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Part 4  2007 (10) 10月
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きのこ観察会、個人的な散策で出逢った
四季折々の花、きのこ・・・写真と雑文です



 2007年10月05日  素敵な戻り花 & Destroying Angel (滋賀より)
 滋賀にお住まいのZさんから、メールをいただきました。
「きのこではありませんが私の目前の小公園の桜1本が昨日急に花を付け始めました。このような事は初めてですので余り言い感じではありませんがローカルニュースでは取上げていたようですので2枚ばかり添付いたします。朝方でしたのにWSをオートのままでしたので発色も今一でした。 またありきたりですがボランティアの森で見つけた白どくきのこも添えます。」
 素敵な桜の戻り花、見事な美しさのドクツルタケの写真を送っていただきました。

 朝夕は本当に過ごしやすくなりましたが、本当に昼間は暑い。この温度差には参ります。
 雨が欲しいなと思っていたら、昨夜から今朝にかけて雨がありました。この土日くらいに出かけると、夏のキノコ・秋のキノコが混在しているのでしょうか?楽しみです。うまく時間が取れるといいのですが。
 
見事な色合いの 桜の戻り花 純白で美しい ドクツルタケ
Destroying Angelと呼ばれる猛毒キノコ



 2007年10月07日  もうすぐ(9日) 寒露ですが


 相変わらずの残暑続き。滋賀のZさんが送ってくださった戻り花ではありませんが、我が家の庭の彼岸花がやっと今朝咲きそろった感じ。玄関脇のタマスダレも今が満開。それにしても、どちらも遅い。
 しかし、朝起きると、キンモクセイの香りが漂ってくる。この香りは、私にとって、秋のキノコシーズンの始まりを告げる香り。 
 先日の雨で、夏キノコ・秋きのこの両方と逢えるか?と期待して出かける。・・・残念。夏のきのこには朝夕の温度がこたえるのか?イグチなどの姿は今日は見られず。一方、秋のきのこには28,29度の残暑はあまりにも厳しすぎるのか?来週の週末が、秋のきのこのシーズンの幕開けになるのでしょうか?


  来週の日曜日14日は 
※ 矢田丘陵「矢田山遊びの森」のキノコ観察会
 今、週間天気予報を見ると、来週は少しは気温が下がりそうですね。月、水、木に雨がありそうで、金、土、日は雲時々晴れとなっています。天気予報の通りなら、期待できそうですね。

 大阪 生駒山系 四条畷市のキノコ 
カバイロツルタケ 幼菌 カバイロツルタケ 成菌 ひょうきんなスタイル ノウタケ
ぬぼーっと一人たたずむ
ササクレヒトヨタケ
木漏れ日を受け 戯れる
ホコリタケの幼菌たち
思わず目を見張る 美しさ
キイロニカワタケ
  生駒山のキノコ 
 昨年のこの時期にハタケシメジを見つけたところをアチラコチラ歩くが残骸すらない。例年に比べ遅いのか?ほかのキノコも本当に少ない。
 季節はずれの、蒸し暑さにうんざりしていると、はっとするほどの美しいウスヒラタケの行列。劣化したものも半分ほどあるが、傷んでいないものもかなりある。持ち帰り干してみる。もどして、汁の実用。
柄のササクレが少ない
シロタマゴテングタケのようです
真黒な塊に見えるが 
よく見ると 紺色
 →
ヒダは、ピンク?肉色?
コンイロイッポンシメジ?

図鑑のものに比べ、太すぎる?



 2007年10月13日  明日は  矢田丘陵「矢田山遊びの森」のキノコ観察会
 やっと例年並みの気温に追いつき、秋です。昨年のこの時期にナラタケを見つけたところを、何箇所か探すが見つからない。雨が少ないからか、気温が高かったからか?
 それでも行く先々で秋の花を満喫して帰る。藤原京のコスモスは東を見れば香具山を背に、北を見れば耳成山を背に本当にたくさんの花が咲き誇っている。明日香の橘寺では、芙蓉の華が今見ごろ。スイフヨウ(酔芙蓉)の華が白から淡いピンクを帯び色が変わりつつある。
 金剛山麓の高天彦神社の付近では、シュウメイギクが出迎えてくれ、金剛山を背にコスモス畑のコスモスが一面に咲いている。 
 天気予報では明日の空模様が若干心配ですが、キノコ観察会です。観察会は雨天決行です。
藤原京のコスモス 香具山を背に 藤原京のコスモス 耳成山を背に
明日香 橘寺 白い芙蓉 今、淡く紅がさし始めた酔芙蓉  ピンクの芙蓉
金剛山麓の高天彦神社前のシュウメイギク(秋明菊) 高天彦神社前のコスモス 金剛山を背に



 2007年10月20日   霜降前  今日の和泉葛城山のススキ
 昨日は久しぶりに雨が降ってくれたのですが、ずいぶん乾燥状態が続いていたので、近くの丘陵ではキノコに逢えそうにない。
 和泉葛城山へ出かける。出かけるときは曇り空だったのに、山上に着く頃には運よく雲が途切れ、山上のススキが陽に輝き美しい。
 ブナの林を歩くが、乾燥状態が続いたからか、ホコリタケ、エセオリミキと乾燥状態のベニタケの仲間以外殆ど見当たらない。
 ブナの倒木のあたりをのぞくと、トンビマイタケとツキヨタケが見つかるがどちらも昨日の雨を含み脆く傷んでいる。
 秋グミがあり口に含むと、渋みが残るが素朴で懐かしい味がする。
トンビマイタケ アキグミの実 大きな ツキヨタケ



 2007年10月21日 仲間のきのこレポートを紹介します。

 生駒のChiさんのリポート マイタケ(昨夜いただいたもの)
 今晩は生駒のChiです。明日はやはり仕事で行けません。昨年末に庭の隅にマイタケの原木を埋めていたのですが、今朝マイタケが出ていました。まだ小さいので先ほどもう一度見てみたらダンゴムシがたかっています。ダンゴムシも食べたいでしょうが、私の家族全員が食べたがっています。早速収穫です。
 懐中電灯で調べたら、5株発生して2株だけ収穫出来ました。3株はダンゴムシが食べてしまいしました。今年の夏は暑かったのであきらめていたのですが小さいのが2株収穫できました。 明日は炊き込みご飯です
 大阪のHrdさんのリポート ヤナギマツタケ
 来月11月の観察会は所用で参加できないので、今日の観察会参加が、今年最後となりました。
さて、お昼ご飯前にお別れしたのは、今日の観察会でもこだわっていた”ヤマギマツタケ”のシロを見に行くためです。
 ***(資源保護のため伏字)のポプラ、モミジ、カエデの林を見回るとありましたありました。スーパーの袋に2つまでは取りましたが、残りは観察するのみ。今年最高のきのこ収穫でした(約4キロの収穫)。
 昨日取ったハタケシメジも交えて、笠が開く前のものを焼いてポンズで、開いたものは中華炒めで、キノコ汁を作り、秋の恵みを思う存分頂きました。
 キノコは探しても、採って(撮って)も、食べてもほんとにいいもんですね。益々はまりそうです。観察会は参加できませんが、これからも個人的なキノコ採りの様子を連絡したいと思っています。
 写真は携帯のカメラでピンぼけ写真ですが、雰囲気だけでもお伝えします。食べごろ、採り頃のヤナギマツタケ



 2007年10月27日 明日香&河内飛鳥 今日のきのこたち
 先日来の雨で、本当は明日くらいがキノコ日和なのでしょうが。 明日は、仕事なので、あいにくの雨の中、きのこ散策。明日香に行くと、ドウダンツツジが真っ赤に色づいている。眺めていると、アマガエルが枝をよじ登ってくる。こう暖かいと、冬眠までしばらくアマガエルも遊んでいられるのでしょうか。家に帰り、夕刊を見ると、「今年の紅葉前線は異常あり」で京都の紅葉は見ごろが12月になるようです。  いつの雨に反応したのか、ナラタケはかなり傷んでいる。何とか食べることのできそうな物をお土産に持ち帰る。夏のきのこたちは、イグチはもう見あたらない。ベニタケも毒ベニタケなどがちらほらあるくらいで、ずいぶん数が減っているテングタケも名残のキノコが少し出ているくらい。
 エノキタケ、ムラサキシメジなど秋・晩秋のきのこが顔を見せてくれている。帰路、河内飛鳥に立ち寄ると、可愛いハタケシメジの幼菌が出ている。放流サイズ。
 とても綺麗なハナビラニカワタケ、可憐なハナオチバタケ、ハリガネオチバタケ・・・雨の中の散策ならではの素敵な出逢いがある。
 明日、近くの公園など立ち寄る機会があれば、きっと素敵なきのこが待っていてくれそうです

 ← 明日香 ドウダンツツジとアマガエル
明日香 アラゲキクラゲの幼菌
大きいものはお土産にした
明日香 ナラタケ
見てくれは悪いが 美味い
明日香 美しい色合いの
ムラサキシメジ
河内飛鳥 土手の斜面から
顔を出そうとする ツチグリ
すっかり顔をだした
ツチグリ
河内飛鳥
放流サイズ ハタケシメジ
河内飛鳥 ハリガネオチバタケ 明日香 ハリガネオチバタケ 河内飛鳥 ハナビラニカワタケ
湯がいて ポン酢醤油でいただいた



 この子のその後!気になる方へ (’07.10.30)

※ 先日の奈良の春日山のキノコ観察会で出逢った可愛いヒラタケの幼菌。
この子のその後は、NPO奈良県青少年文化振興協会のHPに
 
「咲ちゃんのキノコ育て」観察日記として掲載されています。
http://www2.ocn.ne.jp/~naraoya/naturalist/sakichankinoko.htm



Part 4  2007 (10) 10月
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