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 2019 (09)  9月
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きのこ観察会、個人的な散策で出逢った
四季折々の花、きのこ・・・写真と雑文です
さらに、メーリングリストでいただいた仲間のメールの一部を転載しています



2019年09月28日  カサヒダタケ、シロゲカヤタケなどなど お気に入りが
 
気候不順で雨が少ない。キノコが少なそう。南大阪を駆け回ると、、、、。しっかりと足で稼ぐとそれなりのご褒美があるもの。端正で美しいカサヒダタケ。先日のウスヒラタケは消え失せているが、別の群生のお出迎え。白く可愛い幼菌は見慣れた姿、シロゲカヤタケ。鮮やかなベニチャワンタケもハットする魅力がある。、、などなど結構充実した散策。
 オオホウライタケを小さくしたような白い小さなホウライタケ。笹の根元に生えていて撮れないので、引き抜いて撮影。白いので「ユキ」?ユキホウライタケでいいのでしょう。それと、とてもお気に入りは一人佇むツチナメコ。
 
サクラタデ ホトトギス
カサヒダタケ
カサヒダタケ ウスヒラタケ
   
 ウスヒラタケ   ウスヒラタケ 
 
シロゲカヤタケ  
   
 ユキホウライタケ   ユキホウライタケ 
   
 ユキホウライタケ 胞子   ユキホウライタケ 担子器 
   
 ユキホウライタケ シスチジア    ベニチャワンタケ
   
ベニチャワンタケ 胞子    ベニチャワンタケ 子嚢先端部 
   
チチアワタケ チチアワタケ 胞子
チチアワタケ 担子器 チチアワタケ 縁シスチジア
   
 ヒロヒダタケ     ヒロヒダタケ 胞子  
   
コウジタケ  アンズタケ
 アンズタケ 胞子   アンズタケ 担子器 
 ツチナメコ

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2019年09月24日 "くつきの森" 
   ---  和泉市のYsさん(小4)よりメールをいただきました
昨日は、くつきの森に行ってきました。
 驚いたのは、ウスタケです。これは、自慢できるほど赤くて綺麗でした。掘ってみると意外に深くて土に埋まっている部分も赤色でした。ウスタケの魅力を知ることが出来ました。あと、ウスヒラタケはとても綺麗だったので標本にしました。
 ここは、きのこがたくさん生えるいいシロだなと思いました。。
」(キャプションもYsさん←シロオニタケ)
 
--- 「Ysさん、いいところに行きましたね。以前は朽木村(今は高島市)きのこ好きには有名なところです。」(東大阪市のYmさんより)
 --- Ymさんじゃないですが、いいところですね。私も以前は毎年秋に通っていました。クマ鈴要りますよ。朝日新聞が新聞はカミを沢山消費しその恩返しに森を守り育てたいと、森を買って「朝日の森」をつくりました。毎年、ここで2泊のキノコ勉強会がありよく通いました。
 ところで、ウスタケ見事です。先日歩いた奈良公園でも、条件が合えば素晴らしい光景に出逢えますが。
 * 3のエノキタケ?は、違うように思います。4の幼菌の可能性はないのでしょうか?
 *7のキノコはタマチョレイタケに似ていますね。地上生なら菌核が見たいです。確かに私がいたことのあるものに比べると若干違和感があります。種の内のバリエーションとみるべきか、近縁種とすべきか、別の種か?私には難しいです。
 * 8のキノコ。それだけ、不朽が進むと地中の宿主の根と菌根菌ができていて、地上に生えているのと同じように感じます (simo.)。
1 ウスタケ 1 ウスタケ
1 ウスタケ 2 ウスヒラタケ
3 エノキタケ? 4 オオワライタケ
5 シロオニタケの仲間 6 マメホコリ
7  タマチョレイタケかと思われるのですが、図鑑によると、柄が白色ですが、これは褐色でした。
それと、基部が黒色と書いてあるのにこれは褐色でした。
 

 幼菌は、ヤシャイグチかと思うのですが、図鑑によると
地上に発生となっているのに、倒木に生えていました。


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2019年09月23日 "ウスヒラタケ?とメダカ"
 ---  奈良市のMatさんよりメールをいただきました
 
 ツルリンドウ目当てでむろいけ園地に行ってきました。
 出迎えてくれたのはシロハツでしたが、雨に打たれて泥だらけだったので写真はパス。
 その後近くを探索して切り株にウスヒラタケを発見。肉厚で色味からヒラタケ?と思いましたが季節が違いますよね。SimさんとYmさんが見つけたようにウスヒラタケかなと思います。せっかくなので少しだけ持ち帰ってきました。
 Inさん、メダカ元気です。取り急ぎ用意した水槽に入れています。ちょっと窮屈そうなので発泡スチロールの箱を用意しました。種類ごとに分けようと思ってます。
 ・・・ それでも、冬場のヒラタケに比べると薄い感じがします。コリコリ感はヒラタケが上ですが、ウスヒラタは癖がなく上品な味わいがいいですね。それと、ヒラタケはヒラタケ白こぶ病に侵され食用にならないものが大半です。屋外栽培はネットをかけて、病気の原因の線虫を運ぶミナトモナガキノコバエを防ぐしかないようです。私たちが目にする自然の立ち木、倒木では殆どお土産になりません。(simo.)

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2019年09月23日 "奈良公園のきのこ"
 ---  和歌山のAsさんよりメールをいただきました
 
 21日の奈良公園にて解散後、有志の方々と一緒に出会ったきのこ達です。」(キャプションもAsさん)
 ・・・Asさん、いつも追加のお便りありがとうございます。
  残念!ついていけば良かった。そんな子に会えたのですね。マント君にも久しく会っていないな。 (simo.)

カンゾウタケ 
ツエタケ ツエタケ
ヌメリアカヌマベニタケ ヌメリアカヌマベニタケ
マントカラカサタケ マントカラカサタケ

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2019年09月20日 "ウスミベニサラタケ"
 ---  和歌山のAsさんよりメールをいただきました
 
 近所を散策するが、老菌・腐敗したもの等が多く、絵になるものが少ない。 その中でも「いいな」というものを選び出した。
* ウスミベニサラタケ…宮崎のきのこ図鑑に掲載されているが、いまだウスミという漢字はわからない。
 ・・・ 紅茶椀、紅の皿ですか、妙に色っぽい!Phillipsia domingensis (ニクアツベニサラタケ=肉厚紅皿茸)の肉厚に対してのウスミで、薄身?しか思い浮かばないですが、、、。Asさんのウスヒラタケがもっとも典型的ですね。(simo.)
ウスミベニサラタケ ベニチャワンタケ
ベニチャワンタケ 幼菌 ウスヒラタケ
ベニヒダタケ ミヤマベニイグチ
 ニワタケ    ウツボホコリ

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2019年09月20日 "ひょっとしてこれもウスヒラタケ?"
 ---  東大阪市のYmさんよりメールをいただきました
 
 昨日生駒で撮ったこのスケール(Simoさんと競争?)、肉が厚くヒラタケそっくりですが時期が合わない。 裂いたときのぐにぐに感はまさにヒラタケ、私的にはウスヒラタケの幼菌でやがて傘が平らになるのかなと思っています。 逆光で撮ったので色が変ですが真っ白と思ってください。
 1~3 ウスヒラタケ?
 4~5 ウスヒラタケ(一昨日生駒)
 ・・・ 凄い!全部ウスヒラタケでいいのでは。まだ秋が始まったところ、晩秋以降ではないし、この色の薄さ、肉も薄い感じがします。(simo.)
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2019年09月19日 根気よく通っていると たまには ラッキーなことが、、、 
 
心電図のT波異常で定期的に通っている病院で血液検査、心電図などの検査、診察を終え、いつもの散歩へ。
 秋の七草のフジバカマの親戚のヒヨドリバナが咲き始めている。ビックリ!当てにしていないキノコの行列。昨秋の台風で倒れた倒木を覆うウスヒラタケの群生。シャッターを一杯押して、半分ほど収穫。喜びすぎるとダメです。悲しいことに、ピントが合っていない。
 ベニタケが沢山見られたが、テングさんはいない。イグチも少ない。しかし、夏キノコの名残と秋キノコの混在するキノコの季節が始まりそうです。。
ヒヨドリバナ  ヒラタケはカンタケとも呼ばれ、真冬でも生える。
 ウスヒラタケは色がうすく、肉厚も薄く、春秋に生え、傘が小ぶりで2-8cmとされているが、この大きいものは傘幅15cmほどあるが、他の特徴はウスヒラタケに合致
 ウスヒラタケ
 ウスヒラタケ
 
 ウスヒラタケ
 
 ウスヒラタケ
ウスヒラタケ
ウスヒラタケ 胞子 ウスヒラタケ 担子器
アイバシロハツ アイタケ
カワリハツ ウコンハツ
チリメンチチタケ チリメンチチタケ 胞子
チリメンチチタケ シスチジア ヤブレベニタケ
ヤブレベニタケ 胞子 ヤブレベニタケ 担子器
ヤブレベニタケ シスチジア クロハツモドキの劣化したものは
ヤグラタケのユリカゴ
     
 ヤグラタケ 傘上の粉は厚膜胞子    担子器
ホオベニシロアシイグチ トガリツキミタケ

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2019年09月14日 葛城古道では彼岸花が咲きはじめている 
 
爽やかな風に誘われ久しぶりに葛城古道へ。もう彼彼岸花が咲き始めるころ。数年前の今日の写真を眺め田の畔を真っ赤に染める景色を想像していたが意外と少ない。5年ほど前、彼岸花で有名な仏隆寺で、イノシシ、シカの被害で彼岸花が壊滅的な状況になっていたのを思い出した。ちょうど、居合わせた農作業中の方に聞くと、ミミズを探して、イノシシが畔を掘り返して荒していたことが何度もあるとのこと。
 足慣らしに立ち寄った二上山では一本だけだが、タマゴタケの真っ赤な姿を見せていただく。近くの散歩道でテングタケ、イグチの姿をみて家路につく。
葛城古道 彼岸花 葛城古道 彼岸花
タマゴタケ 二上山雌岳 ティラミステングタケ(仮)
ヘビキノコモドキ フクロツルタケ
コテングタケモドキ オオオニテングタケ
シロオニタケ テングツルタケ
アメリカウラベニイロガワリの仲間 ホオベニシロアシイグチ
ヒビワレキクバナイグチ
傘鱗片の隙間の肉の色が白色で傘表面が1mm以下の薄い圧着した鱗片に覆われるい
胞子の縦横比が平均1.8 である 
ヒビワレキクバナイグチ 傘肉中央部で12mm以下 ヒビワレキクバナイグチ 胞子

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2019年09月12日 " 9/12 金剛山 "  
 ---
 大阪市のSinさんよりメールをいただきました(9/3)
今日は金剛山(寺谷)へ行って来ました。ちょっと夏風邪の病み上がりで自力で調べあげきれず、、、、
1,2,3  ヒカゲシビレタケと予想します(青い滲みがある)やばいキノコなんですよね?
4 謎の変形菌
5,6 ニクウチワタケに似ています 。倒木の上に出ていました。
7,8  エノキタケ?わからない。教えて下さい! 
9,10  コチャダイゴケ
11 チャワンタケでしょうか?白いビョウタケもあるんでしょうか?
12  これもコナサナギタケのイサリア属でしょうか。コナコナ型です。
 
--- また金剛山ですか。ご苦労様です。
* ヒカゲシビレタケは所持するだけでも違法です。
* 変形菌は変形菌の図鑑で調べるか、変形菌を研究されている方に聞かないと分かりません。素人で良く分かりませんがキフシススホコリなども検討してみてください。
* ニクウチワタケかも知れませんが、良く分かりません。Hydnellum ferrugineumやHydnellum peckiiなどは赤い滴の目立つキノコで、図鑑にもその記載があります。ニクウチワタケらしいものも赤い滴が目立つ写真がネットに出ていますが、図鑑では赤い滴の記載を見ていません。ニクウチワタケかどうかは、もう少し調べるほうがいいのかも知れません。
* エノキタケではないです。エノキタケにはツバはありません。ナラタケの仲間かも知れませんが。
* チャワンタケの仲間でしょうが、私には同定できません。
* ハナサナギタケかも知れません。冬虫夏草は掘り出し泥を刷毛できれいにして宿主を見ないと分かりにくいです。冬虫夏草の研究会の方に調べてもらうか、専門書を見ないと難しいようです(simo.)

 ---9/14 柏市のUさんより
 「7と8の写真のきのこは、センボンイチメガサのようにお見受けいたしました。」とご指摘いただきました。
 ・・・ 仰せの通り、センボンイチメガサのほうが可能性が高いようですね。
 センボンイチメガサは食用ですが、コレラタケは毒キノコですから注意が必要ですね。7,8が同一か少し違和感を感じていました。8の写真の汚褐色の柄を見るとコレラタケの柄に似ているように感じます(simo。)
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2019年09月11日 " コビチャニガイグチ"  
 ---
 和歌山のAsさんよりメールをいただきました
この頃、暑いですね。暑い中、里山に行ってきました。蜘蛛の巣と暑さとの闘いでした。
* コビチャニガイグチ…傘の媚茶色がいい。久しぶりの対面。
* チャニガイグチ…柄の網目に注目。
* ブドウニガイグチ…濃い紫色のブドウ色によって本菌であることが分かる。この自然色がいい。
* ダイダイイグチ…強い青変性あり。
* ベニウスタケ…広葉樹下の斜面に点々と発生していた。赤いので、よく目立つ。
* コトヒラシロテングタケ…傘の白いツルツル感の上に外被膜の名残が散在。ひだは淡い黄色。柄の基部は蕪状。
* サザナミイグチ…柄は淡い黄色が特徴で美しい。肉は傷つけると濃い黄色になる。
」(キャプションもAsさん)
 ---  
9月に入っての猛暑日続きはこたえます。暑さを我慢するのも、こう長いと、草臥れます。それでも、歩き続けるAsさんご苦労様です。週末の避暑を兼ねた観察が楽しみです。良い天候であることを祈っています。媚茶ってすごい色ですね。媚びるって女篇ですが、社会では男の方がコビル奴が多いのかも??ニガイグチは難しいです。自信ないな。かじって苦いとニガイグチの仲間やね!でパスしているので一向に成長しません。チャニガイグチは全く自信ないきのこ。似たやつが多いですね。(simo.)
コビチャニガイグチ コビチャニガイグチ 傘 裏
コビチャニガイグチ 胞子&シスチジア チャニガイグチ
ブドウニガイグチ ブドウニガイグチ
ダイダイイグチ ベニウスタケ
コトヒラシロテングタケ
     
 コトヒラシロテングタケ    シロオニタケ
 サザナミイグチ    サザナミイグチ

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2019年09月08日 虫も殺してますけど、綺麗な可愛い花 
 
南河内の低山、丘陵の散策路。「虫も殺して食べる」コモウセンゴケの花。小さな可愛い花。食虫植物ですから、当然、虫さんも栄養になっている。テングタケ、ベニタケ、イグチといった菌根菌が勢ぞろい。小さな腐生菌も色々と楽しませてくれる。 
コモウセンゴケの花 コモウセンゴケのツボミ
ゲンノショウコの花 紅白混じって咲いている  ヤマヒヨドリでしょうか? 
ヒメコナカブリツルタケ ヒナベニタケ
ニオイワチチタケ キチャハツ
激しい雨で傘のイボは流れている ガンタケ カッパツルタケ
チチアワタケ アワタケ
クリイロニガイグチ キイロイグチ
     
 アワタケヤドリタケ(仮)ベニイグチに寄生したもの
白いスービクルで覆い、のち厚膜分生子で全体が黄色くなる
  左の黄色い粉=アワタケヤドリタケ(仮)の厚膜分生子 
   
 ヒメウグイスイグチ
 ヒメヌメリイグチ
   ヒメウグイスイグチ
 ヒメヌメリイグチ
     
 ヒメウグイスイグチ
 ヒメヌメリイグチ
   ヒメウグイスイグチ
 ヒメヌメリイグチ
傘も柄も強い粘性がある。傘の色で探すが、これと思うものはない。
傘径は大きいもので25mmくらい。ヒメヌメリイグチだろう 。
この時点では、 ウグイス色に思い至らなかった
しかし、鶯色と聞くと違和感がなく
「北陸のきのこ図鑑追補版」にはこれが記載されている
なるほど、他の特徴も違和感がない
ヒメウグイスイグチに訂正19.09.11
     
ヒメウグイスイグチ
 ヒメヌメリイグチ 胞子
  ニセヒメアワタケ(仮)の仲間 
     
ニセヒメアワタケ(仮)の仲間  胞子    ニセヒメアワタケ(仮)の仲間  シスチジア 
   
 キイロアセタケ   ベニウスタケ 
     
ベニヒガサ    フタトゲホコリタケ
コブアセタケ コブアセタケ 胞子
キコブアセタケ シスチジア ワタカラカサタケ
ワタカラカサタケ 胞子 ワタカラカサタケ 担子器

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2019年09月06日 "  菌神社 "
 ---
 奈良市のTakさんよりメールをいただきました
「 
Ymさん、眼福です!
 今日は滋賀県栗東市にある菌(くさびら)神社にお参りしてきました。大昔、大飢饉にみまわれた時、一夜にして境内にキノコが生えて人々を救ったという言い伝えがあります。Demさんと同じく、キノコで人生がより豊かになった感謝と、これからもたくさんのキノコに出会えますよう祈願してきました。境内では干からびたアワタケ属しかなかったので、昨日北生駒で見たキノコを一緒に添付します。
 ニクウチワタケをここでも見かけました。同じ材に少し成長した物も生えていました。ハナガサイグチの生える木にスズメバチが巣をつくってブンブンきたので、近くのアカヤマドリもピンボケになってしまいました。(キャプションもTakさん)
 ---
猛暑日がまた帰ってきました。暑い中、ごくろうさまでした。菌神社付近も平地で暑いですね。凄い。またソライロ、ハナガサとカラフルで素晴らしい。いいのに出逢ったのですね。ニクウチワタケはそのうち文字通りウチワ状になると完璧ですね。イボ?、テング?悩ましい子が多い。悩みますね。
 
菌(くさびら)神社 キイロイグチ
ソライロタケ ソライロタケ
ニクウチワタケ ニクウチワタケ成長中
テングタケ属 ハナガサイグチ
ミドリニガイグチ ミヤマベニイグチ

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 2019年09月05日  " 珍しくはないですが・・ "  
 ---  東大阪市のYmさんよりメールをいただきました
連日の雷そして大粒の雨、喜んでいいやら悪いやら。
 チャタマゴタケ、ここ数年余程運が悪いのか幼菌になかなかお目にかかれなかったのですが今回ラッキーにもいくつかご対面。 タマゴタケは毎年お目にかかっているのに(色が違うだけだって?)
  去年近くの公園で見つけたマンネンタケ、残念ながらボコボコにされてました。 今年は幸い間に合いましたがおそらくこの土日には、困ったものですしかし目立ちすぎ。
 ---  
いやいや!それだけの美形は。うらやましい。連れて行ってください。ほんのり紅が見えるのが、色っぽい。マンネンタケもそれだけ揃って綺麗な状態も大いに珍しいですよ(simo.)
     

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2019年09月04日 " 高代寺山9/1 "  
 ---
 大阪市のSinさんよりメールをいただきました(9/3)
 9/1は保護されたツキノワグマを見に大阪の高代寺山へ行きました。 竹林が多く、ほとんどが舗装路で見慣れたキノコばかりでした。
 以前、Asさんが「カッパツルタケ」の幼菌を報告されていて、存在を初めて知ることが出来ました。カッパツルタケの成菌は図鑑に載っておらず、どのようなものか解らないので当てずっぽうになって、スミマセン。
1.2 アクイロヌメリタケ
3 フタトゲホコリタケ
4.5 カッパツルタケでは無いかな?と思案していますが普通のツルタケでしょうか。ヒダは柄と同じ色で中型~小型。
6.7 ニガイグチモドキ
8 アミホコリ
9 ツキノワグマ・とよ♂5歳
 
--- 軽いフットワークでエネルギッシュに活躍なされていますね。うらやましい。
 アクイロヌメリタケは質感もよく出ていてムードがあり、惚れ惚れします。カッパツルタケは見事なネーミングで、Sinさんが撮られた写真でピッタシその特徴が出ていると思います。
 アミホコリ属はアミホコリ属でしょうね。アミホコリ属の変形菌にはスジアミホコリなどたくさんのものがあります。網籠の中に胞子がびっしり詰っていると特徴が分かりにくく、ストローでソーッと吹き飛ばして見ると、綺麗な網目を見ることがでるケースもあります。フシアミホコリを自宅に持ち帰りストローで胞子を吹き飛ばし実体顕微鏡で撮ったことがあります。変形菌に詳しい方に聞かないと難しい世界ですね(simo.)
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2019年09月04日 南河内の散歩道  
 通院が予想以上に早く終わり、近所の丘陵を散策。
 イグチ、テングさんは復活中。ベニタケはゼロではないが、相当劣化して触りたくない状況のものしか見当たらない。ハラタケ科は元気。その他の面々も賑やかになりつつあり、キノコの季節の到来を告げている。
シロオニタケ コテングタケモドキ
アカキツネガサ ツブカラカサタケ
ツチナメコ ノウタケ
センベイタケ センベイタケ
センベイタケ ウスキモミウラモドキ
ウスキモミウラモドキ  胞子 ウスキモミウラモドキ 担子器
ウスキモミウラモドキ シスチジア オオクロニガイグチ
キヒダカラカサモドキ キヒダカラカサモドキ 胞子
キヒダカラカサモドキ 担子器 キヒダカラカサモドキ シスチジア
キクバナイグチ(狭義) キクバナイグチ(狭義) 
キクバナイグチ(狭義) 胞子 キクバナイグチ(狭義) 担子器
キクバナイグチ(狭義) シスチジア コガネキクバナイグチ
   
 コガネキクバナイグチ 胞子  コガネキクバナイグチ シスチジア

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2019年09月04日 " シロクモノコタケ "  
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 大阪市のMorさんよりメールをいただきました(9/3)
 一昨日近所の林を散策したところ、白いホコリタケのようなきのこを見つけました。知り合いが、珍しいシロクモノコタケではないかと教えてくれました。他のホコリタケの仲間と違い、割ってみると内部に小さな粒がたくさん詰まっています。
 イグチやテングタケもようやく出てきました。
」(キャプションもMorさん)
 ---  
珍しいキノコの写真ありがとうございます。随分にぎやかになってきていますね。うらやましい。しかし、私たちが、何気なく見過ごしたり、見落としたり、見なかったことにしているキノコにも丹念に見ると貴重な存在があるのでしょうね。勉強になります。ネットで見ると、シロクモノコタケは私の散策エリアでも出ているようですし。どこまで、執念を持って迫れるか??(simo.)
シロクモノコタケ シロクモノコタケ
シロクモノコタケ断面 テングタケ
テングタケ イロガワリホコリタケ
キヒダタケ オオシワタケ
オオシロカラカサタケ ハタケチャダイゴケ
コウジタケ ヒメコガネツルタケ
 ヘビキノコモドキ    ヤマドリタケモドキ

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2019年09月03日 " 円成寺のきのこ "  
 ---
 奈良市のDemさんよりメールをいただきました
 春日の杜の近くに住むDemです。
 今日は朝から女房を病院へ連れて行き、採血検査、X線検査、循環器診察、精算窓口など広い病院内を車椅子でグルグルと移動しましたが、杖を頼りにヨチヨチ歩く人、家族に支えられて歩く人、それぞれに支障を抱えながら頑張っている人達に出合いました。
 私のように80才を越す夫婦はどちらかが病み、元気な方がそれを助ける……そんな姿があちらこちらに見えました。1時過ぎに自宅へ帰ってきて遅い昼飯を食い、やれやれドッコイショと座って窓越しに見る空は明るい秋の色が広がっている。
 未だ2時前だ、キノコを見に行こう!……車巾いっぱいの山道を走り、柳生街道の入り口に在る円成寺を訪れました。この寺の池を囲む広い庭にはアミタケやハツタケなどの美味しいキノコが採れたのだが、数年前に松が枯れてしまってから、その姿が消え失せてしまった。
 ツクツクホーシの鳴く庭を、ゆくり歩きながらキノコを探せば、チャンと応えてくれて楽しくなる。じゃあー写真に撮ってあげましょう、とシヤッターを押すのだが、私の腕前ではベッピンさんに撮れないので申し訳ない気分になる。こうして、キノコと一緒に遊ぶ楽しさを教えてもらい、私の人生はより豊かなものになりました
」(キャプションもDemさん)
 ---  
未だ暑く、動くのが嫌になります。病院通いとキノコ散策とご苦労様です。残念ですね、円成寺の松も枯れました?少ないながらも残っている松には、美味しいきのこが共生しているので、楽しみだったのに。
 シロイボさん、頭に白いイボが尖っていません。Asさんが9月1日に紹介しておられるウスキモミウラモドキのように見えます。紫の君は、脚に網目があれば、美味しいのですが、これは苦い!ブドウニガイグチでしょう。山渓のフィールドブックの写真は典型的なブドウニガイグチの写真ではありません。ネットで見るとこれと同じように見える写真がいっぱいです。ヒメですが、ヒメは柄も橙色ですので、これではないですが、、、それじゃ何?分かりません(simo.)
シロイボカサタケ?
ムラサキヤマドリタケ ヒメダイダイタケ?
マツオウジ お地蔵さま

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2019年09月03日 " ホソネヒトヨタケ"  
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 和歌山のAsさんよりメールをいただきました
近くの公園に行くと色々なきのこに出会いました。
* ホソネヒトヨタケ…傘のささくれ状鱗片が特徴。柄の下部に黒褐色の菌糸束が見られた。

* オオシロカラカサタケ…みかん畑に発生。持ち帰ってみると、ひだは初め白色だが緑色に変わった。不思議。
」(キャプションもAsさん)
 ---  テングタケ、イグチも元気ですね。どことも、
ハラタケ科が俄然賑やかですね。大阪市でのオオシロカラカサタケでの中毒はもう少しニュースでも取り上げてほしいですね。どこの公園でも見られますから。Asさんが?をつける分は、私は普段、見なかったことにしているもの?真面目に取り組まなアカンのですが。難しい。(simo.)
ホソネヒトヨタケ アメリカウラベニイロガワリ
ヤマドリタケモドキ オオシロカラカサタケ
コナカラカサタケモドキ幼菌? ヘビキノコモドキ
ヤナギマツタケ カレエダタケ?

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2019年09月02日 
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 奈良市のTakさんよりメールをいただきました
「 
昨日はAs(奈良)さんに教えて頂いたピッキーもといニクウチワタケの出た公園を散策しました。Ymさんのおっしゃる通り、写真が多くなり、図鑑とにらめっこするも、どんどん時間ばかりが過ぎていきます(泣)。As(和歌山)さんのムツノウラベニタケ、矢田丘陵で見かけたキノコに似ているので、やっと名前をつけられそうです。
 イグチの仲間は、上部にアミ目が見えるのでヤマドリタケモドキかキアシヤマドリかも?
 カエンタケ ピント合いません!
 カラカサタケ属は高さ15cm程、落ち葉の積もった沼のような所に生えていたので、離れたところからの撮影のみです。」(キャプションもTakさん)
 ---
 わざわざ行かれたのですね。ご苦労様です。いつになれば涼しくなるのか、蒸し暑くまだまだ大変ですね。調べるキノコが多すぎると随分草臥れます。見なかったことにしたくなることも多いです。
 イグチは複雑なたたずまい。どう形容すべきか??
 カラカサタケ属とされたものは、ツブカラカサタケの可能性もあり、その場合はシロカラカサタケ属になりますね。(Takさんよりツブカラカサタケと訂正がありました。)
 カエンタケは置きピンしてください。新聞紙の切れ端を棒の先に付け、ピンとを合わせたい位置に新聞の切れ端を置き、そこにピントを合わせ、新聞紙をのけてシャッターを押します。新聞紙で感じるホワイトバランスとキノコのホワイトバランスはかけ離れることは少ないように感じます。私はピント合わせ棒と呼んで鞄に入れていますが、横着してピンボケになるのが殆どですが。
 
イグチの仲間 カエンタケ
カラカサタケ属 ツブカラカサタケ キヒダタケ 
シロコナカブリ チチアワタケ
テングツルタケ ニクウチワタケ幼菌
ベニタケの仲間 ヘビキノコモドキ
ホコリタケの仲間 ムジナタケ
 ムジナタケひだのまだら模様 ヤシャイグチ

   ☆ 上記ツブカラカサタケ属について、
 奈良市のAsさんよりメールがありました

「8/31(午前11時ごろ)、9/1(正午ごろ)、9/2(午後5時ごろ)です。わずか3日間で、大きく変化するのでびっくりしました。」(三枚の写真を添付してくださいました。

 --- 形はできていて、あとは水を吸って大きくなるだけという感じで、水分があればビックリするほど早く成長しますね(simo)

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2019年09月01日 " コムラサキシメジ"  
 ---
 和歌山のAsさんよりメールをいただきました
足ならしに近くの里山に行ってきました。竹林を覗くとコムラサキシメジと遭遇。秋の気配を感じる。 
  
 
 ムツノウラベニタケ…図鑑では落ち葉の間に発生とあるが、フワフワのコケの間から発生していた。傘の同心円状のひびわれが特徴。
  * ハリガネオチバタケ…ひだ枚数は15枚。

 
ニセアシベニイグチ…管孔は黄色で切断すると極端に薄い。青変性あり。」(キャプションもAsさん)
 ---  
随分発生種類が増えているんですね。賑やかで楽しい季節の到来ですね。コムラサキの色合いが素晴らしく上品な感じです。こういうのを見ると身体がうずうずしますね(simo.)
コムラサキシメジ
ムツノウラベニタケ ムツノウラベニタケ
アカキツネガサ ウスキモミウラモドキ
シロオニタケ ハリガネオチバタケ
ハリガネオチバタケ ベニイグチ
 ミドリニガイグチ    ニセアシベニイグチ

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 2019年09月01日  " 昨日の生駒、東・西 "  
 ---  東大阪市のYmさんよりメールをいただきました
皆さんのメール、写真がどんどん増えてきました楽しいですね。 Sinさんの幻想的な写真おもしろいです、望遠マクロの効果抜群。
 私も昨日雨に降られるまで生駒市と東大阪市をうろうろしていました。
 徐々に種類が増えてきて写真撮るのが大変ですね、Takさん。
 生駒もそろそろでしょうかかわいい子供たちです、名前分からないのもありますお許し下さい。
 1 子供ではないですが先日のカエンタケ、なんと!枯れ枝が直撃、,飛ばされていました、で並んでいただきました
 2 初めて見たような、ただここはシロテングタケのシロ、彼らかもしれません
 3 成菌に見えますが傘径5cmほどのイグチ
 4~5 今やぼろぼろのアカマツ林今年も子供たちがたくさんのベニイグチ
 6 豆粒位のダイダイガサ暗い中のスポットライト、頑張ってます
 7 この日も貴重なテングタケSP、カバイロツルタケに見えますが・・
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そこではテングタケも姿を見せてくれている。やっと、菌根菌も勢ぞろいしてくれそうですね。シロテングタケは頬ずりしてあげたいほど可愛い。ベニイグチも存在感があっていいですね(simo.)
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2019年09月01日 "民俗公園"  
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 奈良市のTakさんよりメールをいただきました
「 
昨日は午前中矢田丘陵を散策しました。Sさんと同じく大粒の雨に追われてしまいました。。」(キャプションもTakさん)
 --- これだけ不安定なお天気だと予報も難しそうです。昨日は、出かける前に、三つほど天気予報を見てすべて全然違う状況、どれを信じていいのか悩みました。
 快晴でキノコゼロより、少々濡れてもキノコがあればハッピーなのがキノコ屋ですけど。
 テングさんやベニタケは休憩中?私の歩いた二上山もそうでした。ハラタケの仲間はしっかり季節感があっていますね。
 
アシボソニガイグチ ウスキモミウラモドキ
エリマキツチグリ ザラエノハラタケ
ブドウニガイグチ ベニイグチ
 ミドリニガイグチ   ヤシャイグチ 

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