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Part 9 2012 (3) | 3月 | ||
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やっと暖かい春が来たと喜んでいると今日は春の激しい嵐だ。昼過ぎには明るくなったので春のきのこを求めて峠を越えて橿原方面へ。時折強風とともに雨が降る生憎のお天気だ。そんな中木漏れ日を受けて輝くアラゲコベニチャワンタケがとても魅力的だ。ヌメリガサ属らしいキノコも気になる子だ。オオシトネタケらしい皿状キノコが目に付くがまだ未熟で胞子は確認できない。イタチナミハタケのヒダもじっくり眺めると美しい。そのうち雨の勢いがまし退散して帰路につく。 しばらくすると、また空が明るくなる。よろこんで河内の散策路を少し歩く。林床のショウジョウバカマが素敵な姿で咲き誇っている。かなり遅れ気味でキノコの顔ぶれはなかなか一気には増えてくれないが、目に付いたヌルデタケが印象的だ。ほとんど背着するオレンジのキノコはアカウスバタケだろう? 家に着くと6年前に種を植えたアーモンドが小さな鉢植えで気の毒だが初めて花を咲かせている。咲きそろったところでこの嵐とは・・・ |
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うまい具合に木漏れ日が射す 輝くアラゲコベニチャワンタケ |
まだ未熟で胞子が見えない オオシトネタケ |
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ヌメリガサ属だろうが・・・ | ||
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イタチナミハタケ | イタチナミハタケ 胞子 | |
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イタチナミハタケ 担子器 | 林床ではショウジョウバカマが咲き誇っている | |
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ユーモラスで気になるやつ ヌルデタケ | ||
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ヌルデタケ 担子器 | ヌルデタケ 傘上表皮菌糸 | |
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アカウスバタケ だろう | アカウスバタケ 担子器 | |
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アカウスバタケ シスチジア | 種を植えて6年目 やっと咲いた アーモンドの花 |
"ツバキキンカクチャワンタケ" ---生駒市にお住まいのImさんよりメールをいただきました。 「 枚方の山田池公園に、きのこ散策。 息子と2人でだいぶ探したが、カワラタケに、アラゲキクラゲ、マメホコリ位。 椿が至るところにあり、ツバキキンカクチャワンタケを探したら、ありました!実物は2人とも初めて見たので、ハイタッチしてしまいました。」 ---かわいいCUPですね。やっと近畿でも和歌山で桜の開花。キノコもゆっくりとした足取りです(simo)。 |
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![]() 「 観察会が早く終わったのでその勢いのまま見に行ってきました。 お導きがあったのか、勘が冴えていたのかすぐに到着♪近鉄の竜田川駅から近く、地名の通り椿の多いところ。 やはり、ヤフーの地図では常年寺となっているのが、このお寺でした。椿井春日神社と並んであり、地名の由来になった<椿井>もあります。趣たっぷりの小さなお堂の四隅の鬼瓦のうち一つが、この【松茸】意匠!思っていた以上に手作りの風合い漂う仕上がりです。土蜂がイイ所にお宅を構えた形跡も♪おそらく、粘土の型にきのこの形をつけてそこに手書きでラインを刻んだのかな?襞は見られませんが、土から生えたデザインといい素敵な松茸♪ すぐ隣にある<椿井>は聖徳太子と平群神手将軍が、物部守屋との戦勝祈願をした際に椿を挿したら一夜にして育ち、清水が沸いたとの言い伝えもあります。・・・なので、せっかくの季節柄!探そう・・・と思いましたが、椿と清水ともなればすぐに井戸前の窪みで発見☆<椿菌核茶碗茸♪>あ・・・<椿井菌核茶碗茸>と、するべきでしょうか♪」 |
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--- Oさんよりメールをいただきました。 「 とがりの市(?)での観察会番外編おつかれさまでした。きのこの神さん(菌神社)きのこの仏さん(きのこ薬師・なば観音)のご利益があったのか、素晴らしい歓待っぷりに舞い上がりました。 僕の目算を凌駕する素敵なキノコ達との春風ランデブーでした。新鮮なオロシタケからウラスジチャワンタケ、凄まじいミイノモミウラモドキの群落(ストロボ焚いて柄の絹艶出したかった)大小のトガリたちのお祭り騒ぎ等、堪能させて頂きました。いよいよ春、たまりませんね〜・・・気づいたら初夏になってそうです♪」 ・・・並べると確かに羽曳野市の市章を上下逆にするとトガリアミガサに似てる。写真のトガリは富田林市産。残念ながら羽曳野市内では最近あまりトガリアミガサタケを見た記憶がない。あのオロシタケでワサビをおろすといい感じかな(simo)。 |
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昨日のキノコたちの出迎えに気をよくして今日も南河内のきのことの逢瀬を楽しみに出かける。ツクシがやっと出ているが寒い強風が気の毒。観察会は昨日で正解。今日はにわか雨に少し降られるし、最高気温も10度を切っていそうで寒い。 怪しげな美しさのクロハナビラニカワタケが出ているが強風が吹き続け乾き始めている。少し場所が違うだけで昨日のキノコ地との出逢いが信じられないほどキノコが少ない。それでも昨日探すことのできなかったモクレン属樹下のチャワンタケCibolinia-gracilipesが出ている。 |
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ツクシも出始めたが寒い | クロハナビラニカワタケ | |
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クロハナビラニカワタケ 胞子 | クロハナビラニカワタケ クランプ | |
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クロハナビラニカワタケ 担子器 | モクレンキンカクチャワンタケ(仮称) Sclerotinia sp. |
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モクレンキンカクチャワンタケ(仮称) Sclerotinia sp. |
モクレンキンカクチャワンタケ(仮称) Sclerotinia sp. |
--- 河内の里にもやっと春のキノコたち --- 先週下見に出かけるが、あまりにもキノコが少ない。おまけに天気予報では雨模様。中止とするかなどと考えていたが昨夕の天気予報をみるとい好転している。 偉大なキノコ目のOさんが昨夜「どうぞ出てくれているように、キノコの神頼み仏頼みをしておきます♪」とメールをくれていたが・・・。朝起きると強烈な風。雲行きも少し怪しい。いまさら中止にできないしとくらい気持ちで出かける。 しかし、しかし・・・歩き始めるといきなり可愛いウラスジチャワンタケの幼菌。幸先良いスタートだ。 ベニタケの美しい子もでている。齧ってみると辛い カワリハツに見えたがカラムラサキハツだ 桜の季節のはずだが梅が美しく満開で美しい。しばらくして Oさんのアッタ!の叫び。出てる出てる尖りアミガサの幼菌たち。あとは今回香芝市より始めて参加してくれたM兄弟(小2)の元気とスゴイキノコ目が次々とアミガサタケを見つけ出してくれる。 松の腐朽材にはアクニオイタケが素敵な姿で出ている。 何故か不思議なほどミイノモミウラタケ軍団があちらこちらに。 カバイロサカズキタケもオシャレな姿でウットリとさせてくれる。 寒く、鬱陶しい空模様の中、参加された皆さんお疲れ様でした。いよいよ春のキノコもシーズンです。 |
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ウラスジチャワンタケ 幼菌 | 立派なトガリアミガサタケを さがしだしてくれたM兄弟ア |
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春の訪れを告げる トガリアミガサタケ | ||
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小さな幼菌が Vサイン | 松の腐朽木を飾る素敵な 姿 アクニオイタケ |
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アクニオイタケ 胞子 | アクニオイタケ 担子器 | |
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アクニオイタケ 縁シスチジア | ミイノモミウラモドキの群生がアチラコチラで賑やか | |
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カバイロサカズキタケ | カバイロサカズキタケ 胞子 | |
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カバイロサカズキタケ 子嚢・側糸 | 子嚢先端部分 | |
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アラゲカワラタケの幼菌 | フユノコガサ | |
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色鮮やかな コガネニカワタケ | ネンドタケモドキ 真円 | |
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オシャレだな キクラゲ幼菌 | ツバキキンカクチャワンタケ | |
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オロシタケ 良く見るとオロシガネ状 タマキクラゲと同じヒメキクラゲ科だ |
いい紋様だ クシノハシワタケ | |
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スエヒロタケ | コモウセンゴケも鮮やかな姿 |
--- Oさんよりメールをいただきました。 「 引き続き春の便りを♪ 20日の春分の日、そろそろかな?とご様子を伺いに行ってきました。尾根伝いに山を進み、ようやく到着。 いつもながら、ほかのキノコをとんと見ない、砂礫質の荒れ山のようなあたりで・・・ほどなく、あのお姿。 今年も律儀に春分あたりに合わせて顔を出してくださいました、シャグマアミガサタケ♪小さくとも森の賢者とでも表現したくなる風格。 赭熊網笠茸と書き、最初は赤毛の熊がうずくまってる姿に見立てて・・・だと思ってたんですが、 1 赤く染めたヤクの尾の毛。また、それに似た赤い髪の毛。払子(ほっす)やかつら、兜(かぶと)の飾りなどに用いる。→黒熊(こぐま) →白熊(はぐま) 2 縮れ毛で作った入れ髪。また、それを用いて結った日本髪。赤熊髷(まげ)。 と意味があり、どうやら赤毛で結った髪の事かなと・・・遊女の髪型だったとも。 何はともあれ、気候変動にもブレずに顔を出す律儀なお方ですねぇ。」 |
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彼岸の中日で墓参りに行くので早朝少し歩いてみるが、キノコは??? う〜ん キノコはその気になればどの季節でも出てるよといつも行っているのだが・・・端境期? ヤシャブシの樹下を探すとキボリア・アメンタケア(ciboria amentace)の出始めのものがたくさん見られる。本当は例年なら2月の下旬の光景だ。あとは探せど・・・。木にへばりついているキノコも生きのよいものは少ない。それでも少しましなものに目が行く。ニクハリタケでいいのだろう。 |
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キボリア・アメンタケア(ciboria amentace) | ニクハリタケ | |
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ニクハリタケ | ニクハリタケ | |
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ニクハリタケ 胞子 | ニクハリタケ シスチジア |
--- Oさんよりメールをいただきました。 ![]() 去年、トガリアミガサタケの勢いに身も心も踊り出した最中、揺れ始めた足元。近くを歩いていた方らと顔を見合わせ・・・。脳はともかく、しばらく心が現実として処理しきれなかったのが正直なところです。ようやく実感というか、受け入れて理解できたのは何ヶ月か経ったあたりの事でした。 ↓去年同日の日記。 そして今年も、同じ場所へ同じトガリアミガサタケの所へ。出ている、出ている・・・随分と大きくなっている(椎茸ストラップと比較w)少しほかと雰囲気が異なってる子も。(収穫写真中央あたり) 撮り収めていると、近づく草刈機の気配・・・慌てておさめた。(後日行くとバラバラ事件が発生(><) 14時40分を過ぎたあたりでパラパラと大粒の雨。去年と同じあたりで待機。6分後に響いたサイレンに合わせて黙祷。・・・今年も春が始まりました。茸を見て撮って採って・・・、摂る事が出来る事の有り難さを今一度、実感しつつ。 同じ日のキノコたち。トガリ探し中に見つけた、小さな紺色の茸・・・姫紺ちゃん風だけど、なんて子かな。美しい襞です♪後は、樫の根の周りで露出してたこの子。最初は実が土栗の仲間が出てるのかと思ったけど、質感に見覚えが。細かな尖ったイボイボ。地下性菌の土団子(ツチダンゴ)かな?丹保茸(タンポタケ)を掘って出てくる、宿主のツチダンゴだ。露出してるのは初めて見た。探せば周りに沢山。こうやって露出してくる茸なのかな?割ってみた姿も添付します。宿主になったツチダンゴの断面をまじまじと見たことが無かったので違いがわかりませんが。後日、熟して半分に割れた様子の子を更に割ってみました。綿くずのようなものがボロッと・・・面白いですね。 と、寄り道で冬の間遊んでくれた榎茸ちゃんと会い納め。収穫図はさながら、冬茸と春茸の交代中の一コマみたいですね。」 |
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昨日は雨と諦めて出かけると時折日のさすことも。朝起きると小雨のなかで庭のサクランボの花が一気に咲き始めている。今日は天気予報では曇り・・・近くの散歩道に出かけるが結局一日雨。そんな中でも黄色い花のミツマタが春の風情を感じさせてくれる。 お目当てのアミガサタケはツボミすら見えない。ミイノモミウラタケモドキの寄り添う姿が印象的だ。松の腐朽木ではアクニオイタケが出始めている。転がっている落枝のきのこはニセニクハリタケだろうか?独特の香りだ。芳香とする図鑑もある。甘い肉桂の香り、桜餅の香りと表現されている方もいる。少なくとも悪臭ではないが、どう表現していいのか私の語彙では無理。 |
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庭のサクランボが一気に咲き始めた | 公園では黄花のミツマタが一面黄色に染めている | |
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ミイノモミウラモドキ 柄のよじれた筋 寄り添う姿 なかなかいい感じ |
松の枯れ木ではアクニオイタケ | |
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独特の芳香? ニセニクハリタケのようだ | ||
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ハリを拡大すると・・・ | ニセニクハリタケ ツブツブの結晶をたくさんつけたシスチジア |
--- Oさんよりメールをいただきました。 「 毎度ながらの三寒四温、三寒四温・・・。 逸る気持ちを抑えきれずに、先取りできないかと実家の和歌山南部へ 7日・8日と帰ってきました。 毎年、京阪神のトガリちゃんを追っかけるあまり、気づけば実家で見つけたトガリのシロは最終盤になっており・・・。 と、行ってきたのですが結果、シャグマもトガリも未だ準備中。 朝晩の冷えが堪えたのか、そろそろ賑やかなモリノカレバの仲間も不在。賑やかな椿菌核や山の椎茸(春子の雨子?)とカサテラスで遊んだり。 他の早春の仲間達にはおなかいっぱい遊んで貰えました♪ 創作ダンスのような灰汁匂茸達や乱痴気騒ぎの三井紅絹裏擬など。黒茶碗茸までは会えましたが、偽姫乳茸は準備中らしい。 増える顔ぶれに気持ちが逸る頃合ですね。 去年のネタですが、二件ブログを更新しました。 真夏の仁王占地探訪 盛夏のカサテラスです♪ 」 |
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” ヒメツチグリの仲間と イタチナミハタケ ” ---和歌山のAsさんよりメールをいただきました。 (キャプションもAsさん) 「・・・ようやく春らしくなってきましたね。 チャムクエタケモドキとかアミガサタケとか探せど見つからず、代わりにヒメツチグリの仲間とイタチナミハタケを見つけました。」 ← イタチナミハタケ 名前の如くナミハ= 鋸歯。 なぜかこの鋸歯に魅かれる。 |
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イタチナミハタケ ヒラタケ型。桜の枯木上に発生 | ひだ縁部は鋸歯状 | |
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ヒメツチグリの仲間 最初、ヒメツチグリと思ったが、 内皮と外皮をつなぐ短柄が無い。 反り返っている姿がおもしろい。 |
内皮の頂部をアップしてみた。円座とか孔縁盤と 呼ぶところが、端正でよくできていると思う。 少し触ってみると 内皮がへこみ、胞子が噴出した。 やがて内皮は元の形に戻った。 |
南河内の散策路を探してみるとヤシャブシの樹下のキボリア・アメンタケア(ciboria amentace)が出始めている。このところの雨でツガサルノコシカケもなかなかいい感じだ。杉の切り株などではスギカワタケがたくさん並んでいる。 ふと見ると見覚えのある傘。よじれた柄。ミイノモミウラモドキだ。いよいよキノコも春モード。 |
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例年に比べると半月ほど遅いが キボリア・アメンタケア(ciboria amentace)が出始めた |
キボリア・アメンタケア(ciboria amentace胞子 | |
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キボリア・アメンタケア(ciboria amentace) 子嚢 | ツガサルノコシカケ | |
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スギカワタケ | ミイノモミウラモドキ | |
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ミイノモミウラモドキ 胞子 | ミイノモミウラモドキ 担子器 |
気温の乱高下が激しく、なかなかついていけない。陽射しがないとかなり肌寒い。Ymさんの上品で美しいキノコを見ているキノコの呼ぶ声が聞こえてくる。しばらく覗いていない橿原市方面へお出かけ。 今年の春はしっかり雨が降っている。雨上がりのキノコはどの子も生き生きとしている。普段見向きもしないニクウスバタケも俄然元気をだして、手招きしている様子だ。持ってかえって胞子を見るとたくさん見える。 杉の切り株、倒木上ではいたるところでスギカワタケが出ている。成長するとすぐに茶褐色に汚れなかなか純白なものは見られないのが残念。苔むした杉の切り株では、素敵なヒダのヒメカバイロタケモドキが出ている。小さな傘ですぐ萎れ、乾燥すればヒダなど全く見えない。 雨上がりの森ではイヌセンボンタケも魅力的な傘を並べている。 横たえられたシイノキの倒木をみると立派なシイタケが出ている。しゃがんでみると幼菌も二つみえる。 遠目にはキクラゲにみえたのはオオシトネタケのようだ。「原色日本新菌類図鑑では5〜6月ごろ発生とあるが、ツボミはこの時季に顔を見せている。まだ未熟で独特な胞子は見えない。 条線がクッキリと美しい傘は早春のきのこチャムクエタケモドキだ。 切り上げてかえろうとしたところでベニタケの仲間が目に入る。この色合いはカワリハツのようだ。 |
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ニクウスバタケ | ニクウスバタケ 胞子 | |
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スギカワタケ | ヒメカバイロタケモドキ | |
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ヒメカバイロタケモドキ 胞子 | ヒメカバイロタケモドキ 担子器 | |
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センボンクヌギタケ | シイタケ | |
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たくさんツボミが出ている オオシトネタケ | ||
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条線がクッキリと見える 早春のきのこ チャムクエタケモドキ | ||
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チャムクエタケモドキ 胞子 | チャムクエタケモドキ 担子器 | |
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チャムクエタケモドキ シスチジア | 今頃出ていいの? カワリハツ |
![]() ---生駒山西麓にお住まいのYmさんよりメールをいただきました 「・・・昨日7日に歩いてきました。 最初に目についたのは”キチャワンタケ“二つづつ三か所に出ていました。きれいな緑の変色はほとんどなく、わずかにチャワンのふちに出ているようです。 続いて定番”センボンクヌギタケ” このエリア、三か所に毎年出るのですが、今まで出ていなかったので今シーズンは休憩?なんて思っていたのですがやっと確認出来ました。 以前出ていた同じ木に再度発見”エノキタケ” 小さい株が出ていました。 このシーズン、やっとまともな”ヒラタケ” いい形をしています、大きく見えますが傘径15oくらいの幼菌です。 またまた小さな“キクラゲ” 雨の後たくさん出ていました。特に小さいのを選んで・・ 鶯が鳴き、蜘蛛が糸を張り、蛾がにらみつけていたりと周りは春なのに、ここのきのこの春はもう少し先のようです。」 ・・・ どれもこれも素晴らしいです。ウットリとさせてくれる可愛いものばかりで(simo)。 |
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午後は大阪市立自然史博物館で菌類関係のシンポジウム。朝早くから近くのキノコ散策路を駆け足でまわる。もしやと、覗くがアミガサタケのシロも動きはなし。ここ数日の雨と気温でいくと来週ぐらいツボミとあえるかな。 エノキタケは今日も元気で瑞瑞しい。土留めの丸太から生えるスギカワタケも美しい。 先日和歌山のAsさんが写真を送ってくださったクシノハシワタケの親戚?初々しい幼菌でしょうか?素敵な紋様です。 午後のシンポジウムは素晴らしい先生のお話の連続。有料でもいいからもう少しゆっくり時間をとって欲しかったな。 |
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エノキタケ 元気で瑞瑞しい | スギカワタケ | |
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素晴らしい 紋様のクシノハシワタケ | ||
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クシノハシワタケ 胞子 | クシノハシワタケ 結晶のツブツブに覆われ大きなシスチジア |
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【 三月三日はもれるの節句 】 --- Oさんよりメールをいただきました。 「 皆さん、三月三日は桃の節句なんだそうですが・・・。 今年も律儀に出てくれました!! 幼い面立ちばかりですが、ももの節句ならぬ<もれるの節句。>としましょう♪ さぁ、今年も愉しい菌春がやってきましたよ・・・。 【仝三月三日は、もれるの節句。仝】 」 すごい!流石に早い!(simo) |
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急に暖かくなり、植物の芽が一一気に膨らみ始めた。庭のフキノトウも賑やかに成ってきた。あれだけの雨があり、この暖かさ。 そわそわときのこ探して河内の野へ。 エノキタケの可愛い子がまだ頑張っている。端正なスタイルのクチベニタケが残っているが中の胞子はなく空っぽ。雨上がりの枯れ枝ではキクラゲ、コガネニカワタケ、クロハナビラタケが生き生きとしている。 年中みることのできるチャカイガラタケなども雨を含んで生き生きとしている感じがする。小さなCupきのこはchlorosplenium chloraだろうか?ジワ〜と広が辛さのワサビタケもヒダが素敵だ。ふと見るとしいたけのツボミが出ている。きのこの春。 |
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フキノトウ | 冬のきのこエノキタケ まだまだ 元気 | |
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クチベニタケ 中は空っぽ | キクラゲ 幼菌 | |
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クロハナビラニカワタケ | コガネニカワタケ | |
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チャウロコタケ | chlorosplenium chloraだろう | |
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ワサビタケ | ワサビタケ 胞子 | |
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ワサビタケ 担子器 | シイタケのツボミ |
Part 9 2012 (3) | 3月 | ||
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