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Part 3  2006 (10) 10月
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きのこ観察会、個人的な散策で出逢った
四季折々の花、きのこ・・・写真と雑文です



 2006年10月7日  秋雨前線の雨 よく降りましたね  
 半月ほど雨がなかったのに、先週の日曜日は、あいにく雨の中の観察会。
 先日来の秋雨前線の雨、降りだすと本当によく降る。今日も時折雨の降るあいにくのお天気。
 秋のキノコを求め飛鳥路へ。
 ススキ、コスモスが雨・風にゆれノギクが秋の風情を感じさせてくれる。
 雨量は充分のはずだが、期待したほどのキノコに出逢えない。ベニタケの仲間は、ほとんど傷み原型をとどめず、テングタケの仲間も少ない。イグチも今日は出逢えず。夏のきのこから秋のキノコへのバトンタッチのシーズンなのでしょうか。 キノコの発生には雨量以外に気温など複雑な関係があるようだ。
 そんな中、香具山、明日香、橿原神宮ではナラタケが顔を出してくれていた。
 これから、雨上がりには秋のきのこが待っていてくれる季節ですが。

ススキ 明日香  畝傍山を背に コスモス ノギク 明日香  キツネタケ 香具山 

いつ見みても 美しい
ベニヒダタケ 香具山 
家主は不明!
ヤグラタケ 明日香 
ノウタケ 明日香 
ナラタケ 天香具山   傘の中央に点々がある   ナラタケ 幼菌 香具山



 2006年10月8日 和泉葛城山の秋
 毎年この時期、どこへでかけてもキノコの行列。昨日は少なすぎる!!今日こそはと、紀北の里山へ出かけるが水分は充分なはずだが1本も見当たらず。なぜだろう?
 せめて秋のススキでも眺めようと和泉葛城山へ足を延ばす。和歌山側の斜面は白いテープが張られ「まつたけ山、立入禁止」の看板が目立つ。あまり手入れがされているとは思えないが、マツタケの生えそうな樹齢の松が林立している。
 山頂でススキ、大阪湾を眺め歩き出すと、ベニタケの仲間の真っ黒に傷んだものばかり。やはり。
しかし、歩き始めると、ウスヒラタケの小さな株、ハナビラニカワタケも美しい姿で残っている。
 小さな小さなウスキブナノミタケが可愛い、傘の径は3、4ミリでしょうか?
 ムラサキアブラシメジモドキは激しい雨で泥だらけ。クチベニタケが妙に色っぽい姿でポツリポツリと生えている。
 ※ これから、素敵な秋のきのこシーズン。いい空気を吸って、素晴らしい汗を流して、素敵なきのこに出逢えると最高ですね。


▲ 和泉葛城山 



ウスキブナノミタケ

ウスキブナノミタケ 山上のススキ ムラサキアブラシメジモドキ
ハナビラニカワタケ ウスヒラタケ クチベニタケ



2006年10月12日 春日大社の黄色い美しいきのこ ヨソオイツルタケ
  10月1日の観察会のあと     
 帰り道、何か消化不良? 生駒のTさん、京田辺市のDさんと、少し寄り道。春日大社のほうを回って参道で黄色い美しいキノコに出逢う。
 その時点では、名前が分かりませんでしたが、Dさんが調べてくださったところヨソオイツルタケと判明。かなりの希少種のようです。(「原色日本新菌類図鑑1」保育社では絵はありませんが検索表に出ています。)
 そして食べごろの可愛いマツオウジもありました。(雨のため収穫で精一杯。写真は撮らず。)
 


キタマゴタケにも似ていますが
ツバがなく柄のダンダラ模様がない。


傘がとても美しいキノコ

素敵なヨソオイです
※ 昨日までの雨、またかなり降りました。キンモクセイも香り、いよいよ秋本番です。
 今度の土日こそ、秋のキノコの行列を見ることができそうですね。時間が取れるといいのですが。



2006年10月15日 寒露を過ぎ朝露の季節 そしてキノコ
 寒露を過ぎて、夜露が湿度を保つのか、雨のあとかなりの期間緑陰の土がしっとりと濡れている。
それでも、今年はやはり気温がまだ高いのか、カメラを覗き込んでいるとまだ蚊が顔や手を狙っている

 昨夜、大東市の I さんが「ハタケシメジがどっさりあったし、クリタケでクリタケご飯を炊いた」と連絡して
くれました。もう、クリタケが出ているの?

  どこへいってもコスモスが風に揺れ風が心地良い。
 生駒・交野のきのこ散策。秋のきのこの行列を期待していましたが、思ったよりキノコが少な目。
 思った分が過大だったということか?
 ムラサキシメジ、ハタケシメジ、カノシタ、アカハツ・・・これだけ口に入れば贅沢ですね。

このほか、純白で猛毒のドクツルタケ、現在要注意種のオシロイシメジ、クサウラベニタケが目に付いた。
生駒山 フジバカマ コスモス 交野市 ツリガネニンジン 交野市 ハチノスタケ 生駒山
とても美しい アカヤマタケの仲間 交野市 毒キノコ御三家クサウラベニタケ  交野市
ムラサキシメジ 生駒 ハタケシメジ 四条畷市 カノシタ 生駒山 アカハツ 生駒山
チチアワタケ 生駒山 生駒山のホコリタケ カバイロコナテングタケ生駒 オシロイシメジ 生駒山



2006年10月23日 高原の秋 そしてキノコ
 大阪を離れ、秋の訪れを感じに御嶽山山麓を訪ねる。晴天に恵まれ御嶽山がくっきりと見え久しぶりに、ゆったりとした気分になれた。
 ここでも雨量が少なく、期待したキノコは真っ黒になったハナイグチの行列以外ほとんど見当たらない。ハナイグチを少々、コガネタケ、ナラタケ、白樺の立ち枯れについて天然乾燥品状態のヒラタケを集め何とかお味噌汁の具を調達。
※ 10月28日(土)は、生駒のきのこ観察会
 今日の雨はどれくらい降ったのでしょう?どんなきのこが待って・舞って?いてくれるのでしょう!

濁河温泉の帰りに見た御嶽山

白樺原生林の秋

秋神高原のコガネタケ

濁河温泉の紅葉

白樺原生林のナラタケ



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Part 4  2006(10) 10月
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