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Part 4  2007 (11) 11月
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きのこ観察会、個人的な散策で出逢った
四季折々の花、きのこ・・・写真と雑文です



 2007年11月3日  今日の生駒のキノコたち
 木曜日に雨があり、今日スカッと晴れ。絶好のきのこ日和、喜んで生駒のキノコたちの顔を見に出かける。朝の冷え込みに、ノギクは夜露でビッショリ濡れている。スズメ瓜、冬イチゴが季節の移ろいを感じさせてくれる。街路樹のハナミズキ、山麓公園の楓も赤く色づき、晩秋のきのこ・初冬のきのこの季節の到来を告げているかのようだ。
生駒では何故か、お目当てのエノキタケ、クリタケ、ムラサキシメジには出逢えず。
 しかし、変なキノコ?面白いきのこがたくさん出迎えてくれる。スジチャダイゴケは、ふたのキチンとついたもの、ふたが外れ膜が破れそうなもの、白い碁石?黒い碁石?の見えるもの・・・成長段階を一目で見せてくれる。
 夜露に濡れるノギク
山麓公園の楓の紅葉  スズメウリ 冬イチゴ 
スジチャダイゴケ 生駒  サンコタケ  キツネノタイマツ
イタチタケのペア 可愛いホコリタケ シロツチガキでしょうか
ため息をついているの?
モエギタケ モエギビョウタケ 殺しのエンジェル
シロタマゴテングタケ
可愛いハタケシメジの幼菌 見事な赤 アカヤマタケ
触るとすぐ 真黒になるが
いつか濡れ衣が
晴らされるのでしょうか?
純白で美しい スギヒラタケ
ナガエノチャワンタケ 四条畷のハタケシメジ ナラタケ 四条畷市
 ※ 四条畷市へ足を延ばすと ※ 

 生駒では、放流サイズのハタケシメジしか見当たらない。ナラタケの株を数箇所見つけるが、どれも劣化が進んでいる。お土産にならない。
 結局、足を延ばし四条畷方面へ。
 ここでは育ちすぎて痛んだハタケシメジが多い、一方、ナラタケは今が食べごろといった素晴らしい株だ。左の写真の数倍の大きな株が数箇所もある。素敵な、お土産を袋いっぱい収穫。

 直線距離では、僅か数キロの距離だが、同じキノコの成長段階がこうも違うのはなぜだろう。
 森の地形・湿度、樹種などが影響しているのだろうか。 



 2007年11月4日  京都洛東 紅葉の色づき始め?
 猛暑の夏、記録的な残暑。紅葉は遅いとは、知りつつも、「紅葉だより」などに目をやっている。所用があり、京都の洛東に出かける。
 「紅葉だより」を見ると、紅葉で有名な永観堂は色づき始めとある。
確か先日見た、新聞記事では京都の紅葉は12月ごろとあったがと思いつつ立ち寄る。

 写真でも分かるように、本当に僅かに、色づいた木々があるといった程度。
 哲学の道近くの大豊神社の庭では、四季折々の山野草が目を楽しませてくれる。紫のノコンギクが静かでひっそりと美しい。自然薯の黄色く色づいた葉と南天の赤い実が、秋の深まりを感じさせてくれる。
永観堂 ノコンギク 自然薯の黄葉と南天



 2007年11月10日  立冬すぎ 干し柿の里 & 紅葉の名所
 先週、袋いっぱいのきのこを収穫し、キノコご飯、汁物、佃煮でいただき、堪能したこともあり、キノコを離れ、立冬すぎの景色-晩秋?初冬?の風景を求めて出かける。
 この時期になると、この景色が恋しい。紀泉高原の南斜面に広がる干し柿の里のオレンジに染まる風景。周辺の木々が葉を落とすもう少し先が、本当の見ごろだが。かやぶき屋根と干し柿の並ぶ風景は、故郷のような落ち着いた気分にさせてくれる。
 南河内の紅葉の名所である延命寺の紅葉は思った以上に、素晴らしい色合いで迎えてくれた。足を延ばした、奈良の正暦寺は文字通り、色づき始めだ。

干し柿の里 四郷の里 ( 和歌山県 かつらぎ町 ) 大阪 延命寺の紅葉
正暦寺 ムラサキシキブ 正暦寺 紅葉



2007年11月11日
           
談山神社  
 黒い雲がかかりいつ雨が降るかという鬱陶しいお天気だ。しかし、思い切り出かけて正解。
 遅かった紅葉前線もやっと大和多武峰に到達といった感じ。見ごろとはいえないものの、うまい具合に塔を囲む木々が色とりどりにお化粧し、見事な色合いで出迎えてくれた。

 同じところに、同じ様に育っている木々だが、本当に微妙な環境の違いなのか、個体差なのか随分色づき加減が違うものだ。
 そうそう、キノコも探さなければと、キョロキョロするが以前、エノキタケを見つけた倒木も賞味期限切れでボロボロに分解されている。落ち葉の間に、やっと一本のコガネタケを見つける。黄な粉をまぶしたかのような粉だらけのきのこ。
 
粉だらけの コガネタケ 時折小雨の中 橿原市で フジバカマ



2007年11月17日 今日の矢田丘陵
 明日は、生駒のキノコ観察会。朝夕の気温がかなり下がり、いよいよ冬が近づいていると実感する日々だが、矢田丘陵では、4,5月に咲くはずのモチツツジが満開。異常な気候ですね。しかし、その横では、冬イチゴが真っ赤な実で迎えてくれ、乾いたのどを潤してくれる。
 雨が少ない中でも、夜露を集め水分を吸収しているのか、可愛いエノキタケの幼菌が顔を出し、肩を寄せ合っている。ニガクリタケも枯れ木を埋めつくすかの様だ。木陰の落葉の間では、モエギタケが立派に成長している。クチベニタケがたくさん並ぶ姿はひょうきんで楽しい。キノコたちは本当にたくましい。明日も素敵な出逢いを用意してくれるのだろうか?
モチツツジ フユイチゴ エノキタケの幼菌
ニガクリタケ モエギタケ クチベニタケ



2007年11月23日 小雪の南河内  延命寺
  季節の移ろいはジグザク模様で進むとはいえ、厳しい残暑、遅い秋、最近の例年を下回る気温の日々。秋を実感させてくれる日があったのだろうか?
 南河内の延命寺を訪ねるが、美しい紅葉、茶枯れしたもの、まだ青々としたものが混じる。殆ど雨がない状態が続き、キノコらしいきのこはなかなか姿を見せてくれない



2007年11月25日 「紅葉の見ごろ」の記事に誘われ出かけるが?
 本当に雨が降らない。さすがにたくましいきのこと言えども顔を出していそうにない。「紅葉の見ごろ」という記事に誘われ出かける和歌山の根来寺。う〜ん??見事な紅葉を何度も見たことがあり、今年の紅葉はつらい。やはり今年の異常な気候の影響か?和泉葛城山を越え大阪側に降りたところにある牛滝山大威徳寺に。ここの方が紅葉が進んでいる。しかし、ここでも例年の美しさではない。
 ↑大威徳寺のコフキサルノコシカケ 根来寺の紅葉
大威徳寺の紅葉 大威徳寺の紅葉 大威徳寺の紅葉 羽曳野市銀杏並木



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