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 2021(9)
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きのこ観察会、個人的な散策で出逢った
四季折々の花、きのこ・・・写真と雑文です
さらに、メーリングリストでいただいた仲間のメールの一部を転載しています



2021年09月30日
” これもイボコガネテングタケでしょうか ”


  ---  東大阪市のYmさんよりメールをいただきました

「 
先日27日橿原方面をうろうろしていた時黄色い中型菌をみつけました、よく見てみると「なんじゃこれ!」ということでとりあえずとりあえず撮っておきました。(1,2,3)
 特徴のない個体で私には苦手だったのですが柄とツボのツートンが気になってました。
 その後Takさんのメールを思い出し確認しましたが似ているようには思いますがどうでしょう。
この日も非常に少なく夏と秋が併存しているような連中ですが添付してみました。
4枚目以降、
 4 テングタケ、 5 ホウキタケの仲間(ひょっとしてホウキタケ?)
 6 チャタマゴタケ、 7 オオワライタケ、
 8 ヤマドリタケモドキ、 9 ヌメリイグチですね。

  ---  イボコガネテングタケは「黄色の地に帯オリーブ色粉質のツボの破片が散在」とされていますが、雨に流されたり風に飛ばされたりもしますし、良く分かりませんね。傘周辺に溝線があること、ツバが上の方にあり黄色膜質であり、根元が球状などの特徴は合致しているようですね。、(simo,)
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2021年09月30日 柿の葉も 秋の色 
 台風の影響でしょうか?雨は殆ど降らないが、生温かい風の曇天で蒸し暑い。半袖がピッタリの異常な暖かさはいつまで続くのでしょう? 散歩道では柿の葉も秋の色に染まる。サクラタデ、アキノノゲシなど小さな花々が秋の風情を感じさせてくれる。
 キノコもこんな気候にどう反応してよいのか迷っている感じ。
柿の葉 秋の色 サクラタデの見頃
アキノノゲシ キツネノマゴ
マメアサガオ カエンタケ
チシオハツ ハツタケ
キイボカサタケ アイコウヤクタケ
アイコウヤクタケ 樹枝状糸状体 アイコウヤクタケ クランプが見える菌糸
ヤマドリタケモドキ シワチャヤマイグチ
カバイロツルタケ ナカグロモリノカサ
オニタケ オニタケとキツネノタイマツ
キツネノタイマツ ザラエノハラタケ

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2021年09月27日 ” 昨日の奈良公園 ”
  ---  奈良市のTakさんよりメールをいただきました(9/26)
 25日に奈良公園を歩きました。出掛けるのが遅かったので春日山の中腹で引き返しました。
キショウゲンジ?は傘に外被膜の破片が見つからないのでツチナメコかもと思いましたが、高さが7センチ程あったので迷います。
クロラッパタケYmさん探しました!
チャオニテングタケは北陸のきのこ図鑑の写真から辿り着きましたが、念の為にとネットの画像も見てみると、9年前のYmさんの写真がヒットしました。
  菌従属栄養植物のホンゴウソウは、とても小さな花で高さ3センチ程、左下のキノコを撮っていて気付きました。因みにあの本郷氏の名前を冠したのかと思ったら、発見された三重県北部の楠町本郷という地名からでした。」(キャプションもTakさん)
  --- キショウゲンジも出ていたのですね。キショウゲンジは名前にはショウゲンジが付きまがショウゲンジの属する�フウセンタケ科と違い、ツチナメコ、ヤナギマツタケなどと同じオキナタケ科なのですね。ホンゴウソウも見られたのですか。どのキノコも貴重品です。珍しい子に逢えて良かったですね。(simo.)。
キショウゲンジ? クロニガイグチ
クロラッパタケ チャオニテングタケ
ホンゴウソウ ムラサキホウキタケ

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2021年09月26日 雨模様の中、森を歩く 
 久しぶりに友人のお誘いで雨の中、森を歩く。
赤いお皿、お茶碗のようなキノコに逢いたくてご案内ねがいました。緊急事態宣言中で遠慮していましたが、ちょうど県境の森での散策。お目当ての赤いチャワンタケに出逢え満足。
 カミキリムシが冬虫夏草に感染して死んでいる。冬虫夏草と違うムシカビと思っていましたが、「冬虫夏草生態図鑑」ではセミノハリセンボンなどとともに、アナモルフ菌類として掲載されています。カミキリムシのよる被害防除のための微生物農薬として使われているそうです。 各地で桜の巨樹がクビアカツヤカミキリにより被害を受けていますが、この菌類が被害防除のための微生物農薬として有効だといいます。面白い世界です。
ベニチャワンタケ ベニチャワンタケ 椀の外側は類白色綿毛密生
モドキは殆ど無毛白色とある
「新版北陸のきのこ図鑑」
ベニチャワンタケ胞子:長径20~35μm
モドキは12~16.5μm
「新版北陸のきのこ図鑑」

ベニチャワンタケ 子嚢先端部分
ウスミベニサラタケ ウスミベニサラタケ 胞子
ウスミベニサラタケ 担子器先端部分 
右側4つは有弁子嚢の蓋が外れている
ウスミベニサラタケ 子嚢 側糸
ボーベリア・ブロンニアーティ
(Beauveria brongniartii (Saccardo) Petch. )

(ムシカビにやられたカミキリムシ)
ツバムラサキフウセンタケ
ツバムラサキフウセンタケ ツバムラサキフウセンタケ 胞子
ムラサキアブラシメジモドキ イヌセンボンタケ
ハタケシメジ キララタケ

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2021年09月25日 サクラタデが咲いている 
 散歩道でサクラタデが咲き始めた。細い花穂が風に揺れかわいい。 帰化植物のアレチノヌスビトハギが俄然目立つ。晩秋、初冬の散策ではズボンにヒッツキムシが付いて困る厄介なやつ。
在来種のヌスビトハギのほうが見る機会が少ない。
サクラタデ アレチノヌスビトハギ
アレチノヌスビトハギ 節果 ヌスビトハギ
ヌスビトハギ 節果 アキヤマタケ
ウスキモリノカサ キイロアセタケ
コウジタケ クロチチダマシ
ヤケノアカヤマタケ ヤケノアカヤマタケ

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2021年09月20日 ” 森にて ”
  ---  奈良市のTakさんよりメールをいただきました
 おとつい森を歩いているとベニサラタケが出ていて久しぶりなので名前を思い出せないでいると浅田さんの報告で「あ。ウスミ」と分かりました。以前お話があったようにオオゴムタケも近くに生えていました。
不明菌はフウセンタケ属かなと思いましたが、幼菌を保護する膜がクモの巣状になっていません。バリッと裂けている感じ。老成してヒダが茶色になっているものもありました。」(キャプションもTakさん)
  --- レポートありがとうございます。またもや逢いたいキノコの姿を見せていただきました。緊急事態宣が解除されたら是非ご一緒させてください。ウスミベニサラタケなど是非対面したい子です。不明のフウセンタケ属も是非ツバをしっかりと見たいです。
* トガリツキミタケ。トガリベニヤマタケのどちらなのでしょう?悩みます。
* フウセンタケ属は図鑑で調べて結論にたどり着いた経験が殆どなく、最初から諦めムードで眺めています。今回久しぶりに図鑑とにらめっこし絵合わせしました。ツバムラサキフウセンタケに似ているような感がします。現物を見ないと分かりませんが、柄は下部が膨らみ、帯藤色で上位に膜質ツバ(外皮膜)が上生し、その上にクモの巣状ツバがあるとされています。小襞をもつことなど類似点が多々あります。(simo.)。
ウスミベニサラタケとオオゴムタケ カサヒダタケ
トガリツキミタケ ドクツルタケ
不明菌 不明菌傘裏
 不明菌茶色のヒダ    不明菌幼菌

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2021年09月23日 穏やかな彼岸の中日 
 久しぶりに青空の広がる穏やかな一日。動くと汗ばむが、木陰で風に吹かれると随分と心地良い。
 庭で白雪姫の花が咲いている。何に付いてきたのか勝手に生え庭でご機嫌な花。
 散歩道では、秋の七草のフジバカマは見かける機会が少ないが、仲間のヒヨドリバナが郊外の林縁でよく見かける。シオンの花も今が見頃。

 雨量は充分の筈。何故かキノコは思ったより少ない。
白雪姫の花:トラデスカンティア シラモンタナ、
ホワイトベルベットなどの名前でも販売されているらしい
ヒヨドリバナ
シオンの花も見頃 ヌメリコウジタケ
ミドリニガイグチ チチアワタケ
テングタケダマシ チシオタケ
ニガクリタケ キヌモミウラタケ
フクロツチガキ ブナノモリツエタケ
シロトマヤタケ フウセンタケ属 傘径15mmほど

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2021年09月22日 ” 紫のきのこ ”
  ---  和歌山のAsさんよりメールをいただきました(9/13)
「 紫のきのこをマツ林で発見! 胞子はウラムラサキだが、少し雰囲気が違う。
 コフキクロツチガキ?…頭(内皮)を支えている柱が見えない。」(キャプションもAsさん)
  --- 珍しいキノコを見せていただき、ありがとうございます。ウスミベニサラタケは逢ってみたいキノコの一つです。ベニチャワンタケモドキ、コツブノコアラホウキタケなどは肉眼的には区別が難しい子ですね。コフキクロツチガキ?はカッコいいな。(simo,)。
ウラムラサキ? ウラムラサキ? 胞子
ベニチャワンタケモドキ ウスミベニサラタケ
アカイボカサタケ イヌセンボンタケ
コフキクロツチガキ? コツブノコアラホウキタケ

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2021年09月20日 ” 昨日の大和高原 ”
  ---  奈良市のTakさんよりメールをいただきました
 Ymさん、黒い子出てましたか。きれいな写真ばかりですね。
夏きのこを期待して歩きましたが、カバイロツルタケとハナガサイグチ幼菌くらいでフウセンタケ属がたくさん目に付きました。まさかこのまま秋突入⁈
 1 イロガワリフウセンタケは触ったところがみるみる黄変。驚きました。
 2 ウスフジフウセンタケ?は地上に生えているのもありましたが行列している姿が面白くて。
 3 ベニタケの仲間は、ネットを見るとミツイロベニタケ仮またはモモアシベニタケ仮など自分なりの仮称を付けられている方もおられました。傷つけると赤変し、暫くすると黒変しました。」(キャプションもTakさん)
  --- レポートありがとうございます。行って見たいところですが私はしばらくお預けですね。レパートリーがどんどん増えていっていますね。毎回勉強になります。ベニタケの仲間は中央が窪む饅頭型、ヒダが密であること、ヒダは乳白色から赤に更に黒に変化するとすればクロハツモドキも検討対象になりますが、柄の変色はクロハツモドキでは記載がないので、やはり別?難しいです。(simo.)。
  ---  和歌山のAsさんより「ベニタケの仲間のきのこは珍しいですね。
初めはイロガワリベニタケと思っていましたが、傘(黄色が入っている)と柄(ややピンク色)の色が違うようです。やはりミツイロベニタケとか言われているベニタケのように思います。」

  ---  Takさん「Asさん 反応ありがとうございます。本当に神野山では奈良盆地では見られないキノコが出ますね
  ---  東大阪市のYmさん「神のお山ですから~
アカツブフウセンタケ イロガワリフウセンタケ
ウスフジフウセンタケ? キホウキタケ
ハツタケ ベニタケの仲間
ベニタケの仲間アカ ベニタケの仲間クロ
ムラサキアブラシメジモドキ ムラサキフウセンタケ

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2021年09月20日 ” 昨日は・・・ ”
  ---  東大阪市のYmさんよりメールをいただきました
「 Takさん、Demさんのお庭の一部に侵入してきました。
 1 アカヤマタケ まだ小さいのにすでに黒変している
 2 アクイロヌメリタケ ここは鹿がいないので間違わないで済む
 3 ワカクサタケ 遅かった、きれいなグリーンには会えず
 4 ムラサキホウキタケ 竹之内さんの写真の個体はもうなかった
 5 クロラッパタケ 初めてのところに群生まだ小さいのがいっぱい
 6 チャタマゴタケ と思うがしっくりこない、少し小太りな感じ
 7 ワカクサタケ これは幼菌、濃縮グリーン、苔の間、見下ろしていては見つからない
 8 ベニナギナタタケ 周辺小さい株がいくつか、まだ出始め
 9 マントカラカサタケ 写真ではわからないがでかい、いつもより一回り大きく感じる

  ---  ヌメリガサの仲間はやはり雨上がりの瑞々しい時が素晴らしい。どれも、輝いていて引き付けられるものを持っていますね。とりわけ緑の素敵なワカクサタケは最高です。
 1のアカヤマタケはヤケノアカヤマタケの可能性は?焼野赤山茸で焚火跡に出るとされ、学名にcarbonariaが付いていますが、火気になかったところでも発生するようです。(simo,)
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2021年09月19日 台風一過 庭の彼岸花も見頃
 朝は久しぶりの青空。庭のスミで先日来ツボミを出していた彼岸花が一週間余りで見頃を迎えている。
 夏の気候不順で野菜が随分と高く品薄の状態。暑さにも強く、フェンスによじ登り元気に生えていたオカワカメには随分お世話になった。いまとても美しい花を咲かせている。貴重な緑の野菜としていただき、花も楽しませてもらい随分ありがたい。
 散歩道のキノコも雨の恵みを受けそれなりに楽しませてくれる。
庭の彼岸花 オカワカメの花も見頃
可愛い!ベニタケ属幼菌 種不明 シロコナカブリ
アイタケ アカハツ
チョウジチチタケ ツチスギタケ
ナギナタタケ カレエダタケ
キコガサタケ シバフウラベニタケ
アカチャツエタケ アカイボカサタケ
ユキラッパタケ チャハリタケの仲間

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2021年09月17日 ” ソライロタケ ”
  ---  奈良市のTakさんよりメールをいただきました
 昨日、北生駒を歩いて来ました。ソライロタケが大量発生していて驚きました。ホント今年は例年と違い戸惑います。
今朝1時間ほど公園に行ってみるとワカクサタケが出ていました。蝉もイグチの上でひと休み。」(キャプションもTakさん)
  --- いつも素晴らしい写真に癒されます。ありがとうございます。これだけ雨模様が続くと青い空が渇望されます。キノコの空色も憧れの的。おまけにワカクサタケなど超贅沢なキノコ揃い。今月中は新型コロナの緊急事態宣言中で県境越えは自粛中なのが辛い。
 ソライロタケもイッポンシメジの仲間ですから胞子紋は薄紅色ですね。傷ついたところが黄色ですから、赤、青、黄色と信号の色。(simo.)。
ソライロタケ ソライロタケ
ソライロタケ ソライロタケ胞子は赤い
 チチアワタケ    ヌメリイグチ
ムラサキホウキタケ ワカクサタケ
ワカクサタケ

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2021年09月16日 ” 舞茸採り ”
  ---  熊本のHrさんよりメールをいただきました
「 無沙汰してます、熊本のHrです。
 彼岸花が咲いたのでハタケシメジ採りに大分県まで遠征しました。
 シロに到着してみて回るとまだハタケシメジは幼菌で当然放流、周りを見渡すと、ナラタケモドキや、アイタケ、カワリハツ等のベニタケで何となく夏っぽい、来週すぎにまた採りに行きます。
 そんな中、少しドライブして標高を上げ、3年前に出ていた舞茸の木を見にゆくと、3株出てました。当然舞い踊りです。3年前は老菌で食べるにはちょっとの状態でしたが、今回はセーフ、3株で1.5kgありました。
 この場所、車に戻る途中にヤギタケが出ており、確かに秋だなって感じです。
 さて、舞茸は干すと香りと味が増しますので、適当な大きさにさいて乾燥してさせ、夕食で焼いたり、天ぷら、茶碗蒸しに入れたりと美味しく頂きました。
 写真は嫁さんの手も映った3株の舞茸。それぞれの株と割いた舞茸の盛り合わせです。」
  ---  ご無沙汰しています。お元気そうで何よりです。良いタイミングで出逢えて良かったですね。いつも大ご馳走の写真。羨ましいです。(simo.)。

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2021年09月16日 ” イボコガネテングタケ? ”
  ---  奈良市のTakさんよりメールをいただきました
「 先日はキュウバンタケの可能性を示唆して下さりありがとうございました。1センチくらいの小さなキノコですが、また見つけることができ たら基部の吸盤撮影にチャレンジしたいです。
 さて、15日に再び橿原へ行ってみましたが、またも期待の子はハズレ。こんどは色抜けコウジタケだらけでした。そんな中、全体が黄色いテングの仲間を7月に引き続き同じ場所で見たので調べてみましたが分からず。ネットの画像から似ていると辿り着いたのがイボコガネテングタケなのですが。。。あ!小学館の図鑑NEOきのこに載っていました。」(キャプションもTakさん)
  --- いつも素晴らしいレポート感謝します。ウスキテングタケのような、コガネテングタケのような?確かに小学館の図鑑NEOきのこ掲載のイボコガネテングタケのようですね。
 赤い鳥居とキノコのコラボはいいですね。神の御使いのような白い子も凄い。(simo.)。
     
 イボコガネテングタケ?   イボコガネテングタケ? 
 イボコガネテングタケ?幼菌   イボコガネテングタケ?幼菌 
ツルタケダマシ ツルタケダマシ
シロツルタケ シロツルタケ幼菌

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2021年09月16日 ” 昨日の生駒 ”
  ---  東大阪市のYmさんよりメールをいただきました
「 台風までにと昨日歩いてきました。
 テング、イグチは非常に少なくベニタケの仲間たちはあちこちたくさん見られます、加えてアカイボカサタケやチチタケも彼らに負けずと頑張ってました。
 とにかく今年は例年と違うので戸惑っています。
 1 ダイダイガサ 傘径35㎜程、白いひだもいいですがこれも面白い
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ハナビラタケ 前回見つけたが生駒の私の行動範囲では2001年9月以来、松の切り株がたくさんあるのに不思議or運が悪い
 3 キイボカサタケ 黄色いのはこれだけ、大きく見えるが出たところの子供たち
 4 クチベニタケ 周りにはマスクをしたのがたくさん、そっとマスクをはがしました
 5 ドクツルタケ ちらりきれいなつばが見えたので
 6 コンイロイッポンシメジ しゃがみこんでやっと一本、濃い紫がきれい
 7 ウスキモリノカサ つばは薄くてきれいが壊れやすい、落ち葉を除くのが大変
  ---  いつも魅力的なキノコの姿を見せていただきありがたいです。
 ハナビラタケは奈良公園、矢田丘陵でもよく見ましたが、やはりYmさんと同じころです。本当に久しく逢って居ません、ボケ防止にいいようですので、私にはありがたいキノコですが。ウスキモリノ傘の薄いツバ魅力的です。キツネノハナガサ同様に掃除するつもりが壊してしまってガッカリすることの多いキノコですね。(simo,)
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2021年09月14日 ” ズキンタケ ”
  ---  和歌山のAsさんよりメールをいただきました(9/13)
「相変わらず里山を巡っています。
ここでは、夏きのこが見られませんでした。
思いがけずズキンタケに遭遇。
単独では初めての観察。じっくり観察する。」(キャプションもAsさん)
  --- 雨の中歩かれたのでしょうか?ご苦労様です。チシオタケも随分瑞々しく生き生きとして素晴らしいです。長雨で気温も下がり、日照不足気味で、キノコの様子も変わってきそうですね。去りゆく夏キノコの姿をもう一度見ることができるのでしょうか。(simo,)。
ズキンタケ ズキンタケ
ズキンタケ胞子 クロヒメカラカサタケ?
 チシオタケ
アオゾメタケ幼菌 ナラタケモドキ幼菌

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2021年09月12日 ” おとついの森 ”
  ---  奈良市のTakさんよりメールをいただきました(9/11)
「先日の報告の灰色は典型的なものとは違いますね。近縁種?何でしょう?
9日にひょっとしてと森に行ってみましたが、小さなカップは出ていませんでした。でも他の小さな子たちが!ヤブレベニタケ?はふちどりが赤くないので、またベニタケの仲間で逃げようかと思っていたところSさんが赤くないのも多いと教えてくださったので。」(キャプションもTakさん)
  --- 和歌山のAsさんより「ダイダイガサって束生するのですね。初めて知りました。それにしても5本の束生は珍しいですね」(9/13)
  ---
レポートいつもありがとうございます。どれも可愛い。特にチャワンタケ、ダイダイガサ、ヌメリツバタケ、ウスヒラタケなんて愛情が籠った素敵な写真でウットリとします。
 * 先日のハイイロオニタケ。大きく育った姿を見れば通常のハイイロさんかも知れないですね。
 * ヤブレベニタケですが、私が見た場所(9/11)ではヒダが赤く染まったもの以外は未成熟なためかヒダの赤味が確認できませんでした。今回お送りいただいた写真では「傘に近い部分が赤く縁どられている」ように見えます。これが典型的な赤縁紅茸に相応しいのでは思います。私のもの(9/11)は老成した姿かも。似たキノコも多く、どの固体かで少なくとも赤い縁どりが確認できないと同定をパスしています。

 * 不明菌とされたキノコ。シロコナカブリに見えますが、シロコナカブリは 傘は円錐形から饅頭形で中央が窪まないですね。柄の基部が不鮮明ですが、形状的にはキュウバンタケの可能性もあるかも知れません。(simo.)
ベニチャワンタケの一種 ダイダイガサ
ヌメリツバタケ ウスヒラタケ
ヤブレベニタケ? 不明菌
オオゴムタケ ベニヒダタケ

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2021年09月11日 もう、彼岸花のツボミが・・・
 今年は彼岸花が早く咲くの?庭の隅っこで、ツボミが伸び始めている。彼岸の入りを待たずに咲くのかな?
 時折、雨の降る曇りがちのお天気。散策路ではイタドリの花が目立つ。近寄ってみると、とても可愛い。林床ではツリバナの実も面白く、ヤマジノホトトギはユニークな花を咲かせている。

 雨で傷んだキノコが多いが、歩いてシャガンデの繰り返しで運動不足解消には充分のキノコたち。
伸び始めた 彼岸花のツボミ イタドリの花
ツリバナの実 ヤマジノホトトギス
カエンタケ ヤブレベニタケ
別名赤縁紅茸に相応しい フチドリが赤い
個体差か成長度合?赤くないものもある
ベニサラタケ カビに覆われ姿は変形しているが
柄のこの様子はセイタカイグチだろう
ホオベイシロアシイグチ オオオニテングタケ
アンズタケ ツキヨタケ
 ブナノモリツエタケ    キイボカサタケ
ツネノチャダイゴケ ムラサキアブラシメジモドキ
オオシワカラカサタケ ホウネンタケ
 ウラムラサキ    ウラムラサキ 胞子

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2021年09月09日 ” 最近のキノコ ”
  ---  奈良市のTakさんよりメールをいただきました
「Ymさん、ウチも6日に期待して橿原へ行きました。ナラタケモドキばかりでがっかり。ヌメリガサ、ベニタケ、カバイロコナテングタケ素敵です!
 さて5日の矢田丘陵、7日の北生駒の様子です。ツチグリの仲間は割と大きくてヒナツチガキとエリマキツチグリの中間ぐらいありました。久しぶりのホオベニシロアシイグチは時々会うおじさんの案内で林の中に入って行くと10本程生えていました。」(キャプションもTakさん)
  --- レポートいつもありがとうございます。ホオベニシロアシイグチ、沢山出ていたのですか。いいですね。ハイイロオニタケは傘の印象はハイカグラテングタケ。しかし、ハイカグラテングタケは柄の基部が紡錘形にならないですね。それに傘上のイボが尖がらないですね。緊急事態宣言がまた延長されます。近隣の散策コースだけでは、出逢えるキノコも限られストレスがたまります。(simo,)。
コガネヤマドリ コトヒラシロテングタケ
サザナミイグチ? ズキンタケ
ツチグリの仲間 ハイイロオニタケ
ホオベニシロアシイグチ ミヤマベニイグチ

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2021年09月08日 ” 橿原、奈良そして昨日の生駒 ”
  ---  東大阪市のYmさんよりメールをいただきました
「 5日大いに期待して橿原へ行くもベニタケの仲間たちとナラタケモドキの独断場、いつものところをチェックするも期待には応えてくれず、それではと早々切り上げて奈良公園へ、しかしここもナラタケモドキがいたるところに、ベニタケたちもちらほら。
 1 ナラタケモドキ これほどの大量発生はめずらしい
 2 チャタマゴタケ 三個体ほど見つかるこれからと思いたい
 3 ヌメリガサの仲間 小さな小さな妖精たち、あまり使わないズームマクロで成功
 4 ヤブレベニタケ に似ていますがひだの縁どりがない、もっと成長してから?
** 生駒、当初カビのイグチが多くみられここもダメかと思われたのですが進むうちにいろいろ出ていました。
 5 カバイロコナテングタケ 久しぶりにかわいいファミリー
 6 ニガイグチモドキ 周辺いくつかあるよう、しかし暗くて撮るのも大変
 7 キクバナイグチ これ一つだけ
 8 オオオニテングタケ 大きな幼菌と成菌
 9 他にもオニタケの仲間がたくさん
10 カエンタケ 前回と違うところで、この不気味さは最高
  ---  流石です。足で稼いだキノコたち。色々な子の素敵な姿を見せていただきありがとうございます。カバイロコナテングタケ素晴らしい。逢いたい子です。カエンタケ迫力充分。こうしてみると生駒は素敵ですね。(simo,)
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2021年09月08日 ” コチャダイゴケ ”
  ---  和歌山のAsさんよりメールをいただきました(9/7)
再度、里山に挑戦。上のほうではヒナアンズタケ、トキイロラッパタケ等が爆生していたが、種類は少ない。
 * コチャダイゴケ…落枝に発生。中に黄褐色の小塊粒が入っている。ゼラチン物質で保護されているようだ。
 * コンイロイッポンシメジ…傘の色に圧倒される。
 * ハリガネオチバタケ…ヒダの枚数は15枚くらい。」(キャプションもAsさん)
  --- いつも丁寧な説明ありがとうございます。随分小さなコチャダイゴケ、ダイダイガサのトゲまでピントがしっかりと合っています。流石です。見習ってしっかりと気合を入れて撮らないと。
 チャダイゴケは全部ヘソノオで繋がっていると思っていました。コチャダイゴケはヘソノオがなかったのですか。
 ハリガネオチバタケのヒダの枚数数えられたのですか?凄い。なるほど、ハリガネオチバタケはヒダが疎で13~15枚、ハナオチバタケ褐色型はヒダが疎で16~19枚。傘径はハリガネオチバタケ1~3cm、ハリガネオチバタケ0.8~1.5cmです。どちらが楽でしょう。私は横着な方で決めています。(simo,)。
コチャダイゴケ フクロツチガキ
ササクレシロオニタケ タマゴタケ
ダイダイガサ ハリガネオチバタケ
コンイロイッポンシメジ コンイロイッポンシメジ胞子

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2021年09月05日 秋雨前線の雨の止み間
  三度目の梅雨のような秋雨前線。束の間の雨の止み間。明後日は二十四節気の白露。確実にやってくる秋の気配。秋の七草のハギ、ススキが秋を感じさせてくれる。ニラの花もここかしこで目に付く。ススキの根元ではナンバンギセルが満開状態。
 ベニタケ、イグチの仲間は傷んだものが多くモデルにならない。先月末みたセミノハリセンボンが残っていて随分成長している。テングタケの仲間が少々。あとはキノコは少ない。
ハギ ススキ
ニラの花 ナンバンギセル
 セミノハリセンボン
 
 セミノハリセンボン
8/28のセミノハリセンボン サナギタケ
カエンタケ ベニヒガサ
ドクツルタケ ティラミステングタケ
フクロツルタケ シロテングタケ
シロオニタケモドキ シロオニタケモドキ
シロオニタケモドキ シロオニタケモドキ
 シロオニタケモドキ
 
 シロオニタケモドキ

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2021年09月04日 ” キノコの呼称 ”
  ---  奈良市のTakさんよりメールをいただきました
 Demさんのお話から去年7月の観察会でSさんに教えて頂いたチャナバを思い出しました。その名の通り正に「茶色のキノコ」でした。
 カメラを手に地面に張り付いていると道行く人から「何撮ってるの」聞かれることも多い。「キノコです」「あホントや私も撮ろ」と愛好家が増える機会もある(かも)。
 春日遊歩道でもコロナ禍の前は外国からのお客様に覗き込まれる事が時々あった。英語で「マッシュルーム」だが、撮影しているキノコはハラタケ科では無いので違う言葉で答えたいと思ってしまう。私見だが奈良ではヨーロッパやアジアの方が多いように感じられた。「フンギ」(伊語)で納得顔になられる方も。中国の方には「モグ」と言ってみたが首をひねられ、少しして分かった後に発声練習をさせられたが、うまく言えなかった。難しい…
 さて今日は民俗公園を少し歩いて来ました。雨で傷んだキノコが多かったです。」(キャプションもTakさん)
  --- 時折、激しい雨が降るお天気でしたね。ごくろうさまです。これだけ降ると成長したキノコは雨で傷んでしまいます。雨でふやけて特徴が流されたものもあり、同定も難しくなりますね。雨が上がると新たなキノコたちが姿を見せてくれそうで、楽しみです(simo,)。
アイタケ ベニタケの仲間1
ベニタケの仲間2 ヤグラタケ

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2021年09月03日 ” 茸の記憶 ”
  ---  奈良市のDemさんよりメールをいただきました(9/2)
 毎日のように写真を送信いただく、Tさん、Yさんなど、皆さんの頑張りのお陰で、居ながらにしてキノコを楽しむことができ、有り難うございます。
  私にはそのような真似が出来ないので、下手な文章を発信させていただきます。
 ずいぶん以前のことですが、Hさんが「出身地・山口県では茸のことをナバと言う」との話を聞いて驚いたら、そこにおいでのSさんが「九州もナバですよ」と教えて頂き、2度びっくり。
 その調子なら……沖縄では? 北海道では?と疑問が膨らみました。
 私の出身地(岡山県北部の蒜山)では茸(タケ)と呼び、それは全国共通だと思っていた。
 蒜山では「きのこ狩り」とは言わない……「たけとり」と言うし、収穫物を入れる竹製の大きな背負い籠を「たけかご」と言い、各農家に1個は持っていました。
 江戸時代の、その昔からの習慣だったと思いますが、茸採りの時期になるとブナ林へ入り、1本の倒木からムキタケを籠一杯に詰め込んで背負って帰る。それを幾度か繰り返すと大きな漬け物桶一杯の塩漬けができます。それは雪の下で耐える、長い冬の食べ物でした。
私はムキタケの塩蔵品を食べたことはありませんが、塩蔵シヨウゲンジを塩抜きして、油揚げと一緒に炊いた料理を食べたことがありますが、大変に美味しいものでした。
 蒜山地方では茸の保存方法は塩蔵が一般的ですが、シイタケとコウタケは乾燥して貯蔵したので、経験から決定された方法だろうと思います。その中でもコウタケの乾燥品は貴重な食べ物で、結婚式や葬式などの特別な時の料理に使い、日常の食生活には出てこない食べ物でした。
 生食の茸ではマイタケが最高品で、これが採れると鶏もつぶして「ゴッツォー飯」の出番でした。それは私の子供時代の懐かしい味でもあります。」
 --- いつも楽しいお話ありがとうございます。
 沖縄では?北海道では?調べなかったのでしょうか?
 ネットで検索したら、沖縄ではきのこを「チヌク(ちぬく)、またはナーバ、ナバ 、キヌク 」という地方があり、北海道ではコケという地方があるようです。
 「きのこの語源・方言事典」によると、「なば」はニューギニアのきのこを表すナナがナバと訛り「滑生」とあらわされ、滑りがあり滑らかなキノコをナバと呼んだようです。少なくとも四国、九州、中国ではきのこをナバと呼ぶ地方があります。南島、八重垣、奈良などでは「なーば」と呼ぶ処があります。また、コケは木毛でキノコの古語と説明されています。(simo,)。

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2021年09月02日 ” 昨日の矢田丘陵 ”
  ---  奈良市のTakさんよりメールをいただきました
 Ymさんもお元気で。ハマクサギタマゴタケ素敵です!
矢田丘陵も乾燥し始め、裂けたシロオニタケの仲間が多く見られました。
時々会うおじさんが「大きいキノコ道に落ちてたで」オオコゲチャイグチでした。
北生駒に続きモエギアミアシイグチを見かけました。幼菌は既に転がっていました。私たちの仕業じゃないですよ。」(キャプションもTakさん)
  --- 乾燥していてもフォトジェニックな子がいるのがいいですね。今降っている雨が更に新たな出逢いをもたらしてくれることを期待しています。(simo,)。
オオコゲチャイグチ オオコゲチャイグチ
 ナラタケモドキ   ニワタケ 
ベニイグチ ヘビキノコモドキ
 モエギアミアシイグチ    モエギアミアシイグチ 幼菌

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2021年09月01日 ” 昨日の生駒 ”
  ---  東大阪市のYmさんよりメールをいただきました
Takさん、この乾燥時そしてこの暑い中お二人もきのこたちも元気でなによりです。
 さて私の方は大阪側を午前中うろうろしてきました。こちらは等高線が密で乾燥が早くやはりさみしい状況でした、わずかのテングやイグチに加えベニタケの仲間がぽつぽつ、秋の準備ということでしょうか。
 そしてまたや予期せぬものが(これが楽しい) ハマクサギタマゴタケ、かって出ていたところ二か所に復活発生していました。
この種は成菌はともかく幼菌がおもしろい。
 いよいよ9月、例年ならば彼らの大合唱が始まるのですがどうでしょう、楽しみです。
  ---  レポートありがとうございます。また秋雨前線がやってくる?雨の後にはどんな景色が待っているのでしょう。生駒側の例の場所は壊滅なのでしょう?またご一緒して迫力あるこの子たちに逢いたいです。(simo,)

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