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Part 9 2012 (4) 4月
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きのこ観察会、個人的な散策で出逢った
四季折々の花、きのこ・・・写真と雑文です
さらに、メーリングリストでいただいた仲間のメールの一部を転載しています



 2012年04月30日 
 "生駒のアミガサタケたち"
 
 ---東大阪市にお住まいの
      Ymさんよりメールをいただきました
「 急な暑さで短い春となってしまい、このままではもう5月は無理かなと思い、昨日生駒でそのグロテスク、かつ可愛いアミガサタケ達とのお別れをしてきました。この一カ月、色々と楽しませてくれ、また遊んでくれました。
 前の2枚は大阪側、残り3枚は奈良側です。アミガサタケの仲間たちで、はっきり分かっているのはトガリアミガサタケ(前2枚)ぐらいで、
あとはよく分かりません。後の3枚は以前チャアミガサタケが出ていたエリアに出ていました。トガリアミガサタケも混在していたのでしょうか。いずれにしてもかなり乾燥しており、やはりそろそろリミットかなと思われました。それほどひどいお姿ではないので撮ってみました。
出来るだけロングでと思ったのですがこれが限度でしょう。」
 --- 急激な高温と連日の快晴ではカラカラカラですよね。今日からの雨でこの週末あたり、思わぬ出没があるかも?(simo)

           ( 写真5 → )
写真1 写真2
写真3 写真4



 2012年04月30日
    雨の降らない間に
 3月以来何度か見かけるが未熟で胞子が確認できなかったオオシトネタケが気になり橿原神宮方面へ。しかし乾燥状態が続いているためキノコは少ない。オオシトネタケは見るからに成熟した雰囲気をかもし出している。
 帰路は南河内のキノコ散策路を少し歩く。林床ではユキザサ、ギンリョウソウが出始めている。例年に比べるとやはり遅れている感じだ。そんな中で見つけたマツオウジの元気な姿は初夏のキノコのシーズンを感じさせてくれる。
(→ギンリョウソウ 出始めでずいぶん背丈が低い:富田林市)

完熟 オオシトネタケ 子嚢を見ると 胞子が十分成長している
胞子の表面は網目模様 両端は突起が並んでいる
アラゲコベニチャワンタケ 橿原市 ユキザサ 富田林市
マツオウジ マツオウジ
マツオウジ 菌糸をしっかり張り巡らし水分が余っているのか?
全身汗だく状態 有り余る水分を対外に出しているのか
ウラスジチャワンタケ



 2012年04月30日 "ハルシメジ"
 
 ---生駒市にお住まいのImさんよりメールをいただきました
「 今日は、枚方の実家のちかくにある児童公園に散歩してきました。梅の木の下でハルシメジを発見!! 都会にもあるんだなぁ。」
 ---
草の生え具合がちょうどいい感じ!影を作る草もないほど手入れされすぎていると、土がすぐ乾燥してハルシメジに出逢えないです。あまり草が多いと探しにくいですし・・・(simo)。



 2012年04月29日 快晴続きで カラカラ 乾燥注意報
 順序を間違ったみたい。これだけ晴天続きなんだから、都会から山へというのが順序だろう。昨日都会の公園に行き、今日山の担子器に筋のほうがよかっただろうに。
 堺方面の公園を覗くが賞味期限切れの干物状態のキノコが多く残念。梅林を覗くがここではハルシメジは探せず。気になっていたヤナギマツタケが出ているが、やっとナメクジの攻撃を免れたと思った瞬間のこのカラカラ天気。キノコも楽じゃない。さけつばたけ7、キサケツバタケもたくさん出ているが誰が蹴倒すのか?まともな姿で大きく育つものはほとんどない。ウッドチップの上はツバナシフミズキタケの行列。木陰の水分の多いところではチャムクエタケモドキらしい華奢な子。ハタケシメジかとよく見るとコザラミノシメジが出ている。
 やっと先週、ハルシメジの出始めに立ち会ったところだがもう初夏のキノコのシーズン。

ナメクジのはい跡があるが、もう干物になりかけ
ヤナギマツタケ 幼菌
サケツバタケ
蹴飛ばされ転がっている 幼菌たち サケツバタケ 胞子
サケツバタケ 担子器 サケツバタケ シスチジア
キサケツバタケ キサケツバタケ
ツバナシフミズキタケの行列
チャムクエタケモドキ チャムクエタケモドキ 胞子
チャムクエタケモドキ シスチジア コザラミノシメジ
コザラミノシメジ コザラミノシメジ シスチジア



 2012年04月28日    "大学のきのこ"
 
 --- 大東市にお住まいのIさんのお孫さん=Tukさんよりメールをいただきました
「 大学構内にきのこが生えるのは嬉しいのですが、生徒の人通りが多いのが困りどころです。
昨日もきのこを探していたところ、通りすがりの方に「どうされました?落とし物ですか?」と心配されてしまいました・・・
 昨日の大学のきのこ  オオトガリアミガサタケ・・・12,3cmもあるのがごろごろと・・・びっくりでした。
キララタケ・・・傘の裏は黒くなっていました。 」
 --- このアミガサって・・・ほのぼのとした雰囲気が感じられます。
「心配される」のはいいです。私などの場合は不審人物です(simo)。



2012年04月28日
  
真夏日寸前の大阪で エノキタケ
  
いよいよキノコのシーズン。なまった身体ではダメだなと、急に思いついて金剛山へ。今日の大阪の最高気温は29.9℃というから結果的には避暑に行っていた感じだ。
 谷筋でいきなり冬のキノコのエノキタケ。杉の倒木にはスギカワタケ・・・。ここでは平地の大阪の2月・3月のキノコに出逢える。
 例年に比べずいぶん気温が低めで推移したこともありニリンソウもかなり遅れている。雲ひとつない青空の下で見るカタクリの花などキノコの少なさは気にならないコースだ。
 そんな中でも何度も姿を見せてくれるヒメアジロガサの小さなかさが愛らしい。
 (←谷筋を歩き始めていきなり出逢ったエノキタケ)
平地では2月・3月によくみかけたスギカワタケ ヒメアジロガサモドキ
ヒメアジロガサモドキ ヒメアジロガサモドキ
ヒメアジロガサモドキ 胞子 ヒメアジロガサモドキ 担子器
ヒメアジロガサモドキ シスチジア フユノコガサタケだろう
フユノコガサタケだろう フユノコガサタケ 胞子
フユノコガサタケ 担子器 フユノコガサタケ シスチジア
ニリンソウの花畑 例年に比べ遅い
青空も下で見ると一層美しい カタクリ トウゴクサバノオ
ヤマルリソウ シロバナネコノメソウ



2012年04月22日  雨の”番外編-都会のきのこ観察会”
 朝から一日雨・・・あいにくのお天気。お天気でキノコがいっぱいなんて贅沢。お天気できのこがさっぱりの観察会に比べると、少々の雨でもキノコの出ている日の観察会のほうがいい!少し肌寒い日和だが、発生が遅れ気味のハルシメジの出始めに立ち会った感じ。育ちすぎの子はほとんどなく、どの子も瑞々しく美しく立派なモデルとなってくれる。
 早めに昼食をすませ、昨年立派んヒトヨタケの群れを見た当たりを探す。と、Ymさんが予想外のチャアミガサタケを見つけ出してくれる。ありがたいことです。その傍らでは、ヒトヨタケの素晴らしいファミリーが出ている。

 この季節の都会の観察会としては満足!満足!ありがたいことです。こんなお天気の中でも参加して下った15人の皆さんご苦労様でした。
ハルシメジ ハルシメジ
ハルシメジ ハルシメジ
ハルシメジ 大きな切り株を 分解中 ヒイロタケ
いい表情です チャアミガサタケ 素敵なファミリー ヒトヨタケ




2012年04月21日 穀雨すぎ 南河内のきのこ
 昨日は暦どおりに穀雨らしい雨。作物をはぐくむ雨にきのこたちも元気を出している。朝から雨上がりのすがすがしい空気がおいしい。
 きのこ散策の道に入るといきなり松の倒木にかわいいツボミがみえる。かさも作っていないこの状態では何度か見たことがないと分からないが・・・水を滴らせる松王子の赤ちゃんだ。
 林床ではニリンソウが可憐な花をさかせている。そっと落ち葉を掻き分けて探すがアネモネ(タマ)チャワンタケは見えない。
 ウッドチップ上ではウスベニイタチタケ。何の材か分からないほど腐朽の進んだ木に生えている大きなかさはウラベニガサだが並んでいる。
 あてにしていたシロでは見当たらないが、別の梅林ではナメクジに食べられてもとの姿が確認できにくいハルシメジの残骸がいくつか。
 ニセヒメチチタケ、ヌメリイグチなど姿を見せ始めキノコ劇場の登場者は着実に増えつつある
(ニリンソウを撮っていると目が会った子がいるが・・・ニリンソウ↑)。
ツボミでも個性的
水を滴らせる 松王子の幼菌
ウスベニイタチタケ
ウスベニイタチタケ 胞子 ウスベニイタチタケ
教科書的 4個ずつ胞子を載せる担子器
ウスベニイタチタケ シスチジア ウラベニガサ
ウラベニガサ 胞子 ウラベニガサ 担子器
ウラベニガサ 側シスチジア ニセヒメチチタケ
ヌメリイグチ ヌメリイグチ 胞子
ヌメリイグチ 担子器 ヌメリイグチ シスチジア



2012年04月19日"ハルシメジさくらの巻"
 
 ---大阪の泉州にお住まいのSugさんよりメールをいただきました
「 梅林のハルシメジじゃないですけど、ハルシメジ2種類。
 桜版ハルシメジは丁度これから、といった感じで可愛いのがちらほら。
 ニレの木版より一足遅く出て来る。ニレの木版は一足早いだけにもう、満開?」
 --- 早いですネ。今年はすべてが遅れ気味なので、ハルシメジの仲間は明日あたりの雨に反応して顔を出してくれるのかと思っていたのですが・・・?ハルシメジが出ると完璧な春、初夏の足音が聞こえそうです。(simo)
桜版ハルシメジ ニレの木版
ニレの木版 ニレの木版



 2012年04月17日
   "大学のアミガサタケ"
 
 --- 大東市にお住まいのIさんのお孫さん=
    Tukさんよりメールをいただきました
「 私の通う河南町の大阪芸術大学にはいろいろなきのこが生えるのですが、今年初めてアミガサタケを見つけました。灯台もと暗しで、いつも使っている彫刻実習場の桜の木の下です。
 ただ浅学の私には細かい種類までは判らずです・・・隔生で、根元は太まっています。 」
 






---これだけ見事にピンクに染まる姿を見ていると西行の歌のようです。”花の下にて春はえん”ですか?この子は石段の石の隙間や階段の蹴上部分、側溝の石畳の隙間など余り恵まれたところ?平凡なところ?では、はえていないようで・・・。右の写真はこの子らしい典型的な生き様が素敵です。。
 「北陸のきのこ図鑑」ではアミガサタケの項で「*本種の変種マルアミガサタケがあり、頭部が類球形である以外は基準種同様。*頭部の窪みが暗褐色〜オリーブ暗褐色のチャアミガサタケも顕微鏡的差異はほとんどない
としています。アミガサタケでいいと思います。畝が白い子を私は勝手にチャアミガサタケと思い込んでいます(simo)。



2012年04月15日 春 南河内
 
咲き始めると、アッというまに散り始めて、今年の桜も今日まででしょうか。こんな季節に西行さんもなくなったのですね。桜のたくさん植わっている南河内の弘川寺を訪ねる。散り行く桜にウットリとしているとキノコは見落としたようです。
 何時ものキノコ散策路に行くとチャアミガサタケが成長している。しかし先週みたものは根元から折られている。余り育っていなかったと思うが。ここのアミガサタケは育つ間もなく誰かがちぎってしまうのか?育ったものは見当たらない。
 ヒトクチタケがとても艶やかで美しい。先週は気づかなかったのに、この10日ほどの間で顔を出しこんなに大きく育ったんだ。松林ではショウロが少しだけ顔を見せている。
 新たなアミガサタケのシロを覗くと、ジャンボな子が今日も出迎えてくれる。手作りの物指しで計ると大きいものは24cmほどある。それにしてもジャンボサイズぞろいだ。
 
弘川寺(大阪府河南町) 駐車場付近
西行法師(佐藤義清)が庵居し、建久元年(1190年)にこの地で入寂した。
「願はくは花の下にて春死なん、そのきさらぎの望月のころ」と詠んだ願いに違わず
陰暦2月16日、釈尊涅槃の日に入寂し、その生きざまが藤原定家や僧慈円の感動と共感を呼び、
当時名声を博したたといわれている。
西行庵 願はくは花の下にて春死なん、そのきさらぎの望月のころ
南河内のチャアミガサタケ
ここでも桜の花びらに囲まれている
育つときはイッキなんだ ヒトクチタケ
ショウロ 大きいものは24cm
トガリアミガサタケ



2012年04月14日"チャアミガサタケ"
 
 ---生駒市にお住まいのChiさんより
     メールをいただきました
「家から歩いて5分のところです。
 数年前、アミガサタケとして送っていますがチャアミガサタケみたいですね。
 ここは近くて桜と同期しているのでたいへんありがたい場所です。
 モクレンも有るので、チャワンタケの仲間も出ています。今日はうまく取れなかったのですが、1枚だけ付けます。」
 --- この子は桜の花びらと大の仲良しのようです。私のシロもこんな感じなのですが・・・目立つところに出ているので踏んづけられるか?小さなものが採取されるからか?随分減ってきた感じです(simo)




2012年04月14日 雨の散歩道 南河内
 
 午後には雨があがり日も差すという天気予報だが、キノコが待っていてくれそうな感じがして傘をさしていそいそと散歩道へ。林縁ではアケビの花がオシャレな姿で咲いている。
 もしやハルシメジに出逢えるのではと、梅の花の散る辺りを探すが寒い春だったものでまだツボミすら見えない。ハルジオンの花のツボミすら見えないわけだから当然だな。
 赤いベニタケ。齧るとしっかりと辛い。カラムラサキハツのようだ。
 雨に濡れた小枝で小さな鼻をたくさん並べたようなヌルデタケが目に付く。傘径7-8mmと小さいが端正な管孔がとても美しい。

 今年初めて出逢うホコリタケも妙に美しく見える。
 かぜもなく、寒さも和らぎやっと傘をさしての散策も苦にならなくなってきた。この雨が緑の芽吹き、春のキノコを目覚めさしてくれそう。

カラムラサキハツ カラムラサキハツ 胞子
カラムラサキハツ 担子器 カラムラサキハツ シスチジア
鼻・鼻・・・・ヌルデタケ 径1cmもないのに 丹精なつくりの管孔が美しい
小さな胞子 何時も水に流れ 見落としていた ヌルデタケ 担子器
ヌルデタケ 傘上表皮菌糸 今年初めて見る ホコリタケ 



2012年04月14日 "生駒でもありました"
 
 ---生駒山西麓にお住まいのYmよりメールをいただきました
 
「一昨年、一つだけ見つけたアミガサタケらしきものを求めて今年も13日、宝山寺方面へ。去年は空振りでしたが今年もやはりだめでした。
 しかし、急な坂をよいしょ、よいしょと登っていると突然目に入ったのはチャアミがサタケでしょうか。急坂なため腰が曲がっていたのが幸いだったのでは?先月の番外編、××では少し早くて見られなかったのですが、まさかこんな所でと感動でした。しかも生駒では初めての発見で二重の感動です。身長3〜4cm程度、4個体のみでしたが、全て幼菌だけにまだこれから発生してくるかもしれません。
 4枚目の写真は杉の切り株から出ていました、傘径1cm弱の幼菌できれいので撮ってみました。名前はちょっと?です。」
(・・・4枚目・・・気になる子ですね。春、杉から、・・・ツバがあるのでは、ミドリスギタケに似ているかも? simo)




2012年04月14日 "新鮮なきのこ"
 
 ---和歌山にお住まいのAsよりメールをいただきました
 
「桜の樹下のアミガサタケ探せど見つからず、その代り2種、新鮮なきのこに出会いました。
ヒトクチタケとイタチナミハタケ。ヒトクチタケは早春〜夏のきのこ。しかしイタチナミハタケは夏〜秋のきのこなのに今頃、発生。不思議だ。」(キャプションもAsさん)
ヒトクチタケ  右のくりくり坊主が、
やがて左のようになるのかとしみじみ見入る。
あたかも兄弟のように見える。
ヒトクチタケ  このどっしり感 と色合い、光沢がすばらしい。
イタチナミハタケ(鼬波稜茸) 
傘基部付近の毛が密生しているのがトレードマーク。
 ひだの縁部の鋸歯。よく見ると怖くなる。
ひだの縁部の鋸歯。 コナラの樹だろうか 小さな穴があり、 そこから出てきたようだ。
幼菌なのに、すでにひだの縁部に鋸歯有り。



2012年04月08日 "ついに生駒にも春が・・・"
 
 ---生駒山西麓にお住まいのYmよりメールをいただきました
 
「暖かくなったり寒くなったりと変な季節ですが、桜はもはや満開と、花見で世間はざわついています。
 当会定番コースでは、おなじみヒメキクラゲ、コガネニカワタケ、アクニオイタケが散見されましたが、二ガクリタケも登場してきました、ご注意くだされ。
  さて待望のトガリアミガサタケ、じーと眼をすえているとドキ!ありました、しかし道の側石に邪魔をされて頭が二つ折になっていました。よくありますね。
 去年道が清掃され、たまった土や落ち葉が彼らのシロに廃棄され絶望視していたのですが、今年もいくつか発見できました。さすが斜面はだめで、ほとんど側石と斜面との境界付近だけでした。
 少し先の方は全く発見できず、同じエリアでも差があるものですね。オオトガリアミガサタケが楽しみなのですが。」

・・・Ymさんの写真に出てくるきのこは何時も上品です。私が昨日早朝みたものはそれだけみればオオトガリアミガサタケかな?と思いましたが、近くの7cmくらいのものから順に眺めていると単に栄養状態が図抜けているだけかと思っています。胞子と子嚢の感じでは7cmもののも22cmのものも差異がないみたいです(simo)
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昨日の22cmのトガリアミガサタケの胞子と子嚢



2012年04月07日 桜の季節は アミガサタケ
 
何度目の春の嵐だろう?桜が咲ききっていないのがせめてもの救い。今日・明日と出かけるので早朝家の近くの散歩道をほんの少し歩く。先週の日曜日には少ししかミリことのできなかったモクレン・コブシが満開を過ぎ被写体になりそうな花は探すのが大変。
 アミガサタケのシロもライバルが多く。随分少なくなってきたと思っていたら遠出せずとも出てる出てる。何と20cm超えのトガリアミガサタケ?を含みそれなりに・・・。ここも桜の木の樹下。新しいアミガサタケのしろにルンルン。
 モクレンの樹下ではCibolinia-gracilipesが小さなcupを並べてる。

繰り返しの春の嵐で
殆どの花が傷んでしまっているモクレン
被写体になるこぶしの花は探さないと・・・
5分ほどの収穫 最大で22cm
7cmほどのものから並べると
同一種のようだ
20cm超えだけ見ていると別の種のようにも見えるが
頭と柄の接合部分 モクレンキンカクチャワンタケ(仮称) Sclerotinia sp.
Cibolinia gracilipes コブシの樹下



2012年04月01日 今にも桜の花がほころびそう
 
昨日の春の嵐に続いて今日はかなりの冷え込み。 4月だというのに桜がまだ咲いていない。それでも桜の枝を見るとツボミが随分大きく膨らんできている。南河内の散歩道を歩くと林床ではやっとアミガサタケの季節にふさわしいスミレが咲き始めている。ミスミソウの花も上品で気品がある美しさだ。
 先日ツボミだったアミガサタケを探してみるがまだ胞子を飛ばしていない幼菌を採取した跡が・・・。成熟し胞子を飛ばすのを待ってやらないと年々減る一方なんだけど。それにしてもトガリアミガサタケは隙間が好き?落ち枝の割れ目から這い出して生える様は面白い。
 畝の白いチャアミガサタケは先日姿さえ見えなかったがツボミのツボミといった感じのサイズのこが出ている。山道の蹴上部分に水平に頭を出している。ウラスジチャワンタケも不順な気候に大きく育つことなく可愛い幼菌が多い。
 松の腐朽木のアクニオイタケの姿は何度見ても魅力的だ。生きた松の落葉が舞い落ちる辺りやっとショウロが出始めている。
アミガサタケの季節 
やっと林床でスミレが咲き始めた
ミスミソウ 上品で美しい
石垣の隙間で水平に頭を出す
トガリアミガサタケ
落枝の割れ目から頭を出す
トガリアミガサタケ
頭が尖らない トガリアミガサタケ 畝の白い子 チャアミガサタケ
山道の蹴上部分でこんな角度で生えている
アクニオイタケ ウラスジチャワンタケ
やっと出始め ショウロ



Part 9 2012 (4) 4月 
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