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きのこ観察会、個人的な散策で出逢った
四季折々の花、きのこ・・・写真と雑文です
さらに、メーリングリストでいただいた仲間のメールの一部を転載しています



2019年01月30日 "きのこ学放浪記の話"
 
 --- 奈良市にお住いのDemさんよりメールをいただきました。
 
 「 「きのこ学放浪記」の著者・四手井淑子さんのことを先日ちょっと書いた。 その本が書棚の何処かに在るはずだが、雑多に詰め込んだ書棚をシラミつぶしに探すのは大変である。 だが、本が増える程に書棚を増やしたので、30年ほど前の本はこの辺りだろう……と見当を付けて探したら簡単に見つかった。 この本の裏表紙に「1993,3,29,」、それを手に入れた日付を書き込んでおり、26年前のことである。この本は1993,2,25,第一刷発行とあるので、出版されてからすぐに買っており、その当時から私はきのこへの関心が高かったのだろうと思う。
 26年振りに、この本を読み返してみると、全てを忘れているので新鮮に読めるし、大変に面白い。もう亡くなられたご主人の四手井綱英さんは京都大学の教授だが、奥さんの淑子さんは主婦業以外に何も知らない素人ながら、キノコに興味を持て研究を始めた希有のアマチュアである。
 この本の中に出て来るキノコ研究について…… 亡き浜田先生が「専門家は堕落するが、アマチュアは向上するばかりだ」との言葉を励みに努力を続けた話や「この学問はアマチュアに負うことが多い」を胸に頑張ったこと。またホウライタケの権威である米国のロルフ・シンガーと初めて出合った時、博士は「アマチュアも専門家も全く同じです」との言葉に勇気づけられたことなどを語っている。
 この本は著者のキノコ研究の歩みを書いたものだが、その中にキノコとは無関係な面白い話を沢山混ぜ込んでいて、表題どおり放浪記という随筆でもある。その中の一部分を以下に紹介したい……
 夫は科学には文学性を極力排除すべき、などと言っているが、その乱雑、無神経な物言いが日常、私を刺激する。 私の料理に対し「割りにうまいな」と、いつでも言う。私には「割りに」が耳障りだ。「割りに、ってなぜつけるの。割り引かなくてもいいでしょう」
 「比率をとれば平均より良い数値がでてるって褒めてるんじゃないか」 割りには口癖だから、不用意に出たにすぎないだろうに、彼はこうなるとそれを糊塗し、合理化させようと躍起になって、知恵を絞る。
「へ理屈っていうの、それを。見かけによらず下手と思っていたのに、っていうつもりだったんでしょうが。ただの割りに、は割引よ」
「そんな理屈あるか。誰かにきいてごらん」
「こんなばんばかしい喧嘩、聞かされません」
「喧嘩とちがうよ、文学的論争だ」
「何が文学的論争よ、文学的思考をするなっていうくせに。うまいな、って単純に言えば誰でも満足するの。余分をくっつけるから気が悪くなるのよ」
「どうして割りに、で気を悪くするのか分からん」
「分からん腐り頭なら黙ってたらいいの」
「俺が腐りあたまなら」……夫は言いかけてふたつ折れで笑いだし「お前はかび頭じゃ」とやっと言い切った。
私はここまで読んで一人で笑い転げた……その笑いがなかなか止まらない。 カビとキノコは親戚らしいので「カビ頭」と言うご主人の言葉に間違いは無さそうだ。」

--- 凄いな!私も読んだことのある本ですが、どこにあるのか?見習わないとダメですね。何とか探して再度読みたい本です。いつも良い刺激をいただきありがとうございます。写真は会員さんの写真を缶バッジにしたもの。(simo)。

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2019年01月26日   南河内の散歩道 梅が綺麗
 
奈良県との県堺の金剛山、大和葛城山は白く、頂上は雪雲に覆われ、低地でもときおり雪の舞う寒い一日。南河内の散歩道。予想以上に梅の花が綺麗に咲き始めている。歩けば身体が温まり上着を脱ぎたくなるほどになる。
 自分の知識では、紅梅、白梅としか区別できないが、プレートがありそれぞれの品種名が分かると一層親しみがわく。ありがたいことです。コケの間に小さな傘が二本だけ。ケコガサタケ属のきのこ。

緋梅 南高
冬至梅 ケコガサタケ属

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2019年01月25日 "真冬のキノコ"
 
 --- 奈良市にお住いのDemさんより
          メールをいただきました。
 
 「 昨日、会社の構内で草刈りをしていたらキノコが目に入った。  枯れ草と一緒に、うっかり刈り取ってしまうところだったが……奈良きのこの会の末席に名を連ねる私としては、小さなキノコ一個でも無視できない。 それを残して、周囲の草を刈り取り、翌日の今日は自宅からカメラを持参した。 皆さんにお見せするには心苦しいのだが、証拠写真ですから添付します。
  5年程前に、生け垣のベニカナメモチを切り倒した株に1個だけ生えていましたが、たぶん昨年や一昨年は群生していたのでは?と思えばチョッピリ惜しい気分になります。同じ様な経験は、もう30年ほども前に自宅の庭のモクゲを切り倒した株に沢山のエノキタケが生えたことがあります。 
奈良では珍しい雪の中にキノコの株が浮き上がる様子を面白く思いましたが、当時は私の知らないキノコだったので食べなかった。その翌年も大きな株が成長したので、この時は恐る恐る試験的に食べてみて、大丈夫であることを確認してから美味しく食べました。
  この経験から「冬でもキノコが生えるのだ!」と知りました……それまでは「キノコは秋」と思っていた。それから数年後、今から25年ほども前に四手井淑子著「きのこ学放浪記」を読んでキノコへの興味が一段と強くなりました。そして、この本を読んで得た私の最大の知識は「キノコは一年中生えている」と言うことでした。
  その本の中で、もう一つ記憶しているのは……著者が寒風の吹く京都市内のバス停で、街路樹のアオギリに生えているエノキタケを見つけて、美味しく食べた話です。山国育ちの私は「キノコは秋の山の中」が常識だったのですが、真冬の大都会で茸狩りをする風景を想像するだけで大変な驚きでした。
  その当時に比較すると現在の私はキノコを観察して楽しむ事ができます……これも会の皆さんの御指導のお陰だと感謝しております。」
--- その黒い脚は、市販の白いモヤシを見慣れた人には同じエノキタケとは思えないですね。いつも楽しいお話ありがとうございます。(simo)。

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2019年01月25日 "真冬のキノコ"
 
 --- 橿原市にお住いのMatさんより
          メールをいただきました。
 

 「橿原近鉄百貨店の食材売り場で普段スーパーで見かけないきのこを発見しました。
たもぎ茸、山茶茸、柳松茸、山伏茸。
どれもおひとつ100円でした。
まさかこんな所で憧れの山伏茸に出会えるとは…
たもぎ以外は初めて見るものばかりでした。
週末の新年会で頂きます(*^^)。」

--- この季節。デパートの売り場のほうがたくさんのキノコに出逢えますね。生駒のデパートでも、写真のもの以外でハタケシメジ、トキイロヒラタケ、ハナビラタケなどが並んでいたことがあります(simo)。

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2019年01月23日 "先週の生駒"
 
 --- 東大阪市にお住いのYmさんより
          メールをいただきました。
 
 「 先週土日、乾いたお山へそれぞれ半日うろうろしてきました。
  冬の常連たちがきれい、可愛いそしてダイナミックな姿を見せてくれました。
 加えて常連センボンクヌギタケも目を覚ましていましたが小さくてパスしました。」
--- エノキタケ、ナメコ、ヒラタケと素晴らしい面々の姿を見せていただき大満足です。ありがとうございます。(simo)。

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2019年01月21日 "冬のきのこ"
 
 --- 大阪市にお住いのMorさんよりメールをいただきました。
 
 「 エノキタケの小さな幼菌が出ていました。もっと雨が降らないと乾燥してしまいそうです。 (1,2)
カイヅカイブキの切り株にはヒメカバイロタケモドキが群生しています(3,4)。
--- キノコの少ない季節。貴重なキノコの写真ありがとうございます。しっかりとした雨が欲しいですね(simo)。
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2019年01月19日   マンサクが咲き始めている
 
 穏やかな陽射しで随分と暖かい。久しぶりに明日香界隈へ出かける。
 明日は大寒だが、もうマンサクの花がほころび始めている。雨が少ない中でも、切り株を見るとセンボンクヌギタケが身を寄せ合ってたくさん生えている。小さなシイタケも顔をのぞかせている。春が待ち遠しい。。


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2019年01月12日

"ヒラタケがいっぱいありました"

 --- 奈良市にお住いのKnさんよりメールをいただきました。
 
 
--- お便りありがとうございます。 雨上がりのきのこは水分が多く水臭いですが、写真のキノコは濃厚な味のしそうないいキノコですね。 羨ましい。どこでみつけたのでしょう?(simo)。

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2019年01月12日  POPなキノコ展
 
 さすがに寒の最中。曇り空で一層寒い。インドアで楽しめるきのこ展へ(大阪の鶴見緑地の「咲くやこの花館」で開催中)。
 "きのこリウム"(=キノコをガラス容器で育てるテラリウムであり、作品でもある)を初めて見ましたが、素晴らしい。コケときのこが生き生きとして魅力的な世界。これにはウットリとします(この展示は14日まで)。初日であり大阪自然史博物館の佐久間学芸員のお話も。何度きいても新しい発見があり勉強になります。グッズ、書籍等の販売もある。光るキノコ=ヤコウタケが見たかったが、うまく生育しなかったのかな?
 温室では青いケシの仲間のメコノプシスなどたくさんの花が楽しませてくれます。


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2019年01月05日 "今年もよろしくお願いします"
 
 --- 奈良市にお住いのTakさんよりメールをいただきました。
 
 「 明けましておめでとうございます。
 元旦は除夜の鐘を聞きつつ東大寺、春日大社と長蛇の列に並んでお参りしてきました。今年もたくさんのキノコに出会えますように☆
 今日は初散策でふれあいの森を歩いてきました。去年の大風被害の倒木は処理されていていたのですが、それヒラタケの出る木だったのです~トホホ。」(キャプションもTakさん)

--- おめでとうございます。たくさんのキノコに逢わせていただきありがとうございます。今年も、キノコとの素晴らしい出逢いがあればいいですね。(simo)。
東大寺 アラゲコベニチャワンタケ
エノキタケ エノキタケ
エノキタケ ニガクリタケ
コガネニカワタケ 変形菌ヌカホコリ

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2019年01月03日 "今年もよろしくお願いいたします"
 
 --- 奈良市にお住いのInさんよりメールをいただきました。
 
 「 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。三が日は良い天気に恵まれました。素敵な年になりますように願っています。今日は初歩きで天理の龍王山に行ってきました。戦国時代前期に栄えた龍王山城があります。栃木から正月休みを利用して奈良県の山城を見に来たと若い女性がひとり。頼もしさに感激しました。自然林も少しはあるのですが、きのこの姿はなし。カラカラになったヒラタケとクヌギの根元に一円玉ぐらいのチビがひとつでした。我が家のホダキに狂いでたシイタケが愛しいです。」
--- おめでとうございます。早速のお便りありとうございます。ヒラタケは天然乾燥品で、いたみがなければ水で戻して食べれるのでは?シイタケの山の乾燥品はもどして食べますので。シイタケは四季折々思わぬタイミングで生えますね。クヌギの根際の子は何だか?MLの添付画像は縮小してから添付してくださいね。風邪で休養中です。早く治してキノコに逢いたいのすが(simo)。

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2019年01月02日
 
 小学生のYsさんより、、素敵な年賀状をいただきましたので紹介します
 

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2019年01月01日
 
 あけましておめでとうございます  ことしもよろしくおねがいいたします 
  
  外に出ると二上山の日の出。家の近所で電線だらけですがありがたい感じがします。
  庭のロウバイがいい香りを漂わせてくれています。氏神様の誉田八幡宮、近くの道明寺天満宮の絵馬も、ほのぼのとしていい雰囲気です。

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