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 2021(5)
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きのこ観察会、個人的な散策で出逢った
四季折々の花、きのこ・・・写真と雑文です
さらに、メーリングリストでいただいた仲間のメールの一部を転載しています



2021年05月30日 ” シロキツネノサカズキ ”
  --- 奈良市のTakさんよりメールをいただきました
「 (略)今年も小さなカップが迎えてくれました。Simさんのミドリスギタケは新鮮でとても綺麗ですね。」(キャプションもTakさん)
  
--- 何度見てもウットリとする魅力があります。私も気になっていました。県境を越えずに行ける場所ですので、単車で確認に行くつもりでした。大阪の新型コロナの状況はマダマダです。やっと新規感染者は少なくなりつつありますが、今日の感染者の10倍の入院等調整中、その倍以上の自宅療養者がいます。小人数で出かけるチャンスが持てればいいですが、悩ましいところです。
 ミドリスギタケは傘のどこかに必ず緑の部分がありますね。素晴らしいネーミングですね。
 ヤマイグチの仲間?はその通りでしょうね。ただ、柄の根元付近に微かに青味が感じられます。柄の断面が赤変し、基部を傷つけて青色が確認できれば、アオネノヤマイグチの可能性が高くなりますね。本当は図鑑を持ち歩くべきですが、私も横着していることが多く、再度出かけるも傷んでいて確認できないことが多いです(simo,)。
 シロキツネノサカズキ
シロキツネノサカズキ シロキツネノサカズキ
ミドリスギタケ ヤマイグチの仲間?


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2021年05月30日 ” クモタケ出てません ”
  --- 生駒市のChiさんよりメールをいただきました(5/29)
「  
今週はまるまる鹿児島出張でした。
今年はキノコのカレンダーの進みが早そうなので、定宿の近くのクモタケのシロに。例年なら6月初めから6月中旬に発生しますので、
カレンダー通りに出てくるのでしょうか、それとも雨が続いたので晴れが続くのを待っているのでしょうか。
 キノコはカノツノタケしかありませんでした。」
  
--- お久しぶりです。相変わらずお仕事大変ですね。季節の移ろいは随分早いですが、キノコも色々ですね。雨が降らないと出ないですが、気温とのバランスなどもあるようです。Takさんのレポートを見ると夏キノコ全開なのですが、私の散歩道ももう一息です。それでも。6月を迎え、蚊に悩まされるようになるとキヌガサタケも出始め、夏キノコの季節到来ですね。(simo.)

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2021年05月29日 外来生物 大繁殖
 近所の河川敷を埋めつくすオオキンケイギク(大金鶏菊)、幹線道路脇で異常に繁殖するアメリカオニアザミ、空地、道路脇で繁殖するヤナギハナガサ。当然同じような場所で生きてきた在来種に影響を与えている。
 先日来の雨でキノコの顔ぶれも若干ふえている。
オオキンケイギク(大金鶏菊):
北米原産で明治に観賞用で導入、カワラナデシコなどの
在来種に悪影響およぼす特定外来生物に指定され現在
は栽培が禁止されている。
アメリカオニアザミ:ヨーロッパ原産だが、北米から輸入
された穀物、牧草に混入して持ち込まれ、定着。シカ、牛も
食べず繁殖し、強烈なトゲで駆除も大変。
生態系被害防止外来種に指定されている。
ヤナギハナガサ:南米原産。園芸用に導入
されたものが野生化し空地、道路脇で繁殖。
テングツルタケ
オオシロカラカサタケ
毎年、中毒例の多いキノコ
オオシロカラカサタケ
ヒダが胞子の色で緑に染まる
これを覚えれば中毒しないのに
ニクウチワタケ ニクウチワタケ 赤い血を滴らせるかのようだ
フチドリモミウラタケ フチドリモミウラタケ
ミドリスギタケ ミドリスギタケ 胞子
ミドリスギタケ 担子器 コツブヒメヒガサヒトヨタケ
コツブヒメヒガサヒトヨタケ コツブヒメヒガサヒトヨタケ 胞子
ナガエノチャワンタケ アカハツ
ハルシメジ ヤマブキウラベニガサ
ビニヒダタケ
ハタケチャダイゴケ マンネンタケ

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2021年05月28日 ” アメリカウラベニイロガワリ ”
  --- 奈良市のTakさんよりメールをいただきました
「  アメリカウラベニイロガワリ、長い名前です。Demさんのお話で「なぜアメリカ?」と疑問がわきました。アメリカから来た?アメリカで発見された?すみません、分かりません。Asiさん、ステキなキノコを発見されたのですね!き、近所?
 今日は明日香村の棚田を見て、甘樫丘を散策して来ました。夏きのこと共に蚊も発生していました。暫くみんなで集まれないのは残念です。」(キャプションもTakさん)
  
--- 棚田の風景には癒されます。例年なら香酔峠へスズランを見に行き棚田の写真を撮りに明日香界隈へ行く季節です。今年は汚染された地域大阪の内部で徘徊しています。アメリカですか?日本とアメリカに分布していることに因んでいるようです。Takさんが歩くところは夏キノコが濃いですね。私も夏キノコを探しに出かけますが、出逢えるのか?
 Tak、Matさん主催で小人数の有志の会が奈良で持てるといいですね。(simo.)
アメリカウラベニイロガワリ ウコンクサハツ
シロツルタケ ツルタケ
ツルタケダマシ ツルタケダマシ
ニッケイタケ ノボリリュウタケ
ハイイロイタチタケ 棚田

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2021年05月28日 臭いキノコ
  --- 奈良市のAsiさんよりメールをいただきました
「  
きのこの会、当分おあずけしょんぼりです。
近所の公園を散策していますが、だいぶにょきにょきしてきましたね。ここ2週間は図鑑を見ながら、臭いキノコたちとおともだちになろうとしています。
 小学館のスッポンタケのなかまのページ、「キツネノ」とつくもの3兄弟います。弱っています。自分なりにこれかな?と思う名前で呼んでいるのですが、きっと「人(?)違いです!!」と、怒られていますね。」(キャプションもAsiさん)
  
--- お久しぶりです。お便りありがとうございます。ツマミタケの幼菌とても可愛いです。絶妙なタイミングですね。この子たちは、臭いで虫を集めいるにはいいのでしょうが、人間には、じっくりと写真を撮るのもつらいほど匂いますね。それでも、面白い被写体ですから思わずカメラを向けます。
 キツネノエフデとキツネノロウソクの写真は今、図鑑4冊の絵を比べていますが、難しいです。???
  県境を越えない範囲で小人数で有志で集まれるといいですね。(simo.)
ツマミタケ ツマミタケ
キツネノエフデ キツネノタイマツ

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2021年05月28日 ” きのこの名前 ”
  --- 奈良市のDemさんよりメールをいただきました4/27)
もうずいぶん以前の事ですが、近所のWさんが「Demさん、エノキタケを沢山採ってきたので、とりに来て」と電話があって、飛んでいった。 大きな段ボール箱に山盛りの茸……「Wさん、これはヒラタケですよ!」「でも、友人の庭の枯れた榎の大木にびっしり生えていて、友人は榎木に生えたからエノキタケと言っていた」と言う。
 まことに理屈が通る話で……「じゃあーエノキタケは美味しいキノコですから……」と沢山もらった。 
 キノコや昆虫、草花などの名前は、その特徴を上手く表現した名前が付いている。
 先日のAsさんのウスキモリノカサの写真を見て思い出した……数年前、近所の自然教室の仲間と山道を歩いていて、それを見つけ「この茸はウスキモリノカサです」「ほうー 良い名前ですね!」と皆さんが感心した。 「薄き森の笠」……高貴なご婦人が熊野古道を行く風景を想像したのでしょう。 「名前の由来を私は知らないが、たぶん薄黄色の……」「なぁーんだ、そちらの方か……」。
 図鑑にはきのこの名前をカタカナで書いてあるが、その元には茸の特徴を表現する漢字表記、例えばシメジ(占地)、イグチ(猪口)があるのだと思います。
 先日私が出会ったアラゲカワキタケの漢字表現は?と図鑑やネットで調べて見たが分からない。私なりに想像してみる……アラゲは荒毛、カワキは乾き?皮木?ご存じの方は教えて下さい。」
 
--- いつも話題提供してくださりありがとうございます。キノコの語源を知るためにも漢字表記があればと思いますが、標準和名=カタカナ表記のみの図鑑が大半ですので、分かりずらいですね。
 「きのこの語源・方言事典」にはかなりそのあたりの説明があり重宝しています。
 古いですが、「原色きのこ図鑑」にも漢字表記がそれなりにあります。最近のものでは、「新版北陸のきのこ図鑑」には、基本的に漢字表記付記されています。
 話題になっているウスキモリノカサ、アラゲカワキタケの「新版北陸のきのこ図鑑」での表記は淡黄(薄黄)森傘、粗毛(荒毛)乾茸です。()内は古い図鑑などで使われているものです(simo.)。

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2021年05月27日 庭のアジサイが見頃
 激しい雨があがり、夕方みると、アジサイがとても魅力的。
 ビヨウヤナギ、ワスレグサ属(多分トウカンゾウ)も咲き続けてくれている。

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2021年05月26日 ” ウスキモリノカサ ”
  --- 和歌山のAsさんよりメールをいただきました(5/25)
近くの里山を散策する。夏きのこ登場!
 ウスキモリノカサ、テングツルタケ等。まだ5月なのに…。」(キャプションもAsさん)
 
--- 本当に夏キノコが急にふえてきました。珍しいキノコの情報。 いつもありがとうございます。シロキクザタケなどいつも難しいな!でパスしがちな子です。ホウライタケ科 シロキクザタケ属 シロキクザタケ、シジミタケ科シジミタケ属クロゲシジミタケなんですね。似ていても科レベルで違うので、難しい。クロゲシジミタケですか?一度胞子をご覧ください。私の場合、クロシジミタケと思い込んでいたものが胞子を見ると真円でなく、長い楕円でナガミノシジミタケだったケースが圧倒的に多かったです。(simo.)。 
ウスキモリノカサ テングツルタケ
テングツルタケ 胞子 アシボソヒトヨタケ幼菌?
シロキクザタケ
クロゲシジミタケ
ヒイロベニヒダタケ ミイノベニヤマタケ近縁種

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2021年05月25日 ” 生駒例会コース ”
  --- 奈良市のTakさんよりメールをいただきました(5/24)
「  
Demさんの出会われた母娘、微笑ましいですね。見守るDemさんの目も温かい。
 実は日曜日にいつものコースを歩いて来ました。ハイカーにはたくさん出会いましたが、大雨の後で、崩落したところがあったり、道全体に水が流れて川の様になっていたり、倒木が道を塞いでいたりしました。それで折り返さず、山麓公園へ抜けて光陽台を通って帰ってきました。太い倒木いっぱいにイヌセンボンタケが出ているのが圧巻でした。」(キャプションもTakさん)
  
--- いつもレポートありがたいです。イヌセンボンタケは凄い迫力です。見事。カラフルでキノコたちがとても魅力的な季節が到来です。例会コースはかなり荒れているのですね。気になりますが、県境越えは自粛中です。いつ見に行けるのでしょう?(simo.)
イヌセンボンタケ カンゾウタケ
ツルタケ ベニヒガサ
ベニヒダタケ ムラサキフウセンタケ
倒木 崩落

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2021年05月24日 ” 散歩の収穫 ”
  --- 奈良市のDemさんよりメールをいただきました(5/23)
「 * 私は自宅と会社の間を自動車で往復する毎日なので「チヨット運動不足かな?」と一念発起、2ヶ月ほど前から毎日曜日、散歩に出かけます。  我が家を出て南の白毫寺集落を越え、東の山手をぐるりと回り、山辺の道を北へ向かうと先日観察会のあった滝坂の道の入り口へ出る。そこから春日大社の境内をかすめて下禰宜の道を帰るコースは3km程あります。
 * その途中に、ナラガレ病の大木を切り倒し、それらが谷間に横たわっている場所があります。 切り倒した木は、もう3年ほども経過しているのでキノコが出て来る頃かな?と期待しながらチェックしたら、切り株いっぱいにキノコが……瞬間「サルノコシカケ?」と思ったが近付いてみると違う。図鑑を一枚ずつチェックしたら、運良く最初の方にそれらしい物が見つかった、アラゲカワキタケらしい。
 * 更に近くでキクラゲの大群も発見……これは収穫して帰り、今夜は酢味噌和えを楽しみました。 その他にも数種類のキノコを見つけたが、上手く撮影できなかったのは残念です。
 * 春日大社の下禰宜の道では毎夏アカヤマドリが顔を出す場所があって、「ひよっとして?」と少し期待したのだが、それは未だの様子でした。下禰宜の道を下っていくと、何かを探しながら登ってくる小さな子供と母親が目に入った……キノコ? 私が近付くと、5才ほどの女の子が透明プラスチックスの箱を両手で持ち上げ、自慢そうに見せてくれた。
 その中にはルリセンチコガネ虫が4匹入っている。「ワアッスゴイ!きれいなのが捕れたね」と驚いて見せたら、少女の目がキラキラ光っている。 「この虫は鹿のウンチを食べるので、それを入れてあげたら良いよ」とアドバイスしたら、母親が小形の火箸を振り上げて見せた。「鹿のウンチは汚くないので、指でつまむのが良いなぁー」と言えば、少女はニコリとうなづいた。
 こんな子供達の中から将来の生物学者が出て来るのだろうと思ってみる。」(キャプションもDemさん)
 
--- お便りありがとうございます。素晴らしい環境で暮らしておられるのは、羨ましいです。少しコースを考えれば色々な植生があり出逢えるキノコの様子も違いますし。歩いて健康。健康によいキノコも口にでき良いことばかりです(simo.)。
アラゲカワキタケ キクラゲ

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2021年05月22日 梅雨の止み間
 異常に早い入梅。梅雨末期のような激しい雨もやっとあがり晴れ間ものぞく。新型コロナの緊急事態宣言中。大阪の入院率は相変わらず1割台、外出自粛といってもストレスはたまり運動不足では良くない。さっそく散歩道へ。
  散策路では、サラサウツギが花盛り。林床ではフタリシズカの花が沢山咲いている。
  出番を待っていたキノコがたくさん出迎えてくれる。ヤマギマツタケがどっさりと出ているが、降り続く雨で傷んだものの方が多い。
サラサウツギ フタリシズカ
   
 クヌギタケ属   キヌモミウラタケ 
   
 ヒナノヒガサ   ダイダイガサ 
   
 アラゲカワキタケ   アラゲカワキタケ 
   
 ニセホウライタケ    キツネノタイマツ
   
 ツマミタケ   クロゲシメジ 
   
 チチアワタケ    オオシロカラカサタケ
   
 ニクウチワタケ     ニクウチワタケ 胞子
   
  ニクウチワタケ 分生子    ニクウチワタケ 担子器 
ヤナギマツタケ ヤナギマツタケ
ヤナギマツタケ クロノボリリュウタケ
   
 クロノボリリュウタケ 胞子   クロノボリリュウタケ 子嚢、側糸 
コザラミノシメジ コザラミノシメジ
コザラミノシメジ 胞子 コザラミノシメジ 担子器
 キサケツバタケ   アオエノモミウラタケ 
   
 アオエノモミウラタケ 胞子    アオエノモミウラタケ 担子器
     
 不明210522   不明210522  胞子
   
 不明210522 担子器   不明210522 シスチジア? 

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2021年05月21日 ” アカヤマタケ ”
  --- 奈良市のTakさんよりメールをいただきました
「 卵を切らしてしまった。スーパーMへ買いに出かけるも、近くの大淵池公園が気になります。
黒い子はまだ4本。イボテングタケはあわれ踏み潰されていました。ヒメコガネツルタケは辺り一面に出ていましたが、雨で傷んでいたり、泥をかぶっていたり。途中で雨が降って来て掃除しきれませんでした。他にもアセタケ属などたくさん出ていました。」(キャプションもTakさん)
 
 --- 赤い子、緑の子、黒っぽい子、、、ヌメリガサの仲間はやはり梅雨時ですね。雨に濡れた姿がとても魅力的です。逢いたいな。それにテングタケ属がこんなにも出ているのですね。明日は雨も上がり、ご近所の散歩道を歩いて素敵な子を探します。(simo.)
アカヤマタケ ヒメコガネツルタケ
アクイロヌメリタケ
イボテングタケ? イボテングタケ?幼菌
 コキララタケ基部にオゾニウム
ツチナメコ ヒメシロウテナタケ
ワカクサタケ ワカクサタケ

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2021年05月20日 ” ワカクサタケ ”
  --- 奈良市のTakさんよりメールをいただきました(5/19)
「 Demさん、論語のお話ステキですね。私もキノコをめいっぱい楽しんでいます。
 Ymさん、またまた綺麗な写真オンパレードですね!ダイダイガサかわいいです☆クロシワオキナタケにも会ってみたいです。
 今日は雨あがりに大和民俗公園を歩いて来ました。Sさんのおっしゃる通りたくさん出ていて嬉しかったです。名前の分からないのも多数ありましたが(^^;)。」(キャプションもTakさん)
 --- 東大阪市のYmさんより「
わー、ワカクサタケ出てたんや、黒いのはまだのようで。 ここへも行きたかったのですが生駒が邪魔しよった、アー
 
--- ワクサタケなどを見ていると、雨の中でも出かけて逢いに行きたくなります。もう、こんなにテングタケ属が出ているのですね。キノコの夏到来!季節を届けてくださるお便りに感謝です。キノコの同定は難しいですね。ヤマジノカレバタケなど、私ならモリノカレバタケの仲間?で終わっていそうです。イッポンシメジ属はアオエノモミウラモドキ亜属なのでしょうが?(simo.)
ワカクサタケ
ワカクサタケ イッポンシメジ属
クヌギタケ属 ツルタケ
 ツルタケ幼菌
テングタケ ヒナノヒガサ
 ベニタケの仲間    ヤマジノカレバタケ

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2021年05月19日  ”昨日のきのこは・・”
  --- 東大阪市のYmさんよりメールをいただきました。
「Demさん、いつも楽しいお話ありがとうございます。
さて、久しぶりに生駒に帰ってきました。
1 初夏にふさわしいダイダイガサ、これからたくさん見られます
2 老菌の多い中変わったカンゾウタケ、古い個体から発生しているのはカエンタケによく見られました
3 唯一テングタケ、いつも真っ先に出てくれますクロコタマゴテングタケ(ですね?)
4 そろそろおしまいでしょうかオオゴムタケ、お皿のように平らになれるでしょうか
5 シロコナカブリ、こんなのが目につくとは、ラッキーです、ここからはラッキーばかり
6 クヌギタケのようですが傘径2cmほどに大きくなっていました
7 おなじみイヌセンボンタケ、あまりきれいではないですね
8 クロシワオキナタケ、まず見つけられないので名前もいいかげん。

 ---  どれもいい感じです。レポートありがとうございます。
 ダイダイガサの季節なんですね。カンゾウタケ、テングタケ属、、、どれも今年はまだ出逢っていません。
シロコナカブリの透明感のある長~い脚の素敵なこと、クロシワオキナタケの微妙な傘の紋様、、、。逆光のクヌギタケ属の傘の透けて見えるイメージもいいな。
 緊急事態宣言が出ていなけれと、つくづく思います。本来ならば、この週末には、こんなに素晴らしい子たちと出逢え皆でワイワイと賑やかに楽しめるのですね。県境を越えずに、この界隈を歩ける方は、いつもの例会コースを歩かれては如何でしょう。 
  私の住む大阪は、陽性とされた人の内、1割しか入院できない状況が続いています。運動不足にならない程度に散歩しながらも、できるだけ、人との接触を避け感染予防に気を付けるしかなさそうです。(simo,)
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2021年05月18日 ” 草むらのキノコ ”
  --- 奈良市のDemさんよりメールをいただきました
YmさんやTakさんの熱心な観察活動のエキス写真を私は自宅のパソコンで楽しんでいます。
 私の節穴目では見つけることがかなわない小さなキノコ達をきれいにアップして見せて頂ける……有り難い事だと感謝しております。
 中国の古典、論語だったか?……何かをする時に、それを知っている人にはかなわない。だが知っている人もそれが好きな人にはかなわない。好きな人もそれを楽しんでいる人にはかなわない……と言うようなことを書いています。
 奈良きのこの会の仲間はキノコを知り、好きで、楽しんでいる……最高の境地だと思います。私の知ることは少ないが、好きだし、楽しんでいるので、キノコは私の人生を豊にしてくれます。その観察も楽しいが、味覚を楽しむ事も素晴らしく、観察会の終わりに少し頂いて帰るのも嬉しい。
 キノコの全部を丸ごと楽しみたいですね……。
 今日、梅雨の晴れ間に畑の草取りをしていたら、近くの草むらにキノコの姿が見えました。図鑑を開いてシラミつぶしにチェックしたが、シバフタケかな?と思うが自信が無い。その写真を添付するので教えて頂ければ助かります。」(キャプションもDemさん)
 
--- お久しぶりです。早い梅雨入りで、一気にキノコがたくさん出てくれそうです。蒸し暑く歩くのには草臥れますが。沢山のお便りお待ちしています。いただいた写真のキノコは、Demさんご指摘の通り、ホウライタケ属のキノコですね。ヒダをみてオオホウライタケかと思いましたが、オオホウライタケは傘表面の放射状の溝がもう少し明瞭ですから、シバフタケのほうが近いのかも知れません。(simo.)。
シバフタケ? 表 シバフタケ? 裏

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2021年05月16日 近畿 最速の梅雨入り
 平年より3週間早い梅雨入り。庭のアジサイが生き生きとしている。
いよいよ、きのこたちの活躍する季節の始まり。その前に、この蒸し暑さに適応する体力を付けないと。

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2021年05月15日  ”昨日のきのこは・・”
  --- 東大阪市のYmさんよりメールをいただきました。
「先日のTakさんのメールに誘われて行ってきましたが見事二番煎じになってしまいました。
 1 Simoさんおっしゃっていたようにこの時期意外なムラサキフウセンタケ、普通秋ですね
 2 マツオウジ、二三老菌を見つけここはもう終わり?なんて思っていたらまたや意外にも幼菌が,水滴がきれい
 3 早くもお目覚めダイダイガサ、世間は夏日や真夏日なんて時当然ですか
 4 こんな出方もあるのですね、腐った切り株の表面にカンゾウタケ
 5 非常に華奢な三人姉妹、これもベニヒダタケでしょうか?
 この異常気象の中彼らはどう対応するのでしょう。

--- 奈良市のTakさんよりメールをいただきました
 「Ymさん、どの子もステキで綺麗です!流石ですね。
 三姉妹は個人的希望でベニカノアシタケだったら良いなぁ。石を見てもキノコじゃないか?葉っぱを見てもキノコ?果てはゴミにまで騙される私ですから、何でも会いたいキノコに見えてしまいます。」
 
--- ご苦労様です。レポートありがとうございます。コロナ禍で皆で行動できないですから。レポートで季節ごとのキノコの様子を知ることができ、とても勉強になります。
 ムラサキフウセンタケですが、 「ドキッときのこ」では、生駒、矢田丘陵での5月の観察例のほうが多く掲載されています。図鑑では秋ですが、近辺で5月の観察例が多いのですね。
 ベニヒダタケのことですが、ベニヒダタケは柄が類白色で傘径2~7cmとされています。写真のものは、柄が橙黄色を帯びているように見えます。
 柄が橙黄色をおびているなら、次の3種の可能性があります。
 * キイロウラベニガサ:傘径30mm以下、柄は黄色を帯びる
 * キイロヒメベニヒダタケ:傘径40mm以下、柄は黄色を帯びる、縁・柄シスチジアに乳頭状突起あり。
 * ヒイロベニヒダタケ:表面橙紅色で周辺淡く条線り、乾くと消え赤味も淡くなる。傘径25~40mm、柄は繊維状で根元より上方に向かって橙黄色を帯びる。
  私は、ヒイロベニヒダタケの赤味が淡くなったものの可能性があるように感じます。(simo,)
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2021年05月14日 ノアザミの咲くころ
 医者通いが思ったより早く済み、散歩道へ。夏日が続き、散歩には水分補給が欠かせない。夏の到来を感じさせてくれるノアザミ、ハナショウブが咲き始めている。この公園は名前に白鷺が付くが、私が見かけるのはいつもアオサギばかり。
 天気予報を見ると雨のマークが多くなり梅雨のはしりのような気配。しっかりと汗をかいて、夏に順応していけるようにしないと。
ノアザミ ハナショウブ
ハナショウブ ハナショウブ
アオサギ ユリノキの花
オオゴムタケ オオゴムタケ
アミスギタケ クヌギタケ属
   
 ハタケチャダイゴケ   カニノツメ 
   
キツネノタイマツ    キサケツバタケ 
   
 ヤマブキウラベニガサ
ビニヒダタケ
  サケツバタケ 

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2021年05月13日 夏らしい花々が咲き始めている
 
庭のワスレグサ属の花がたくさん咲き始めている。亡母が好きで庭に植えていた花。我家の庭に小分けしたもの。以前は六月に咲いていたように思うが、最近は温暖化の影響?5月の中旬には咲き始めている。気になり種名を調べるが、ワスレグサ属(=ヘメロカリス属)でしょうが、トウカンゾウが近いようだが種名は確信が持てない。
 庭のユキノシタがユニークな花を咲かせている。天ぷらにしても美味しい。懐かしい母の味です。
 散歩道で見かけたマルバウツギの花も可愛い。空地でみかける華奢な姿のマツバウンランも気になる花。
トウカンゾウ? ワスレグサ属(=ヘメロカリス属 ユキノシタの花
マルバウツギ マツバウンラン

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2021年05月10日  ”昨日のきのこは・・”
  --- 東大阪市のYmさんよりメールをいただきました。
Takさん遠いところまでお疲れさま、マツオウジ元気だったでしょうね、昔はハナビラタケがよく見られたのですが。
 さて生駒はまだ本調子ではないので逆方向で堺まで行ってきました。
 1 、待望のサケツバタケ、老菌ながらなかなかのお姿感動です、もう一つは倒されていました。
 2、3 続いて待望の腹菌たち、残念ながら晴天と風のお陰で哀れな姿になっていましたがいくつか何とか撮れました(キツネノタイマツ、ツマミタケ)
 4、5 そして驚いたのはベニヒダタケ、(と判断したのですが)今までの中小型の可憐なイメージが覆ってしまいました、しかもあちこちに群生そしてあちこちで踏み荒らされていました。
 6 群生といえばマメホコリ、凄い数初めて見ました、ハタケチャダイゴケのシロは掘り返されていました。きのこにとって人災の多いところです。
 7  最後の写真は可愛いので。

 
--- 和歌山のAsさんより「最後の写真のレモン色の脚、美しい!シワナシオキナタケかキオキナタケですね。」
 --- 夏日の観察には厳しいコースですね。朝早く行かれたのですね。私は寝坊で遅くいくことが多く、キツネノタイマツなどは、いつもうなだれコケています。
 ウッドチップは分解されるのが速く、ある程度の間隔で、新たに新しいウッドチップが撒かれています。昨年来、ベニヒダタケが異常発生し、かなりの面積を埋めています。その前は、ツブカラカサタケが異常発生、その前はツバナシフミヅキタケの異常発生でした。砕かれた材は分解されるのが早く、倒木などに比べ、選手交代のサイクルが速い感じです。臭い子はかなり続いていますが。ウォーキングの方、ジョギングの方が多く、中にはキノコを敵視するかのように全部棒切れで倒していく方もいます。
 ここでは時折キサケツバタケが見られます。サケツバタケはキサケツバタケにも見えます。7はAsさんのご指摘もありますが、シワナシオキナタケのように思います。 (simo,)

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2021年05月09日 ” ムラサキフウセンタケ ”
  --- 奈良市のTakさんよりメールをいただきました
「 緑茶に含まれるカテキンが免疫力アップに効果があるらしい。昨日は新茶を求めて山城方面へ出かけました。
もちろんもう一つの目的は鴻ノ巣山の散策です。昔はマツタケが採取されていたとの事で、松の材にマツオウジをたくさん見かけました。」(キャプションもTakさん)
 
--- 素敵なレポートありがとうございます。フットワークの良さのなせる業ですね。私は秋のムラサキフウセンタケしか見たことがないです。存在感があり立派な姿は素晴らしいです。この季節にも逢いたい子です。アカキクラゲ科?はアカキクラゲ科のツノマタタケにも似ていますね。ツノマタタケで検索すると同様なものも見られます。悩ましいです。カンゾウタケは夕餉の一品にしてもよいくらいに綺麗ですね。(simo.)
ムラサキフウセンタケ幼菌 ムラサキフウセンタケ
アカキクラゲ科? アシボソチチタケ
カンゾウタケ ベニタケの仲間
ホウライタケの仲間? マツオウジ

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2021年05月09日 道草ばかりの散歩道
 
アヤメが綺麗。カキツバタも沢山の花を咲かせている。カナメモチの花も近くで見ると中々素晴らしい。地面に目をやると小さな花が存在を主張している。
 運動不足解消のための散歩も道草ばかりで、歩数も距離も稼ぐことができない。
 黄砂で空は霞んでいるが晴れ、風が強く乾燥気味。出かけるのが遅くなり、キツネノタイマツなどはお辞儀をしている。それでも柄になるキノコが少々。
アヤメ カキツバタ
カナメモチの花 ヒメキランソウ
ムラサキサギゴケ キツネノタイマツ
サンコタケ ツマミタケ
ヤマブキウラベニガサ
ビニヒダタケ
ヤマブキウラベニガサ
ビニヒダタケ
ウスベニイタチタケ ウスベニイタチタケ
サケツバタケ サケツバタケ
キサケツバタケ ツバナシフミヅキタケ

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2021年05月08日 立夏を過ぎ-すっかり夏の気配
 
大阪は九割の感染者が入院できない状態。
 雨合羽、イソジン、大阪ワクチン、大阪モデル、新大阪駅での検温、2億円以上の税金を使っての見回り、、、、
 一つでも、役に立ったのだろうか?
  家の近くで、人の少ないコースを選んで散策してストレスを発散し、体力保持に努めるしかない。
 トチノキ、ヤマボウシの花が咲きテイカカズラが芳香を運んでくれる。昨日は思いがけずしっかりと雨が降り、枯れ木にキクラゲなどが生えている。 
トチノキ ヤマボウシ
テイカカズラ アラゲキクラゲ
キクラゲ ホコリタケ
ヒメコガサ ヒメコガサ
ヒメコガサ 胞子 ヒメコガサ 担子器
ヒメコガサ 縁シスチジア クヌギタケ属
クヌギタケ属 胞子 クヌギタケ属 胞子 発芽中
クヌギタケ属 担子器 クヌギタケ属 縁シスチジア

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2021年05月06日 ” ウスタケ ”
  --- 奈良市のTakさんよりメールをいただきました
「 昨年に比べてカンムリタケの出が少なかったので再び歩きました。
やはり少ないです。これからなのでしょうか?
帰り道でウスタケを見つけました。こちらはずいぶん早いように思います。」(キャプションもTakさん)
 
---いつもレポートありがとうございます。どれも素晴らしい表情でいいですね。ハイイロナメアシタケの柄のジェルがいい雰囲気。大阪は感染者の一割しか病院に入院できない危険な状態で、当分は行動範囲が制限され、Takさんの見られたあたりへ出かけることができません。(simo.)
ウスタケ アラゲカワキタケ
カンムリタケ コブリビロードツエタケ
チャワンタケの仲間 ニセホウライタケ
 ハイイロナメアシタケ    苔

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2021年05月04日 テイカカズラが芳香を漂わせている
 
庭では、羽衣ジャスミンが盛りを過ぎ、代わってスタージャスミン(唐定家葛)咲き始め芳香を漂わせている。能の「定家」では、定家は、愛した女性の死後も忘れられずに定家葛に生まれ変わり墓に絡みついたという。
 散歩道では、久しぶりにギンランの静かで上品な花が咲いている。日当たりの良いところでは草イチゴが赤く色づいている。美味しそうな大粒のものが色付くと先客に採られた後。
 梅林では、ハルシメジが少し出ている。近くに、これが出始めるとハルシメジの発生が終わるとも言われるウメウスフジフウセンタケが出ている。引き抜いて帰ったほうが良かったかな。
スタージャスミン(唐定家葛) ギンラン
草イチゴ ハルシメジ
ハルシメジ ハルシメジ
ハルシメジ ハルシメジ 胞子
ハルシメジ 担子器 ウメウスフジフウセンタケ

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2021年05月02日  ”昨日の生駒”
  --- 東大阪市のYmさんよりメールをいただきました。
「雨が降り喜んで出かけましたが山はまだ覚めていないようです。
気になっていたマツオウジの成長を確かめ一日歩く予定でしたが半日で切り上げました。
* オオゴムタケ おちょぼ口の幼菌たちがいくつか
* マツオウジ やっと傘や柄が現れた、この日はここだけ
* オオセミタケ? 石の階段の間から、掘るのは難しい
* カンゾウタケ 始めのはちょっと不気味ですが洞の中に閉じ込められた成菌、幼菌たちは数個確認
 その他小さなベニタケの仲間にウラベニガサ、変形菌等が見られました。
 --- ご苦労様です。えらい違い。Ymさんのは上品なマツオウジで私のは(5/1)大きすぎる子ですね。オオセミタケは1匹の蝉から3本で出ているのかな?
 閉じ込められたのは、カンゾウタケなの?かわいそう。これで真赤だと不気味ですね。綺麗なカンゾウタケも会いたい子です。
 早く非常事態が収束しないと、皆で楽しめないですね。早く解除できる状況ではなく、近場を巡るしかないようです。。(simo,)

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2021年05月01日 ナンジャモンジャの木が咲くころ
 
散歩道のナンジャモンジャの木(ヒトツバタゴ)の花が散り始めている。例年の感じでいると見頃に出逢えないことが多い今年の春。
 庭のアジサイももう、色付き始めている。路傍のユウゲショウも可憐な花を一杯咲かせている。
ナンジャモンジャの木 庭のアジサイがもう色付く
路傍のユウゲショウ 大きなマツオウジ 18cmほどある
ヤマブキウラベニガサ
ビニヒダタケ
ヤマブキウラベニガサ
ビニヒダタケ
   
 サケツバタケ     サケツバタケ
   
 シロフクロタケ   シロフクロタケ 
   
 コザラミノシメジ    ウラベニガサ
   
 スジガサベニヒダタケ(仮)    スジガサベニヒダタケ(仮)
   
スジガサベニヒダタケ(仮) 胞子   スジガサベニヒダタケ(仮) 担子器 

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