寺とコスモス 散策路ではクサギの実が綺麗
ホタルガ カエンタケ
ハナサナギタケ ヒメスギタケ

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2021年10月05日 ” ご無沙汰です ”
  ---  奈良市のInさんよりメールをいただきました
「 2日の番外編に行きたかったのですが、十津川村の果無山脈を歩いていました。行動時間9時間、歩行時間8時間半のロングコースでした。
 昨日は上北山村の猟師仲間と松茸を採りに行きました。斜度45~50度の斜面に生えています。スマホの写真はスリングで確保して撮りました。採取結果は18本。
 猟師が18本。私はゼロでした。 限られたシロ(根っこ)にしか生えず、シロが分からないと確実にゼロになります。
 恐ろしい角度の斜面には、写真のコバルトブルーの見かけないきのこが群れていました。かさはネバネバして柔らかい。ヒダは白く管孔でした。マゴジャクシやマンネンタケではないと思います。ご存知の方、教えてください。」(キャプションもInさん)
  ---  ご無沙汰しています。その傾斜。Inさんの世界ですね。私の体力では連れて行ってとは言えない世界ですね。お土産のおすそ分けは断りませんが。
 おたずねのキノコは滑藍茸(ヌメリアイタケ)です。名前から想像できますが、ヌメリと藍色が印象的な子です。食用です。(simo,)。
この角度です 発見松茸 今日の収穫
これはなに? ヒダ

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2021年10月05日  大和高原 ススキのころ 
 10月だというのに半袖が似合う夏日が続く。それでも晴天続きで吹く風が気持ちよい。
 友人と大和高原を散策。青空にススキの穂が似合う。林縁のツリガネニンジンも紫が美しい。
 乾燥続きで、諦めていたキノコもそれなりに出ている。

☆☆ アイカシワギタケ(藍柏木茸) 10/06 追記 ☆☆ 
  見慣れない肉が赤変するフウセンタケ属 藍柏木茸(アイカシワギタケ)らしい。
同行のTakさんが、赤変した断面の写真を撮っておられ、ヒダの様子も写り込んでいて、特徴が合致している。
 諦めずに、色々な角度の写真、断面の様子などを撮っておくべきですね。
   
 アイカシワギタケ    アイカシワギタケ 断面・ヒダの様子
(写真提供:奈良市のTakさん)
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大和高原 ススキのころ 林縁のツリガネニンジン
ハタケシメジ ハタケシメジ
ハタケシメジ カラカサタケ
クリフウセンタケ クリフウセンタケ
ウラベニホテイシメジ ウラベニホテイシメジ
アオロウジ アオロウジ
 クサイロアカネタケ    クサイロアカネタケ
   
 ガンタケ   ハナガサタケ 
     
 カバイロツルタケ    コビチャニガイグチ
     
 ムラサキフウセンタケ    ムラサキヤマドリタケ
   
 タマシロオニタケ    ナギナタタケ
     
 ナラタケ    ウスヒラタケ
   
 オキナクサハツ    ヤマイグチの仲間
   
 フミヅキタケ属?    ホウキタケの仲間
アカツブフウセンタケ アカツブフウセンタケ
カエンタケ カエンタケ

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2021年10月02日  久しぶりに番外編生駒山散策 
 緊急事態宣言が解除され久しぶりに県境越えで生駒山へ。といっても県境の散策。急なお誘いなのに十数名の参加で賑やかに散策。
 ホトトギスの花、湿地ではミゾソバ、白いボンボリ状の花はセイヨウフジバカマでしょうか?紫色の鮮やかなノササゲの実など、自然はストレス解消に一番。おまけに久しぶりに会う知人と語らいながらの散策は最高。
 端境期で少ないことを覚悟のスタートだったが以外と沢山のキノコが待っていてくれた。中止続きでたまったストレス発散に充分のきのこ。

 生駒山 散策    ホトトギスの花
ミゾソバ セイヨウフジバカマでしょうか?
 * 「セイヨウフジバカマでしょうか?」としたものは、北アメリカ原産のキク科アゲラティナ属の
マルバフジバカマのようです(以前はフジバカマと同じヒヨドリバナ属でした)。
 帰化植物として日本在来の生態系に悪影響を及ぼしており問題視されています。
ノササゲの紫の実が魅力的 ミドリニガイグチ
ヌメリツバタケ ヌメリツバタケ
チャナバ オニフウセンタケ
アカヤマドリ ヌメリコウジ
ヤシャイグチ ドクツルタケ
カバイロツルタケ ヒメコナカブリツルタケ
タマゴテングモドキ ウコンハツ
カレバハツ セミノハリセンボン
コツブタケ コツブタケ
シラタマタケ シラタマタケ
ヒメスギタケ イヌセンボンタケ
ケロウジ コブリノビロードツエタケ
 コンイロイッポンシメジ    クサウラベニタケ
     
 ムラサキホウキタケモドキ    ニオイキシメジ
     
 シロトマヤタケ   ウスキモリノカサ 
   
 ツガサルノコシカケ    オオムラサキホコリ

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2021年10月01日 ” ツクツクボウシタケ ”
  ---  和歌山のAsさんよりメールをいただきました
「 里山を登っていると腐葉土の間から冬虫夏草らしきものがでている。 初めはコナサナギタケと思ったが、掘ってみるとツクツクボウシタケのようだ。」(キャプションもAsさん)
  --- オウギタケ、アミタケですか。 松の林が残っているのですね。私の散策路では松は殆ど全滅に近いですから。羨ましい限りです。珍しいツクツクボウシタケ。テレオモルフのツクツクボウシタケも見つかるといいですね。(simo,)。
エリマキツチグリ サマツモドキ
ヒメダイダイタケ ツチカブリ
オウギタケ アミタケ
ツクツクボウシタケ ツクツクボウシタケ

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 2021(10)
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