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Part 9 2012 (7) | 7月 | ||
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猛暑の中、懲りずに近くのキノコ散策路を歩く。シイ、コナラなどの落ち葉が足元でカサコソと乾いた音を立て、期待が持てずあきらめ半分で歩くが、色鮮やかなオレンジの傘が目にとんび込んでくる。素敵なハナガサイグチだ。 しばらくして同じくシイの木の樹下で草色の比較的良好な状態のベニタケだ。図鑑で見ていたクサイロハツ?と喜ぶが、クサイロハツはカバノキ属林地上限定のようだ。ということはカワリハツの緑バージョンですか? 傷んだクロハツモドキの上ではヤグラタケがすくすくと育っている。あとはキアミアシイグチくらいで、他は傷んだもの乾いたものが目立つ。 |
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ハナガサイグチ | ||
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ハナガサイグチ 胞子 | ハナガサイグチ 担子器 | |
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ハナガサイグチ シスチジア | カワリハツ 緑バージョン | |
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カワリハツ 緑バージョン | カワリハツ 胞子 | |
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クロハツモドキの上では ヤグラタケが育つ | キアミアシイグチ |
猛暑日も三日目。こんな気候には慣れたくないけど天気予報では雨マークもなくしばらくこんな日が続きそう。 たまには高度を稼いで少し涼しいキノコ観察にしようと紀和高原方面へでかけるが、なんと6月の雨で道路が崩れ通行止め。暑い中引き返すが、カラカラに乾いた景色にはキノコの予感がしない。手ぶらで帰るのも・・・。少しだけ散策路を歩いてみる。 乾いて黒ずんだクロハツ(モドキ)、シロハツモドキなどの残骸が多い。ヤグラタケが随分目立つ。ベニウスタケもそのままで乾燥標本になるくらい乾いている。瑞々しいキノコは少ないが、ウコンハツ、キクバナイグチの幼菌が可愛い。ナナフシテングノメシガイも元気で並んでいる。 |
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ヤグラタケがやたら目立つ | ベニウスタケ かなり乾燥している | |
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ウコンハツ | キクバナイグチ | |
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チチタケ | ナナフシテングノメシガイ | |
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ナナフシテングノメシガイ 胞子 | ナナフシテングノメシガイ 子嚢 |
--- 久しぶりです。Oさんよりメールをいただきました 「 昨日(26日)、通い始めて三年目の大阪のゲレンデへ行ってきました。 ナラ枯れが進んで少し様相が変わりつつあるあたりで、もしかしたらと思っているとコナラらしき立ち枯れの根元から・・・ボッ、ボッ、ボボボッっと立つ・・・菌なる焔!!
このゲレンデはもちろんのこと、大阪府下では初めてのカエンタケ。 後ほど大阪自然史博の佐久間さんに連絡したところ、今まで大阪府下での発生は二件ほど。ナラ枯れを伴うものだと、初めての発生報告だったそうです。山道を中心にあたりをチェックしましたが、今のところこの木のみ。
・・・まぁ、そう日も浅からぬうちに数も増えて珍しくなくなるのかな?うだる様な暑さと群がる蚊とメマトイに参りつつ帰路につきました。」
--- 暑い中、御苦労様です。迫力充分で見ごたえあります(simo)。 |
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![]() " 黄金花笠(コガネハナガサ) " --- 久しぶりです。Oさんよりメールをいただきました 「 夏のキノコたちの賑わいに我を忘れつつも、気になる子に気づくゆとりもかろうじて。今月初旬、神戸でドクツルや各種アマニタや猪口たちと遊んだ帰り道、落ち葉や小枝の堆積したあたりで、見慣れない雰囲気の子。桜の小枝に生えており、笠に妙な見覚えも・・・持ち帰ってみました。 ・・・ビンゴ☆ この面白い子、<日本のきのこ>に、ハラタケ目ラッシタケ科クヌギタケ属として新規収録されたコガネハナガサ♪南方系のキノコなのかな、とても繊細で、一晩しか持たないらしい。美しい笠。持ち帰って朝まで見守っていると、見事に笠が開きました。その後、育ちかけた幼菌がありましたが、残念ながらカビにやられてしまいました。 暑いのが好きそうな子だしいけるかな?もう一度逢いたいキノコです。」 ( もう一度逢いたいキノコです・・・納得!simo) |
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--- 久しぶりです。Oさんよりメールをいただきました 「今年はなかなか・・・菌食の先輩方、虫たちの勢いが凄まじく。 とりわけ、内側からでなく外からガジガジと齧る甲虫達が多い気がします。 タマゴタケはやっぱり美味しいようで、卵のうちから食い破られたり、育ってもキノコムシやオオセンチコガネが凄まじい勢いで・・・。 なんとかかんとか虫や雨をかいくぐった子を撮り納めました。 恒例のカサテラスも愉しく♪ 日暮れすぎにキノコムシにヒダを齧られているタマゴタケを撮ろうとした際に、漂う胞子が目に留まってハッとなり、写真に収めてみました。 RIMG0636の写真の襞の下に漂ってるのが出た直後の胞子です。 ↓動画でも納めてみましたので、どうぞ♪なんとか見える感じに・・・。 ↓実家で見つけたタマゴタケの胞子散布風景も。ヒグラシがいいBGMを。 他にもブドウニガイグチにも挑戦しましたが、肉眼ほどは写ってません。
他にもキノコの周りの虫や生き物の動画を撮ってアップしてますので、どうぞ♪オオセンチコガネ先輩の殿様食いが凄いです。かなりグルメです。」
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RIMG0636 |
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--- 和歌山にお住まいのAsさんよりメールをいただきました 「思いかけず出会ったきのこ達です。シワチャヤマイグチとヒトヨタケの仲間(ホソネヒトヨタケ?)です。」 (写真のキャプションもAsさんですねsimo.) |
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シワチャヤマイグチ 傘の凹凸に富んだ著しいしわが特徴 |
シワチャヤマイグチ裏 柄の頂部付近の淡黄色が何とも言えないほど美しい |
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ヒトヨタケの仲間 腐朽木周辺に発生 傘にささくれ状鱗片をつけ、頂部やや淡褐色 |
ヒトヨタケの仲間 下からのアングル 白い柄と黒色のひだが対照的 |
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ヒトヨタケの仲間 全員勢ぞろい、カメラに向かってハイ、ポーズ |
ヒトヨタケの仲間 親の元にいる幼菌達 |
梅雨明け前後のあの暑さを経験して暑さに慣れたとはいえ大暑の今日はかなり湿度が高く身体にはこたえる。ペットボトルの水のある間だけと決め散策開始。 人間の身体には厳しい気候だが、菌根菌たちは相棒の樹木が生き生きとしている今がチャンスなんでしょう。腰をかがめることなく見つけることのできる大きなキノコたちが元気元気! ペットボトルの水を気にすることなくジャンボきのこたちの姿に満足して家路に。 |
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オオオニテングタケ | ||
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シロテングタケ | シロオニタケ 小さな幼菌が足元に | |
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猛毒 フクロツルタケ | ベニイグチ | |
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ホオベニシロアシイグチ | キアミアシイグチ | |
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ブドウニガイグチ | ブドウニガイグチ 胞子 | |
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キニガイグチ | キニガイグチ 胞子 | |
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キニガイグチ シスチジア | ニワタケ | |
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アンズタケ | ナガエノチャワンタケとキイロアセタケのコラボ |
---泉州の熊取にお住まいのSugさんよりメールをいただきました 「(和歌山の観察会の)帰りに、この時期にしか行かない所へ寄り道して来ました。 今年は、きのこ少ない?全然生えて無い? その中でシロオニタケモドキの当り年?数が多い様な? 他のきのこは、有っても1本だけとかしか生えて無い。寄り道きのこを少々。と言ってもこれで全部なんだが・・・・」 (キャプションもSugさん・・・少ないですか?紀和高原の尾根を越えるだけで様子が違うのですね。雨の降るタイミングもまったく違うのだから当然なのでしょうが。シロオニタケモドキとされているきのこはその特徴の永続性のあるツバがあるように見えません。また、柄の基部が塊茎状でもありません。オオオニテングタケかもしれません。ハイイロオニタケは「柄の基部は紡錘形〜棍棒状となりしばしば地中に入り込む」とされています。根を掘ってみるほうが良いようですsimo.) |
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キイボカサタケ | キウロコテングタケ | |
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シロオニタケモドキ | ||
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シロオニタケモドキ幼菌? | コトヒラシロテングタケ |
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コトヒラシロテングタケ |
ハイイロオニタケ? |
どんよりとした曇り空。雨に濡れても可愛いキノコに出逢えればラッキーと、大きな傘をもって出かける。と、傘の出番があり。地に着くほどの長いレースの貴婦人。最近見かけていた短いレースの赤い靴の子とはグレードが違うと、大満足。梅雨の女王キヌガサタケ、私の大好きなはかなくも美しいキツネノハナガサなど・・・。 キノコは次次登場してくれるのに。傘の用意はしたもののまさか日が差すとは?!帽子を持たず、お茶は小さなペットボトル。雲と傘のマークしか天気予報では見なかった・・・とうらみつつ家路に。それにしても天狗も猪口も紅茸も・・・みんなこの季節が好きなんだな。蚊もすごい勢い。虫除けが汗で流れるとたちまち献血。写真を撮るのには蚊取り線香がないと顔の周りにまとわり付く蚊もすごい。 |
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ロングドレスの貴婦人 キヌガサタケ | ため息をつくと 傘が壊れる キツネノハナガサ |
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キツネノハナガサ つぼみ | 雨の中でかけないと すぐに傷んでいる 小さな傘 ハリガネオチバタケ |
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トガリベニヤマタケ | アキヤマタケ | |
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ナガエノチャワンタケ | キイボカサタケ | |
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キイロアセタケ | ハナサナギタケ | |
☆ どこもかも 天狗が元気 | ||
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清楚な美女?? 猛毒 ドクツルタケ |
猛毒 フクロツルタケ | |
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もうでているんだ オオオニテングタケ |
ウスキテングタケ | |
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カバイロツルタケ | ||
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シロテングタケ | うっすらピンク色のヒダが見える タマゴテングタケモドキ |
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ヘビキノコモドキの大群生があちらこちらで | ||
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ガンタケ | コテングタケモドキ | |
☆ 天狗に負けず 猪口も大奮闘(雨で傷んだものの方が多いが) | ||
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ヤマドリタケモドキ | コオニイグチ | |
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キクバナイグチ | キイロイグチ | |
☆ 紅茸も雨にも負けず(雨に負けた子が多い中で 形の残っている紅茸の仲間) | ||
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見えにくいがヒダが少し 緑っぽい アイバシロハツ |
アイタケ | |
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ウコンハツも色鮮やか | オキナクサハツ | |
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存在感のある クロハツ | クサハツモドキ | |
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クサハツモドキ 胞子 | クサハツモドキ シスチジア | |
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ニオイワチチタケ | ||
☆訂正☆ 富山県中央植物園の橋屋誠氏の御指摘をいただきキチチタケ近縁種と訂正しました。 「梅雨時に出るキチチタケ近縁種は秋にマツ林で見られるキチチタケに比べ環紋が細かくて 数が多いという 特徴があります。また乳液の変色もややゆっくりと変わるように思います。」 とお教えいただきました。 |
--- 東大阪市にお住まいのYmさんよりメールをいただきました 「 平地or少しの坂道ということで、公園を少し歩くつもりがなんと7時間ぐらい滞留してしまいました。 なにしろTukさんの言葉を借りればボコボコ出ていましたので。 最大はベニタケspとにかく同じ仲間で群生しますから数ではトップでしょう。 続いてテングタケsp、イグチsp、その他いろいろ大型から小型まで凄かったです。 この状態が明日奈良側で起こっていればどうなるのでしょうね。 私の好きなテングタケでいえば、イボテングタケ、チャタマゴタケ、ハマクサキタマゴタケが感動でした。プラス、タマゴタケがあれば最高ですね、Asさん。しかし最高の感動はこれです。」 |
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--- 和歌山にお住まいのAsさんよりメールをいただきました 「最近のかわいいきのこ達です。アラゲカワキタケは初めて出会ったきのこです。 主に春に出てくるキノコなのに梅雨時期の今頃発生。」(写真のキャプションもAsさんです。やはりこの赤い子がでないと夏キノコの季節にならないですねsimo.) |
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タマゴタケ幼菌 やっとタマゴタケがでてきました 斜め斜面上に発生。 |
タマゴタケ幼菌 足元が神秘的 徐々にだんだら模様になっていくのですね |
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ヌメリガサ科の不明菌 苔の中の紅一点。目をひきつける。 この美しさを撮るために悪戦苦闘する。 |
ヌメリガサ科の不明菌 傘径5mm位. 苔の中の紅一点。 目をひきつける。傘の条線がとてもいい。 |
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アラゲカワキタケ幼菌 幼菌は赤紫色。成菌は黄土色。やはり幼菌はかわいい。 |
アラゲカワキタケ幼菌 幼菌は赤紫色。成菌は黄土色。やはり幼菌はかわいい。 |
![]() " 大学のきのこ " --- 南河内の大学の学生さん Tukさんよりメールをいただきました 「 大学構内に見事なフェアリーリングができていました。1,2日遅かったのか少ししなびていますが・・・。 それにしても名前が判りません。テングタケの仲間だということぐらいしか・・・図鑑にない種類はお手上げです。傘にはいぼ・袋の名残などは全くなく、直径15cm前後で、若干中心部が薄茶色がかっています。膜状のつばがまとわりついています。 近くにキクバナイグチもありました。傘の模様が可愛い。」 ・・・ 見事なフェアリーリングですね。傘の周辺の条線はありそう。なんでしょう?キクバナイグチですか!傘の紋様がいいですね。盛夏のキノコです。秋風とともに見えなくなるキノコです(simo) |
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--- 大阪 泉州にお住まいのSugさんよりメールをいただきました 「最近、ほぼ毎日きのこと戯れる?今日この頃? 仕事中にもきのこ。 帰りに家庭菜園の畑に寄ったらきのこ。 山に行ったら、この時期にしては珍しいアミタケ発見!」 ・・・泉州ではイグチ・テングタケ・ベニタケ全開ですか?アミタケは「日本のきのこ」でも夏〜秋に発生とされています。早ければ5月から梅雨時にもみかけます。菌輪の中のキノコ何なんだろう?かなり大きな径に見えるなア(simo) |
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*キコガサタケの菌輪(後日連絡をいただきました) | ||
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ベニタケ、テングタケ、イグチ・・・夏のキノコもかなり出揃ってきた。だが夜中にその音に目覚めるほどのすごい雨。自分でもバカだなと思うが、体調不良の中無理して出かけている。 せっかく豪雨に耐えて残っているキノコも傘が水を含んでかなり劣化したものが多い。おまけに脚は泥だらけ。なかなかモデルを買って出てくれる子は少ない。そんな中でも、特別輝いている健気なキノコたちもいる。えらい!えらい!これだから、くたびれも吹き飛んでしまう。 崩れたベニタケが多いな中でみたアイタケは虫の食み跡もなく美しい。アンズタケは夏の訪れを感じさせてくれる。純白の透明感のある美しいシロキクラゲも傘を手に探す値打ちのあるキノコだ。小さくてもこの子に逢うだけでも値打ちのある筋オチバタケもいいね。 筆の頭のようなササクレヒトヨタケ。落ち枝を埋め尽くす小さな傘の行列を作るナガミノシジミタケも捨てがたい。 今日のアマニタの代表はテングタケのよう菌&ヒメコナカブリツルタケ。大きなリングを作るオオシロカラカサタケは迫力充分だ。 |
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やっと雲の合間より差した日に輝くハスの花も素敵だ。 | アイタケ | |
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アンズタケ | シロキクラゲ | |
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スジオチバタケ | ササクレヒトヨタケ | |
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ナガミノシジミタケ | ||
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テングタケ | ヒメコナカブリツルタケ | |
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オオシロカラカサタケ |
--- 東大阪市にお住まいのYmさんよりメールをいただきました ![]() なんとノウタケや倒れてしまったツマミタケ、他を見つけました。[近くの公園ー全くの人工公園で、桜その他,木は全て植えられたもので、草っぱらが多いです] 彼らを見ていると堺の公園に行きたくなったのですが、あいにく一日中雨とのこと、仕方なく今日再び定点観測としました。 ノウタケ、白いボールの様で当初何か分かりませんでした。添付の写真は昨日5日のものです。今日はつぶされて二つになっていました。続いてツマミタケのエリアへ、確認していた卵からはまだ出ていません。雨が降ったり止んだりする中、昨日と違いじゅうたん作戦開始、何とかきれいなのを発見したのが添付2枚です。キツネノエフデも見つけましたが、見て頂くにはかわいそうなお姿なので割愛します。 続いて、なんの幼菌?かわいいでしょう。最後は名前は分かりませんが1mほどのフェアリーリング。リング内左下の白い点はホコリタケの仲間です、今晩は妖精たちにとりつかれ大変かも。」 |
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--- 奈良市にお住まいのDmさんよりメールをいただきました 「メールで送られてくる皆さんの写真に刺激を受け、今日は私もカメラを持って出勤しました。 3時頃に仕事を切り上げて、奈良公園まで帰って来て、浮御堂近くに駐車して歩いてみました。 イグチの仲間、ツルタケの仲間などに出会いました。 土手の表土が?がれて、砂混じりの粘土質の表面に小さいキノコらしい物が生えています。爪楊枝よりも細く、木綿針よりりも太い、奇妙な物が林立しているので、カメラに納め、帰宅してから図鑑で調べる事にしました。パソコンを開くと先ほど見た奇妙な物が、Oさんからのメールに載っており「これはアリノタイマツか!」と納得した次第です。 小さいキノコにも面白い物があるんですね。」 |
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低めで推移していた気温も上がりこれだけ雨が降ると、もう夏のきのこの花ざかり。キノコのない好天よりキノコどっさりの雨のほうが絶対いい・・・なんて自分に言い聞かせ、大きな傘を持って大阪の北摂界隈へ出かける。 期待していくと空振りが多いものだが、今日は天狗もイグチもベニタケも・・・あまけにレアものも・・・素敵なきのことのめぐり合いに満足満足。 |
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径4cmくらいの立派な足元 何故か横向きに ヤマドリタケモドキ |
ヘビキノコモドキ | |
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カッコいい テングタケ | ツチカブリ | |
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ビロードツエタケ | シロソウメンタケ | |
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ヒメホコリタケ | アカチャツエタケ | |
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でかい! キアシグロタケ | 胞子を見ると コツブ+ヒメヒガサヒトヨタケ | |
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コツブヒメヒガサヒトヨタケ | コツブヒメヒガサヒトヨタケ 胞子 | |
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コツブヒメヒガサヒトヨタケ 担子器 | アミヒダタケ | |
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アミヒダタケ 胞子 | アミヒダタケ クランプ | |
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柿の立ち木にびっしり ホウライタケの仲間? | 柿の立ち木にびっしり ホウライタケの仲間? |
--- お久しぶりですOさんよりメールをいただきました 「 皆さん、キノコが賑やかになってきてたまりませんね♪ しょっちゅう野山を歩き回ってるので、報告が漏れまくりですが、先日実家・和歌山の熊野古道界隈の散策で出会ったキノコを♪ ヌメリガサ各種・走りの天狗各種・ヤマドリさんなどの猪口も少々、ベニタケはケショウハツ率高いけども菌食の先輩方(虫やら)の 勢いが凄くてなかなか。 っと、キノコキノコと近視眼的になっていた矢先、出会った<アリノタイマツ>の群生。とても新鮮です。 確かにコケもあるのに、几帳面に地衣類(緑藻?)の上に生えてるな〜等と言っていたら、地衣類に詳しい方からツッコミを頂き。ハッと気づく始末。地衣類は菌類(主に子嚢菌)と藻類の共生生物、このアリノタイマツはこの地衣類の子器にあたるそうで。担子菌なんだそう。担子地衣類と呼ばれたり・・・ううむ、普段木とキノコ、朽木とキノコ、虫とキノコ等とボヤけた目でキノコを探してしまっていたのを猛省しつつ。写真に収めつつ、動画も撮ってみましたので見れる方はどうぞ。 古くからその参拝の列をさして<蟻の熊野詣>といばれた熊野古道。 このアリノタイマツも<アリノクマノモウデ>と呼びたいところです♪ アリノタイマツを見て、ほかのヒダナシタケ類のシロを見に行くと、ムラサキナギナタタケの凄まじい群生も見れましたので、写真と動画をhttp://www.youtube.com/watch?v=7dNcxuoDj5A&feature=endscreen 」 ・・・ さすが!圧倒されますね(simo) |
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![]() --- 南河内の大学の学生さん Tukさんよりメールをいただきました 「 先週末の雨のおかげで、待っていたきのこ達がわんさか顔を出してくれました♪ 柄の網目が特徴的なヤマドリタケモドキが何十本も・・・堅く締まった幼菌からほたほたの老菌まで大きい物がそこら中にぼこぼこと生えています。 人通りが多い自転車置き場の前なので人目には付くのですが誰も手は出さず。毎日新しいのが生えてきているので雨が降る限り楽しめそうです。 毎年秋にも出るのですが梅雨にこんなにたくさん出たのは初めてです。」 ・・・ 幼菌はまだ虫食い状態ではなさそうですね(simo) |
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ヤマドリタケモドキ幼菌・成菌 | ヤマドリタケモドキ老菌 |
--- 大東市にお住まいのYmさんよりメールをいただきました 「・・・持ち帰ったアカダマキヌガサダケの卵の様子を報告しようと少し遅くなりました。さてアカダマキヌガサダケの卵ですが、良い大きさのグラスにキッチンペーパーを水に浸して底に置いてから卵を乗せて見守っていました。 2日目くらいに卵の形が、キヌガサダケの頭の形になって突っ張っているような感じになりました。それから出るのを日々待ち遠しくしておりました。しかし、卵の上部では無く横から出てしまったようで悲しい状態となってしまいました。綺麗なマントが見れなくて残念でした。 この週末は、温度も上がり雨もありとやっと夏のきのこ達が増えてきましたね。私も土日と探索に行ってきました。見たきのこは、同じような物が多いのですが。。。・・・いくつかお送りします。写真のきのこ名は、たぶんですけど」 |
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木から生えているホコリタケ? 柄が長く何だろうと疑問のきのこです。 |
ヘビキノコモドキかなと思います。 つぼが、塊茎状で環状の黒っぽい破片のような物が見えます。 |
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キイボカサタケ 傘の頂部のいぼとねじれた柄 でも写真の色からするとアカかも知れないですね。 (アカイボカサタケですねsimo.) |
マツオウジの幼菌 遠目からも確認出来て色合いからスギタケの仲間かと 思いましたが近くで観察するとマツオウジのようです。 今頃でも出るのですね。 |
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カレバハツ ベニタケの仲間ですけど色が地味ですね。 でも傘のひび割れで初心者の私にも同定可能?なきのこでした。 |
コツブタケ 道端に石ころのようにぽつんとありましたが、 触ってみるときのこでした。 この手のきのこは、中が重要?かと思い 割ってみました。カラフルな中身ですね。 |
![]() --- 東大阪市にお住まいのYmさんより メールをいただきました 「 かなり間伐されて風通しがよくなり、菌類にはきつい状況になっていますが・・・ さて、昨日テングタケSPに続いてまずはベニタケの仲間たちです。もはや名前はさっぱり分かりません、やはり幼菌がメインです。 続いてイグチの仲間たち。アカヤマドリ、液化中のをいくつか見つけ、がっくりしていたのですがやっと発見しました。」 「 ほんとに多くの種類が出ていました。 オオノウタケとその仲間。マンネンタケにカサヒダタケ、そしてチチタケ(ベニタケの仲間でしたね) etc etc 何故かこの日はピンボケが多く、貴重な数枚が“削除”となってしまいました。久しぶりで興奮しすぎ? 反省しなくては。」(カラフルな名優たちの乱舞の季節です。ワクワクします。simo.) |
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" テングタケ登場 " --- 和歌山にお住まいのAsさんより メールをいただきました 「 やっとテングタケに出会いました。降雨の後、気温が上昇したことが原因だと思われます。」 ヤマドリタケモドキ幼菌(柄の網目模様が特徴。)→ こうして法面などの傾斜地に横向きに生えているケースが結構みられますね。この子がわんさかとはえると盛夏のキノコの季節が到来ですね。Asさんの観察ポイントでは赤いアマニタのシーズン目前かな?(simo.) |
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コキララタケ幼菌 成長1 頭につけているのはオゾニウム(菌糸塊)だろう。 オゾニウムを突き破って生の出現。 鱗片はこの段階では、まだら模様。) |
コキララタケ幼菌 成長2 頭の先は鱗片に覆われていなく、 頭を突き出している姿はかわいい |
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テングタケ 広葉樹林の落ち葉の中から見つけました。 まだ傘が開いていない状態なので、 膜質のつばがやや柄の上部にあります。 |
テングタケのつぼ つぼはややひび割れているが、浅いリング状 複数のリング状になっていないので イボテングタケではないようだ |
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ニオイワチチタケ とってみて臭いをかいでみたが、ややカレーの臭いがする程度 |
ニオイワチチタケ ひだと乳液(乳液は米汁のような半透明。) |
--- 東大阪市にお住まいのYmさんよりメールをいただきました 「 体調、徐々に回復しつつありますがまだ山は無理なようです。 なにせ少し登ると心臓がドキドキ、ドキドキ、貧血と体力低下でひどいものです。 ということで、体力ををつけるためには平地からと生駒は室池園地へお散歩してきました。当然起伏の多い外回りは敬遠し、楽な内回りを一周。 少し歩きだして気が付いたのですが、テングタケ、イグチ、そしてベニタケの仲間が一斉に出ているということ。もちろん他の種類もですが、私にはちょっとおもしろいなと思いました。どちらにしても一か月以上のご無沙汰のあとだけに少し興奮ぎみでした。 とりあえずはテングタケSPのかわいい幼菌たち(一部成菌もまぎれておりますが)名前は残念ながらよく判りません、すぐに分かったのはカバイロツルタケぐらいです。テングタケもいるのかな、もう少し大きくなれば分かるのですが。」 ・・・今日の雨の降る様。、梅雨の末期のような強烈な雨脚でしたが、まだ近畿の梅雨は20日間ほど残っているんですね。Ymさんおキノコ便りにほっとしています。それにテングタケの面々の居並ぶ姿に今年も夏が来たなと変な安心感があります。 |
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よせばいいのに。朝目覚めると雨、休養日にあてればいいものを、少し雨が小休止すると落ち着かず散歩道へ。この季節の雨は毎回、お宝を運んでくれる。おかげで、ハナオチバタケの一番美しい姿に。・・・ヒイロベニヒダタケの透き通る柄の美しさも格別。サビハチノスタケのカサも雨に濡れるとエノキタケのカサのようだ。・・・・と、はしゃいでいると、本物のカサが役に立たないほどの土砂降り。急いで退散。 |
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雨にも負けずに出かけないとこの瑞々しい美しさには出逢えない ハナオチバタケ これだけでも雨に打たれて出かけた甲斐があった |
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この透明感は魅惑的 ヒイロベニヒダタケ |
雨に濡れると別のキノコみたい サビハチノスタケ |
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サビハチノスタケ | サビハチノスタケ 胞子 | |
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サビハチノスタケ 子実層の剛毛状組織 | サビハチノスタケ 傘上面の剛毛状組織 | |
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何だろう? | 何だろう?ヒダ | |
☆ '12.09.02追記:富山県中央植物園の橋屋誠氏のご指摘でウズゲツチイロタケと判明しました | ||
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何だろう? 胞子 | 何だろう? シスチジア? |
Part 9 2012 (7) | 7月 | ||
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