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Part10 2016 (11) 11月
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四季折々の花、きのこ・・・写真と雑文です
さらに、メーリングリストでいただいた仲間のメールの一部を転載しています



 2016年11月27日 "ジャガイモタケ"
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 和歌山にお住いのAsさんよりメールをいただきました
 
「 再度、里山を歩いていたら、ジャガイモタケを発見。はじめて見る個体。感動ものです。径3.5cm, 横幅6cm.
 おそるおそる切断してみると、鈍白色から青紫色に変色。 検鏡すると胞子の形がおもしろい。球形で表面に柱状突起に覆われている。このジャガイモタケはイグチの仲間から進化したものらしい。なかでもキッコウアワタケと近縁のようだ。」(キャプションもAsさん)
 
--- いつも素晴らしいお便りありがとうございます。しっかりと歩かれているのですね。見習わないと。エノキタケの赤ちゃんたちも可愛いです。(simo.)。
ジャガイモタケ ジャガイモタケ切断面
ジャガイモタケ 胞子 エノキタケ幼菌
ダイダイガサ チシオタケ
ハタケシメジ ムササビタケ

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 2016年11月26日 南河内の散歩道
 
 Ymさんの写真の刺激的なこと。私も探しに行こうと張り切るが、うまくいかない。紅葉の紅葉も木によりかなり差がある。目についたのは空中浮揚中の黄色く色づいたモミジの葉。イヌビワの葉も黄色に染まってきている。モミジバフウの葉も黄色、赤に染まり散り始めている。
 キノコは地味で少ない。カメラを向けたのは、ハチノスタケ、ヒメカンムリタケ、ツチグリ。

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 2016年11月24日 "ナメコ"
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 東大阪市にお住いのYmさんよりメールをいただきました
 
「 去年simoさん発見のナメコ、今年も同じあの細い倒木に出ていました。
数えていませんが10固体程度だったと思います、去年よりぐんと減りましたがまだ出てくるかもしれません。
 ・またやびっくりのマツオウジ、前回より最遅記録更新、旬の時期より表情がシンプル、ちょっと寂しそう、昨日からの寒さは計算違い?
 ・相変わらず元気なヌメリツバタケ、幼菌から老菌までワイワイやってました。
 ・ニオイアシナガタケ、マニュアルフォーカスでやっと成功。
 ・そしてセンボンクヌギタケの幼菌、寒さに強い寿命の長いきのこ、これから化粧が始まります。
突然冬がやってきました、体調には十分ご注意ください。 」
 
---ありがとうございます。こたつの中で、こんなに可愛い子らに逢えるのですから。ナメコはあの細い落ち枝ですから、今年はダメかと諦めていたのに。たくましい子ですね。マツオウジもいいですね。ナラ枯れの立木が好きなヌメリツバタケも綺麗。寒さにめげないセンボンクヌギタケも賑やかで魅力的。うらやましいのをたくさん見せてくれますね(simo.)。

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 2016年11月21日   " 晩秋のきのこ"
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 泉州にお住いのSugさんよりメールをいただきました
 
「 この間、抜かれて割られてるクロカワが落ちてた。まあまあのサイズのやつが。クロカワ見たの3~4年ぶり。
探しに行って見たら、ええの有りました。1mm位の小さいキノコ?にクロカワ、ドクツルタケがなぜか結構生えてる、カラキシメジかな?シモコシかキシメジか未だに判らない。
 マツタケモドキも久しぶりに見た。食感はちょっとマツタケに似てるので、作っておいたマツタケご飯の素に水増ししたら、ちょっとゴージャスに。でも、火を通すと黒くなるので見栄えが悪い、あんまり噛み締めると違う味がするので、ささっと食べると判らない。 」
 
--- 写真に松場が映り込む松林があるなんて羨ましい。私の散歩道では松は殆ど枯れてしまっている。マツオウジが生える松の倒木さえ少ないです。クロカワなんて最高級品ですね(simo.)。

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 2016年11月21日   " クロラッパタケ&ハダイロガサ"
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 東大阪市にお住いのYmさんよりメールをいただきました
 
「 過去三回ほど見ていながら満足な形でなかったクロラッパタケ、その群生に会いました。
魔女の帽子を逆さにしたような形、フランス名”死のトランペット”まさにぴったりです。
本体が地上との保護色になってなかなかうまく撮れません。
 そしてハダイロガサ(乙女の花笠) 毎年紅葉のこの時期にきれいな姿を現します。
この子たちは平地に出ているとほとんどひだが撮れないのですがこの時は幸い斜面に出ていました。
晩秋から冬、暗い森を明るくしてくれます。 」
 
--- 死のトランペットって、、、すごい名前ですが香りが良くヨーロッパでは人気のあるキノコなんですね。煮込み料理にいいようですね。ハダイロガサも虫がつかず、肉がかたく締まっていて味が良いとあります。どちらも食べたことはないですが、たまには食べてみよう(simo.)。

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 2016年11月20日 久しぶりに京都の紅葉を楽しむ そしてキノコ?
 
 昨日、「京の庭園と京町屋でお箸で食べるフレンチ」とのタイトルに誘われ、カミさんのお供でツアーに同行。嵐山界隈の紅葉を楽しむ。。京都の観光客は半端ではない。道路も渋滞。
 山懸有朋の別荘の無鄰菴に着く頃には、日が暮れ庭園も薄暗がりでは、、、。
 駆け足であり、すごい人でじっくりと見ることはできないが、手入れの行き届いた庭では小さな可愛いキノコがいくつか顔を見せてくれた。 松の落ち葉の散る辺りではヌメリイグチ。そのほかオトメノカサ?、ハダイロガサ、ヒメダイダイガサなどのヌメリガサの仲間が多い。たくさん並ぶのはムササビタケ?でしょうか。
大河内山荘 紅葉 大河内山荘より比叡山
宝厳院の紅葉 宝厳院の紅葉
京町屋でお箸で食べるフレンチ ヌメリツバタケ 大河内山荘
オトメノカサ 大河内山荘 ハダイロガサ 大河内山荘
ヒメダイダイタケ 大河内山荘 ムササビタケ・ 大河内山荘

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 2016年11月19日   " コウバイタケ"
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 和歌山にお住いのAsさんよりメールをいただきました
 
「 先日、里山を散策してきました。竹やぶに意外なきのこがでていました。
 コウバイタケとアカヤマタケ属の一種。コウバイタケの白い柄が美しい。アカヤマタケ属の一種についてはアカヤマタケ属のどのものか同定がむずかしい。
 ヒラタケは一部持ち帰り、たきこみごはんにしてくれました。 」(キャプションもAsさん)
 --- 東大阪市にお住いのYmさんがメールをくださいました。「そちらの方はきれいなのが出ていていいですね、私の行く生駒の方は今ナラタケやクリタケ、ヌメリツバタケ程度です。
小型菌をしっかり探せばあるのでしょうね。 杉林にハイイロシメジが出始めました。
 
--- コウバイタケの美しい姿には小さいながら見とれてしまいますね。黄色いミトンも可愛い。ヒラタケは白コブ大丈夫だったのですね(simo.)。
アカヤマタケ属一種- コウバイタケ
シワタケ幼菌 ヒメカンムリタケ
ナラタケ ヒラタケ
ホコリタケ ムラサキゴムタケ

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 2016年11月18日 紅葉に見とれていて 足もとのキノコは見えず??
 
 紅葉に誘われ、そわそわと彼方此方を歩くがキノコは少ない 。生駒同様に、イノシシがムラサキシメジのシロをかき乱しているのか?以前はビッシリとムラサキシメジ、ハイイロシメ ジが見られたところでも見当たらない。公園など倒木の掃除をし過ぎのところもあり、私の歩きよう、探しようが悪いせいもあり、この季節の楽しみのエノキタケが見当たらない。
 昨年に比べると紅葉が美しいの内容で大阪市立大学理学部附属植物園であり参加させていただく。 会場玄関先ではナラ枯れのコナラが痛々しい。少し時間があり会場の庭を歩くと、ナラタケが出ている。その近くにはホコリタケがたくさん並んでいる。
 さて、研究会。京都御苑、下鴨神社をはじめとする神社仏閣のナラ枯れ対策で大きな成果を上げておられる小林 秀先生のお話は実践的でとても面白く聞かせていただく。東大の先生方のお話も初めてお聞きする話題もあり興味深く聞かせていただいた。
 小林先生は、ケースに300万匹のカシノナガキクイムシを持参し、カシナガトラップの設置と説明をしてくださった。体感的には奈良のナラ枯れの方が大阪よりはるかに酷いと思ってい たが統計では大阪の三分の一。その辺りのカラクリまで聞けるとは。また、気さくな方で、穿孔生存木の重要性、生き残った木にカシナガが攻撃しに来てもタンニンなどにより死んでしまうというお話も立ち話でお聞きました。
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*第1部 研究会(13:00〜15:30)
開会挨拶 植物園長 飯野盛利
「カシノナガキクイムシの生態とナラ枯れ防除」
  小林正秀さん(京都府森林技術センター)
「東京大学生態水文学研究所にみる森林の変遷」
  田中延亮さん・佐藤貴紀さん
      (東京大学生態水文学研究所)
各地からの報告
質疑応答とまとめ
*第2部 見学会(15:50〜17:00)
植物園内の状況紹介
「カシナガトラップのデモンストレーション」

☆ 紅葉に誘われ そわそわと
     
見事な銀杏並木 羽曳野市  和歌山県 かつらぎ町 串柿の里
和歌山県 かつらぎ町 串柿の里 奈良県 葛城古道 高鴨神社の紅葉
南河内 延命寺の紅葉
 ☆ それでも見つけた?目に入ったキノコ    
ナラタケ 交野市 ホコリタケ 交野市
ヒメダイダイタケ 河内長野市 オトメノカサ 奈良 高鴨神社
 ☆ ナラ枯れ研究会    
玄関先のナラ枯れのコナラ 研究会 会場
300万匹のカシノナガキクイムシ カシナガトラップ

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 2016年11月14日 
  " 晩秋の奥駈道 "

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 奈良市にお住いのTakさんよりメールをいただきました
 
 生駒臨時の会ではお世話になりました。ありがとうございました。
  たくさんのナラタケ、素敵なクリタケにも会えて楽しかったです。
 ヌメリツバタケとスギエダタケはお味噌汁の具にしました。つるりと美味しくいただきました。
 ナラタケは卵とじとチヂミにしていただきました。秋の贈り物に感謝です。
  添付した写真は作成中のナラタケ入りチヂミです。 」
 --- お便りありがとうございます。おいでくださり賑やかで楽しかったです。おいしそう。(simo.)。

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 2016年11月14日
  " 晩秋の奥駈道 "

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 奈良市にお住いのInさんよりメールをいただきました
 
 12-13日(土日)が絶好の日和となるとのことで、私が所属する南奥駈道の山岳団体・新宮山彦ぐるーぷの行仙小屋に泊まって晩秋の一日を楽しんできました。標高1000~1400mの山が連なる修験道修行の道です。山は晩秋の憂いを込め、枯れ葉と残り紅葉のコントラストが日に映えて、間もなく迎える厳冬のたたずまいをしていました。きのこは殆ど見あたらず干しシイタケの様になったツキヨタケ、寒風に寄り添うようなホコリタケ、クリタケでしょうか半分干からびそうになっていました。鎖場が続き、ピークで眺める景色は最高でした。この日の歩行は約29000歩15㌔約8時間の歩行でした。
 帰りに大変なことに遭遇。林道から山頂近くの国道に出ると沢山の登山者が国道を歩いている。「何かトラブルですか」と聞くとバスが途中のトンネルが高さ制限で通過出来ないので手前で待機しているとのこと。私は大型バスの方向転換は途中で出来ないので村で待機でしょう、里までは5-6+㌔あるから暗くなりますよと、二名添乗している山岳ガイドの一名と体力の弱っている人3名を乗せて里まで急行。案の定村の入り口でハザードを点けて大型のデラックスバスが待機していた。酷道・425号線(しにごうせん)をなめとんのかと腹が立ってきたが25名の登山者をほっとく訳にいかず。四人定員の軽四に5名が乗り何度も往復しました。
 山でのトラブルはお互いさんだからと謝礼を断り良い気持ちでR169を走行中、今度は池原ダムのバス釣り船牽引車と乗用車が正面衝突の直後現場へ出くわした。乗用車は前部大破、牽引車も大破で道路に散乱。幸い人身事故はなく、乗用車のおばさん二名がシートベルトをしていて良かったと言っていた。それぞれの運転手が警察とJAFに連絡していたので、おばさんに警察は吉野からJAFは熊野市からくるから2時間は掛かるよ。日曜日だしね。温かくしてないと風邪ひくよといってその場を離れました。
 それまでスピードを出していたマイカーのスピードが急に遅くなりました。どこでトラブルに巻き込まれるか分かりませんね。お互いに気を付けましょう。 」
 --- ご苦労様です。さすがにタフですね。それだけ良いことをしたら、これから良いことが続きますね(simo.)。
     

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 2016年11月13日 生駒山麓 番外では
  
先週も生駒山を歩いたのですが、逢いたかったクリタケ、スギエダタケに出逢えず消化不良。リベンジの番外。急なお誘いですが7人で歩きました。
 生駒山麓も紅葉が美しくなり始めています。林床のヤツデの花が目を引きます。
 当てにしていなかったナラタケの群生。モエギタケの素晴らしい緑、ナラ枯れの立木にヌメリツバタケ、スッポンタケも色んな姿で出て居る。透明感のあるシロキクラゲ、スギエダタケ、そしてチシオタケも相変らず素敵です。さらにシロツチガキ、シイタケも。生駒山はいつ訪ねてもそれなりに出迎えてくれます。
 お目当てのクリタケも随分遅ればせながら育ち始めている。しかし、株は随分とやせ細り今年が見納めかも知れません。
紅葉もようやく始まる 林床のヤツデの花も綺麗
ナラタケ ナラタケ
モエギタケ ヌメリツバタケ
ヌメリツバタケ シロキクラゲ
スギエダタケ チシオタケ
チシオタケ シロツチガキ
シイタケ クリタケ
     
 クリタケ   クリタケ 
   
 粘菌 マメホコリ   キチャホウライタケ 
   
 キチャホウライタケ  胞子   キチャホウライタケ  担子器 

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 2016年11月12日
  " 阿蘇久住のキノコ"

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熊本にお住いのHarさんよりメールをいただきました
 
「 阿蘇久住も地震の影響を受けていて、1枚目の写真の通称「リャピュタの道」と呼ばれる雲海を見るポイントも道が道がガタガタで、この先は崖崩れで通行止です。キノコ採りのポイントも道がガタガタで、道路脇の草も伸び放題ですが負けずにキノコ採りに行ってきました。 収穫は、ムキタケが2kg、クリタケが2kg、チャナメが1kg、ハタケシメジが少々。久しぶりの大漁です。
写真は、フチドリツエタケ、ハタケシメジ、チャナメツムタケ、ムキタケ、クリタケ、立ち木のクリタケです。 」(←阿蘇カルデラの雲海)

 --- すごい! 相変らずハンターですね!それにしても、うらやましい(simo.)。

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 2016年11月05日 南河内の散歩道 この晴天続きでは
 雲のない晴天続き。先日家の近くで見つけたヤマギマツタケは陽射しと、風を受けい小さなままひび割れ状態。この乾燥状態できのこはあまり期待できないが南河内の散歩道を少し歩いてみる。
 来週初めにはもう立冬。なるほどフユイチゴが美しくなる季節だ。のどが乾き二粒ほど頬張ると旨い。できるだけ日陰の水分を含んだところを探すと蝋細工のような可愛いアキヤマタケ、トガリベニヤマタケが何とか姿をとどめて居る。
 中毒例の多いカキシメジが相変らず元気だ。もう少しまずそうな姿をしていればいいのに確かに美味そうな姿をしている。その後オシロイシメジ、ササタケが被写体になってくれる。
 
 小さなままでヒビ割れた ヤナギマツタケ   フユイチゴ 
アキヤマタケ アキヤマタケ
トガリベニヤマタケ カキシメジ
オシロイシメジ ササタケ
ササタケ 胞子 ササタケ 担子器

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 2016年11月05日 " 残念"
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奈良市にお住いのInさんよりメールをいただきました(10/31)
 
 Sugさん、カノシタの味覚を興味深く拝読しました。
 3-4日と天気が良いので十津川村の天上山と丸尾山というマニアしか行かない山に行ってきました。里山には必ずと言ってよい程赤松の林があり、縦走してきて赤松の林が出ると里に近づいたことが分かります。
 松林の山道に不自然な山テープがあったので、マツタケのシロかと思い探してみたがありませんでした。そんな時、里からマツタケを採りに来たとおじいさんが一人。突然に現れたのでビックリ。その直前にイノシシの親子が目前を横切ったので“熊か!”と身構えたが相手もビックリ。その後うち解けて一緒に山頂まで。山頂でしばしの休憩を共にして話し聞きました。マツタケは自分だけのシロがあって、誰にも話さない、採取も一人で来る。3年前に滑落して頭を打ち小脳をやられて、その後視覚のピントが合わなくなったと言っていた。「お互いに気を付けような」と言って別れました。
 一人で下山途中に、大きなミズナラの木を取り巻くように“マイタケの残骸”がある。写真のようなものが6-7株ありました。10日ほど遅かったなあ、全部採れたらザックに入らないだろなあと思いつつ下山しました。またまた残念な思いでした。 」
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気持の良い景色を見せていただきありがとうございます。マイタケが健在なら見事でしょうね(simo.)。

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 2016年11月05日 " カノシタ"
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泉州にお住いのSugさんよりメールをいただきました(11/4)
 
「  山にいったら、ちょっと前に話題に有ったカノシタが有った。
 だいぶ前に食べて美味しかった覚えが有る。せっかくなので食べてみる事に。取りあえず、軽く下茹でしたら、なんかさわやか~なきのこらしからぬ良い香りが。
 プチオムレツにしたら、食感も良くて美味しかったですよ。このきのこ、持って帰るまでにボロボロになるんですよね~。」
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 確かに茹でる前はボソボソ。茹でると歯ごたえがあり食感がいいですね(simo.)。

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 2016年11月01日 "大普賢岳のきのこ"
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奈良市にお住いのInさんよりメールをいただきました(10/31)
 
 昨日好天に恵まれて、上北山村の和佐又山から大普賢岳のマニアックなルートを歩いてきました。
9時半に和佐又ヒュッテの駐車場に到着すると、もの凄い数の車が駐車しており、あちこちでパーティが準備運動をしていました。
  こんな人数で大普賢岳に登ったら危ないやろなあと思いつつ、巨大なブナの木があるマニアックなルートに入りました。もう、ここは別世界。誰も来ることのない別天地です。
  この美味そうなのはヌメリスギタケモドキでしょうか? 小さいのが沢山生えていましたが、殆どが水不足で干しシイタケみたいにカラカラになり、ピカピカに光っていました。雨が降ったら復活して大きくなるのでしょうね。きのこって不思議ですね。
時期外れのツキヨタケがブヨブヨになって醜態を晒していました。グレバの詰まったつるつる頭のホコリタケが菌輪を描くように生えていた。ブナの大木を取り巻くように毎年顔をだすトンビマイタケは真っ黒な残骸だけが残っていました。紅葉が進んできているが、紅葉時期の日照不足で鮮やかさに欠く今年の紅葉です。
ノンビリとキャンプを楽しんでいるのが印象的でした。」(→コツブタケ)
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下界i住む人間には見るtことのできない別世界を見せていただきありがたいことです。
 ところで、ヌメリスギタケとヌメリスギタケモドキの違いは柄の表面にある鱗片が粘性があるかどうかが見分ける」ポイントです。この写真で粘性はわかりませんね。

 
「日本のきのこ」ではヌメリスギタケ傘径8-12cm、モドキ5-12cm、「北陸のきのこ図鑑」では、ヌメリスギタケ4-8cm、モドキ3-16cm。どちらが正しいのか?「日本のきのこ」ではモドキは広葉樹(ヤナギ、プラタナスなど)の枯幹に発生。、「北陸のきのこ図鑑」では、ヌメリスギタケは落葉広葉樹特にブナの枯幹や倒木上、モドキは広葉樹立木、倒木上特にヤナギ類に多いとなっています(simo.)。



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