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Part10 2016 (3) 3月
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きのこ観察会、個人的な散策で出逢った
四季折々の花、きのこ・・・写真と雑文です
さらに、メーリングリストでいただいた仲間のメールの一部を転載しています



2016年03月20日 南河内の散歩道の春  
 庭の小さな鉢のボケの花が雨上がりの陽射しの中でとても魅力的だ。さっそく散歩道に出かけるとコブシがたくさん咲いている。トサミズキもユニークなスタイルの花がビッシリと付いている。見上げるとモミジの葉がたくさん開いている。小さく地味であまり話題に上らないが花も可愛くて魅力的です。林床ではショウジョウバカマが丁度見ごろだ。
 久しぶりに見かけるカラムラサキハツに春を感じる。ふと見るとメッキリ少なくなった松の腐朽の進んだ切り株で可愛いキノコがたくさん並んでいる。アクニオイタケだ。春の使者のトガリアミガサタケも姿を見せてくれるが、先週見た幼菌がちぎられている。もう少し大きく育つのを待って胞子を飛ばしてからにしてあげてほしいものです。

ボケの花 コブシも満開状態
トサミズキも花盛り モミジの新緑そして花
ショウジョウバカマも今が見ごろ カラムラサキハツ
アクニオイタケ
今日のトガリアミガサタケ  
今日のトガリアミガサタケ  

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2016年03月20日
 "滝坂の道を歩きました"

---奈良市にお住いのDemさんよりメールをいただきました
 「
こんにちは、奈良市のDemです。
 
我が家の玄関を飛び出して、数分も歩けば柳生街道の入り口に達します。 この道は春日原生林の谷川沿いに登る区間を「滝坂の道」と言い関西屈指のウオーキングコースでもあります。今日は低い雲に覆われてガスに曇る滝坂の道を歩いてきました。
  きのこ仲間の皆さんには申し訳ないのですが、私がこの道を歩いた目的はキノコではなくて、脚力強化のトレーニングです。私は今年の夏には満80才になりますが、それを記念して熊野古道の小辺路を歩く予定です。この道は高野山を出発して高山の尾根を登ったり、下ったり、70kmほどを歩いて熊野本宮大社へ至る山岳道です。これを歩き通すためには足腰をしっかり鍛え、余裕と自信を持たねばなりません。
  その訓練とは言え、足下にキノコが見えたら自動的に足が止まります。次にはカメラに手が伸びます。こんな楽しみを教えてもらったのは「奈良きのこの会」のおかげであり、感謝しながら楽しんでいます。
  また、野鳥にも関心があるので、その方面にも神経を配りながら歩きましたが、小雨気味のガスの中では彼らも元気が出ないのでしょう、実に静かな山の中でした。でも山の中腹辺りに差し掛かったときオオルリの短い二鳴きを聞きました、もう夏鳥がやって来たんですね。そしてキツツキのドラミングも久しぶりに聞き、懐かしい子供も時代の山を思い出しました。16,03,19, 
 
--- ご無沙汰しております。お元気さは見習わないとダメですネ。最近横着してあまり歩いていませんので。湿気の多いときのキノコは素敵です。キクラゲなど一番美しい姿です。ツバの見えるキノコはヒメアジロガサモドキかもしれません。背中で張り付いたようなキノコはなんでしょう?これだけあると気になりますね (simo)。

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2016年03月12日 南河内でもやっと アミガサタケ 
 20度を超える暖かさから一気に10度近くも気温の下がる寒の戻りはこたえる。それでも庭のサクランボの花が咲き、実生のアーモンドも咲き始めている。
 快晴の空のもと散歩道を歩くとミツマタも満開だ。林床ではショウジョウバカマの蕾がほころび始めている。先日の雨でコモウセンゴケも元気だ。
 Oさん、Sugさんのお便りに比べると随分奥手な南河内のアミガサタケ。毎年今年は出なくなったのかと心配させてくれるが、やっと顔を見せてくれた。やれやれとりあえず今年もお逢いできた。、苔の中には小さなクロチャワンタケも見えた。少しずつ、きのこの春がやってきている。
庭のサクランボ 我が家の庭 実生の鉢植えのアーモンドの花
ミツマタ ほころび始めた ショウジョウバカマ
コモウセンゴケ クロチャワンタケ
トガリアミガサタケ
トガリアミガサタケ

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2016年03月12日 "最近のきのこ"
---和歌山にお住いのAsさんよりメールをいただきました
 「
めっきり春らしくなってきましたが、まだまだ思うようなきのこに出会うことができません。 今日、アミガサタケを見にいきましたが、全くダメでした。
1 Ciborinia-gracilipes(キボリニア・グラキリペス)…和名なし、コブシの樹下に発生していました。 ツバキキンカクチャワンタケと比べると少し赤っぽく、透明感があるように思います。
2 
Stromatinia cryptomeriae(ストロマティニア・クリプトメリアエ)…スギ黒点枝枯病菌、スギの枯枝に発生していました。
3 
イタチナミハタケ裏…ひだが鋸歯で、ギザギザになっています。
4 シトネタケ属…オオシトネタケ?フクロシトネタケ? 検鏡しても胞子が見えず、現在、培養中。
5 
チヂレタケ裏…桜の枯枝に発生、一部、赤い所あり。
6 
ニクコウヤクタケ…生きたクスノキに発生。
7 ニクコウヤクタケ菌糸…魚の骨状菌糸。珍しい。

8 ニセニクハリタケ 裏…シナモンの甘い臭いがする。
 さすがです。きちんと足でかせいだ数々のキノコの写真。珍しいキノコたちを見ているとウキウキします。きのこの春ですね(simo)。

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2016年03月05日 さすがに啓蟄 南河内も春の訪れ 
 さすがに啓蟄。随分と暖かい。庭に出るとサンシュユがたくさん咲き始めている。ご近所の庭ではコブシの花が美しい。いつもにお散歩道では土筆が顔を出し、林床ではミヤマカタバミが咲き始め、セリバオウレンが咲き誇っている。春の植物が目を楽しませてくれる季節の到来。
 春を告げるアミガサタケの幼菌に出逢えるかと期待するが、カメラを向けたきのこはカバイロサカズキタケのみ。次の雨を待っているようです。
 サンシュユ   コブシ 
土筆も出始め 林床ではミヤマカタバミ
セリバオウレンは見頃 出始めたカバイロサカズキタケ

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