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Part 3  2006 (6) 6月
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きのこ観察会、個人的な散策で出逢った
四季折々の花、きのこ・・・写真と雑文です



 2006年6月4日  明日香の棚田の田植え & 堺の三宝の紫陽花 
  先週、南九州は梅雨入りし近畿もこの週末くらいに入梅かと思っていたのに、1週間雨のない日々。さすがにキノコはない。
 明日香の入梅前の気配を感じに出かける。
 棚田ではもう、ほとんど田植えが終わっている。手間隙のかかる大変な作業が、景観、環境・・・私たちが気づかないさまざまなところに役立っているのでしょう。作業をなさっている方々、本当にご苦労さまです。
 雨の中で、見に行きたかった堺の三宝処理場の紫陽花。雨がなくても、しっかりと手入れをなさっていて、花が傷むことなくとても綺麗でした。50種類くらいはあるようです。
 藤井寺市の津堂城山古墳の菖蒲園もかなり咲きそろってきている。入梅後の雨にぬれた姿が美しいですが。

※ 来週の土曜日(10日)は、生駒の観察会です。
 梅雨のきのこたちと会えるといいのですが。天気予報が気になります。
 
雨を待つ明日香の棚田 右奥に 二上山が微かに見える  ↑
アジサイは 大阪 堺 三宝処理場にて
藤井寺市の津堂城山古墳の菖蒲園



 2006年6月11日  幻の紫陽花 シチダンカ 大阪長居植物園にて
 今日、大阪の長居植物園を覗くと、花菖蒲、紫陽花が見ごろを迎え、カメラマンの行列。  
 ほかの紫陽花より少し早く咲くのでしょうか、今まであまり気づきませんでしたが、今日はわずかに残るシチダンカがとても印象的でした。
 シーボルトが「日本植物誌」で紹介して以来、だれもがその実物を見た人がなく、”幻のアジサイ”とよばれて長い間さがしつづけられ、1959年六甲で見つかった花。シーボルトが紹介して以来約130年ぶりだったそうです。

 とても小さく可憐な花です。その横で咲く真紅のクレナイも美しい花です。
 家の庭では、今オカトラノオが美しい。ノカンゾウの花びらの上では、小さなカマキリたちがたくさん動き回っている。
幻のアジサイ 七段花 シチダンカ (長居植物園)
クレナイ 長居植物園 オカトラノオ  ノカンゾウの花とカマキリ



 2006年6月18日  やはり遅い感じがする 夏キノコ
 入梅したものの雨のない日が続いていたが、やっと木曜日そして昨日・今日雨が降り、夏のきのこを見に出かけるが、少ない。花も例年より少し遅れ気味のものが多いが、夏のきのこも本当に少ない。
 いつもこの時期に姿をみせるテングツルタケをはじめとするテングタケの仲間、ベニタケ、イグチの仲間もほとんど見当たらない。
 すこし遅れ気味ながら明日香の林のササユリ(皐月百合?)の色合いがとても魅力的。物悲しげなホタルブクロは雨の多い時期に咲くので花粉を雨で傷めないように下向きに咲いているのでしょうか?

 キツネタケの可愛い幼菌、雨に大喜びのキクラゲ、変形菌のキフシススホコリ、橿原神宮でよく見かけるウラベニガサに出逢う。夏きのこの行列はもう少し先なのでしょうか?
明日香 ひっそりと咲く ササユリ 明日香 ホタルブクロ 香具山 キツネタケ
明日香 ツルタケ 橿原神宮 キクラゲ 橿原神宮 ウラベニガサ 橿原神宮 キフシススホコリ?



 2006年6月24日  蓮が咲き始め、ネムノキも咲いている 夏至すぎの大阪
 今日から大阪の長居植物園が蓮の開花に合わせ朝早く7:30開園。といっても、くたびれていて、朝寝坊し、予想外のお天気で陽は高い。早朝開園に蓮があわてて咲いたのか、蓮に合わせて早朝開園の日を決めたのでしょうか?見事に、咲き始めている。本当に咲き始めで、華の傷んで落ちてしまったものはなく、一番乗りといった感じで美しいハスにうっとり。しばらく楽しめます。
 この時期に和泉市のランベンダーも咲き誇るはず。足を延ばすが、こちらも咲き始め。一面紫色に染まる風景を期待しましたが、こちらはフライング。
 明日は仕事ですので、近くの私のキノコ散策道へ。大きな夏キノコは何故か見当たらず。気温が少し低いのか?そういえば、例年より少し凌ぎやすいようだし、蚊も少ない。
 小さなクヌギタケの仲間が苔むしたモミジの樹の幹にへばりつく感じで顔を出している。コケの間からは、シロソイウメンタケがたった一本ニョキニョキと出掛かっている。ハナオチバタケは少し陽があたると萎れ、色あせ変形しそう。梅雨のキノコには、傘が似合います。大変でも、傘をさして、みずみずしい小さなキノコたちの美しい姿を見ると本当に感動ものです。
大きな池で一番先に咲いた華 素敵な淡い色です つぼみの紅が美しい 和泉市のラベンダー
ネムノキが咲き始めている シロソウメンタケ すぐに萎れるハナハオチバタ クヌギタケ sp



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Part 3  2006(6) 6月
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