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Part10 2016 (4) 4月
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きのこ観察会、個人的な散策で出逢った
四季折々の花、きのこ・・・写真と雑文です
さらに、メーリングリストでいただいた仲間のメールの一部を転載しています



2016年04月29日 生駒界隈の散歩道では
 
先日の観察会の折に蕾が気になったイチヤクソウ属がそろそろ咲いているかと生駒方面を歩く。残念今日もまだ蕾。また逢いに行ってやらないと。Ymさんの秘蔵っ子のカンゾウタケ、マツオウジには出逢えず。
 Ymさんおっしゃる通りナラ枯れの立木にヌメリツバタケが出ているが茶色く変色し、純白のイメージとは程遠い。その代り誰かが植えたのか?オダマキの花がたくさん咲いている。
 雨に反応したタマキクラゲ、キクラゲが目立つ。シロキクラゲ、クロハナビラタケも瑞々しく美しい。カラムラサキハツが出始めている。先日のクロコタマゴテングタケといい夏キノコのスターテングタケ、ベニタケの仲間が活躍擦る季節が始まりますね。最後に見たキノコが縁起のいい末広茸。いいね!
イチヤクソウ属
花が見たい
オダマキ
シロキクラゲ クロハナビラニカワタケ
カラムラサキハツ スエヒロタケ

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2016年04月27日  "誕生"
--- 東大阪にお住いのYmさんよりメールをいただきました

「 雨が来るまで昼前から生駒奈良側を散歩してきました。
最近気温が夏日を記録したりしているのでひょっとしたらと思ってはいたのですが見事目的の二大スターに会えました。
 カンゾウタケ 他にも一ヵ所、これより少し成長
 マツオウジ 去年(5月)と同じところ、当然かなりおちびさん
 ナラ枯れのコナラにヌメリツバタケが出始めました、さてどうなるでしょう。
 --- さすがですね。初夏の風物詩ですね。やはりナラ枯れ後のヌメリツバタケ出てますか?あの純白の美女?の姿も見たいです。イチヤクソウ属のその後も気になります・・・(simo)。

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2016年04月25日
 "こんなところにアミガサ・・が"

--- 東大阪にお住いのYmさんよりメールをいただきました

「 昨日は久しぶりに生駒大阪側の公園へ、時節柄多くのハイカーで賑わっていました。
 新芽のグリーンに囲まれいい気分でしたがきのこ達はまだ準備中のようで少ないですね。  
 1 ウラベニガサ あまり撮らないのですがモデルと楓の新芽が良かったのでパチリ
 
 2 ザラエノヒトヨタケ すっかりそってしまってチャイナランタン、ひだの縁取りがいいです
 3 アミガサタケ この日のメイン、一昨日の例会と同じ種でしょうか、前日の雨でやはり頭が重い?
 とにかく初めてのところで意外な環境にびっくり、ここは秋の紅葉スポット、周囲は競って高く伸びた楓ばかり、しっかり探せば桜が見つかるかも
 --- どのキノコもいい表情で素敵です。明日は最高気温27度とか。いよいよ夏のキノコが姿を見せてくれそうです。生駒名物の可愛いマツオウジにも逢えそうですね(simo)。

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2016年04月18日
 "いつものハルシメジ2品"

--- 大阪の泉州にお住いのSugさんよりメールをいただきました

「今年はきのこハズレ年なのか?も一つ出が良く無い様な・・・
 イノシシにあちこちシロを荒らされ、去年唯一マッタケの取れたシロもやられ、ニレのハルシメジのシロもガッツリ耕され、近くのアミガサタケのシロもやられて、先週、辛うじて数本ニレのハルシメジが出ていたが、その後出てる気配なし。
 桜のハルシメジも先に出る所はまだ出てないが、後から出る所はちらほら出ていた。
 桜の終わり頃に何時も一足遅い、オオザラミノシメジも見逃すまいと通ってたけど見れてない。」(写真のキャプションもSugさん) ニレ版ハルシメジ今年初出現?→
 --- 梅のハルシメジとはかなり顔つきが違いますね。ところで、イノシシの問題は深刻ですね。奈良のお水取りに使う長くまっすぐな真竹を納めている田辺の方が、もう無理ですとおっしゃっていました。イノシシが良いタケノコを食べ尽くし、残る真竹は生育の良くないもの曲がったものばかりだそうです。奈良公園のキノコが減ったのもイノシシの影響もかなりありますね。矢田丘陵のルリハツのシロもイノシシが耕耘してしまっていましたし・・・(simo)。
桜版ハルシメジ 桜版ハルシメジ

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2016年04月18日 "フクロシトネタケ"
--- 和歌山にお住いのAsさんよりメールをいただきました(4/17)

「2-3日前、きのこを探しに行きましたが、そこは全然見つからず。掲載のものは1週間前のものです。」(写真のキャプションもAsさん)
 --- いつも素晴らしい写真ありがとうございます。 賑やかになってきつつあります。雨もあり、気温も上がりそうですから、4月下旬には夏キノコが顔を見せてくれそうですね。(simo)。
オオセミタケ1…頭部の白い粉のようなものは胞子だと思われる オオセミタケ2…この前のものはストロマと寄主の間が
短ったのですが、今回のものは10cm位ありました
カレエダタケモドキ…コケの中に、10個体位ありました ヒメアジロガサモドキ…膜質のつばが美しい。つばより下は暗褐色

フクロシトネタケ…外見上はオオシトネタケと何ら変わりはない
フクロシトネタケ子嚢1
…子嚢という袋の中に8個の胞子が詰まっている
フクロシトネタケ子嚢2…子嚢の中の胞子の並び方に注目。
整然と並んでいるものもあれば、そうでないものもある
フクロシトネタケ胞子…両端にくちばし状の突起がある。
表面はいぼ状突起におおわれる。明らかにオオシトネタケの胞子とは異なる

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2016年04月17日 "今年は一つ??"
--- 東大阪市にお住いのYmさんよりメールをいただきました(3/31)
 「
先日ついでに寄ったとき梅園は下草刈りが始まっていました。
例会は10日程先だったので”出てきた彼らは見つけやすくていいや”なんて思っていたのですが駄目ですか。  PPV対策でしょうか、枚岡梅林はこのウィルスのため全ての梅の木が伐採されます。
  さて表題は生駒例会コースのアミガサタケ、昨年は二固体、そして今年は一固体しか発見できず。あの見事なのはどこへ行ったのでしょう、淋しいですね。
 --- 生駒山のハルシメジのシロはイノシシに掘り返されてしまいました。南河内のハルシメジのシロもイノシシに荒らされてしまいました。枚岡では梅の木が伐採されていますか?行動半径が狭くなると新たなシロを探すのも大変ですが。。。。南河内のイチョウの樹下のアミガサタケのシロも昨年、今年とも皆無です。チャアミガサタケも昨年、今年は見ていないです(simo)。

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2016年04月16日 南大阪の散歩道
 九州の地震は、当初の予測を超え広範囲に広がり大変な状況です。雨もたくさん降るようです。これ以上被害が広がらないことを祈るばかりです。つい先日、大宰府に住む息子を訪ね熊本黒川温泉、大分湯布院界隈を案内してしてもらったところです。
 庭のシランの花が見ごろを迎えつつあり、ご近所の庭、街路樹のハナミズキも見ごろです。散歩道でみた山吹、ツツジもとても魅力的です。
 ハルシメジの季節だなといつものシロへいそいそと出かける。、アラアラ、イノシシがハルシメジのシロを掘り起こしてしまっている。やっと二本だけ被写体になってくれる。ヒメコガサでしょうあか小さな傘が可愛い。ヒメカバイロタケ、ニセヒメチチタケも久しぶり。 怪しげなスタイルのウラスジチャワンタケも逢えるとうれしい。キノコの季節が着実に進んでいる。
庭のシラン 散歩道のヤマブキ
 ジョガーも気持ちよさそう
ツツジも綺麗です
  かろうじて見つけた ハルシメジ 
 ヒメコガサでしょうか   ヒマカバイロタケ 
ニセヒメチチタケ ウラスジチャワンタケ

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2016年04月07日 "オオシトネタケ"
--- 和歌山にお住いのAsさんよりメールをいただきました
 「
雨が降るごとに、きのこの種類が増えているように思われます。 最近、オオシトネタケの胞子を見られ大感激です。
 1 アクニオイタケ(灰汁臭茸)…灰汁の臭い?、解りつらい。ヨードホルムの臭い?
 2
ウラベニガサ 側シスチジア(メチュロイド)…独特の形状にうっとり。先端に鈎状突起あり。   
 3 ウラベニガサ …傘はシルバー、ひだはうっすらピンク。若い。   
 4 オオシトネタケ 子嚢 …円筒形の袋の中は8個の子嚢胞子で一杯。まさにオオシトネタケの胞子だ。
 5 オオシトネタケ 胞子…フクロシトネタケの胞子は楕円形の両端に嘴状の突起があるが、オオシトネタケの胞子は楕円形の両端に数本の刺状突起をもつ。
 6 オオシトネタケ …見かけ上はフクロシトネタケもオオシトネタケも同じで区分できない。また未熟なものでは胞子は確認できない。 7 オオセミタケ ストロマ…頭部の完全埋生型の子嚢殻の小さな孔口から糸状の胞子(2次胞子)を噴出する。
 8 オオセミタケ…寄主はアブラゼミの幼虫だろうか、この個体は頭部から発生し、ストロマにつながっている。
 
 --- 素晴らしいお便りありがとうございます。近畿も今日しっかり雨があり、この気温ですから、春のキノコを通り越して夏のキノコも顔を見せ始めてくれそうですね。Asさんの迫力ある写真楽しみです(simo)。
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2016年04月01日 南大阪の散歩道
 ソメイヨシノ、山桜、オオシマザクラが見ごろだがあいにくの曇天では映えない。レンゲソウも咲き始め、林床ではイカリソウが美しい。このところの高い気温でシャガも咲き始めている。先日の雨で目覚めたキノコもあるかと期待したが、今日も少ない。松の倒木上のアクニオイタケ、トガリアミガサタケを少し見ただけだ。
 道端では地味だがジゴクノカマノフタ(=キランソウ)が元気だ。キランソウ(金瘡小草、金襴草、「き」は紫の古語で「らん」は藍色の意味とも)、別名”ジゴクノカマノフタ=地獄の釜の蓋”=薬草として地獄へ行く釜にふたをするほどよく効くところから。イシャダオシ(医者倒し)、イシャゴロシ(医者殺し)とも呼ばれる。

レンゲソウ イカリソウ
シャガ ジゴクノカマノフタ=キランソウ
アクニオイタケ トガリアミガサタケ

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2016年04月01日 "春告茸"
--- 東大阪市にお住いのYmさんよりメールをいただきました(3/31)
 「
先日の今年初めての例会、多くの方の参加で楽しい一日でした。
いつものところでの観察でしたが今年は非常に少なかったですね。
  生駒では日当りのいいところはもう終わり、そうでないところはまだ可愛いのが出てきたりとおもしろいのですがやはり少ないように思えます。例年4月上旬まではお相手してくれていますので今年も大丈夫でしょう。
 20日に見たおちびさんたち、昨日見たときは意外と成長していないのに驚きました、水不足、朝晩の冷え(ここは400m位?)でしょうか。 その添付のトガリアミガサタケ、成菌というには若い、ヒトで言えば二十歳前後といったところでしょうか。細かいですが彼らの網目の形態にご注意ください、同じエリアで撮ったのですが少なくとも三種、確認できると思います。
 以前から気にはなっていたのですが同じトガリアミガサタケでいいのでしょうね。
 いよいよ4月、次のターゲットは”アミガサタケ”
 --- いい写真ですね。今年は不作であまり見ていないので、見ているだけでうれしくなります。コトガリアミガサタケ(5-12cm)、トガリアミガサタケ(8-15cm)、アシボソアミガサタケ(3.5-10cm)が混在している可能性がありますが、私は、横着なもので尖ったアミガサタケという感じで広義のトガリアミガサタケでいいのかなと・・・。研究される方は最低この三種を見分ける勉強をしてください(simo)。
     

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2016年04月01日 宇陀〜桜井方面の春  
 今日は雨。明日は持ち直しそうですが、週間予報をみていると雨が多いようでソメイヨシノは明日に出も見ておかないと、散ってしまうのでしょうか?
この季節、宇陀の森野旧薬園のカタクリが咲く。旬が過ぎないうちにと昨日出かける。何度見ても可愛い花です。万葉の頃は堅香子=カタカゴと言ったんですね。”もののふの 八十娘子らが 汲みまがふ 寺井の上の かたかごの花 ”(大伴家持 巻十九 4143) 。
 又兵衛桜には少し早すぎたようです。近くの天益寺に立ち寄る。ここの枝垂桜は樹齢約350年で、室生の大野寺の枝垂桜の母樹という。一昨日あたりから急に咲き始めたとのことで、見ごろを迎えつつある。帰路、桜井市の満願寺の八講桜(樹齢300年の枝垂桜)を見に行くと、ここでも見ごろだ。
 訪れる人は比較的少ないが、地元の方がしっかりと手入れなさっていて、素晴らしい巨樹を見せていただけます。奈良はどこものんびりとしていて、落ち着き、何となくふるさとにも似た安らぎを与えてくれます。いいですね。

宇陀の森の旧薬園 カタクリ 宇陀の森の旧薬園 カタクリ
宇陀の森の旧薬園 カタクリ 宇陀 天益寺 枝垂桜
桜井 八講桜 桜井 八講桜

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Part10 2016 (4) 4月
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