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Part10 2015 (10) 10月
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きのこ観察会、個人的な散策で出逢った
四季折々の花、きのこ・・・写真と雑文です
さらに、メーリングリストでいただいた仲間のメールの一部を転載しています



2015年10月31日 "美味しいヒラタケをゲット"
  --- 奈良市にお住いのInさんよりメールをいただきました
 
今月は三日に一度の割合で山歩きをしていました。70才を超えたら好きなことを、好きなときにノンビリとするのが一番です。
 月半ばから、カラカラ天気が続き低山も高山もキノコが姿を消していました。29日に台高支稜の木梶尾根を歩きましたら、有った在ったブナのたもとに美味しそうなヒラタケが鉛色に輝いていました。二日前の降雨で効果絶大、チビスケも木の回りを取り囲んでいました。 添付の二つの写真は何の老菌か皆目検討が着かずです。白いのはヒラフスベかシロカイメンタケかと思いましたが堅くならずブヨブヨしています。ベージュ色のも大型で何か分かりません。何でしょうかねえ。 
 ヒラタケは味噌汁にして食べました。美味かったです。。」 

 --- いいヒラタケですね。最近私が見つけたヒラタケはどれもこれも”ヒラタケ白こぶ病”にヤラレタものばかりで、なかなか土産になってくれません。Inさんの歩く空気が清浄なエリアでは、病気も撤退ですか?ジャンボ君たちは何なんだろう?(simo)

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2015年10月31日 秋きのこはどこへ もう 冬キノコの季節?
 10月の大阪の降水量はわずか40mmほどで、記録的な少雨だ。カラカラ続きで秋のキノコに逢えずに10月も終わろうとしている。先日、やっと大阪でも雨が降り、期待して近くの散歩道を歩くが、本当にキノコはない。唯一見つけたキノコは、シロキツネノサカズキ近縁種でしょうか?こんな、可愛いに出逢えればこれだけでも満足ですが。。。
 友人が藤原宮跡のコスモスが綺麗だと教えてくれたので、少し足を延ばしてみる。広々として心地よい空間だ。ついでに香久山界隈をのぞくと、一株だけエノキタケが出て居る。どうして水分を集めるのか?先日の雨以前に育ったものらしく古く傷んだものもある。秋のキノコに出逢えないうちに冬キノコのエノキタケの季節になってしまっている。
* 2020.06.08 シロキツネノサカズキ近縁種としたものは、大前宗之氏他により日本新産種テンガイキツネノサカズキとて日本菌学会会報2020.5で報告されたもの。
テンガイキツネノサカズキ
シロキツネノサカズキ近縁種?
サクラタデ キノコが少ない中 目を楽しませてくれる
もう 冬キノコの季節 エノキタケ一株 藤原宮跡 コスモス 香久山方向
藤原宮跡 コスモス 香久山方向 藤原宮跡 コスモス 耳成山方向

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2015年10月28日
"バリバリ落ち葉を踏みしめて"
 
 --- 東大阪市にお住いのYmさんから
      メールをいただきました(10/27)
 
連日の晴天続きで出そびれていましたが、このままでは秋もすぐに終わってしまい冬に突入してしまう、
 なくてもともと、あればラッキーと一ヶ月ぶりの神宮の森へ。
  1 ウスヒラタケ ツキヨタケのスケールには及びませんがなかなかのものです、しっかりと乾燥していました
  2 アイカワタケ 前回生駒の例会からの再開、ここではボロボロになった老菌しか見ていませんがやっとオリジナルが
  3 ウスヒラタケ 再び登場、小さいので多くの水分はいりませんが成長するでしょうか
  4 オオワライタケ このエリア、本来なら30〜40cmの株がいくつか出るのですが一本の代表だけ
  5 ヌメリツバタケモドキ 7〜8cmの小さな株、確か5本、先日生駒で見たものとは雲泥の差、今日はこれだけでも十分
 
 --- 「今日はこれだけでも十分」・・・そりゃそうでしょ!どうしてこれだけ乾燥が続くの中で、こんなに可愛い子を見つけることができるのでしょう?この一月ほど、私が歩くところはではカメラの出番なしでした。キノコの出て居るところが匂うんですか?(simo)
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2015年10月19日 "シメジ"
 
 --- 神戸のKさんからメールをいただきました 「いよいよです」
 
 --- すごいな!どこともカラカラのお天気でキノコは乾燥標本状だというのに。出るところには出て居るんですね(simo)

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2015年10月19日 "奈良の高山もカラカラ"
 &紅葉は素晴らしい
 
 --- 奈良市にお住いのInさんよりメールをいただきました
 毎日まれな好天続きで奈良の高山もカラカラです。 10/9大峰の四寸岩山と柏原山。10/12大台ヶ原ミネコシ谷と大杉谷。10/15上北山村、又剣山から竜口尾根。10/18大峰、一のタワから高塚山。
 全てカラカラでキノコ類は全く見あたりません。時々見られるのがカラカラになったツキヨタケぐらいです。   例年ですと大きな株のクリタケやブナハリタケが見られるのですが皆無です。今年はこれで終わりでしょうかねぇ。
 紅葉は素晴らしい日が続いています。穏やかな無風状態が続いているので、紅葉した葉も散らずに楽しませてくれています。今週が最終で冬山となります。」 

 --- 知人は昨日朝6:30には紅葉客で大台の駐車場がいっぱいだったという。また新聞にも見ごろの記事がありワークデーでも混雑してそうですね(simo)
     
     

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2015年10月18日 熊本より
 
 --- 熊本にお住いのHarさんより
      メールをいただきました
 ☆
10月16日のYmさんの2番目の写真について 1マスタケでなくてシロカイメンタケではないでしょうか」 「私もシロカイメンタケの幼菌とマスタケを混同している時期があり、熊本のきのこ会で何度か同定されるのを見て覚えました。会では菅孔と傘の表面を見ておられました、また、味見するとシロカイメンタケは酸味があると書いている方もおられますがよくわかりません。私は最近きのこを割ってその手ごたえと言うか裂け方で判断しています。シロカイメンタケは裂けにくいように思います。」
「九州も快晴が続き山はカラカラです。それでも山が呼ぶのできのこ採りに出かけました、結果は登山者が通らない山道で、走りのクリタケとチャナメツムタケをきのこご飯一回分を取り、おまけでヤマブシタケ。こんなに乾燥しているのに頑張って出ているきのこがいて感謝です。それにしても雨が欲しいですね。」(↑ ヤマブシタケ)
 --- いいですね。うらやましい。私もYmさんの写真を見て、昨日は矢田丘陵、今日は南河内の散歩道を歩きましたがカメラの出番はなし。大阪、奈良の低地のキノコは休憩中です。久しぶりにルリハツに逢えるかと歩いたのですが、矢田丘陵はナラ枯れが悲惨なほど広がっている。細い木を含めてコナラはかなりの割合でカシノナガキクイムシのアタックを受けているいつ次のまとまった雨があるのか!待ちどおしいです。(simo)

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2015年10月16日
 ”カラカラの生駒ですが・・”

 --- 東大阪市にお住いのYmさんよりメールをいただきました

 
雨がなく行っても無駄かと思っていたのですが、季節は確実に移っているのだ、なんて思いながら生駒へ。
 なぜかテングやイグチは見つからなかったのですが秋を思わせるのが二三ありました。
1 スッポンタケ 4個の卵の一つがきれいに出ていました(→)
2 ハタケシメジ 大量発生が終わり小型の細いのが少々
3 マスタケ?  杉林にぽつんとひとつ
4 ナラタケ   たった一ヵ所、古い切り株を覆ってました
5 スギヒラタケ あちこちに無数の白い花びらが  
 
---
おっしゃるとおり、先日に比べると明らかに季節は動いていますね。生駒のたくましいキノコたちが愛らしいです(simo.)。

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2015年10月16日  ”ベトナムのキノコ”
 --- 生駒市にお住いのChiさんがメールをくださいました
 
こんばんは。chi@ホーチミン_Bach Dang Hotel です。
 昨日、仕事先の植栽を眺めていたらキノコありました。バナナの切り株のヒトヨタケの仲間はカサの径が5mm以下の小さいものです。写真を撮っていたら、アリが来てキノコに食いつきました。
 そのまま食料になるのか、時間が無く食いついたところまでしか見れませんでした。ナメクジや甲虫がキノコを食べるのはよく見ますが、アリも食べるのでしょうか?
」(キャプションもChiさん)
 --- 東大阪市にお住いのYmさんよりメールをいただきました。「暑い中ご苦労様、熱帯系の割には小さいですね。
熱帯雨林のきのこが見たいなー
 ---
ハキリアリはキノコを栽培し食用にしているようですから、食べて居るのかな?(simo.)。
 夾竹桃    夾竹桃の根元に1
     
夾竹桃の根元に2 バナナの切り株に
アリが食いついています 豆科の木の根元に

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2015年10月12日
 南河内の散歩道は 乾燥モード
 昨日の早朝にかけて久しぶりの雨。気の早い子は顔を出しているかも?と期待して近所の散歩道を歩く。朽ち果ててしましそうなテングタケの仲間が数本。ベニタケも元が何か不明のものが証少々。多いのはかなり傷んだカキシメジ。
 結局昨日の雨に反応した子は古い古い松の切り株に生えているヒメカバイロタケのみ? しかし、落ちているコナラのドングリの固まりを掘るとドングリキンカクキンがたくさん並んでいる。
 近くでは、ニオイキシメジも出て居る。傘はかなり乾燥しているので個の雨以前に出て居たのか?触ると独特の悪臭。これなら間違って口に入れそうにない。
 松は殆ど枯れ、生きている松は予防接種を受けたものだけだ。そこに、一本だけオウギタケがでている。さらに歩いていると少し古いがナナフシテングノメシガイが結構出て居る。(→ヒメカバイロタケ)
ドングリキンカクキン 独特の悪臭 ニオイキシメジ
紅一点 オウギタケ オウギタケ
ナナフシテングノメシガイ ナナフシテングノメシガイ 子嚢胞子

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2015年10月09日  ”最近のきのこ”
 --- 和歌山にお住いのAsさんがメールをくださいました
 
この時期、きのこは、あるところにはあるが、むしろ無いところが多い。 その中でもよーく見るときのこがある。その時、見つけた喜びは大きい。
1 ウスミベニサラタケ…子のう盤の紅色と白色のまだら模様が独特だ。
2 
ウラベニガサ…傘の色はブルーが少し混じったグレー色。傘の色にうっとり。
3 
ウラベニガサ厚膜シスチジア…このようなシスチジアを「角状のメチュロイド」と呼ぶようだ。メチュロイド探しは楽しい。
4 
カバイロツルタケ…まだ多少幼菌だが、遅ればせながら発生。傘に虫にやられたのか穴があいている。何か感じるものがある。
5 
クロラッパタケ…かつてフランス料理店で料理の中に黒いかけらの本菌が入っていたのを思い出す。
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サマツモドキ…スギの腐木に発生。
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トキイロラッパタケ…マツ林に発生。少し乾燥気味。持ち帰りバター炒めにてオムレツ風に食した。
8 
フジイロチャワンタケモドキ…子実層は美しい藤色。焚き火あとに発生するらしい。
 --- いつも素敵な写真ありがとうございます。トキイロラッパタケのオムレツですか。先日神戸で食べさせていただきました。華奢なキノコで採ったこはなかったですが、美味しかったです。良いダシが出ますね(simo.)。
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2015年10月05日  ”蒜山を歩いてきました”
 --- 奈良市にお住いのDemさんがメールをくださいました
 
9月の末頃から1週間ほど、蒜山の里山からブナ林帯を歩いてきました。 今年は9月の気温が低かったせいで、例年に比べて10日ほども早いキノコ達の目覚めでした。  
 蒜山の「道の駅」には山から採ってきたコウタケ、ショウゲンジ、アブラシメジ、ムラサキアブラシメジモドキなどが沢山列んでいましたが、その多くは老菌に近い物ばかりで、最盛期を過ぎようとしており、その2日後には店頭から野生のキノコは姿を消しました。 
 蒜山地方ではコウタケが最高級キノコであり、大型の株を2個入れた袋に2,500円の値札が付いていました。 
 私は毎日キノコを探して薮こぎをしましたが、笹の茂った薮にはキノコの数が少なく、少し開けた大木の下にそれを見つけることが多かった。キノコは「薮嫌い」なのかな?と思いましたが、笹藪は木漏れ日の多さに比例して繁茂し、キノコは笹とは逆に太陽光線が嫌いなのかもしれません。藪こぎをしながら「無い,無い」と不平を言っていると,ヒョイッ!目に止まる。 ドッコイショと腰を下ろして撮影していると、すぐ横の小さい奴が呼びかけてくる。「オッ!お前、ここに居たのか」と声を掛ければ、またその先に別の者が手招きをする。
 バリバリ藪こぎすると運動にはなるが、キノコ観察にはなじまない……腰を落とし、顕微鏡的眼でジックリ探せば小さくて,美しい者達が次々に現れる。 
 1週間で600枚ほどの写真を撮りました。たぶん数十種類のキノコをカメラに納めたが,私が同定できるのは、ほんの数種類に過ぎない……恥ずかしながら美味しいキノコは良く覚えています。
 キノコの撮影をやるほどに,その難しさが分かって来ましたが……私の関心は「美しい者」「面白い者」「意外な者」に心が引き寄せられ、学術的微細な分野から遠ざかっているように思います。添付の写真はマァー「美しいかな?、面白いかな?」と思う者達です。」(キャンプションもDemさん)
 --- 東大阪市にお住いのYmさんよりメールをいただきました。「一日平均85枚、すごいですね。
ほんの少しの枚数ですがアートっぽくなってきました?、ヌメリスギタケモドキ今年まだお目にかかっていませんがきれいですね。タケハリカビ、菌類どうしの戦いフォーカスもバッチリ、迫力あります。神戸、春日そして蒜山と別世界のメールが続きうらやましい限りです。
 ---  美しい、面白い、おいしそう・・・それも、とても大事です。大阪は乾燥注意報でカラカラ。キノコが可哀想。(simo.)。
キノコと苔 シャカシメジ
すかし ヌメリスギタケモドキ
紫のキノコ 病気のキノコ
Ymさんがおっしゃるように
タケハリカビが食べて居いるのでしょうね(simo)

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2015年10月01日
 番外編 神戸界隈のキノコ(9/30)
 
神戸のKさんのお誘いで神戸方面へ出かける。
 奈良市のNawさん、大阪のSugさんと4人で山へ。奈良、大阪で歩いてると生きている松は管理された場所で薬を注入されたものだけで、里山などでは松は殆ど枯れ尽くしている。
 だが、案内していただいた場所は、私たちの歩くところとはかなり違い松も生きているし、笹に覆われているわけでもなく歩きやすい。
 早速、コウタケのビックリするほどの長〜い行列。これには驚かされる。クロカワもホウキタケも・・・。やはり違った環境の場所も歩いてみないとダメですね。
 → 見事なコウタケの行列
コウタケ 大きな松の根もとで
 コウタケ 胞子   コウタケ 担子器 
   
 マツタケ   クロカワ
   
クロカワ   クロカワ 胞子
   
クリフウセンタケ  
 
クリフウセンタケ  担子器 クリフウセンタケ  胞子
ニンギョウタケ   ヌメリアイタケ
   
 ウラベニホテイシメジ   スミゾメシメジ 
   
コウボウフデ ホウキタケ
コノミタケ コノミタケと10円玉
漢字の名前が素敵ですね。好味茸ですから、美味しいわけです。  
   
 ハナホウキタケ
ここだけ木漏れ日が射し 輝いている
   オオムラサキアンズタケ

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Part10 2015 (10) 10月
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