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 2014 (7) 7月
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 2014年07月30日 " 昨日の生駒 "
    ---東大阪市にお住いのYmさんがメールをくださいました
「  乾燥が進み,かってのきのこだらけは夢の中ってところでしょうか。
 しかしさすがお山、平地と違い少ないながらきれいな、可愛いそして貫禄のモデルたちが迎えてくれました。
 一般的には珍しいものではないと思いますが、皆さんなかなかのスタイリストです。
← シロウロコツルタケ(フクロツルタケ) あちこちで出ていましたが、なかでもこれは抜群です。
 ☆ イグチ二種 名前は?当初ペアだったのですが枯葉のお掃除中折ってしまいました。もう一種、ちょっと乾燥気味ですがすごい貫禄。
 ☆ ニワタケ 柄が短く全身を撮るのは難しいのですが斜面のいいところに出ていました。
 ☆ オニタケ 数年前に見ただけで私には希少種だったのですが、いつも歩いているところで発見、おまけに子供たちも。ひょっとしたらザラエノハラタケと混同していたかも、遠くからはそっくり。
 梅雨が明けてから生駒奈良側の風景が一変しました。又やナラ枯れの襲来です。生駒市役所からは丸見えと思われるので対策はされるものと楽観していますが。
・・・松に続いてナラ枯れが蔓延すると、山の様相がずいぶん変わってきそうで心配ですね(simo)

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 2014年07月28日  ツキヨタケ
 ---奈良市にお住いのInさんがメールをくださいました
「 昨日機会があり、大台ヶ原のドライブウェーを通ることになり、9月−10月の取り付き口の確認をしておきました。ドライブウェーにはすでに大量のツキヨタケが発生していました。大きさは20cm ぐらいです。本来なら9月のキノコですが早かったですね。突然のガスに目の前も見えないぐらいの雨が一瞬でしたが降りました。9−10月は最高の天候で楽しみたいと思います。 
☆☆ 奈良市のDmさんから”ツキヨタケの印象”として「本日のツキヨタケは見る程にほれぼれとする姿です。 これを見て食欲を覚えるのは異常体質でしょうか?……実に美味そうに見えます。我々日本人のご先祖はフグの卵巣から毒を抜く技術を開発しました……その食べ物を能登半島で売っているそうです。 そんな我々の仲間に「ツキヨタケの毒抜き」をやる人が出てこないかなぁー、そんなアホなことをぼんやりと考えてみました。」。・・・確かに見事な株ですね。これが優秀な食菌ならおおごちそうですね。9月、10月の番外編の観察会ではどんな出会いがあるのか楽しみです(simo)。

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 2014年07月26日 猛暑日続き(南河内の散歩道) 
 熱帯夜、猛暑日・・・耳にしたくない言葉だが。無理をしない程度に発汗能力も維持しないとと・・・ペットボトル、濡れタオルを首に、頭に・・・散歩道へ。
 すっかり虫に食べつくされ、カビに侵された賞味期限切れキノコが多い。それでも歩いていると、結構きになるキノコたちに出逢えるもの。懲りずにお散歩してしっかり汗を流して家路に。
 ロウタケ   マンネンタケ 
   
キクバナイグチ
何故か完全に横を向いている
ミドリニガイグチ キアミアシイグチ
(楽山楽水日記のU氏より指摘をいただき訂正しました)
キニガイグチ シロテングタケ
フクロツルタケ(シロウロコツルタケ)
ウコンハツ オキナクサハツ

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 2014年07月24日  " 1〜2日前のきのこ達 "
 --- 和歌山にお住いのAsさんがメールをくださいました
「 毎日、暑い日が続いています。余りにも水分を摂りすぎると、体はバテバテ。皆さん、体に気をつけてください。
Ymさんのタマゴタケ、和歌山より立派、立派、すばらしい。
 最近1〜2日前のきのこ達です。
 」(写真のキャプションもAsさん)
 ・・・どれも出逢ってみたい素敵なきのこです。それにしても、体力要りますね(simo)。
アカキツネガサ
…よーく見ると、リング状のつばは赤くふちどられている
オオコゲチャイグチ
…なんといっても、この貫禄、横綱級。
傘を広げると一目瞭然
コガネショウロタケ(青木実氏仮称)1
2年前にも、同じ所で発見。
短いオレンジ色の菌糸束をまとう
コガネショウロタケ(青木実氏仮称)2
内部は真っ白。やがて黒くなるのだろう。
2年前発見時は真っ黒
追記:  神奈川県立生命の星・地球博物館の折原貴道様に同定を依頼し、
「コガネショウロタケで間違いないでしょう」とのご返事をいただいたそうです。「?」が外れました。(14.07.26)
コトヒラシロテングタケ
…傘の白い絹のような光沢にうっとり。
柄の基部は蕪状に膨らんでいる。
ヌメリコウジタケ
…マツ林に、かなり広範囲に見受けられた。
傘のシワシワと柄のネバネバと管孔の鮮黄色が特徴。
ホウキタケの仲間
…老菌は黄土色に変わっている。
種名はわからないが、美しい。
キニガイグチ幼菌
…透き通るような黄色いおみあしが、かわいい

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 2014年07月23日 " TMGT Family Photo "
    ---東大阪市にお住いのYmさんがメールをくださいました
「 梅雨が明け、いよいよ本格的な夏の到来です。
 猛暑、酷暑、熱中症なる言葉が普通に飛び交う時期となりました。
 皆さんも体調には十分ご注意ください。
 暑いときは森に入ってかわいいきのこたちを見ていると暑さも吹き飛ぶ、かもしれません。
 撮った写真は100枚オーバー、もちろん絞りや露出補正、構図等を変えているのも含みますが、それだけ沢山出ていたということでしょうね。
 整理して2/3から半分くらいに減らします(デジタルはいいですね、フィルムだったら破産!)
 そのうちの一枚です。
もう出ないのかとあきらめていた所でのサプライズした。
覚えていないところを見ると暑さや疲れは吹っ飛んでいたのでしょう。」

・・・大阪市にお住いのMorさんもすごいですね。僕も見てみたいです。」と。大暑の暑さを忘れる素晴らしい出逢いですか?羨ましいです!(simo)

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 2014年07月21日  " 北大阪のきのこ "
 --- 大阪市にお住いのMorさんがメールをくださいました
「 北大阪を散策してきました。
 乾いていましたが、先週は生えていなかったきのこにも出会えました。」(写真のキャプションもMorさん)
 ・・・夏キノコ満開ですね。同じ大阪でも違うのですね。南大阪は昨夜、今朝と激しい雨でした。(simo)。
ベニイグチ ヤマドリタケモドキ
ヤグラタケ シロオニタケ
マンネンタケ チャニガイグチ
ウラグロニガイグチ ニワタケ
ウスキテングタケ アカヤマドリ

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 2014年07月21日
" やっと・・・ "
---東大阪市にお住いのYmさんが
         メールをくださいました

例会参加の皆さん、お疲れさまでした。
少なかったのですがきれいな、可愛いタマゴタケを見て元気が出たでしょうか。 一日休んで、肩透かしばかりされている生駒の公園へ。前年同期の統計どおりには行かず、今年は特に予測が不可能でしたが”やっとご対面”
チャタマゴタケ 大きなのがいくつか倒れており、ぶつぶつ言いながらの最後のスポット、撮れたのはこのトリオだけでした、しかしよかったよかった。
ハマクサギタマゴタケ(仮称 公園に入った途端その巨大さにびっくり、やはり倒れているのがいくつかありましたが三ヵ所で発見。 これはまだこれから一週間ぐらいは散歩の人たちを驚かせるのでしょう。」
(.ほれぼれさせてくれます。どうも・・・simo)

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 2014年07月21日 梅雨明けの日  盛夏のきのこたち(南河内の散歩道) 
 午前中所用があり、午後気になる近くの散歩道へ。近畿も今日梅雨明けだという。なるほど陽射しが厳しいわけだ。ペットボトルの茶があっという間になくなり、退散。暑さも蚊の襲撃も厳しいがオオにテング、シロテング、ホオベニシロアシイグチ・・・など盛夏に見られるキノコの季節だ。
幼菌でもこの迫力!オオオニテングタケ シロテングタケ
フクロツルタケ(シロウロコテングタケ) ホオベニシロアシイグチ
お団子三つ ケショウハツ チチタケ
トラシマチチタケ(仮)
ややこしいことは苦手だが
この断面の虎縞が特徴だというなら
私にも分かる
トラシマチチタケ(仮) 胞子
アシボソノボリリュウタケ ヒナツチガキ
ヤグラタケ 随分高いところに鎮座 ヤグラタケ 担子器

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 2014年07月16日 " ○年ぶりの再会と子供たち "
 ---東大阪市にお住いのYmさんがメールをくださいました
 生駒を離れて少し南のほうへ。 やはり違うところへたまには行くべきですね。
 チャダイゴケの仲間 2種生駒では二ヵ所発生場所を知っていたのですが、何年か前から発生しなくなりました。写真は撮っていたのですが、PCに保存されていないところをみるとフィルムカメラでしょう。当会の奈良公園の例会で生木にひとつだけ出ていたことがありましたが。
 以前は”腹菌類・チャダイゴケ目・チャダイゴケ科”でしたが今はなんと”ハラタケ類・ハラタケ目・ハラタケ科”ですって。
 ヤマドリタケモドキ:今月の生駒の例会でも撮っているのですが、これぞこのきのこの子供。頭をかじった奴は許せませんが、彼らには貴重な食料、まあいいか
 見習わないとダメですね。同じ場所ばかりでは、出逢える子も限られますしね。見なかったことにしたり、パスするキノコも々だったり・・・
新たな出逢があると、たまには真面目に勉強するのでしょうが・・・横着癖が着いしまっているからダメかな?Asさんを見習って勉強しないと・・・(simo)

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 2014年07月16日  "  ヤナギマツタケ "
 --- 和歌山にお住いのAsさんがメールをくださいました
「 近所の公園に行ってきました。 少し珍しいものをあげてみました。 」(写真のキャプションもAsさん)
 ・・・水分十分でしっとりとしたきのこ。どれも魅力的です。ありがとうございます。(simo)。
オオヒメノカサ近縁種…傘中央部は窪んでいます。ひだを傷つけても赤変しないので近縁種としました。 コタマゴテングタケモドキ(池田氏仮称)…黄色いつばと基部末端が尖っている(逆円錐状)のが特徴。柄が部分的に赤っぽい。
 
シロソウメンタケ…芝生上に雨のさなかによく発生する。1-2本黄色味を帯びたものが混じっていた。 ヌメリアカヌマベニタケ幼菌?…柄の土ほこりをとってあげたいが、すごい粘性。ワカクサタケと似ている。
ベニナギナタタケ…シロソウメンタケと同じ芝生上に発生。対照的で感動した。頂部はとがり、子実体表面の中央に明瞭な溝が見受けられる。 ホソエノアカチチタケ(池田氏仮称)?…、傘が煉瓦色、ひだが淡赤褐色で黄色を含まないのでアカアシボソチチタケとは異なる。
ヤナギマツタケ…イロハカエデの根元に発生。秋のものと比べると肉厚がうすい。が 傘を広げた姿は、ほれぼれとする。 ヤブアカゲシメジ…「もしかしたら…」と思って探ってみると1本だけ見つけた。毎年、同じ場所(近くに竹藪あり)から発生する。

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 2014年07月13日  " 雨が "
 --- 生駒市にお住いのChiさんが
     メールをくださいました
「 昨日の生駒山に圧倒されて、矢田(丘陵)行ってきました。
 家を出るときは、天気持つかなと雨具持たずに。林に入る直前に、南西からの雨の筋を見ながら林に入ればたいしたことは無いと...
 今日の雨はきつかったですね。すぐに大木の下で、荷物をスーパーの袋に小分けして防水処理。あたらこちらにキノコあります。
 デジカメが雨に濡れないようにと気にしながら歩きましたが、レンズが曇ってきて早々に退散しました。
 帰ってきたら晴れてきましたね。」
 ・・・大変でしたね。雨のなかのキノコは風情があり好きですが、程度によりますね。どの子も後ろが白飛びする晴れの写真に比べ、落ち着いていて、とても魅力的です。(simo)。

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 2014年07月13日  " 北大阪のきのこ "
 --- 大阪市にお住いのMorさんがメールをくださいました
「 北大阪を散策してきました。
 昨日ほどの大発生ではありませんでしたが、いろいろなきのこに出会えました。ヤマドリタケモドキはあちこちで見られましたが、出たばかりの幼菌も虫食いです。
 スギに似た木の下には名前のわからないイグチ、斜面にはいろいろなイグチが群生。ヒメシロチチタケらしきものも発見。つぶしてみると乳液が出たようで指がベトベトしました。
 コケの地面には小さなコウラグロニガイグチが数本出ていました。」(写真のキャプションもMorさん)
 ・・・お疲れさまです。ヌメリガサ属ですが、「表面黄色〜橙色地に緑色粘液に覆われ乾燥や降雨で地肌を表す。地肌に長い条線あり」との特徴に思い当りませんか?私はそれだと思います(simo)。
コタマゴテングタケモドキ(仮) クロアシボソノボリリュウタケ
カッパツルタケ ヤマドリタケモドキ
イグチの仲間 ヌメリガサの仲間 ヌメリが強かった。
不明イグチ キアシヤマドリタケ(仮)
ウラベニイロガワリの仲間 ヒメシロチチタケ
ミドリニガイグチ コウラグロニガイグチ

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 2014年07月13日 一週間で激変の散歩道 南河内の散歩道
 昨日の生駒の観察会のようすから、近所の散歩道の様子が気になる。生憎の空模様だが我慢しきれず散歩道へ。出てる出てる!しかし蒸し暑さ・蚊の襲撃は厳しい。体調すぐれず無理をしないでとは思うが結構時間がかかっている。
 待ち焦がれていた気温湿度に梅雨きのこ夏キノコが一気に爆発状態。 
家に帰るとグッタリ。。。少し仮眠。
素敵なドレスで お出迎え キヌガサタケ
ハナオチバタケ ハリガネオチバタケ
アカヤマタケ シロコナカブリ
キツネノハナガサ 幼菌 アオエノモミウラタケの仲間
シバフウラベニタケ? キヌモミウラタケ
ザラエノヒトヨタケ? キイロイグチ
アカヤマドリ マルミノアヤメイグチ
マルミノアヤメイグチ 胞子 マルミノアヤメイグチ シスチジア
テングツルタケ ヒメコナカブリツルタケ
 ヘビキノコモドキ幼菌   コテングタケモドキ 幼菌 
テングタケ 幼菌
 オキナクサハツが一面    ニオイワチチタケ
 ヒロハウスズミチチタケ     ヒロハウスズミチチタケ 胞子
 ヒロハウスズミチチタケ 担子器 ウズゲツチイロタケ
キカラハツモドキ キカラハツモドキ 胞子

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 2014年07月09日

 " その後の枚岡公園 "

 ---東大阪市にお住いのYmさんが
           メールをくださいました
「 simo さん、長居の行事は6日でしたね。 いろいろな子供たちを相手にお疲れ様でした、きのこくん、確かに寂しかったと思います。
 一瞬 ”うむ?” アリさんの迫力はないですが撮るものがなく私もつい・・・(7/4)
  以下は9日です、遅いですがテングやイグチがやっと見られるようになって来ました。クモタケ4日には出ていました。チャタマゴタケはまだですがもうすぐでしょう、彼らとはなかなかタイミングがあいません。この台風がどう影響するやら、しばらく通うことに。
 (←7/4)
     
" 8日の生駒 "
「8日、生駒例会コースを含め歩いてきましたが、様相は一変していました。欲を言わなければまさにきのこだらけ(ちょっとオーバー?)
 小型から大型まで前に進むのが大変でしたが、勿論コースすべてがそうではないのが救いでしょうか。
 
撮った写真は80枚余り(80種ではありません)、整理して何とか半分に、ご紹介したいのは多くありますがメインの少しだけ。
 カンゾウタケやトキイロヒラタケ、ダイダイガサやサンコタケその他新旧混合、プラス変形菌とにぎやかでした。
 アカ・キ・シロイボカサタケの三色が一日で確認できたのは珍しい方でしょうか。」

(カラフルで見ているだけでウキウキとするキノコの季節ですね。観察会が楽しみです。(simo)

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 2014年07月06日 生駒山 西斜面の散歩道
 生駒山の西斜面の枚岡公園付近で行われた観察会。子ども連れが多く100人を超える大盛況だ。雨もありたくさんのキノコに出逢えるはずと期待したものの何故か信じられないほどキノコが遅れている。
 石垣や山道の法面ではクモタケがたくさん見られるが、夏キノコのテングタケ、イグチの仲間は殆ど姿を見せてくれない。ベニタケはそれなりに見られるが種類が少ない。梅雨のキノコも少し貧弱だ。そういえば昨年は6月下旬以降寝苦しい熱帯夜があったはずだが、今年は気温が低いのか?梅雨入り後の降水量も少ないようだし、半月ほど遅れている感じだ。
 
キシノウエトタテグモの扉から頭を出すクモタケ キチャハツが目立つ
 ヒダが黄色い コヨヘイジ   ドクベニタケ 
ヒナノヒガサを撮ろうとしていると
アリが横切る
アリが大きいのか?キノコが小さいのか?
オリーブサカズキタケ
 クヌギタケの仲間   クシノハシワタケ 
センベイタケ センベイタケ 胞子

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 2014年07月02日
 " 生駒だより PartU "

 --- 東大阪市にお住いの
     Ymさんがメールをくださいました
「 さて、当初の目的(アカダマキヌガサタケ)を求めてさらに二ヵ所行きましたがついにうち一ヵ所で発見。
急坂を歩いたかいがありました。
 PCに移してよく見てみると少しづつ成長している、意図したものではないですが約1時間〜1時間半おきに撮っていました。
 付近を行っては戻りを繰り返しその都度撮っていたようです、何しろこの日はこの二つしか見つからなかったもので。
 ご参考のため撮影時間を表示しておきます。(5 奥の彼女のポートレート 発見時にはすでに完成? 9:40→)」
 
(キャプションもYMさん
 ・・・綺麗です 抜群のタイミングですね!(simo)。
1  9:25 アクロバットまがいに水平 可愛いミニスカート 2 10:04
 3 11:04 4 12:37 ほぼ完成 

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 2014年07月01日  " 生駒だより "
 ---東大阪市にお住いの
     Ymさんがメールをくださいました
「 毎年この時期になると一度は訪問するところ、なぜならかなり急勾配なので多くの訪問は無理、 体が付いて行きません。
しかし中年以降の男女がドンドン登っていかれるのには感心させられます。
 さて、了解を得て入った竹林、目的の貴婦人には全くお会いできなかったのですが、ほかのいくつかが迎えてくれました。そして近くの雑木林を加えての一部が添付です。 (ニワタケ 竹林にも発生するのだ、幼菌から巨大老菌まで多く発生→)キャプションもYMさん
 ・・・着実に出てくるきのこの顔触れが増えつつあり、楽しみですね (simo)。
     
シロイボカサタケ 早い!   コウジタケ いい格好、イグチは他にないのか、と一言
     
ベニタケSP いい色、これだけではチシオハツ?おまけつき   チチタケ 幼菌を見てイグチとつぶやいてしまいました。

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 2014年07月01日  " 春日の森のキノコ散歩 "
 ---奈良市にお住いのDmさんがメールをくださいました(6/30)
 6月が終わろうとしている昨日の日曜日、午後は雑務から解放されて、ホッ!としたところで春日の森へキノコ散歩に出掛けました。私のお決まりコースは、神官達が春日大社へ通う下禰宜(シモネギ)の道から森に入り、ぐるりと回って中禰宜の道へ帰って来る1km程の距離です。  木漏れ日の地道を歩くだけで心地良い散歩を楽しめますが、それにプラスしてキノコ達を探し、見詰め、撮影する遊びが加わると、足し算を通り越して掛け算ほどにも楽しい散歩になります。これも会員の皆様の御指導のお陰だと、嬉しく思っています。
 道の入り口で、大きな捕虫網を持った数人の爺さん達が榎木の大木を囲んで、梢を見詰めている。「蝶々の採集ですか?」 「イヤァー、玉虫ですよ……」 「玉虫は榎木が好きなんですか?」 「そう……でもなかなか捕れません」と言いながら、このグループも楽しそうにやっている。
  下禰宜の道に入り、谷川沿いに少し山へ入ると、倒木にいろいろなキノコの姿がみえる。でも私の知識では同定はおろか、何の種類かの判断もできない。とりあえず写真に納めておこう……と言うのが添付の「コキララタケ」です。これは帰宅後に図鑑で調べて判断できた名前です。現場でこれを見た瞬間は「テングダケの仲間の、チビの、粉を被った、カバイロ??……」と思い出すが、痴呆症に近い脳ミソは記憶があやふやだ。キノコ散歩にはカメラだけでなく、小型図鑑も必要な物ですね……今更の様に反省しました。
  更に探すほどにチビの白い妖精が目に入りました。これは小さいので撮影が難しく、私のカメラと腕前ではこの程度の写真しか撮れませんが、幼い姉妹の踊る姿を連想して「白鳥の湖」と命名しました。大きなキノコに出会う迫力も素晴らしいが、こんな小さい物の中にも美しい物が待っています。
  道を歩きながら、山の中ばかりに視線を集中していると、足下のデカイ奴を蹴飛ばしそうになった。「ああー、これはイグチの仲間だな!」という程度の認識でカメラを向けたら、その視野に人影が入った。それが近付く瞬間をねらってシャッターを押した。全てがピンぼけの写真になりましたが、私の慌てぶりが表現できた写真です。この娘を嫁にやる時に、このお父さんは間違いなく涙を流すだろう……そんな連想がヒョイッと頭をもたける。
  腐食の激しい切り株に白い点か見えました……「マツオウジ?今頃?」と思いましたが、昨年の梅雨の頃、浄土真宗の聖地「吉崎御坊」を訪れたときに、松の切り株に大きく成長したマツオウジを観たので、この時期に出て来ても不思議ではないのかもしれません。
 蒸し暑い森の中で汗びっしょり……帰りがけに、いつもの喫茶店に飛び込み、冷たい水を飲み干し、追加をお願い。「Dmさん、水だけでは商売になりません、コーヒーでも??」とママが笑う。 遅い昼飯のカレーライスとホットコーヒで人心地を取り戻しました……ああー楽しかった!」(キャプションもDmさん)
 ・・・読んでいるだけでも”ああー楽しかった!”です。
それぞれのきのこに物語があり楽しく読ませていただきました。イグチはミドリニガイグチかもしれませんね。小さなきのこ、「白鳥の湖」ですか?いいですね。名前が付けられているのどうかかわかりません。いつも「クヌギタケの仲間かな」なんて色気のないこと言ってます。とても美しく魅力的なきのこなのですが・・・(simo)。
コキララタケ 白鳥の湖
イグチと父娘 マツオウジ



 2014 (7) 7月
       7   10 11 12

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