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2022 (2) |
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![]() 例年に比べ随分と遅い春。 やっと、冷え込みが少し和らぎ陽射しも温かくなってきた。 買出しついでの道の脇、庭の片隅でも色々と春を感じさせてくれる。 庭で採取したフキノトウ。フキノトウ味噌でポテトサラダを和えてみよう。春を満喫できそう。 |
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庭でフキノトウを採取 | オオイヌノフグリ | |
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ネコヤナギ | ヒメリュウキンカ |
![]() --- 和歌山にお住いのAsさんよりメールをいただきました 「里山を散策する。尾根にはキノコは少ない。谷筋をねらう。 伐採されたスギの樹がころがっている。そこにヒメカバイロタケモドキがでていた。 * ヒメカバイロタケと比べて華やかさはない。裏をみると柄が中心からずれている。」 (キャプションもAsさん) --- 寒い日が多く出かけるのがいやになる日々です。丹念に散策され素敵なレポートをいただきありがたいです。(simo.) |
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ヒメカバイロタケモドキ | ヒメカバイロタケモドキ裏 | |
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ツバキキンカクチャワンタケ | ツバキキンカクチャワンタケ子嚢 | |
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スエヒロタケ幼菌 | ヒラタケ幼菌 | |
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アラゲキクラゲ | エノキタケ |
![]() 二十四節気の雨水を過ぎても寒い。 それでも近所でも梅の花がたくさん咲き誇っている。随分遅咲きの庭の白梅=白加賀もやっと咲き始めた。 マンサク、ネコヤナギが咲くのを見ると春を感じる。庭の縁で小さな花を付けるホトケノザも可愛い。 買い出しの途中で見つけたキノコはフユノコガサ。まだ寒いわけだ。 |
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ご近所の庭で咲く梅の花 | 我家の庭の遅咲きの白梅 白加賀 | |
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マンサク | ネコヤナギ | |
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ホトケノザ | フユノコガサ |
![]() --- 和歌山にお住いのAsさんよりメールをいただきました(1/31) 「少しずつ暖かくなってきたので、近くを散策する。 * 再度、ツバキキンカクチャワンタケを探しに行く。幸いにも、1つの菌核から2つの子実体がでていた。皿状では無く、カップ状がかわいい。 * センポンクヌギタケ裏…ひだがやや垂生で柄の基部に粗毛。 * 不明菌…腐った木片に発生、最も高くて1cm位、極小きのこ。」 (キャプションもAsさん) --- きのこが少ない季節。キノコの画像を見せていただくだけでとても幸せに感じます。ありがとうございます。私のツバキキンカクチャワンタケの観察ポイントは大規模な工事で接近できません。椿の群落は切り倒されているのかも。もうしばらくするとアミガサタケが春を告げてくれそうですね。(simo.) |
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ツバキキンカクチャワンタケ | ツバキキンカクチャワンタケ | |
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センボンクヌギタケ | センボンクヌギタケ裏 | |
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フユノコガサ | 不明菌 | |
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ワヒダタケ | ワヒダタケ裏 |
![]() すっかり行動範囲が狭くなってしまっている。遅れていた梅の花もご近所のお庭でたくさん咲いている。我が家の庭でもヒメリュウキンカがやっと今朝花を開いた。庭のフキノトウを5個収穫しフキノトウ味噌で春を味わう。金柑も色付き良い味になってきている。 買い物ついでに見かけたキノコはカワラタケ。瓦ぶき屋根を思わせる。 |
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![]() --- 奈良市にお住いのDemさんよりメールをいただきました1) 「寒い日々が続きます・奈良きのこの会の皆さんはどのようにお過ごしでしょうか? 私はエヤコンをガンガンかけて、暖かい室内で新聞を読んだり、本を読んだり、時に皆さんから送信して頂いたキノコの写真を見詰めたり……楽しくやっています。 今日は私が生まれ育った蒜山地方で呼ばれている、キノコの方言名を紹介しましょう。 キノコの標準和名がどのようにして決まったのか?知らないが、それよりも方言の方が実態にズット相応しいと感じることがあります。 ●ショウゲンジを蒜山方言は「シバカツギ」と呼びます。 このキノコは林床に積もった落ち葉をかき分けて、地下からニョキニョキと伸びて、傘の上に木の葉を乗 せたモノが沢山あります。お百姓さんが刈り取った柴を担ぐ姿に似ているのが命名の基になったのだろうと思いますが、山深い農村の人達が率直に感じた名前だと思います。何故シヨウゲンジになったのか? ●クリフウセンタケ→「コシバ」 これも美味しい茸ですが、上記のシバカツギの小形と考え「小柴担ぎ」が「小柴」になったのかも? ●アブラシメジ →「ドベタケ」 蒜山方言では田圃のどろどろ状態の土を「ドべ」と呼びます。標準語では「ドブ」と言う状態です。 傘の表面の粘液を「ドベ」と表現した気持ちは理解できますが、チヨット可哀想な名前に思います。 子供時代の私は「ドベ」に対して、汚いモノの代名詞的な感覚を持っていたので「ドベタケ」は食べられ るが低級なキノコだと思っていました……実は大変に美味しい高級品ですが。 ●ツキヨタケ→「クマヒラ」 ヒラタケは蒜山地方でもヒラタケと呼びますが、食べられない大形のヒラタケは熊が食べる物だ、と言う 考え方なのでしょう。人間が食べられない物へ動物の名前を冠する場合はチョイチヨイあります。 蒜山地方では野生のクレソンを「イタチゼリ」、草イチゴを「ヘビイチゴ」と言います。 ●ムキタケ→「ボタヒラ」 ブナの倒木にびっしり付いているムキタケの群落は壮観としか言いようがありません。 その一個々々の姿はヒラタケに似ているが、少し肉厚でボッテリしている。ボッテリ姿をボタァーとした ヒラタケと言いたいのでしょう。 ●クリタケ→「シモタケ」 これが標準和名で「栗茸」になったのは何故か?その外観が栗に似ている様には思えないのだが……。 これは一般のキノコ狩りが終わる、最後の頃に顔を出します。それは霜が降り始める頃だから「霜茸」と 言うのは納得できる。標高が高い蒜山地方の気候にピッタリの方言名だと思います。 ●コウタケ→「カワタケ」 香りの素晴らしいコウタケを漢字で書くと「香茸」となるのだと思いますが、蒜山地方では「皮茸」と言 い、姿の印象が基になった方言ではないでしょうか。 ●ケロウジ→「ウシカワタケ」 これはコウタケに似ているが、食べられないので「ウシ」を付けたのでしょう。 牛に気の毒ですが、前述のクマヒラなどと同じ発想でしょう。 ●サクラシメジ→「ヌノビキ」または「タニワタリ」と呼びます。 これはあまり美味しい茸と思わないが、大群落を作る性質があるので、それを表現する方言名でしょう。 「ヌノヒキ」は布の反物を地面に引き延ばした姿だし、「タニワタリ」は文字どおり群落が谷の向こうま で続いている姿です。 ●書き始めると沢山のきのこが出て来ますが、この辺りで止めましょう。 」 (キャプションもAsさん) --- いつも興味深いお話ありがとうございます。方言にはその地方の人々の生活と長い歴史が半影されている大切な文化ですね。(simo.) |
![]() --- 和歌山にお住いのAsさんよりメールをいただきました(1/31) 「近くの里山に足慣らしのため、出ていく。きのこが少ないが、どんなきのこがでているのだろうかと思いを馳せる。 * アカウロコタケ菌糸…樹枝状(鹿角状)菌糸。 * ヌルデタケ…だんご鼻状がユニーク。孔口はシャワーヘッドの如し。 * 名前の由来は最初の発見時、ヌルデの木に発生していたとのこと。」 (キャプションもAsさん) --- 春が待ち遠しいですね。しっかり足慣らしなさっているのですね。うらやましい。ヌルデタケは面白い形状で、あればついカメラを向けています(simo.) |
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アカウロコタケ | アカウロコタケ菌糸 | |
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エノキタケ | ニガクリタケ | |
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ヌルデタケ | ヌルデタケ裏 | |
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ヒメアジロガサモドキ | ヒメアジロガサモドキ幼菌 |
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