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Part10 2013 (12) 12月
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きのこ観察会、個人的な散策で出逢った
四季折々の花、きのこ・・・写真と雑文です
さらに、メーリングリストでいただいた仲間のメールの一部を転載しています



2013年12月30日”エノキタケ”
 --- 東大阪市にお住いのYmさんよりメールをいただきました
  「 先日のAsさんのつぶやき?のように私も12月に入ってうろうろとエノキタケを求めて歩いておりました。 しかし出ているところに出ていない、今年は少ないのか、遅れているのか。 あのきれいなお姿にはお会いできないのか、なんて思っているとなんとか昨日発見。
 エノキタケ三態 いつもならもっとあるのに  シイタケ 予期せぬおまけ  名前の分からないきれいな妖精
  今年もあと一日、大変お世話になりました、来年もよろしくお願いします。 いいお年をお迎えください。
(結局横着したままで年を超えそう。しかし、年末にぜひ逢いたいと思っていたキノコの姿を仲間がメールで見せてくださりました。ありがたいことです。みなさまお世話になりました。どうぞ良いお年をお迎えください。なお、喪中につき新年のご挨拶をご遠慮させていただきます---simo)

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2013年12月29日 ”北大阪のきのこ”
 --- 大阪市にお住いのMorさんよりメールをいただきました(12/28)
  「寒い中北大阪の里山を散策してきました。
太いアカマツの倒木から、おとといの雨に反応したニガクリタケがたくさん顔を出していました。こんな群生に出会うのは初めてです。
 あちこちの倒木はほとんどがアカマツなので、マツオウジも期待できそうです。」(キャプションもMorさん)」

 ・・・寒い中、ご苦労様です。(simo)
ニガクリタケ ニガクリタケ群生
ニガクリタケ群生 キクラゲ
ツガサルノコシカケ コガネニカワタケ
クヌギタケの仲間
ニクウスバタケ
カシナガの粘着シートを巻かれたコナラ
オチバタケの仲間

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2013年12月28日 ”寒中のきのこ”
 --- 和歌山にお住いのAsさんよりメールをいただきました
  「毎日、寒い日が続いていますね。曇りの天気マークにもかかわらず、雨がたびたび降っています。 チャンスと思って、でかけるが大物には出会えず。例年だとエノキタケの群生に出会うのだが…。」(キャプションもAsさん)」
 ・・・キノコも少なくなるこの季節の貴重なきのこ便りありがとうございます。私が横着していると、うまいタイミングでAsさんが刺激を与えてくれます。そのうち出かけることができるといいのですが。(simo)
アシナガタケ…柄の長さ16cm位。
傘の中央が突き出している、薬品臭はない、
まさにアシナガタケの特徴をあらわしている。
エノキタケ幼菌…かわいくて、うっとりしてしまう。
カニノツメ…よく見かけるカニノツメは淡紅色ないし橙黄色だが、
この個体は白色オンリー。
キイロニカワタケ…北陸のきのこ図鑑では、
「コガネニカワタケに酷似するが、花弁状の縁部が角張ること、
加熱すると橙色を帯びる。」と記載されている。
センボンクヌギタケ幼菌…幼菌時、傘の色は白色。成長するに従ってクリーム色から象牙色へと変化していくのだろう。
ニガクリタケ幼菌…ニガクリタケも幼菌時はかわいいものだ。 モエギビョウタケ
…小さなモエギ色の子のう果が集まった姿は美しいものだ。


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2013年12月22日 冬至 明日香路の散歩道
 ここ数日は荒れ模様のお天気。やっと晴れ間がのぞく日和に誘われ大好きな明日香方面へ散歩。ここのところの冷え込みで、大阪の南河内と奈良を隔てる大和葛城山も金剛山も白く雪化粧。
 散歩道ではエノキタケがヒラタケが姿を見せてくれる。手にしようとしたヒラタケは残念。ヒラタケ白コブ病に侵されている。小さなうちは大丈夫だが。明日香の吹きさらしの丘の上では小さなセンボンクヌギタケの幼菌が肩を寄せ合っている。
金剛山(左)・大和葛城山(右)  明日香から
今日のエノキタケ
ヒラタケ センボンクヌギタケ

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2013年12月17日 ” 【菌秋の回想1】” 
 --- お久しぶりです。Oさんよりメールをいただきました
 皆さんご無沙汰しています。 この秋は普段に増してキノコにまみれたおしてしまって、 すっかり報告らしい報告を出来てなかったので、久しぶりに・・・。 今年の九月下旬、実家の和歌山へキノコに遊んでもらいに。 何時も松茸少々、ウスムラサキホウキタケ・ホウキタケ・オオムラサキアンズタケ、 クリフウセンタケなどが出るあたりを流していると、 傘の白いイグチが何本か生えているのを発見。 今年の長〜い夏のおかげで、シロオニタケ一族が見飽きるほどあちこちに・・・
 
カビたイグチかと素通りしかけて質感の違いに気づきよく見てみると・・・新鮮! 柄も白く網目まで・・・。幼菌から成菌まであり、管孔は成熟に従ってやはり白から淡い黄色へ。 後ほど、北陸のきのこ図鑑に載っているシロヤマドリタケ(池田仮称)とわかりました。 京都のきのこ展の時に乾燥させたものを持って行き、胞子も見て頂きました。 かなり珍しいキノコであるにもかかわらず、図鑑には【美味】とあるのも印象深く面白いキノコです。
 --- 
とても上品な品格のあるきのこですね。(simo)

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2013年12月15日 ”老菌” 
 --- 生駒市にお住いのChirさんよりメールをいただきました
 「昨日矢田丘陵歩いて来ました。 エノキタケ、ヒラタケが昨日のコースには見当たりません。目についたのは、キレイな老菌たち。10月に幼菌だったヤマブシタケがまだ残っていました。意外と長持ちするキノコですね。。」(キャプションもMorさん)
 --- 
ヤマブシタケは老菌とはいえ風格がありますね。。老菌にまじりクリタケは食べごろですか?いいですね・・・(simo)
ヤマブシタケ クロラッパタケ
クリタケ 食べごろ

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2013年12月15日 ”北河内のきのこ” 
 --- 大阪市にお住いの中学生Morさんよりメールをいただきました
 「北河内を散策してきました。きのこの少ない中、キヒラタケ、カイガラタケ、ニガクリタケなどがいい姿を見せてくれました。エノキタケも少しありましたが、乾いたものばかりでした。
 公園は間伐しすぎて風通しが良すぎています。たくさんの間伐材が至る所に積まれて木がとてもまばらなところもあり、驚きました。」(キャプションもMorさん)
 --- 
先日、私もその界隈を久しぶりに歩いてびっくりしました。カシノナガキクイムシ云々・・・の説明板がありましたが、ケヤキがどう関係あるのか切られていました。キノコが出そうに思われない明るすぎる森ですね・・・(simo)
---  寒い中お疲れ様、確かに今ニガクリタケが元気ですね、少し前まではクリタケと仲良くお話をしていたりして。 ご親戚ですからね。」と東大阪市のYmさんよりメールが。
ニガクリタケ
ニガクリタケ
ニガクリタケ
ミイロアミタケ
ダイダイタケ
ワサビタケ
キヒラタケ キヒラタケ
カイガラタケ
クチベニタケ

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2013年12月14日  寒ボタンの頃
 厳しいい寒さの一日。こんな寒い日にはやはり寒ボタンが似合う。日本最古の官道竹之街道の峠を越え、石光寺(葛城市)にて寒牡丹を楽しむ。早いのか遅いのか?すでに見ごろを過ぎた花もあれば蕾もたくさんある。どの株も見ごろというわけにはいかないようで、いくつか美しい花を見ることができれば十分満足だ。
 そのあと、少し南河内の散歩道を歩くが、横たわる倒木にミイロアミタケが特徴的な姿を見せてくれるが、諦めモードの目にはなかなかキノコは飛び込んできてくれない。と、立木の小さなウロで寒さをさけ身を寄せ合うようなヒラタケの幼菌たち。そのあと見た、ヒラタケは日のさす場所で育っているのに色白、日陰のこの子たちはなぜか色黒。
寒牡丹 石光寺
寒牡丹 石光寺 ミイロアミタケ
立木のウロに隠れたヒラタケの幼菌たち
日陰の身なのだが 色黒
こちらは日差しを浴びる場所で育ったヒラタケ
何故か 色白

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2013年12月12日”12月のきのこ”
 --- 和歌山にお住いのAsさんよりメールをいただきました
  「毎日、寒い日が続いています。もうキノコは、でていないだろうと思って出かけると、以外なキノコに出会うものです。
 その時は超感激、心が揺さぶります。この瞬間を大事にしていきたい。」(キャプションもAsさん)」
・・・ 寒い中、ご苦労様です。確かに、意外なキノコとの出逢いは感激ですが、根気・執念?もいりますね。(simo)
イタチナミハタケ1…ベニタケ目マツカサタケ科 イタチナミハタケ2…名前の通り、ヒダは「ナミハ」=鋸歯状
クリタケ1…幼菌はとかく かわいい。
ニガクリタケに混じって発生。
クリタケ2…傘に白い薄膜をつけているのがおぼっこい。
たまらない。
ヌメリスギタケモドキ1…柄に粘性なし。
ヌメリスギタケモドキ2…傘に触れてみると糸をひく。
すごい粘性だ。
ハダイロガサ…近くに竹林あり。
図鑑に「ひだは長く垂生し、厚くて疎。」
と記載されているが、まさにその通り。
ヘビヌカホコリ(変形菌)…初めて見る変形菌、感激。

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2013年12月09日”生駒だより PartU”
 --- 東大阪市にお住いのYmさんよりメールをいただきました
  「ヌメリツバタケ、昨日のメールの後フッとある写真を思い出しました。撮った当初から何か分からず、ただ可愛い子だなと思いながらずっと忘れていました。
 今回撮りながら見ていたつばとひだからひょっとしてと思い、ずさんな整理の中からやっと探し出しました。私の記憶していたものとはかなり違っていましたが、これを見ればまさにその幼菌と思われます。
 
今回の発生場所から10m余り離れたところ、去年の12月31日に撮ったものでした。
  ということで、前メールの「・・・私の生駒の行動範囲では初めての発見」を訂正させていただきます。

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2013年12月08日  南大阪の散歩道
 Ymのメールのお写真に比べると南河内の今日の出逢いは少し地味です。それでも、あきらめずに歩いていると、出逢えるキノコがいる。
アシナガタケ マツカサキノコモドキ
トガリニセフウセンタケ トガリニセフウセンタケ
トガリニセフウセンタケ 胞子 トガリニセフウセンタケ 担子器

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2013年12月08日 ” 生駒だより ” 
 --- 東大阪市にお住いのYmさんよりメールをいただきました
 「 ”シーズンオフ”なんて言葉は使いたくありませんが、めっきり少なくなってきました。 世間ではナラタケ、クリタケが終わりヒラタケ、エノキタケのの登場ですが、ここはちょっと違ってまして、確かにナラタケはもう終わりのようですが、クリタケはまだ幼菌が見られ、エノキタケにいたっては昨日この一枚だけという状況です。
  ただヌメリツバタケ、私の生駒の行動範囲では初めての発見でした。可愛くて、結構いいプロポーションだと思います。ポイントはやはりひだだとは思うのですが、これを撮るのが難しい(2日がかりの結果がこれです) 
 寒さはまだ序の口、健康には十分ご注意ください。
 --- 
さすがに生駒山ですね。純白の素晴らしいぷろっポーションにはうっとりしますね。うらやましい限りです。(simo)
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2013年12月07日  香久山〜大和葛城山麓方面の散歩道
 この季節としてはずいぶん穏やかなお天気に恵まれた一日。峠を越え香久山〜大和葛城山麓界隈を散歩。葛城古道沿いの葛城一言神社では樹齢1200年という大きな銀杏の黄葉が美しい。このところ雨が少なく、あまり期待していなかったキノコだが、傷んだキノコに交じり遅れて発生したキノコの幼菌が瑞々しく可愛い姿を見せてくれていた。
葛城一言神社の銀杏の黄葉
葛城一言神社境内の説明版 今日のエノキタケ01
今日のエノキタケ02 今日のエノキタケ03
ミネシメジ シイタケの幼菌

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2013年12月01日 ”堺のきのこ” 
 --- 大阪市にお住いの中学生Morさんよりメールをいただきました
 「堺市の里山を散策してきました。 林を見渡してきのこが無いように見えても、倒木が積まれたところをよく見ると地味なきのこがたくさん見つかりました。
 おとといの雨に反応したニガクリタケがあちこちで顔を出しています。そのほかはムラサキシメジ、スエヒロタケ、クロハナビラタケ、ヒメカバイロタケなどがありました。」(キャプションもMorさん)
 --- 
生き生きとしたきのこがたくさん出ていたのですね。熱意にこたえてくれているのでしょうか?・・・(simo)
サクラタケ ムラサキシメジ
ダイダイガサ スエヒロタケ
キウロコタケ ムササビタケ
アカアシボソチチタケ(仮)? アカアシボソチチタケ(仮)?
クロハナビラタケ ヒメカバイロタケ
子嚢菌の仲間 表面には粒が並ぶ ニガクリタケ

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2013年12月01日  南大阪の初冬の紅葉&きのこ
 11月としては例年にない厳しい冷え込みが続いていた。しかし、今日は穏やかな陽射しに恵まれ散歩日和。今年の紅葉も見納めかと、南河内の散歩道へ。西行法師終焉の地である南河内の弘川寺では思った以上に紅葉が残っている。静かで美しい庭で素敵な紅葉を堪能することができた。
 さすがに、この冷え込みですっかりキノコは少なくなっている。だが、久しぶりに絵になるヌメリスギタケモドキの幼菌・成菌が姿を見せてくれた。・・・この後も可愛いヒメダイダイタケなどのオマケ付・・・。
 紅葉 河南町弘川寺     紅葉 河南町弘川寺
     
 西行法師歌碑 河南町弘川寺
”願わくば 花の下にて 春死なん その如月の 望月の頃”
    西行堂 河南町弘川寺
     
ヌメリスギタケモドキ ヌメリスギタケモドキ
ヌメリスギタケモドキ 胞子 ヌメリスギタケモドキ 担子器
 
 ヒメダイダイタケ   ハダイロガサ 
     
ケモミウラモドキ アセタケ属でしょうか?   ケモミウラモドキアセタケ属でしょうか? 胞子 
ドキッときのこの竹しんじさんよりケモミウラモドキではないかとご指摘をうけました
原色新日本菌類図鑑の胞子サイズ、形状 を見ればその通りです



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