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 2018 (5) 5月
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きのこ観察会、個人的な散策で出逢った
四季折々の花、きのこ・・・写真と雑文です
さらに、メーリングリストでいただいた仲間のメールの一部を転載しています



2018年05月26日 街路樹できのこ狩
 近くのハナショウブ園を見に行くが、今年は何故か成績が良くない。品種名は不明ですが白いハナショウブが印象的でした。 散歩道では街路樹でよく見られるヤマギマツタケを見つける。都会の街路樹でよく見かける美味しいキノコです。早速、今夜の食卓へ直行。
 その他、散歩道では臭い奴らが登場(キツネノタイマツ、ツマミタケ、サンコタケ)。五月蠅=ウルサイですから、臭いものに群がる蠅などが活躍する季節。これらのキノコは独特の臭いで蠅などを集め胞子を拡散してもらうようです。写真を撮るのに近づくと悪臭がにムッとすることも。
 臭くはないけど変なスタイルの霊芝(レイシ)も。縁起の良いキノコとされ、漢方で利用されているようです。その他、ナカグロモリノカサが賑やか。サケツバタケは食べごろのものが蹴散らかされ粉々に。
白いハナショウブ ヤナギマツタケ 幼菌 
胞子は被膜で守られている
ヤナギマツタケ
胞子が成熟し 被膜が剥がれている
サンコタケ
キツネノタイマツ ツマミタケ
マンネンタケ ナカグロモリノカサ
ナカグロモリノカサ ナカグロモリノカサ

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 2018年05月26日  "ベトナムのキノコ"
 --- 生駒市のChiさんよりメールをいただきました
 「
 こんにちは、Chi@ホーチミンです。
今日は、ホテルで仕事していたのですが、部屋の掃除が入ったので昼食兼ねてホテルの周りを散歩してきました。ハマユウの植栽の中に白い物が、公園とか行けばもう少し見つかるのでしょうが ホテルで仕事が待っているので、昼食食べて戻ってきました。
 Inさん、最近はこんなホテルに泊まっています。宿泊客は全て日本人、回りは日本食だらけホテルの周りは海外をあまり感じません。昼食は、観光客向けの麺屋です。」(キャプションもChiさん)

 --- お便りありがと宇ございます。本場のオオシロカラカサタケですね。日本では南方系のキノコと形容されますからね。二番目の子はハラタケの仲間の幼菌のスタイルかも?今日私が見たナカグロモリノカサの幼菌にも似てます。ストリートは言われないとベトナムとは思いませんね。(simo)。
オオシロハラタケ ヒトヨタケの仲間?
今日の昼食 町中の植栽の中に


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 2018年05月26日
 "春日奥山を歩く"
 --- 奈良市のTakさんよりメールをいただきました
 「
 久しぶりに春日奥山を歩いてきました。近年ここを歩いている外国の人に出会います。 巨木にカメラを向けているのを見ると、それなりに気に入っているのかなと。 我々の興味はキノコだけですけど。
(キャプションもTakさん)
 
← スギアミタケ

 
---
 
東大阪市のYmさんより
春日情報ありがとうございます、気になってました。 矢田丘陵もよろしく、親分がホーチミンでして。
 --- ウスタケカッコいい!そのコースも歩かないとダメですね。もうすぐ、クモタケも出てきそう。冬虫夏草もいい姿ですね。アリンコの冬虫夏草はマルミアリタケかも。そういえば矢田丘陵だよりもいいね(simo)。
ウラベニガサ 季節外れのウスタケ
冬虫夏草アリタケの仲間 掘りだした冬虫夏草

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2018年05月23日  "アシボソチチタケ"
 --- 和歌山のAsさんよりメールをいただきました
 「 
先日の観察会でカンゾウタケに出会い、もしや家の近くにもあるのでは?と散策する。あるにはあったが新鮮ではない。しかし、発見の喜びは大きい。
1、2 アシボソチチタケ…初夏のきのこなのに、今頃発生。傘の模様は独特。
3 カンゾウタケ…2-3個所にて発見。バター炒めにしてもらい、有難くいただく。
4 ダイダイガサ…「あなたも出てきましたか」と我、つぶやく。小さくてかわいい。
5 ニセヒメチチタケ…ひだに傷をつけた瞬間、乳があふれ出た。
6 フウセンタケの仲間…柄の基部はフウセンタケそのものだ。ニセマンジュウガサ?
7 マツオウジ…凛として黄金の傘をもつ姿が美しい。
7 エダナシツノホコリ(原生粘菌)…枝別れしない円柱状のツノホコリ。

 --- 待ってました。しばらくAsさんの写真を見て居なかったので。Asさんらしい写真いいです。(simo)
(simo)。
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”チチタケの戦略 ”
(奈良市のお住いのDemさんからのお便りです)
 「季節に似合わず風邪を引いて昨日から寝床の中で過ごしていましたが、寝床の中も飽きてノコノコ這い出し、パソコンを開くとAsさんのメールが入っていました。
いつも思うのですが、Asさんの写真には「丁寧さ」を感じます。 また色々な角度から撮影して、そのキノコの特徴をえぐり出してもらえるので初心者には分かり易いですね。
 そして文章も簡潔に表現されており、スカッ!と頭に入ると同時に、そこにはポエムを感じます。
 今日の写真を見ていて……チチタケの乳液は何の役目を果たしているのだろう?と疑問がわきました。傷を補修する為か? 傷付ける相手を撃退する物質を含んでいるのか? 或いは、その乳液の中に胞子があって、傷付ける虫や鼠に付着して胞子を広く拡散する戦略なのか?
誰かご存じの方が居られたら教えて下さい。」
 ---紙の上に傘を伏せておくと胞子が落下して胞子紋を取ることができます。傷がなくとも胞子の拡散は可能です。(simo.)
”東大阪市にお住いのYmさんからは”
「またまた楽しいお話ありがとうございます。
Asさんの写真、必ず複数枚角度や距離を変えて撮られておりこれぞ観察写真でしょう。
 で、チチタケの乳液の役目、書いてあるのはほとんどないと思いますが私の本棚に一つ見つかりました。
それはきのこが虫などにより傷ついたときにその傷を保護ためのものと言われているそうです、時間がたつとチーズのように固まるため。
出村さんの最初の考察です、確かに乾いてくるとべたべたして簡単に落ちないですね。
 余談ですがこれはおもしろいので覚えていたのですが、乳液にはゴムの成分が含まれており先の大戦でドイツが軍事物資としてのゴムの生産を研究していたそうです。
残念ながら質が悪く実用不可で挫折したそうです。なおこの項は”山海堂 自然観察図鑑 きのこ狩りの極意書”からの受け売りです。」
---植物由来のゴムにアレルギー反応を起こす人でも、キノコ由来のものにはアレルギー反応を起こさないとの話を聞いたことがあります
。(simo.)

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2018年05月21日
 "ヤナギマツタケ"
 --- 大阪市のMorさんより
        メールをいただきました


 「 
今年も近所の街路樹のトウカエデからヤナギマツタケが出ました。
 雨のあと数日経ったためでしょうか、傘が少しひび割れています。
 
大きい傘は直径10cm弱ですがまだヒダは膜に覆われていました。
 2006年に初めて見つけてから同じ木に毎年発生しているので、今年で13年目です。


 ---
 街路樹でそんなに永く出ているなんてすごい。
 ずっと前の話ですが、神戸では街路樹や公園でヤナギマツタケが出た木は枯れて事故になる恐れがあるとしてすぐ切られると聞いたことがあります。
 確かにトウカエデにはよく出ていますね。ポプラの木にもよく出ていましたが、最近は見かけなくなりましたが。
 マツタケとは全然仲間ではないのに「旨い」からマツタケになったんでしょうね。
(simo)。

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2018年05月19日 アジサイの咲くころ
 凄 目覚めるほどの凄い雨の音。アジサイたちが俄然元気を出している。
 庭のガクアジサイが開花。白い装飾花も綺麗だが、中心で小さな花をたくさん咲かせているのが真花。この花が咲くのが開花というようです。散歩道ではアザミの紫がいい感じ。大きな道沿いで見られるアメリカオニアザミに比べ随分上品な感じ。
林床でみるフタリシズカは何故か花穂が二本のものより三本のものが多いけど。
 錦織公園の一角でナラ枯れ対策のカシノナガキクイムシ捕獲トラップを付けておられた。管理の必要もあり現人員と予算では山全体は無理だけど、限られたエリアだけでも守りたいとボランティアで作業中でした。大阪北部の山田池公園や深北緑地では効果を発揮しナラ枯れが終息しつつあるので錦織公園で頑張っておられるそうです。ありがたいことです。
 わけのわからないオジサンが「自然に手をつけるな」、「枯れるものは枯れるのが自然だと」言いがかりを付けていました。人間の手の入っていない自然などなく、人間が手を付けた以上、適切に手をかけ続けるのが筋ですがこのオジサンには理解できないようです。
ガクアジサイ ガクアジサイ 真花
アザミ フタリシズカ
ナラ枯れ対策の
カシノナガキクイムシ捕獲トラップ
アクニオイタケ
マツオウジ ナガエノチャワンタケ
ニオイコベニタケ ツバナシフミズキタケ
クスノキ樹皮のニクコウヤクタケ ニクコウヤクタケの巨大な胞子

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2018年05月16日  "生駒もようやく"
 ---  東大阪市のYmさんよりメールをいただきました
 「 
カンゾウタケがちらほらと現れました。 この異常な気候のなか彼らの発生は予測不可能? ちょっとオーバーでしょうか。
 1〜3 カンゾウタケ 出始めの小さいのはほかにもいくつか
 4 ? チャワンタケの仲間なのかキクラゲの仲間なのか、肉厚でうらが白いです
 5 変形菌マメホコリ 何か所かで見られました
 6 これは何でしょう、見つけたときは冬虫夏草の子実体の部分と思ったのですがよく見ると違うようです
   ひょっとしてマメホコリかなと思ってます、径3〜4o 撮影はこれが限界、拡大してみてください、不気味ですぞ
 --- いつも貴重な情報ありがとございます。私も下見に行ってみようかなと思って居ました。赤い子たち可愛い。土曜日が雨のようでプニョップニョとした子たち、クヌギタケの仲間なども見ることができそうで楽しみです。もっとも当日は降らないで欲しいけど(simo)。
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2018年05月12日 南河内の散歩道
 凄いスピードで花の季節が進む。散歩道を歩くとスイカズラの花が芳香を漂わせている。ユリノキの花も綺麗だ。高木で花はずっと高い位置にあるが、運よく手を伸ばして撮れる位置に咲いていてくれた。
 変な格好の黒っぽいキノコはオオゴムタケで食用。皮をむいてゆでてカンテンのように食べればいいといいますが写真を撮って終わりとなっている。おいしそうに見えるキノコは、ツバナシフミズキタケで今は中枢神経系の毒を含むとされている。フミズキタケが5月に生えては早すぎるようだが、これも温暖化の影響か?
 黒っぽい群生キノコはワライタケの仲間か?どの図鑑をみても似ているものが探せない。勉強不足か?
スイカズラ ユリノキの花
オオゴムタケ オオゴムタケ
ツバナシフミヅキタケ ツバナシフミヅキタケ
ツバナシフミヅキタケ ワライタケの仲間?
ワライタケの仲間? ワライタケの仲間? 胞子

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 2018年05月11日
 
"山菜採り"
 --- 奈良市のDemさんよりメールをいただきました
 「 
私の故郷の山・蒜山高原へ山菜採りに行ってきました。 標高600m〜800m辺りの山は未だ緑が浅く、奈良の4月中旬の景色です。
 この季節はちょうどワラビの最盛期で、太くて長い立派なワラビが沢山採れました。自然の恵みを少しずつ頂く山菜採りは実に楽しいもので、ワラビ以外にゼンマイ、香りの良い山の蕗も採りました。また谷筋に入るとワサビもあったが、既に花が咲いていて、タイミングを逸しており、これは諦めました。
 谷川の近くにはウワバミソウの群落がありましたが、成長途上なので、太めの物を少しだけ採りました。その他にウドやシシウド、それとミツバ、ギボウシ(ウルイ)なども採れました。
  最後に大量に採ったのがイタドリです。地上に伸び出した太い芽の群落に出合ったので鎌で刈り取り、車のトランクへ詰め込みました。この春の錦織公園の観察会で、土佐出身のKimさんの奥さまに聞いた「イタドリの塩漬け」に興味を持ち、イタドリをねらっていました。幸いに沢山採れたので、イタドリの塩蔵に挑戦してみます。
  草を刈り払いながら谷筋を登りましたが、その鎌の先にヒョイッと現れる小さなキノコに目が止まり、数枚の写真を撮りました。私には、それらを同定する能力はありませんが、小さなキノコ達が大自然の中でヒッソリ生き続けている姿を見ると「頑張れよ!」と声を掛けてやりたくなります。 」
 --- おいしそうな山菜の名が並んでいるのを見ると羨ましくなります。キノコの同定は難しいですね。枝についているキノコは裏側がハチの巣状の孔が並んでいるのでは?ハチノスタケかも。「可愛いな」で終わるキノコもいいじゃないですか?細い脚のキノコはクヌギタケの仲間だと思いますが、どの図鑑を見てもやはり難しいです。図鑑に出ていないとしか思われないクヌギタケの仲間もかなりありそうですし。それでも雨上がりにこの子たちを見ると思わず見とれます。(simo)

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2018年05月09日
  草イチゴのころ
 奈良へ出かけたついで、橿原方面で雨上がりの森へ立ち寄る。
 草イチゴの赤い実がたくさん見える。随分といつもの年より早い。口に含むと上品な甘みと懐かしさで得した気分になる。
 キクラゲが随分と元気だ。少し色の濃いアラゲキクラゲと違い、透明感があり、プニョプニョとした独特の食感でいい。
 シロキクラゲも綺麗な姿で思わずカメラを向けたくなる。
 連休明けからの低温のためか、雨上がりにしては若干キノコが少ない?例年通りの気温に戻ると一気に増えそう。
 それでも、カワリハツ、ハイイロイタチタケがキノコらしい姿を見せてくれ寄り道した甲斐があった。
キクラゲ キクラゲ
シロキクラゲ カワリハツ
ハイイロイタチタケ ハイイロイタチタケ

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 2018年05月08日
 
"雨上がりの森はタマキクラゲでいっぱい"
 --- 奈良市のTakさんよりメールをいただきました
 「 雨上がりの午前中、北生駒を歩いてきました。森の中はアラゲキクラゲ、シロキクラゲ、タマキクラゲでにぎやかでした。
 赤いカンゾウタケには会えませんでしたが、マツオウジには会えました。 」
(← タマキクラゲ  キャプションもTakさん)

 --- どのキノコも雨の恵みで瑞々しくいいですね。名前の分からない小さな可愛いキノコがどっさりと見られる季節の到来ですね。見るのは大好きですが、「これ何?」といわれるとつらいなア。何とか無理してでも、瑞々しい子たちと逢いに行きたいです(simo)
マツオウジ アラゲキクラゲ
ウラスジチャワンタケ シロキクラゲ
クロハナビラニカワタケ? フサヒメホウキタケ

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2018年05月04日 "カンゾウタケ"
 --- 大阪市のMorさんよりメールをいただきました
 「 カンゾウタケを求めて北河内のシイ林を歩きました。あちこちの巨樹の根元を探すと見つかりました。まだ出始めのようで指先ほどの大きさの幼菌もあります。
 他には、もう傷んでいるようでしたがナラ枯れのコナラの材から出ているシイタケを初めて見ました。小さなニセヒメチチタケも顔を出していて、ヒダを傷つけると乳液を出します。
 写真のヒイロベニヒダタケは黄色く写っていますが、実際はもう少し赤みがありました。 」(キャプションもMorさん)
 --- 新鮮で綺麗なカンゾウタケは、見事ですね。ベニヒダタケもいい感じですね。ナラ枯れの枯死木ではあまりいい出会いがあった記憶がないのですが、これからはまじめに見ないとダメかな(simo)
カンゾウタケ カンゾウタケ
カンゾウタケ シイタケ
ウラスジチャワンタケ ヌメリガサの仲間
ニセヒメチチタケ ヒイロベニヒダタケ

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2018年05月02日
 "少しづつ増えてきました"
 ---  東大阪市のYmさんよりメールをいただきました
 「 
今日は雨予報だったので昨日またまた生駒へ。
 ← オオゴムタケ かわいい三つ子
 1、2 マツオウジ なかなか大きくならない、一日数ミリ単位、何とか見られるように、急斜面この日も滑落未遂
 3 フジイロチャワンタケモドキ 以前よく見たところで久しぶりに、出ていたよりは見つけることができた?
 4 ナラタケ 小太りナラタケ、他の華奢なものよりは早いのですが今年は特に早い、もう老菌の域
 Simoさんの奈良のべろべろを見て期待していたのですがだめでした、が以前マンネンタケが出ていた生木にその幼菌と思われるのが現れました。
 --- ゴムタケの幼菌もいいですね。今日の雨もまた新たなキノコを呼んでくれそう(simo)。
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 2018 (5) 5月
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