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Part10 2016 (1) 1月
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きのこ観察会、個人的な散策で出逢った
四季折々の花、きのこ・・・写真と雑文です
さらに、メーリングリストでいただいた仲間のメールの一部を転載しています



2016年01月30日 多治速比売神社
 堺市の多治速比売神社(たじはやひめじんじゃ)=荒山宮(こうぜんのみや)へ。
 和泉国大鳥郡の延喜式内社二十四座のひとつで西暦530年頃の創建という。古い神社で御祭神の多治速比売命(たじはやひめのみこと)が気になるが、どういう人物なのかの説明がありません。
 ネットでみ見ると大和武尊の妃となった弟橘媛のこととする人もいますが・・・。
 境内に祭られている福石が印象的です。仲の良いお百姓夫婦に退治された貧乏神が、この石に変身したという伝承がある。
 ニュータウンの中に残された神社の周りの荒山公園には梅がたくさん植えれら暖冬で咲き始めた早咲きの梅は見頃になっている。
 久しぶりにしっかりと雨が降り倒木にはキクラゲの赤ちゃんが顔を出している
(→福石)福石神にまつわる昔話が面白い↓
http://tajihayahime.com/fukuishi.html
月の桂 浮牡丹
キクラゲの赤ちゃん

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2016年01月28日 " タイムスリップ  "
--- 東大阪市にお住いのYmさんがメールをくださいました 
 「 この三週間余り雨らしき雨もなく、きのこ探しはあきらめて、かねてより気になっていたことをはじめました。 ’98から約10年、APSのフィルムカメラで撮っていた写真を一度ゆっくりと見てみたいと思っていました。
 ・・・ 少しは”へー”とか”ほー”とかいっているのですがほとんどは”なんじゃこれは”で自分に腹を立てています。幼稚な知識と道具で撮った写真はひどいもので、きのこは小さい、構図は無茶苦茶、やたらとフラッシュを使う等々情けない限りです。(もったいない,きのこに申し訳ない気分です)
 ・・・  今日カラカラの生駒、例会コースを含め少し歩いてきました.やはり静かでしたがひとつタンポタケを見つけました。 先日Oさんに見せてもらって意識していましたがラッキーでした。デジカメで撮ったのは初めてと思います。」
 --- 記録的な寒さも去り暖かい日が続きそうですね。やっと明日・明後日雨が降ってくれそうでそれに期待しています。これだけ日照りが続くと歩く気力が失せますから。暖冬のためでしょうか?随分早いタンポタケですね。面白いいい写真ですね(simo)。

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2016年01月24日 記録的な寒波の日 南河内の散歩道
 記録的な低温で凍り付くような寒さの中、南河内の散歩道を歩く。
 丘陵を歩くと枯れ野に風に揺れるコウヤボウキの冬景色が美しい。ふと見ると林床ではセリバオウレンの花がもう咲き始めている。例年に比べると半月以上早い、寒さの中でも春の足音が感じられる。
 さすがにキノコは少ないが乾燥したクロハナビラニカワタケ、コナラの立木の樹皮を破るクロコバンタケが目についた。
       コウヤボウキ
高野山で茎を束ね箒の材料として使用したことに由来するとも言われ、万葉集の大伴家持の歌(巻20−4493)にも詠まれた。「始春(はつはる)の初子(はつね)の今日の玉箒(たまばはき)手にとるからに ゆらぐ玉の緒」
セリバオウレン
薬草として利用される
クロハナビラニカワタケ クロコバンタケ

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2016年01月17日 やはり歩かないと・・・
 暖冬といわれてきたが、明後日から急に冷え込むようです。明日香方面を歩くと真っ先に咲くマンサクがほころび始めている。寒い中でも春を感じさせてくれる。
 例年この時期に姿を見せてくれるセンボンクヌギタケの生える明日香の丘陵を探すと雨もないのに見ごろの子が姿を見せてくれている。
 更に、先日探しても見当たらなかった、サル年にふさわしい猿の腰掛の代表選手=コフキサルコシカケも登場。以前ならそれでよかったが、コフキサルノコシカケは二種を含み、近畿の低地のものはオオミノコフキタケと思った方が良いようです。
 北方系で東北や低地では標高の高いところに生えるのがコフキサルノコシカケで、それ以外はオオミノコフキタケのようです。発生場所のほか、
断面の管孔と肉質部分(傘の部分)の境界に黒い線の有無(コフキサルのコシカケには有る)などが見分けるポイントとなるようですが、もっとも確かなのは、胞子サイズでオオミノコフキタケは胞子が大きく、8..5〜10(12)×5〜7.5μmで、コフキサルコシカケは6〜8.5(9)×4.5〜6μmです。検鏡するとオオミノコフキタケのサイズです。

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2016年01月16日 こう雨がないと・・・
 大阪の12月26日から1月15日までの降水量は1.5mm。これでは身体のほとんどが水分のキノコが生えている状況が想像できず、つい横着してしまいます。
 家の近くの道明寺天満宮へでかける。ムクロジの巨樹が青空に美しい。果肉はサポニンを含み洗剤として使われ、その種は羽根つきの羽根の黒い玉に利用されたというが昔々の話。片岡仁左衛門の「菅原伝授手習鑑上演成功祈願」献木(平成14年1月29日)の梅の木も咲き始めている。境内でみた冬枯れのボダイジュの実が印象的だ。
 家に帰り、ふと庭の片隅を見るとフキノトウが出て居る。早速春の香りを天ぷらでいただく。

無患子(ムクロジ)の巨樹 果肉はサポニンを含み
洗剤として使われ、その種は羽根つきの羽根の黒い玉に
利用されたという 昔々の話
片岡仁左衛門の「菅原伝授手習鑑上演成功祈願」献木
菩提樹の冬枯れの実 シナノキ科のボダイジュ。
釈迦が悟りを開いたのは、クワ科で熱帯樹の「インド菩提樹」の下。
シューベルトの歌曲『菩提樹』はセイヨウシナノキ。
庭のフキノトウ 
夕食 天ぷらにして春の香りをいただく

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2016年01月09日 早すぎる春
 このところ、やっと平年並みの気温だというが陽射しがあると随分暖かく感じる。それに、これまでの異常な暖冬で花は春と勘違いしているようだ。
 琵琶湖の寒咲花菜もいくら寒咲きとはいえ、例年に比べ随分早く見ごろを迎えている。
南河内の梅も異常に早く咲き始めている。
 雨がしばらくないのでキノコはさすがに・・・。そうそう申年といえばサルノコシカケ。残念ながらサルノコシカケというきのこはなく、広葉樹でよく見られるコフキサルノコシカケでもとおもい探すが意外と見つからない。山桜の切り株に見つけたものはツガサルノコシカケ。針葉樹でよく見られることになっているが、桜でも見られるようです。
 こうなるともう一つくらいはと、ツバキの樹下を探しツバキキンカクチャワンタケを見つける。木編に春で椿だから、春のアイドルキノコなのでしょうか?
琵琶湖岸の寒咲花菜 早くも見ごろ 
琵琶湖岸の寒咲花菜 早くも見ごろ  鹿児島紅 南河内
八重唐梅 南河内 ユリノキ(tulip tree) 実 南河内
ツガサルノコシカケ ツバキキンカクチャワンタケ

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2016年01月01日 あけましておめでとうございます
 新年おめでとうございます。皆様にとって今年が良い年になることを祈っています。キノコ好きの方が素晴らしいキノコたちとのたくさんの出逢いがあるといいですね。
 穏やかな陽光に誘われ少し明日香・橿原方面を散策。しばらく雨がなく期待して居なかったがそれでもエノキタケ、ハダイロガサがお出迎え。
京都 猿丸神社にて  
災いは「サル」年、素敵な「御猿」(ゴエン)がありますように!
     
羽曳野市 誉田八幡宮にて  
     
 橿原神宮 大絵馬    冬晴 ユリノキ 香久山山麓
     
今年の初きのこ エノキタケ 今年の初きのこ ハダイロガサ



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