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Part 4  2007 (7) 7月
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きのこ観察会、個人的な散策で出逢った
四季折々の花、きのこ・・・写真と雑文です



 2007年7月01日  半夏生の頃 夏のキノコが 大はしゃぎ


暑い夏の始まり 蚊に悩まされる頃
キヌガサタケが待っていてくれる
* 6月下旬の 河内のキノコ *
 昨日は、午後大阪市内で所用があり、午前中、近くの丘でキノコとの短い語らい。
 この時季、熱帯夜で寝苦しい夜が始まる頃、低い丘陵地帯・保水力の弱い近郊の丘陵でも、イグチ、テングタケ、ベニタケの仲間といった夏のキノコがたくさん出迎えてくれる。
 くたびれたからだ、寝不足のねぼけマナコで、出かけるが、今年も、素敵なキヌガサタケが待っていてくれていた。思わずシャキと目を覚ます。
 栗林でタマゴテングタケモドキの写真を撮っていると思わずチクリとクリのイガが手に当たる。 おかげで可愛いきのこを発見!→
 


クリのイガには
可愛いキノコが


クリノシロコナカブリ??
ミドリニガイグチ  ヤモドリタケモドキ 猛毒 フクロツルタケ
ヒメコウジタケ カサ径 1cm 青変する シロイボカサタケ  タマゴテングタケモドキ
 惚れ惚れと 見とれる! 
クヌギタケの仲間(Mycena sp.)
可愛いきのこですが グルーピングすらできずに 申し訳ない 



 2007年07月07日  小暑のころ
 
先週見たアミガサタケを見に近所のたけやぶに出かける。独特の臭気が出迎えてくれ期待するが、昨夜の一時的な強い雨に打たれ頭の緑は洗い流され、倒れたものばかり。 
 昨年見ごろを逸した和泉のラベンダーを見に足を延ばす。
なかなかいいタイミングでは行けない。一部はもう終わっている。それでも、芳香とあの上品な淡い紫が楽しませてくれる。
 大阪の長居植物園のハスも見ごろを迎えている。昨夜の雨にゴミも洗い流され、生き生きと美しく咲き誇るハス、睡蓮も美しく咲き始めた。
和泉市 ラベンダー 長居公園のハス 長居公園のスイレン


  明日香の夏キノコ 香具山のアカダマキヌガサタケ? 

明日香のネジバナ
 明日香のアチラコチラでネジバナ、キキョウの花が咲き始めると、夏のきのこが勢揃い。
 せっかく京都のDさんがキノコ観察会のお誘いを下さっていたのに、朝?起きると集合時間。一人で明日香のきのこ観察へ。
 ベニタケの仲間、テングタケの仲間、イグチの仲間など・・・夏のきのこが出迎えてくれる。
 先日Dさんから大阪の北河内のアカダマキヌガサタケの写真を送ってくださったのに刺激を受けどうしても竹林に目が行く。雨がパラパラとしだしたので帰ろうかと思ったとき、斜面に真横に突き出したキヌガサタケが目に入る。見慣れぬタマゴの薄汚れた赤色、短いスカート・・・。先日送っていただいたアカダマキヌガサタケに似ている。

アカダマキヌガサタケ? ニオイコベニタケ ツルタケ 幼菌
マンネンタケ テングツルタケ アワタケ カブラアセタケ



 2007年7月15 日  夏台風一過 河内の夏 きのこ 
 昨日は、雨の生駒のきのこ観察会。強烈な夏台風接近中ということで、夕刻より警報の解除される今朝まで職場で待機。朝、無罪放免で家に帰るが電車で少し寝たので眠れず、寝ぼけマナコで、近くの丘へキヌガサタケとのデート。
 台風一過でお天気のつもりで出かけるが、キヌガサタケとの逢瀬を楽しんでいるとまたもや雨。私が雨男になったのか?家では晴れ男を自任していたのに。竹林では独特のキヌガサタケの香り?臭い?がするのになかなか姿を現さない。傘を差すには狭すぎる荒れた竹林。雨に濡れながら探すと、立派な姿のキヌガサタケ!ここではタマゴは赤くない。
 ← アカダマではない、普通のタマゴはこの色!
 
もう少し探す予定を変更、帰路に着くいつもと違うコースを歩く。昨日の生駒同様、ここでも色鮮やかなアンズタケがたくさん出ている。
 ☆☆ ラッキー ☆☆ 憧れのブルーソライロタケに出逢う。


図鑑でいつも眺め、あこがれていた
素晴らしいソライロタケ。
キノコに、こんな素敵な色があっていいのかと
思うほどの美しさ。
竹林の貴婦人・お嬢さん?  見事な色合い
アンズタケ



 2007年7月21 日  大暑前の大阪のキノコ 万博公園のハス・キノコ
 万博公園のハス池のハスが見ごろだという。今日明日は6時開園だそうだ。雨が降りそうな曇り空で、あるが、雨に濡れたハスも美しく、かえって涼しくていいかと出かける。
 いつもどおり、朝寝坊して出かけるが、曇っているので、花も傷まず瑞瑞しい美しさで咲き誇っている。
 久しぶりに訪れた公園をゆっくりと歩く。学生時代に来たときは、今植えたところだった樹木がすっかり自然の森のように馴染んでいる。
 あちらこちらの、林の木陰にはキノコたちが昨夕からの雨に早速反応している。
 真っ黒に劣化した、ベニタケの仲間は元の姿が想像できないくらいの傷みようだが。
ビッシリ並ぶズキンタケ いつ見てもうっとり アカヤマタケ テングノメシガイの行列  列をなす ウラムラサキ
 珍しく劣化していない アイタケ 見事な ウスキモリノカサ ウスキテングタケ 幼菌 ヤマドリタケモドキ



 2007年7月22日今日の大泉緑地(新金岡)
  
ジャンボ ヤナギマツタケ!!
   大阪のHさんからレポートをいただきました。
 「こんばんは、梅雨明け間近の大泉緑地を散策してきました。キツネノエフデの臭い付きの大群落にまずはお出迎えして頂き、ベニタ ケ属やアカハツタケ、シロハツモドキ、ニオイワチチタケの大群やら、 ドクカラカサタケに似たものの群落やら、図鑑とカメラを持って行けば と反省しきり。でも、お土産のヤナギマツタケを見つけてご機嫌で帰っ てきました。」
 でかいヤナギマツタケです。マツタケとはまったく異なるグループのキノコですが、おいしいので名前にマツタケと付くキノコ。
 どのようにして、食べられたのでしょう。おいしかったのかな。
 以前職場の近くの、ポプラの立ち木に梅雨時、秋の長雨の頃、スーパーの袋いっぱいのヤナギマツタケがはえ、家族5人で焼いてポン酢しょうゆで食べ、残った分を佃煮にして堪能したのを思い出します。
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 ついに再会 タマゴタケの大群落! 
 モウ何年前になるのでしょう、何か変な平成の大合併で高島市になってしまった朽木村で数十本のタマゴタケを見て大感激!
 今日少し遠出し、タマゴタケの大群落と再会!私にとっては百万本のバラにも匹敵する100本を超えるタマゴタケとの再会。
 今日はここまで、続報は時間が取れてから。



 2007年7月24 日  やっと 近畿の梅雨明け宣言ですね   タマゴタケ
赤いカサ・黄色い柄 見事なコントラスト 寄り添う キノコ その横にはまだ白い玉子
 久しぶりに群れをなす赤いタマゴタケに出逢い感激の連続。 ふと見ると、黄色いキタマゴタケもご挨拶に訪れてくれた。
 図鑑では、「シイ・ナラ・ブナ・モミなどの樹下に生え、菌根をつくる」とある。今回出逢った場所は、コナラ・モチツツジが混ざる林で、比較的陽の当たる風通しのよいところという共通性がある。
 いくつかのHPでは、軽く湯がいて、または生でサラダにとある。大きいものはテンプラも合うそうだ。良い出汁がでるようです。私は、少しお土産にいただいて帰り、焼いて塩コショウで食べました。
← 写真では描ききれないですが 20数本の菌輪

 ( 和歌山県 県北の雑木林にて )


 2007年7月28 日  さすがに土用の暑さ 暑いですね
  梅雨も明け、土用の厳しい暑さが続く。
 熱帯夜で寝苦しいが、さすがに朝はすがすがしい。
 庭の片隅では茗荷が美しい花を咲かせている。ゲンノショウコも小さいが可愛い花で楽しませてくれる。
 今日は、用事で和歌山方面へ。梅雨もあけ、ここのところ、雨もなくからから。さすがにキノコは期待できない。
 しかし、ひょっとして・・・。先週、真っ赤に燃える「タマゴタケ」と出逢った雑木林へ立ち寄る。数十本はあるが、形跡のみ。キノコは何の残骸か分からないくらい干上がっている。
 噴出す汗をぬぐいながら歩いていると、南向きの乾燥した斜面で、タマゴから顔を出し、頭を伸ばしている根性のある子がいる。このタマゴタケは、どこまで成長できるのか心配ですが、もう胞子を飛ばす準備は完了しつつあるようだ。

 
↑ よく見ると、とても美しい茗荷の花。
周りのきのこはカラカラ この子だけ 元気! 庭のゲンノショウコの花



Part 4  2007 (7) 7月
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