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Part10 2015 (11) | 11月 | ||
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--- 和歌山にお住いのAsさんがメールをくださいました 「 寒い中、まだ、きのこがありました。 今や、ムラサキシメジがなくて、オウギタケ、アミタケがある等。変な季節である。
1 イヌセンボンタケ幼菌…傘は卵形で少し黄色っぽい。柄は微細毛を帯びているようだ。 2 オウギタケ-1…傘は浅い漏斗形、粘性が強い。この傘の色がいい。 3 オウギタケ-2…ひだはやや疎で垂生だが、自然の造形に見惚れる。 4 チシオタケ…傘の真ん中だけが赤く、周辺部は白い。傘の放射状の条線、縁の鋸歯状のフリンジ、とかく美しい。 5 ニガクリタケ…束生の脚長の凛とした姿に惚れ込む。 6 フタトゲホコリタケ?1…腐葉土上に散生、径4-5cm。でかい。驚異である。 7 フタトゲホコリタケ?2…二つの刺があるように思うのだが… 8 フユノスギカワタケ(青木仮称)…スギの枯木上に群生、このひだが特徴。」 ・・・ 雨が少ない10月、気温の高い11月。紅葉を求めてさまようが、どこも例年に比べるとイマイチ。キノコも例年に比べ変な感じ。それでも、コンスタントにキノコを見つけ出す。Asさんの行動力には頭が下がります(simo)。 |
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紅葉を求めて葛城古道を探すが、やはり今年の紅葉は期待外れ。美しく染まるまでに茶枯れし、萎れ、風に飛ばされた葉が多く、残っている葉は緑のままなどなど・・・。 高鴨神社のオオモミジ?も半分は葉が飛んでしまっているというのに、残った葉の色づきは例年に比べるとイマイチ。 紅葉を諦め諦めいつもの散歩道へ。8月にナラ枯れのコナラが二本あり対応をお願いしていた近つ飛鳥風土記の丘では、その後調べてくださり十本ほどのナラ枯れの樹を伐倒、ビニール巻きなどの処理をしてくださっている。これで少なくとも、ここからナラ枯れが拡散されることはないようです。 紅葉同様キノコたちもこの異常な気候に戸惑っているのでしょうか?「他の食用きのこより早く(初秋に)発生する」はずのハツタケが初冬の今頃、同じく初秋に発生することの多いコムラサキシメジの群生も今頃見られるた。 |
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葛城古道の高鴨神社のオオモミジでしょうか? この木は半分ほどは葉が飛ばされているが 他の木では緑のモミジが多い | ||
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近つ飛鳥風土記の丘のナラ枯れ 伐倒、ビニール被覆されている これで、少なくともここが震源地としてナラ枯れが広がることはなさそう |
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センリョウ、マンリョウに対して 10両とも呼ばれる ヤブコウジ 葛城古道 |
1両とも呼ばれるアリドオシに似ている ツルアリドオシ 近つ飛鳥風土記の丘 |
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初秋に見かけることの多いハツタケだが 初冬に | ||
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こちらも 初秋によく見かける コムラサキシメジ | ||
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ヌメリイグチ | シロゲカヤタケ |
数日前から一気に寒くなり季節が足早に進んだようです。生駒山麓を歩くがキノコも冬ごもりか?ほとんど姿が見えない。晴れ渡る青空に映えるタカノツメ、コシアブラの黄葉に思わず見とれてしまう。先日来の激しい季節風でナラ枯れで枯死したコナラの10cmほどの枝が落ちている。林床ではフユイチゴの赤が美しい。 立ち枯れのコナラの幹にいくつかヌメリツバタケが見えるが強い季節風に乾燥している。コナラの落ち枝のシロキクラゲは今日も美しい姿だ。何カ所かで見られたニガクリタケの幼菌が可愛い。アラゲコベニチャワンタケ、ムラサキゴムタケもキノコの少ないときには良い被写体になってくれる。 |
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タカノツメ 黄葉 | コシアブラ 黄葉 | |
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フユイチゴ | コナラ 立ち枯れの樹の枝先 径7−8cmのところで折れて落下している |
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コナラ枯死木 乾燥気味のヌメリツバタケ | ||
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シロキクラゲ | ニガクリタケ | |
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アラゲコベニチャワンタケ | ムラサキゴムタケ |
![]() 南河内の散歩道の今日のきのこ 綺麗なヌメリスギタケモドキがお出迎え このところ雨がしっかり降りやっと南河内の散歩道もキノコが賑やかに。 久しぶりに食べごろ?見ごろ?のヌメリスギタケモドキが出迎えてくれる。 先日見かけたシロキツネノサカズキ近縁種もきになり探すと、ラッキーなことに一つだけ残っていた。 昔のマツタケ山も松枯れが激しく生き残った松もほとんど予防接種?を受けている。直径10cmを超えると松枯れで枯れているが、それより細いものが何とか生き延びている。 あてにせずに歩いていると、可愛いアミタケが一本見えた。周りを探すと、細い松の生き残りに養ってもらっているアミタケ、オウギタケ、ヌメリイグチが少しだけ頑張っている。 そのほか久しぶりに出逢ったイタチタケ、ウスベニイタチタケの大きな群生が生き生きとして魅力的だ。 先日の雨に洗い出されたツチグリもいい感じだ。階段の蹴上部分に生える小さなアリノタイマツも小さいながら赤い色で目立つ。 * 2020.06.08 シロキツネノサカズキ近縁種としたものは、大前宗之氏他により日本新産種テンガイキツネノサカズキとて日本菌学会会報2020.5で報告されたもの。 |
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林床のゲンノショウコ | ヌメリスギタケモドキ | |
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ヌメリスギタケモドキ | テンガイキツネノサカズキ |
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アミタケ | オウギタケ | |
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オウギタケとアミタケは図鑑通り仲良し | ヌメリイグチ | |
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イタチタケの群生 | ウスベニイタチタケの群生 | |
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アリノタイマツ | ツチグリ |
Ymさんのメールにジッとして居られなくて生駒詣で。Ymさんが行かれた日がベストタイミングだったようで、今日は絵になるヌメリツバタケは3本だけ。 あきらめずに、歩いてみるものですね。ラッキーなことに、生駒山では初めてナラタケに出逢いました。 ナラ枯れの木々の腐朽は随分早い。立ち枯れしたばかりの木がハカワラタケなどに覆われている。見た以上に枯れ木は劣化して菌に対する抵抗力も弱っているのでしょうね。生駒ではナラ枯れの樹は殆ど放置されている。これだけ弱っていると大きな枝の落下の危険性も高いが注意喚起の掲示もない。 落下した枯れ枝では、紫の美しいカミウロコタケ、純白のシロキクラゲ、クロコブタなどたくさんのキノコが競い合って賑やかだ。 家に帰り確認すると、今日のキノコは、ナメコの発生樹種は不明だが、それ以外はすべてナラ枯れのコナラの立木か倒木、落枝から発生したものだ。 |
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シロハカワラタケと競争 生存競争は激しい ヌメリツバタケ |
絵になるものは この3枚?=3個体のみ 今日のヌメリツバタケ |
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生駒山では私は初対面のナメコ | ||
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生駒山では私は初対面のナメコ 胞子を飛ばすまで しばらくお預け | ||
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左は大きなシイノキ 右はコナラ 生駒のナラ枯れは ほとんど放置されている |
矢田丘陵の子どもの森 ナラ枯れのコナラ かなり伐倒されているが 燻蒸等の処理はされていないようだ |
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林床で晩秋を感じさせる スズメウリの実 | ナラ枯れの立木を覆う ハカワラタケ | |
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ナラ枯れの立木を覆う ニクウスバタケ | ナラ枯れの立木を覆う サガリハリタケ | |
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ナラ枯れの立木を覆う ヤケイロタケ | ||
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ナラ枯れの立木にて ウラベニガサ | ナラ枯れの立木にて ヒメスギタケ | |
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ナラ枯れの落下した枝では カミウロコタケ | ナラ枯れの落下した枝では シロキクラゲ | |
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ナラ枯れの落下した枝では クロコブタケ | ナラ枯れの倒木、立木で多くみられた ハナビラニカワタケ |
--- 東大阪市にお住いのYmさんがメールをくださいました(11/17) 「 前回そして前々回の雨の後、ナラ枯れのコナラにこのヌメリツバタケがたくさん発生していました。 しかしそのほとんどが手の届かない高いところ、低倍率のコンデジではなかなか難しい。
でも幸いなことに一本は低い位置、一本は手を伸ばして何とか、ということで助かりました。
11日と17日の写真の一部です。
カエンタケ、ハナビラニカワタケそしてヌメリツバタケ、つぎは?楽しみですね。」
・・・ 奈良市のInさんから「ヌメリツバタケ見事ですね。ヌメリツバタケ狩りに招待して頂けませんか。 ・・・ 10月は異常な少雨。そして11月は異常な温かさと雨の多さ。そのおかげ?贅沢な景色ですね。これだけ美しい傘が並ぶと外にキノコがなくても充分満足できますね(simo) |
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![]() --- 奈良市にお住いのInさんがメールをくださいました 「先日の納会では美味しいものばかりで食べ過ぎました。今日、東吉野村の薊岳にバリエーションルートで直登して、その後明神平を周回してから通常ルートで下山しました。およそ標高600b付近の駐車場近くの地面から大型の黄色掛かったベージュ色のキノコが多数生えていました。20pぐらいの大きさか? 手袋で判断してみて下さい。生駒では普段見かけたことはないと思いました。ツバがあり、ヒダは綺麗な薄いグレーでした。さわると粘性がありべたべたと手につきました。枯れ木や地中にも埋もれた木など無いようなところです。これは何でしょうか? 。」 ・・・ キナコをまぶしたような感じではなかったですか?コガネタケでいいと思います。春日大社の付近の森で百本ではきかないくらいの大きな群生を見たことがあります。山渓のフィールドブックスでは「食、胃腸系の中毒を起こす系統あり」のようです。 食べましたけど、歯触りが良くいいキノコだと思います。少なくとも段ボールを口にした感じではなかったです。ほおずき書籍の「山採りキノコのかんたん料理」(小山昇平 1998年)では「味も歯切れも良く」天ぷらや炒め物、鍋物、飯物にも向いていると記載があります。(simo)。 |
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--- 和歌山にお住いのAsさんがメールをくださいました 「 雨が降り、少しだけきのこがでてきたようです。 1 オウギタケ1…はじめベニタケか?と思ったのですが、傘に粘性あり、明らかに異なる。
2 オウギタケ2…この「ひだ」が美しい。柄に触れるとやや黄変しました。 3 キヒラタケ1…見ているだけでうっとり。 4 キヒラタケ2…キヒラタケ1とは違う表情。 5 シワタケ…傘の裏のシワシワがシワタケらしい。 6 ニガクリタケ…ニガクリタケのたくましさにいつも感動する。 7 ヒラタケ1…目的のヒラタケにあえて興奮気味。 8 ヒラタケ2…白こぶ病でなくてよかった。」 ・・・ 美しいヒラタケでよかったですね。私もヒラタケを見たのですが、激しく白コブ病に侵されていて悲惨なものでした。キヒラタケの幼菌はいつ見てもウットリとする魅力がありますね(simo)。 |
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今日も明日も傘マークがついている。Ymさんの素晴らしい写真に刺激を受けて、ダメ元で橿原方面を散策。何とか雨には降られずに家路につくことができた。 今日はベニヒダタケデー?立ち寄ったところで何カ所も美しいベニヒダタケに出逢った。 お目当てのエノキタケは切り株、倒木が整理され撤去されてしまっている。残った切り株はエノキタケに食べつくされたようで随分もろくなり、ハカワラタケなどに覆われている。小さなエノキタケが並んでいるが生育環境がよくないようで痩せた感じのものが多い。 |
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切り株に行列 ベニヒダタケ | 幼菌が可愛い ベニヒダタケ | |
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端正な姿 ベニヒダタケ | 幼菌たち エノキタケ | |
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ハダイロガサ | ムラサキシメジ |
--- 東大阪市にお住いのYmさんがメールをくださいました 「 2003年11月13日、きのこのきもわからずフィルムカメラを持ってうろうろしていたときに撮っていた可愛いのに先日再会(橿原市)。 シロキツネノサカズキ(いい名前、懲りすぎ)シロキツネノサカズキモドキ、いずれも春から初夏であったり、水の流れる付近であったり
よくわからないがいずれでもない。
SさんがHPで近縁種とされていたのは妥当かも、しかしきれいな写真はうらやましい。 再会はきれいな固体ではなかったのですがこれに元気を得てしっかり探さなくては。4枚目は2003年版です。」
・・・充分魅力的です。lこれだけでも逢いに行く値打ちがあるように思います(simo) |
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![]() "カゴタケでしょうか" ---大阪市にお住いのGさんがメールをくださいました 「 先日写真のキノコを見つけました カゴタケでしょうか 白い卵をめくると中に脳みそのようなものが入っており、 それを出して触っているとだんだん開いて網のようになりました」 「 御所市の・・・で見つけました 土に生えてました ひも状の部分は中が空洞で押すと透明の粘液が出てきて、少し甘かったそうです スズメバチはこの粘液を吸いに来るのでしょうか? 数個ありましたがみんなまだ卵の状態だったのが残念です」 ・・・珍菌ですね。以前、手の中でゴソゴソと動き出しビックリしたことがあります。(simo) |
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神戸の菌友Kさん、そしてIs夫妻、Satさんと共に神戸方面の山へ。10月は歴史的な少雨のため、この季節がホンシメジなどには一番という日だったが山はカラカラ。 それでも、山を知り尽くす案内のお蔭で、出始めのホンシメジ、シモフリシメジ、少し乾きすぎだがマツタケもほとんど痛みもなく素晴らしい香りだ。木の外で目についたのはヒメカンムリタケくらい。 |
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ホンシメジ | ホンシメジ | |
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ホンシメジ | ホンシメジ | |
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シモフリシメジ | シモフリシメジ | |
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マツタケ | ヒメカンムリタケ |
Part10 2015 (11) | 11月 | ||
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