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Part 3 2006 (7) | 7月 | ||
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2006年7月2日 半夏生のころ やはり ハンゲショウの花が咲いている |
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このところ雨が降ると本当に降り方が激しい。今日も、時折ウツス様な激しい雨が降る。南河内のハンゲショウの花。どうして季節が分かるのか、この時期にうまく咲いている。 やっと夏本番のきのこたちが姿を見せる季節です。明日香に出かけると、ツルタケの見事な幼菌。激しい雨に打たれ、泥まみれですが美しい黄色いタマゴ。キタマゴタケです。テングツルタケも姿を見せテングタケの季節の到来を告げている。イグチの仲間、ベニタケの仲間もかなり見られるようになっている。 |
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見事なツルタケの幼菌 | キタマゴタケの幼菌 | キタマゴタケ 激しい雨に打たれ泥だらけ |
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ニオイコベニタケのきょうだいたち | テングツルタケ | 明日香のネジバナ これも ラン菌と共生する蘭の仲間 |
2006年7月9日 いよいよ盛夏のきのこのシーズンですね 喜光寺のハスが美しく咲き誇り、元興寺のキキョウも一面に咲いている。間もなく梅雨もあけ、盛夏ですね。寝苦しい夜が続きます。 殺しのエンジェル=シロタマゴテングタケなどのテングタケの仲間や、イグチ、ベニタケなどは奈良市内でもたくさんでています。夏のきのこたちは大はしゃぎですが、人間のほうはこの季節体力が要りますね。夏のキノコは傷みやすく、雨上がりには、早起きして、急いで出かけないと。 |
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喜光寺のハス | 元興寺のキキョウ | ||
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オオヒメノカサ | シロソウメンタケ | シロタマゴテングタケ | ヘビキノコモドキ |
2006年7月16日 梅雨明け前の猛暑の中のきのこたち 大阪では今日の夕方やっと少し夕立があったものの連日湿気だけはすごいのに、雨がなくもう1週間熱帯夜が続いている。水が少なく期待薄かなと思いつつも、きのこを求めてあちらこちらへ。 こんな天候でもキノコは元気だ。きのこも、物好きな私を気の毒に思ってくれたようで長年逢えずにいた姫紅テングタケ、タマゴタケにも再会。蒸し暑さにはうんざりですが、こんな素敵な出逢いが待っていると・・・。この病気は治りそうにありません。 |
※ あこがれの ヒメベニテングタケ 奈良 春日山 にて ------------------------ |
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傘の径はわずか十数ミリの小さなきのこ。それでも、あの紅テングタケのように、傘にはイボ、立派なツバ、赤い靴のようなツボ。ヒダも端正で美しい。 「赤い靴はいてた女の子」と・・・・・・・・・・・ 思わずルンルン!! このあと、生駒では見たことのないキノコたちがいろいろご挨拶に訪れてくれる。 ヒルもマムシも一緒に挨拶にきていましたが。ヒルは痛みもなく、家で気づく。神経が鈍い? |
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キソウメンタケ | この汗!親はアワタケでした | 立派なアカヤマドリ |
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これがキクバナイグチの模様 | マスタケ | 錐形のイボ テングタケダマシ |
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チチタケ | ウスタケ | ミドリニガイグチ |
![]() 穴を掘って扉(コケのところの褐色部分)を閉めて隠れるクモ、そこからクモタケが生えている。そんなクモタケにクモが糸を掛けている。 |
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※ 春日山のクモタケ ※ クモタケ(冬虫夏草)にやられたクモ、そのクモタケにクモの糸を掛けたクモはどんなクモなのでしょう? クモタケの寿命は数日。(クモタケの宿主はキシノウエトタテグモだそうです。「レッドデータブック」で、準絶滅危惧種とされているようです) |
※ | 紀泉高原で久しぶりに出逢った 真紅のタマゴタケ もう何年まえでしょうか?行列をなすタマゴタケを滋賀の朽木の森で見ました。あれから本当に見事なタマゴタケに逢っていません。紀の国と泉州の間の紀泉高原を越えると和歌山県。久しぶりに足を延ばすと素晴らしい真紅のタマゴタケが待っていてくれていた。 |
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こんな狭いところでかわいそう | 立派な姿 | 柄の模様が特徴的 |
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ヒダ・ツバも黄色 | ヤマドリタケモドキ | 見事なアイタケ |
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← 帰路 和泉市のラベンダーを見に行く。 先日フライングでやっと咲き始めだった ラベンダー。今度は少し、遅すぎた。 それでも、素敵な香りに包まれると、 暑さを忘れホットする。 |
2006年7月17日 竹林の貴婦人=キヌガサタケ とのデート 雨が降らずに蒸し暑いと嘆いていたら、昨夕からの雨はあと1週間くらい続くようだ。昨夕の雨でうまくキヌガサタケが出ているといいなと思い雨の中、近飛鳥の方へのぞきに行く。 昨年は逢えず、もう出なくなったのかと思っていたが美しい姿のキヌガサタケが2本だけ雨に濡れ、たたずんでいる。 真紅のタマゴタケに続いて、黄色、茶色のタマゴタケを探しに奈良へ。神宮の森でチャタマゴタケとキタマゴタケの中間色のキタマゴタケ?に出逢う。明日香ではチリメンチチタケの群れ。 ここ数日で逢うべき夏きのこ達にかなり出逢う。しばらく休養? |
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まったく傷んだところのない美しい姿 | やはり”竹林の貴婦人”といった形容がふさわしい キヌガサタケ |
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橿原神宮 黄タマゴタケ? | 橿原神宮 シロオニタケ | チチタケと違い色が濃く かさ周辺に小じわのある チリメン(縮緬)チチタケ 明日香 |
2006年7月22日 明けない梅雨 降り続く豪雨の止み間の きのこ 本当に豪雨が降り続き、やっと今日は雨の一休み。大暑を迎えるというのに明日はまた雨のようです。 きのこがたくさん出ているかと思い明日香・橿原へ行くが、どこも劣化したベニタケの大群。そんな中、香具山では可愛いヤブレベニタケの幼菌の姿が目に付く。 明日香ではクロハツモドキの上はどこをみてもヤグラタケ。ベニタケはたくさん見かけたが、テングタケの仲間は意外と少ない。雨もこれだけ多いと、テングタケにはあまり歓迎されていないのか? |
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香具山で目を引いた ヤブレベニタケの幼菌 |
傷んだクロハツモドキは ヤグラタケのゆりかご? |
思わず 立ち止まる美しさ 橿原神宮のベニヒダタケ |
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橿原神宮の キタマゴタケ | 明日香 露草のブルーが美しい | 橿原神宮では カワリハツなどベニタケの行列 |
2006年7月23日 大暑のハスそしてきのこ 明けない梅雨。今日の昼過ぎからまた雨。大阪長居の植物園のハスも雨が多く、気温が例年より低いのか咲きがあまりよくない感じがする。しかし、見事に咲いた華は本当に素敵です。 長居公園・植物園をざっと見回るがキノコが少ない。オオシロカラカサタケが目立つくらい。マルミノヒガサタケがいくつか植え込みの陰にある。このほかでは劣化し悪臭を放つシロハツモドキくらい。 きのこは雨(水分)だけではダメですね。当然、気温、地温、日照などなどいろいろな条件が揃って出てくるようです。地中が水分過多ではダメなようです。 それにしても、あれだけ広い公園で3種類しか姿を見せてくれないとは・・・。 |
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いつ見ても美しい、ハスの華。 大阪 長居植物園 | ||
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昨年も大阪で中毒事例のあった オオシロカラカサタケ ヒダは緑色がかかってくる |
マルミノヒガサタケ 消失しやすいツバ。ツバは見えず。 |
キバナコスモス 通常のコスモスより 暑さに強いようです |
2006年7月30日 やっと梅雨明けですね 昨夜の雨を待っていたのでしょうか?やっと今日梅雨明け宣言。 先週一週間雨がなく、昨夜の雨だけではキノコに出会えそうにない。 体力低下気味なのにささやかな抵抗。久しぶりに金剛山へ出かける。せせらぎの音、ヒグラシの鳴き声をききながら汗をいっぱいかいて上り下りするが、見るゆとりがないのか、きのこがないのか?出逢えたきのこは、山上の遊歩道で傷んだベニタケ類が数種、ヤマドリタケモドキの劣化したものくらい。 途中で見たキツリフネソウ、ホタルブクロが印象的。 山を下り、近飛鳥へまわると、田の畦では秋の七草のひとつオミナエシが美しく咲いてる。 オミナエシを訪れるベニシジミが可愛い。思わず見とれる。近飛鳥では、キクバナイグチ、猛毒のフクロツルタケに出逢う。 家の庭では、茗荷の花がユニークな姿で咲いている。 |
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オミナエシを訪れたベニシジミ | ユニークな姿 キツリフネソウ | キクバナイグチ |
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河内の田の畦のオミナエシ | 猛毒のフクロツルタケ | 庭の茗荷の花盛り |
Part 4 2006(7) | 7月 | ||
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