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Part10 2016 (10) 10月
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四季折々の花、きのこ・・・写真と雑文です
さらに、メーリングリストでいただいた仲間のメールの一部を転載しています



2016年10月30日  " 再びマツオウジ "
 --- 東大阪市にお住いのYmさんよりメールをいただきました
 
「昨日久しぶりに生駒へ、昼から出かけたので暗くならないうちにといつものコースを割愛しながら急いで歩いてきました。
 目につくのは相変わらず元気なハナビラニカワタケほかウスヒラタケ、ハタケシメジそしてイヌセンボンタケ(太い倒木に無数)にカエンタケとおなじみの連中たちでした。 ナラタケはすでに老菌の群生でした。
 そして最後にまたや念のためと寄ったところにこんなマツオウジが一株、ひょっとしてあの4つ子?間違いないようです。10月18日に撮って19日に見て頂きましたが、なんと10日余り健在ということです。ラッキーな環境だったのでしょう、写真は最初が18日の撮影です。
冷えてきました、カエンタケを見てほっこりしてください。」
 --- 緑の子や紫の子、ヌメリスギタケ・・・などなどがやがて出そうな季節ですよね(simo.)。

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 2016年10月29日 
 南河内の散歩道 昨日の木枯らし1号が嘘みたいな穏やかさ
 昨日の木枯らし1号が嘘みたいに穏やかな一日。確かに柿の葉も、カリンの実も色づき始めている。
 だが、キノコたちは夏の名残か?惚れ惚れとする美しいウスキテングタケ並び、南方系のダイダイガサも出ている。地味なキノコで中毒例の多いとされるカキシメジも相変らず目立つ。
ハツタケ、アカヤマタケ、そして久しぶりに出逢うハタケシメジなども出ていてそれなりに楽しませてくれた。
柿の葉も色づき始めている カリンの実も黄色くなってきている
惚れ惚れとする美しさが列をなす 木枯らし一号にメゲズ、南方系のダイダイガサが
 相変らず カキシメジの群れ  
     
カキシメジの行列 ハツタケ
巨大なアカヤマタケ高さ15cmは超える アカヤマタケ
ハタケシメジ シロトマヤタケ
独特の臭気 ニオイキシメジ ヒナツチガキ

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2016年10月29日  " 今日の日記 "
--- 奈良市にお住いのDemさんよりメールをいただきました
 
 私は毎週土曜日に大和高原の辺鄙な山間集落へ鮮魚を買いに行きます。 「エッ!鮮魚を?猪の肉では……?」と反問されそうですが、美味しい魚を買いに行くのです。南紀勝浦に住む魚屋夫婦は海岸で仕入れた魚を軽トラックに積み、4時間を掛けて大和高原までやって来て、午後の2時に開店します。午後6時に閉店して、再び4時間を掛けて勝浦へ帰っていきます。 この風変わりな商売をする魚屋の親爺は狐のような顔したヘソマガリです。  女将さんは親爺とは対象的にお多福そっくりの顔つきです。 この老夫婦は世間の常識に漏れず、相異なる相手を選んでいるから面白い。
 私はこの魚屋まで20km程を走りますが、途中で標高550m程の峠を越えます……車がヤットの山道です。 時には途中で車を止め、キノコ探しをします。今日も少しばかり寄り道をしました。
 9月終わり頃に比較するとキノコの数は大変に少なくなっていますが、それでもチョイチョイと在ります。 魚を買って帰って、近所の庭木にヒラタケを発見……これは今夜の食卓へ上りました。
  狐とお多福に魚の話を聞き、キノコ観察を楽しみ、鰺の塩焼きとアオリイカの刺身は美味い、それにヒラタケの味噌汁と私が作った大根の漬け物……幸せな食事でした。」(キャプションもDemさん→ハナビラニカワタケ)
  --- 今日、木枯らし一号が吹いたようですね。やっと晩秋キノコの季節がやってきそうです。御馳走に恵まれ最高ですね。うらやましいです(simo.)。
コムラサキシメジ テングタケ
ホコリタケ 近所の庭の植木から

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2016年10月27日  " アミタケの想い出 "
--- 奈良市にお住いのDemさんよりメールをいただきました
 
「 Asさんの写真、アミタケの群落は久し振りに見る懐かしい風景です。
 私のキノコの原点はアミタケにあり、このキノコには思い一入のものがあります。私が小学校1年生の時、それは昭和18年ですから、太平洋戦争で日本が追い込まれ始めた頃です。
 近所のオジサンがキノコ採りに連れて行ってやる、と言うので近くの草刈り山へ行きました。当時の農村では牛馬を飼育するのに広い採草地があって、その草原に所々数本の松が茂る場所があって、寝転がりたくなるほどにスッキリした松の下には、いろいろなキノコが生えていました。
 今から思うと、それらは大型のイグチ類やオウギタケなどですが、所々にアミタケの群落もありました。
ところがオジサンはそれらのキノコは眼中になく、時にヒョイと見つかる漏斗の形に似た茸ばかりを採りました。私もそれをすぐにおぼえて採るとオジサンは褒めてくれる、だから眼を皿にして探した。
 その漏斗型のキノコはハツタケですが、アミタケは美味くないから採らないと言った。
それから2年ほど経過して日本は戦争に負けました。世の中は大混乱に陥り、田舎で暮らしていても食糧不足は深刻な問題だった。都会では飢え死にする人も沢山出る時代だったが、山奥の生活は山菜やキノコなど食べられる物は何でも採取して食べました。
こんな時にアミタケの大群落を見逃すてはありません……村の人達は先を争って採った。
 私が育った岡山県の最北部の蒜山地方ではアミタケを”イクチ”と言い、いくらでもある、誰でも採れる、最低級の扱いをしていました。でも私はこのキノコの味噌汁が大好きだった……柔らかく、トロリとした食感は馬鹿にできなかった。
 こんな経験から私の知っていた食用茸はアミタケとハツタケのみでした。
今でもアミタケの味噌汁は私が大好きな料理なのです。
  --- 先日立ち寄った岐阜県の賤母の道の駅ではアミタケにイグチの札を付けて売っていました。アミタケの味噌汁は美味しいですね。先日少々持ち帰ったものでカミさんと味噌汁にして楽しみました。松林がほとんどなくなり生えて居るところが随分少なくなったのが淋しいです(simo.)。

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2016年10月27日  " アカヤマタケ "
--- 和歌山にお住いのAsさんよりメールをいただきました
 
「 里山を歩いてきました。松林をターゲットにハツタケ、アミタケが出ていたらいいのに…と思っていたら、アミタケの群生、虫にやられているのもありましたが、かなり採れました。
 その中で岩陰にアカヤマタケを1本見つけました。特に柄の淡黄色の透明感に感動しました。見つけた時は粘性で糸をひく位で柄等を触っていると黒く変色してきました。
 アミタケとアカヤマタケだけで私の心は大満足でした。」(キャプションもAsさん)
 
 --- アカヤマタケ綺麗です。スギエダタケを見ると晩秋の感じがします(simo.)。
アカヤマタケ
アミタケ
イタチナミハタケ
スギエダタケ

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2016年10月24日
 " 二匹目に大きなうなぎ "
 --- 奈良市にお住いのInさんよりメールをいただきました
 
「今日は久し振りに上天気。Demさんの写真に刺激されて、おこぼれでもないかと行ってきました。
 もの凄いのがありましたよ。8畳か10畳間ぐらいの広さにナラタケが足の踏み間もないほどの数。100の単位でないほどの数です。菌輪というものではなく密度がすごい。なにかブチ撒けた感じてす。こんなの見たの初めてでした。みるみるレジ袋がいっぱいになりました。
 おまけにヤナギマツタケも。 テングタケか? テングタケダマシかかなり大きなのもりました。
 二匹目に大きなうなぎが出た感じでした。」(→コツブタケ)
 --- 
 奈良市のDemさんより「乾さんも滝坂の道を歩かれましたか……頑張ると良いことがあるんですね。 「柳の下のドジョウ」と言いますが、Inさん流に「2匹目のウナギ」と言う方が実感がありますね。 私は昨日採取した一握りのナラタケで、今日の夕食は味噌汁を楽しみました。 レジ袋にこぼれる程の群落に出会ってみたいと思いますが、自分の力で見つけたことはありません。
 もう……5年ほども以前のことですが、Ymさんからメールで「○○の所にナラタケが沢山あったよ!」と教えてもらい、ご近所の人達を誘って採りに行ったことがあります。キノコの知識に乏しい私ですが、奈良きのきの会の会員と言うことで、近辺の皆さんから「きのこ博士」の称号を賜っています。博士の私が「これは美味しいキノコですよ」と言えば、皆さんは安心して食べてくれます。
でも中には他の皆さんが食べたことを確認してから「ではボチボチ……」と、用心深い人も居ます。どちらの生き方が得なんでしようねぇー……?」
 ---  東大阪市のYmさんより「お疲れ様でした。 Demさんに続け、私もそろそろ奈良へでかけます、雨が降るといいのに。 テングタケダマシ?ナラタケもすごいですが、コツブタケがきれいです、手で割ったのではなくナイフですっぱりやったのでしょう。 今年のきのこの秋は短かそうに思います、皆さんのメールお待ちしてます
 ---  
さすがに早い。ナラタケ凄い!ヤナギマツタケも高級品ですね。イボが尖っていますのでイボテングタケなんでしょうね(simo.)。

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2016年10月23日  " 今日の滝坂の道 "
 --- 奈良市にお住いのDemさんよりメールをいただきました
 
「我が家に近い「滝坂の道」を久し振りに歩いてみました。
 パァーッと見る程度ではキノコらしい物が見えなかったのですが、顕微鏡的眼で地面を見詰めると小さなキノコが見えてきます。
 汗を流して歩くほどにナラタケやヒトヨタケの大群、清楚なコムラサキシメジに出合い……やはり歩かないと駄目だな!とあたりまえのことを再確認しました。 
 ウスヒラタケやヒラタケも採取できて、今夜の食卓へのぼりました。 ナラタケとコムラサキシメジは明日の食卓です。
 山道を歩けばキノコに出合える楽しさ、写真を撮る難しさ、食べる誘惑……キノコは魅力いっぱいの友達ですね。」
 --- 
東大阪市のYmさんより「滝坂も賑やかになってきましたね、お元気でなによりです。"双頭のナラタケ"初めてです、イグチではよく見かけますが・・ (キャプションもDemさん。落し穴→)
 --- 
身近に素晴らしいコースがありいいですね。確かに落し穴ですね。英名はbird’s‐nest fungusというようです。トリの巣もいいですね。深窓の麗人は黄色い子でしょうか?模様は不思議な模様ですね(simo.)。
クロノボリリュウタケ
チシオタケ
 ナラタケ    ヒトヨタケ
深窓の麗人 模様

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 2016年10月23日 南河内の散歩道 極々少ない松の周りでは
  10月に入っても夏日が続き、秋はどこに行ったのかと思わせる日々だったがやっと秋。散歩道で松の周りを歩くと少しだけ秋のキノコが迎えてくれホッとする。南河内の昔のマツタケ山もほとんど松は枯れてしまい、公園でかろうじて生き残っている松も薬剤投与されたもの。
 若くて細いものは予防接種の札が貼られていない。若いうちは抵抗力があるのか? ほんの少し生き残っている若い松の周りを歩くと松とお友達のキノコがそれなりに目につく。ハツタケ、アミタケ、そしてそのお友達のオウギタケ、ヌメリイグチなどなど。
 昨年落ちたドングリを分解するのか、朽ち果てようとするドングリの付近ではドングリキンカクキンがたくさん見られる。
アミタケ 何故か?いつもアミタケと寄り添う綺麗なオウギタケ
ここでもアミタケとオウギタケは仲良し やはり仲良し
   
 ハツタケ 良い出汁がでます   ヌメリイグチ 
   
 溝の傍に咲いていた ミゾソバ
タニソバとは花だけでは区別は困難とのこと
  ツリガネニンジン 
   
 シロヤリタケ   カキシメジ 
     
 ドングリキンカクキン   ニオイキシメジ 臭い
   
 ズキンタケ    アカエノズキンタケ

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2016年10月23日  " ナラタケ "
 --- 東大阪市にお住いのYmさんよりメールをいただきました
 
「昨日やっとナラタケに・・・
少なくとも10日余りの遅れでしょうか、そういえばスッポンタケもまだタマゴ。当初地上生と思ってほかの何かを考えていました。まだ幼菌で傘の鱗片が顕著で、つばになる膜がきれいです。
  そしてこんなのが、枯葉に同化しバックも暗くつらい写真です。」
 --- え〜っ!さりげなく、撮っているのがマイタケとは。流石ですね。Ymさんのキノコ目。いつもビックリさせていただきます(simo.)。

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2016年10月21日  " これは "
 --- 奈良市にお住いのInさんよりメールをいただきました(10/17)
 
「昨日、大塔・十津川村境の“槍の尾の頭”と“七面山”へ行ってきました。1500mを超えると木々は色づき、1600mで紅葉真っ盛りです。
 殆ど冬山に近い情況でしたが、このきのこは「クロチチタケ」でしょうか?時間が無かったので、手にとって見る余裕がなかったのが残念です。触ればチチが出たかも知れません。」
 --- 一足早い紅葉綺麗です。うらやましい。クロチチタケ・・・写真は似てますね。クロチチダマシは良く見ますが、クロチチタケはじっくりと見た記憶がありません。やはり小さくても図鑑を持ち、その場で特徴を確認しないと自信がないです。乳液が米のとぎ汁状、赤変すること、傘のくぼみに小丘があることなど(simo.)。

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2016年10月19日  " マツオウジ "
 --- 東大阪市にお住いのYmさんよりメールをいただきました
 
「 昨日生駒市の公園の帰り、先日の例会のかわいい子たちが気になっていたので見てきました。
 前日の雨のおかげで成長が進み私の予想とはちょっと違っていました。4月から5月にかけての春型と違いおそらくこのあたりで成長はストップだと思います、もうひとつは老菌化して撮るのをやめました。
 そして四つ子の子供たち、下りの途中の回り込まないと見えない暗いところにひっそりと、思わず声を上げてしまいました。
 この日はハナビラニカワタケが落下したナラ枯れの太い枝にたくさん出ていました、これとは関係ないでしょうが今年はなぜかウスヒラタケをよく見かけます。ナラタケ、まだ見ておりません、毎年群生するところがあるのですがそこまでの道が厳しくかつ倒木にふさがれ先日トライしましたが駄目でした。
 大型、中型菌がほとんど見られません、さてどうなるのでしょう。
 --- またまた、可愛いマツオウジの四つ子の写真。刺激的です。今日で大阪の10月の夏日は14日目といいます。キノコたちはデリケートですから、気候にどう対応するのか悩んでいそうですね。さすがに朝の冷え込みは夏キノコにはつらそうですね(simo.)。

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2016年10月19日  " 二日で65,000歩 "
 --- 奈良市にお住いのInさんよりメールをいただきました(10/17)
 
「先週末に、また車中泊で十津川村・龍神境の山を三座歩いてきました。二日で65,000歩で急登りありで大変でしたが素晴らしい眺望が延々と続きました。
 添付のきのこはマツバハリタケでしょうか。沢山生えていたので、そうであれば食菌らしいので惜しいことをしました。」
 --- Sugさんからカノシタですよとご連絡いただきました。結構美味しいですね。それにしても立派なものがたくさんあったのですね(simo.)。

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2016年10月16日  " 少々の報告 "
 --- 奈良市にお住いのTakさんよりメールをいただきました
 
「 昨日の観察会はありがとうございました。
 マツオウジさんはかわいかったし、ウスヒラタケは美味しかったです。・・・
 simoさんに山に行っているのなら報告をということだったので、再び山添村に行ったので書いておきます。山はすっかり様変わりで地味なフウセンタケの仲間(全然種名はわかりません)でいっぱいでした。あんなに多かったタマゴタケも名残の1コを見たのみでした。
 まだまだ同定は自信がないのですが、ウラベニホテイシメジ?、コンイロイッポンシメジ?と不明のイグチをのせておきます。図の下の個体はX印を付けたのですが」(キャプションもTakさん)
 --- いつもご協力ありがとうございます。ごめんなさい、イグチは手持ちの図鑑をめくりましたが、よくわかりません。(simo.)。
ウラベニホテイシメジ?
(クサウラベニタケとウラベニホテイシメジは良く誤食されます。先日道の駅で売られ中毒事故があったのもクサウラベニタケです。
1 傘頂上付近に絹糸状の細かいかすり紋様がある 2 傘表面に指で押したような紋様がある 3 齧ってみてえぐみ(苦味)がある 
4 柄が充実していて太い 四条件をすべて満たしていればウラベニホテイシメジです。
逆にクサウラベニタケはかすり模様も指押紋もなく、苦味がなく、柄は細い。この写真のものなら私は食べますsimo)  
不明のイグチ コニロイッポンシメジ?

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2016年10月11日  " ベニテングタケ "
 --- 大阪市にお住いのMorさんよりメールをいただきました
 
「 長野県木曽と岐阜県高山市を散策してきました。きのこは不作のようであまり多くはありませんでしたが、ベニテングタケにも出会えました。標高1800mほどの場所では気温10度ほどで冬のような寒さでしたが、ダケカンバの樹下で大型で美しいベニテングタケを発見できました。高原でもまだタマゴタケが出ていたので、気温が高くてきのこが不作なのかもしれません。道の駅では、
国産マツタケが3000〜5000円ほどで売られていました。」(キャプションもMorさん)
 --- ベニテングタケは残暑の関係で今年は遅れていたのかな。大きいですね。迫力充分です。先週長野に行ったのですが、白樺林を探すも出逢えなかったのですが。少なくても素晴らしい面々と出逢えいいじゃないですか(simo.)。
ベニテングタケ
ベニテングタケ
タマゴタケ ムキタケ
サクラシメジ シモフリシメジ

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2016年10月10日
    " ヒメベニテングタケが "
 --- 奈良市にお住いのInさんより
          メールをいただきました

 
「 朝から上天気なので川上村の1300mの山を歩いてきました。先週は沢山のきのこがありましたが、一週間で登場が入れ替わったみたいです。今日は気温がグッと下がって非常用に持参したダウンベストが丁度よかったです。 昼食時では、今秋初めて寒さで手がしびれてきました。
 冬のきのこ、クリタケも登場しました。
 特筆は、何とヒメベニテングタケが無造作に有るわ有るわです。半開きのかなり大きなのもありました。夏のきのことばかり思っていました。きのこって不思議ですね。

 --- すごいですね。赤い靴が印象的なお嬢さん。お姫さん。たくさんの可愛い姿に堪能させていただきました。おまけにクリタケもいいな。(simo.)。
     
     
 
     
 
     
 
     

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2016年10月08日  " 蒜山のキノコ探訪 "
--- 奈良市にお住いのDemさんよりメールをいただきました)
 
「 岡山県の最北部、蒜山の山々を駈けめぐり、3日間のキノコ観察を楽しんできました。
台風の日は朝から風はありましたが、小雨だったのでカッパを着て、ザックを背負って、完全に登山スタイルです。だが少し違うのは手に持つ物がストックではなくて山用の鎌です。蒜山には熊が出るので、万一遭遇したら戦う武器が必要です。また薮を切り拓いて進むには大変に便利な道具なのです。
 当日の午後は風が次第に強くなり、歩く林の中はゴウゴウと唸り、大きな枯れ枝も落ちてきて、危険でもありましたが、キノコ達は泰然とした姿で出迎えてくれました。
台風の翌日は朝から陽の光が林の中へ射し込み、気分良く歩きました。私の眼力では同定不可能な物ばかりですが、いろいろなキノコがそれぞれの姿を見せてくれました。
 3日目も良い天気に恵まれ、朝から夕方まで歩き続けましたが、一人で深い山へ入るのは危険ですから、用心深く歩きました。60年以上も昔の子供時代とは山の様子が変わっていて、時々立ち止まって方向を確認しました……私の頭の中にある地図と現在位置を確認するのです。GPSも地図も持たない山歩きです。
 3日目の午後から持ち帰るための美味しいキノコも採取しました……ムラサキアブラシメジモドキ、アブラシメジ、ウスヒラタケ、ショウゲンジ、シャカシメジ、アミタケ、ハタケシメジ、の7種類でした。
キノコに出会ってワクワク、山を歩いて楽しく、美味しいキノコ料理を楽しみ……これはありがたい趣味ですね、感謝、感謝。」(キャプションもDemさん)
 ---ご苦労様でした。台風の時に行かれたのですね。あの恵庭の道の駅はクサウラベニタケ中毒で営業停止処分中ですね。いい道の駅でしたのに。Demさんの名づけのほうが説得力がるかも知れません。シロオニタケよりキングコブラのほうが。ムラサキアブラシメジモドキのあの紫はとても魅力的です。アンズタケも葉に隠れ陽射しを避けているのかな(simo.)。
キングコブラ シャカシメジ
ショウゲンジ スギヒラタケ
ムラサキに魅せられて 自然の姿

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2016年10月08日  久しぶりの南河内の散歩道
 久しぶりの南河内の散歩道。しかし今日も30度を超える真夏日。先日来の雨で傷んだキノコが多い。
コスモスやサクラタデなど少しは秋を感じさせてくれるが、テングタケ、イグチなどキノコは完全に夏モードを引きずっているように感じます。 
 コスモス   サクラタデ 
     
 コナカブリツルタケ    コタマゴテングタケモドキ(仮)
 アケボノドクツルタケ   キクバナイグチ 
 コゲチャイロガワリ    美味しそうに見える
有毒のカキシメジ
このところの雨で傷んだクロハツ類はヤグラタケのユリカゴ アイタケ
クロチチダマシ ナギナタタケ
アカイボカサタケ 地衣類 アリノタイマツ
ナガエノチャワンタケ キイロアセタケ

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2016年10月05日  " 昨日の生駒 "
--- 東大阪市にお住いのYmさんよりメールをいただきました)
 
 約10日ぶりに生駒へ、前回は非常に少なく今回は10月に入りどう変わっているのか期待はしていました。
確かに中小型菌が増えてきましたが面白いことに春夏秋が混在して変な感じでした。
遅まきながらこれから秋物に代わっていくような印象を受けましたが、例会あたりどうなっているでしょうか。
 今回はたくさん撮ったので選択に困った割には普通の顔ぶれになってしまいました。
・・・
 なんだか赤ばかりになってしまいました、始めはシロイボカサタケの代わりにアカイボカサタケを入れていました。」(キャプションもAsさん  ← タマゴタケ 幼菌一つだけ、あのきれいな深紅も変わりそろそろ終わり?いつもは7〜8月)
 
 --- タマゴタケ、カンゾウタケ綺麗ですね。これだけ雨があるとどの傘も生き生きと美しい。カエンタケは11月初旬にも見たこともあります。後しばらくは要注意でね。ハイキング道にたくさん出ると危険ですが、少し脇のほうのような感じですね(simo.)。
シロイボカサタケ アカイボ・・、キイボ・・も発生、
大多数はアカイボ・・
ヒイロガサ 今年もいつものところに、いい形が少ない
カンゾウタケ これにはびっくりこのあたりでは4月〜5月 カエンタケ 遅くまで楽しませてくれます、
橙色に変わってきたものも多く新規発生も小さくこれも終わり
チシオタケ ハリガネオチバタケ? 傘がきれいのでトライ、ブレて苦労

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2016年10月03日  " 信州界隈キノコ三昧の旅  "
 友人の聖高原の別荘で信州のキノコを思い切りいただく旅。 一泊目の夕食は途中の道の駅で買いこんだイノシシ、シカなどのジビエ料理。そして香り高いコウタケ(香茸)ご飯、酒の好きな方にはマツタケより人気のあるクロカワを堪能。
 翌日はマツタケをたくさん売っている人気の道の駅へ出かける。8時半に着くが、すでに順番待ちで並んでいる。九時にオープンするとマツタケ売り場だけに人が殺到。あっと言う間に売り切れ。残ったのは一本3万円のものだ。国産マツタケを売りにする宿の方々などは仕入れは死活問題だから。大阪などでは絶対に買えないショウゲンジ、クリタケ、クリフウセンタケ・・・など有名で美味しいキノコが安くて手に入るのはうれしい。
 夕食はマツタケ尽くしで満腹。マツタケご飯、焼きマツタケ、土瓶蒸し。すき焼き。すき焼きには地場のクリフウセンタケ、ショウゲンジといったすぐれた食用キノコもドッサリ。翌朝はマツタケご飯にアミタケ、シロヌメリイグチ入りの味噌汁。結局この旅では七品のキノコをいただいたことになる。
 なお、道の駅などではキノコを地方名で売買していることも多いが、標準和名での表記も併記してほしいものです。あとで、図鑑などで調べ同定することも難しくなります。先日岡山の道の駅でハタケシメジとクサウラベニタケを間違って売って食中毒を起こした事件がありました。ハタケシメジとクサウラベニタケってかなり違うのにと思って居たが、信州の道の駅ではクサウラベニタケと間違いやすい食用キノコであるウラベニホテイシメジをハタケシメジとして売っているところもあった。アミタケは関西ではシバハリ、ズイタケとも呼ばれるが道
の駅でイグチの表記になっているところも。ショウゲンジを虚無僧という別名は分かるがタイコノバチとの表記では??サクラシメジはアカタケで売っている。 
 林道などどこも山菜、キノコの採取禁止の看板。ハードスケジュールでキノコウォッチングのゆとりはほとんどなく撮ったキノコは少ない。ベニテングタケに出逢えなかったのが残念。白樺林をそれなりに探すが傷んだものすら見えない。
 キノコ三昧の旅のための仕入れ
有名な道の駅 マツタケの棚はアッというまにカラ 残ったのは一本3万円のもの
アミタケ  コムソウで売られる ショウゲンジ
 クリフウセンタケ   アカタケの名で売られる サクラシメジ 
☆ 少しは自然のキノコとも向き合って
ハナイグチ これは友人の別荘の庭
アカモミタケ たった一本だけ生えるモミの木の菌根菌 アキヤマタケ
ハリガネオチバタケ ハナオチバタケ
シロヌメリイグチ これもカラマツ林
友人の別荘地
ツリフネソウ
ホウライタケ属 名はわかりませんが 気になる美しさ  

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2016年10月03日  " ハリガネオチバタケ "
--- 和歌山にお住いのAsさんよりメールをいただきました
 
「 ひだの枚数は15枚でした。北陸のきのこ図鑑によると、ハナオチバタケ(褐色型)は16-19枚、ハリガネオチバタケは13-15枚と載っています。従ってハリガネオチバタケとします。
 今や、夏きのこが爆生していますね。嬉しい限りです。そんな中で、またまた冬虫夏草を見つけてしまいました。サナギタケです。よーく見るとブツブツの子のう殻があるのがわかります。
 また不思議なきのこヤグラタケですが、2種類の胞子を持っています。
 ウツボホコリ&エダナシツノホコリは赤くてモジャモジャしたのがウツボホコリで白くてパイプの形をしたニュロニュロしているのがエダナシツノホコリです。 サケバタケについてはひだの縮れしわが気に入っています。」(キャプションもAsさん)
 
--- 東大阪市のYmさんからコメントです「冬虫夏草、動物性の精気?を吸っているせいかなんとなく不気味ですね。 その点変形菌はきれいでかわいい、ほっとします。 ウツボホコリ&・・・・の写真いいですね、私も撮ってみたいのですがウツボホコリもう何年も見ていません。 Asさんの努力には恐れ入ります。
 --- 精力的なご活躍には頭がさがります。爆発していますがこの湿気と蒸し暑さには体力がそがれます。(simo.)。
ハリガネオチバタケ
サナギタケ サナギタケ
サナギタケ ヤグラタケ
ヤグラタケ厚膜胞子 ヤグラタケ担子胞子
     
 サケバタケ    ウツボホコリ&エダナシツノホコリ

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