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Part 6 2009 (7) | 7月 | ||
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![]() やっと キノコがそろい始めた---大阪平野のキノコ 今日は大阪市立自然史博物館の観察会に出かける。その前に通り道の堺の公園に立ち寄りキノコを探す。 やっと梅雨らしい雨が数日降り顔を見せるキノコの顔ぶれも増えつつある。それでも、昨年の記録を見るとかなり少ないが、これからそれなりの雨があれば楽しみだ。 |
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いつも寝てしまっているものが多いが 今日は、立派な立ち姿 キツネノタイマツ 堺市 |
ハタケチャダイゴケ 堺市 |
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ノウタケもヒョウキンな姿だ 堺市 | 純白のハラタケ 堺市 |
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幼菌だがヒダは食べられてしまっている | ハラタケ 胞子 |
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ハラタケ 担子器 | 頭の模様はザラエノハラタケのようだ だが、柄はザラザラではない? 柄の付け根の黄変もない Agaricus sp. 堺市 |
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こちらはナカグロモリノカサ 長居 | 上のAgaricus sp.の胞子 |
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柄の下のほうを触ると すぐに黄色に変色する |
![]() ナカグロモリノカサ 胞子 堺で見たAgaricus sp.とは胞子の形状が少し違う |
![]() 長居植物園で見た スミレホコリタケ 今回も虫くいが激しい |
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ヒダの緑は特徴的だが、中毒例が多い オオシロカラカサタケ 長居 |
![]() ![]() ”あれが こうなりました” --- 熊本のHさんからのメールです 「九州も大雨のお陰で夏キノコが出始めました。 以前、「何かに寄生されているのかも」と紹介した幼菌、今日見たらこんなになってました。りっぱなマンネンタケですね。携帯撮影でピンぼけですみません。」 --- 大阪でも、今、あちこちの森でマンネンタケの黄色い頭の幼菌たちが頭を出しています。 |
![]() ”梅雨の合間の観察会” --- 熊本のHさんからのメールです 「梅雨の合間に二人だけの観察会を行いました。 一気に夏キノコの到来と書きたいとこですが、イグチの仲間が少な く、お土産はコムラサキシジメのみ。同定出来ませんでしたが、虫 に食われたひだが垂生した老菌が気になります。 アラゲカワキタケ、ヒロハチチタケ、シロツルタケ、ツルタケダマシ(?)、テングタケ、マスタケ、ソライロタケ(?)、コムラサキシジメジ、気になるきのこ」 |
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![]() ![]() 一気にきのこが --- 河内のキノコ ![]() 確かに出逢うことのできるキノコの数は爆発的に増えてきている。この先も一週間ほど梅雨らしいお天気だという。やっと本当に夏のきのこのシーズンといえそうだ。 小さく茶色の分からないキノコをLBM(LittleBrownMushrooms)というようだが、今日は白く小さなきのこが多く、私の知識ではなかなか何なのかに迫れない。LWM(LittleWhiteMushrooms)とは言わないのだろうか。クヌギタケ属かホウライタケ属なのか分からない白くて小さなキノコになかなか迫れない。だが、妙に美しく、気になるキノコたちだ。 熊本のHさんからイグチの仲間が少ないと連絡いただいたが、こちらはテングタケ属の姿も少ない。ベニタケ属も例年より遅い。 個人的には小さく可愛いきのこが大好きだ。以前、そう言うと同行した人がカミさんの方を見て「ないものねだりやな」と言われたが。 河内では、その小さく美しいきのこにたくさん出逢えた。 (右上:私好みのダイダイガサ) |
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コアカエガマホタケだろうか 小さな虫(何?)が歩いているのは写真を撮るときは気づかなかった 本当は高さ1cmもないキノコだ 真竹の皮に生えていた |
これもLWM(LittleWhiteMushrooms)の一つ スギの落枝に白くて美しいきのこ ヒノキオチバタケでいいのだろうか??? |
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柄のないキノコ アシグロホウライタケなら脚があるが?? これもLWM(LittleWhiteMushrooms)の一つ |
枯れた立木の枝を埋める白いヤツ 餅花のように見えるが これもLWM(LittleWhiteMushrooms)の一つ |
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柄に微毛が・・・ これはシロコナカブリでよさそうだ |
傘を開いたものは傷んでいる キツネノハナガサの幼菌 |
キツネノハナガサ 胞子 |
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ツノフノリタケ | 傘の一部が破れた キツネノカラカサ |
キツネノカラカサ 胞子 ヒョウキンなスタイルの胞子だ |
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アオエノモミウラタケだろう 柄のとても美しいきのこだ |
アオエノモミウラタケ 胞子 | クロチチダマシがやたら目に付いた |
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今日の中では一番の大型きのこ15cmほどの傘 ヒロヒダタケ |
☆☆ 和歌山県北では テングタケの仲間が顔を出し始めている 夏のきのこの勢ぞろい ☆☆ 昨年は6月末に逢いに行ったタマゴタケ。和歌山のモモの宣伝をラジオで聞いて急に思い立ってカミサンと出かける。 モモの安いのを買いに行こうと誘い、若干の荷物持ちをしてもらう。山を歩き出すと、ヤマドリタケモドキの群れ、出始めたところだろう。傷んだものは見当たらず、幼菌が多い。ここの山のは虫の入ったものが少ない。家の近くでは、ツボミでも虫くいが多いのだが。 しばらく歩き、タマゴタケのポイントを探すが見えない。今年は遅いのかと言いつつ、探していると赤く小さなものが見える。可愛いツボミだ。その横に立派な成菌が無傷だ。回りを見るがこの一箇所だけだ。傷んだものもない。出始めのようだ。 テングタケも幼菌が出始めている。色鮮やかなウコンハツが蹴飛ばされている。 いずれにしても、ここでは夏キノコのテングタケ、イグチ、ベニタケの仲間がやっと勢ぞろいだ。大阪の河内より少し早い。 |
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色鮮やかで いつ見ても ウットリとする タマゴタケ |
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タマゴタケ 胞子 | タマゴタケの子離れ 担子器から胞子が離れようとしている |
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テングタケの幼菌が並ぶ |
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ヘビキノコモドキ | タマゴテングタケモドキだろう | |
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立派な成菌 ヤマドリタケモドキ | ヤマドリタケモドキのファミリー | |
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立派な姿の幼菌 ヤモドリタケモドキ | 色鮮やか ウコンハツ 蹴飛ばされていた | |
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ツノマタタケの菌輪 これは菌輪とは言わないのか? |
ツノマタタケの担子器 担子器もY字型のツノマタだ |
![]() ![]() --- 東大阪のYさんからのメールです 「へー、コアカエガマホタケというのですか。去年竹の葉から出ていたのを撮っていたのですが、名前は分かりませんでした。上の部分の半透明がきれいですね。ありがとうございました。 さて、我が家の玄関先に月桂樹の鉢植えがあるのですが、その土のところに昨日オレンジのつぶつぶができていました。よく見ると、なんときのこではないか。高さ5oから10数oのきのこが点々と。
独特の色合い、一部黒変、そしてもろい、これはまさにHygrocybe!(ヌメリガサ科)。
というだけでそれ以上は分かりません。(アカヤマタケのミニミニバージョンみたい)
しかし、この町なかでおもしろいですね。Dさんのエリカダーレンシスを思い出しました。
12日、予定しております、よろしくお願いします。」
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![]() --- 熊本のHさんからのメールです --- いつも連絡いただき、ありがたいものです(simo) 「そちらの観察会にあわせて、近場の森林公園を散策しました。 先日までの大雨のせいか、かびたものや、老菌ばかり、種類は沢 山。ヤマドリタケモドキも見つけましたが虫食いの老菌で回収はで きず。先週採ったコムラサキシジメのシロを見ましたがこちらもだめ。でもイグチがよく出ているところや、ドクベニタケの巣(100平米にびっしり、老菌が多く来年が楽しみ)。ショウゲンジかと思って駆け寄るとオキナクサハツ(こちらも傾斜地に大量発生)と、二人で「ああだ、こうだ」と時間を忘れて2時間半も歩きまわり、途中、樹木の観察会をやっていた人達も近寄ってきて、二人の観察会が大人数になりました。」 1.オキナクサハツ、2.シロオニタケ、3.ドクベニタケ、4.クサハツの親子?、5.シロオオハラタケ(ウスキモリノカサともナカグロモリノカサとも違うのでこれかなと思いました)、6.シロオオハラタケ(裏)、7.お土産のトキイロヒラタケ、・・・ハナビラニカワタケのお土産を忘れてました。」 |
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![]() ![]() これだけ雨が降ると、どこへ行くのか迷うくらいだ。どこの道もネムノキが鮮やかな美しさで迎えてくれる。赤いタマゴタケには先日お逢いしたので、今度は茶色・黄色と期待して明日香路へ出かけるが、残念。しかし本当に、どこへいっても夏のキノコタチが満開状態。雨にうたれてカビで白くなったベニタケ・イグチ・テングタケの仲間も多い。 すべてにご挨拶しているといくら時間があっても足りない。やっと大型キノコがそろい始めたというのに何故か小さく、可愛いキノコばかりに目が行く。 帰路は定番の南河内の散策路をまわる。先日出逢ったアカダマキヌガサタケと違い、長いドレスを纏った貴婦人のようなキヌガサタケが一本だけ崩れず待っていてくれた。しかし、アカダマキヌガサタケと違い独特の香りは写真を撮っていても漂う。アカダマの方は殆ど気にならないのだが。 写真写りのよいもの面白いものだけご挨拶したが、すごい数のキノコだ。 明日の生駒の観察会はどうだろう?雨の中の観察会になりそうだが、雨に濡れ 艶麗な姿で素敵なキノコたちが待っていてくれるといいのだが。 |
☆ 明日香路のきのこたち *** 白くて、小さくて、可愛くて、悩ましい子たち |
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アシグロホウライタケ 中途半端じゃない 本当に真黒な脚 |
アシグロホウライタケ 胞子 七夕の空のような 素敵な形 |
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白く 小さく 可愛く 悩ましい子たち ?? | キヌモミウラタケ |
*** カラフルなきのこたちがご挨拶 |
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キヒダタケ 本当はヒダが もっと鮮やかな黄色だが |
トガリベニヤマタケだろう | ムラサキカスリタケのようだ |
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コウジタケ | コウジタケ 担子器 担子胞子が4つ並んでいる |
☆ 南河内のきのこたち |
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傾城という言葉があるが この貴婦人は自ら傾いたものが多い。 もっとも、このような美女に寄りかかられると 参りますが 南河内のキヌガサタケ |
毎年、気になるきのこ サクラウラベニタケ、コクサウウラベニタケ、コモミウラタケなど色々考えるが??? Entoloma sp. |
![]() 上のEntoloma sp.(イッポンシメジ属)の胞子 |
![]() 上のEntoloma sp.(イッポンシメジ属)の担子器 |
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まだヒダの見えない幼菌だが 紫色の鮮やかさに ウットリ 裏の見えないウラムラサキ |
ウラムラサキ 胞子 |
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白くカビたものも多いが 全山 ヤマドリタケモドキ 南河内 | キイロイグチ 群生 | |
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ヘビキノコモドキたちの群生 | コテングタケモドキ 兄弟 |
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ツルタケの幼菌 この時季が一番美しい |
アクイロウスタケのようだ | キツネノハナガサ |
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オニフスベ | アイタケ |
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お久しぶりのワカクサタケ 右の緑の小さな幼菌がなければ また悩むところ | ワカクサタケ 担子器 |
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ウズラタケ | ウズラタケ 胞子 独特の形状 |
☆☆ 見てはいけないもの?見てはいけないアングル? 相合傘のラブラブきのこ? |
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また悩ましい、Hygrocybe(アカヤマタケ属)だろう。 傘を見ると、くびれている。 ヒダを見ようと下から見ると脚は二本、相合傘のラブラブきのこ。 見てはいけないアングルで見てはいけないものを見たような感じ。 |
![]() ![]() HPの閲覧ができない状態が続きご迷惑をおかけしました。 ・・・7月13日(月)午後から発生していたYahoo!ジオシティーズのシステム障害により、HPの閲覧ができない状況でした。 昨日午後やっと復旧しました。 しかし、Yahoo!からの連絡はなく、システム障害でありながら「エラーが発生しました ホームページのアドレスを自分で入力した場合は、綴りがすべて正しいかどうか確認してください。」とこちらのミスのようなメッセージが表示され続けていた。 しかも、システム障害が原因である旨の記載画面になかなかたどり着かない構成でした。 もっと、素直に謝って欲しいし、メールで状況報告して欲しかった。 どうなっているのでしょうか? (写真は、今南河内の林床を彩るヤブミョウガの花。今日、庭の水遣りをしていると我家の茗荷も花が咲いている。独特の香りが素敵な好物です。カミさんはあまり好きでないので一人で食べるのですが) * 明日・明後日は福岡の息子の孫の顔をみにいくので、キノコとの出逢いはお預けです。 |
![]() --- 奈良のDさんからのメールです --- 今日の奈良は真夏の太陽が照りつけていましたが、一人で奈良公園へ出掛けて見ました。 熊本のHさんはいつもお二人でキノコ探検をされているようですが、趣味の合う夫婦は珍しい。一人と言えども私は用意に怠りなくカメラと採取したキノコを入れる容器は持ってきたのだが、途中で眼鏡を忘れてきた事に気付く……レストランへ出掛けるのに入れ歯を忘れたのに等しい。 以前に大きなイグチの仲間の群落を見た浮き御堂近くを探すと、朽ちかけたそのキノコ達を見つけました。今年は雨が少なかったせいなのか?小型ばかりでしたが、サンプルを採りました。その近くの大木の幹に純白の猿の腰掛けを見つけた……これは採取しないでカメラに納めた。 池の近くで絵を描いているインド人の娘さんに出合い、絵の好きな私はしばらく話し込んでしまった。一昨年の今頃、キタマゴダケを見つけた場所へ行くと、今年も大木の根本で窮屈そうな姿のそれを発見。その近くで小さく赤いのが見えた……チシオハツだろうと思いながらも、写真に納めて後ほど調べよう。ここから春日大社の方向へ向きを変え、飛び火野を横切って「ささやきの小径」を歩いてみる。 鹿の角切りを行うスタジアムの横にある竹藪をグルリと一周してみたが、ベールの乙女には出会えなかった。2時間ほども歩いたので、汗ビッショリのシャツは絞りたくなる程に重い。 ヤット、行きつけの喫茶店にたどり着いて「冷たい水をください」……レモンの香りの氷水を一気に飲み干し、「もう一杯」とお願いした。「何にしましょう?」……注文するのを忘れていた。 家に帰って、写真をパソコンへ取り込み、その映像と採取した実物と、分厚い図鑑を左へ右へとめくり、時間は過ぎるが定かな判定は出来ない。イグチはかじってみたら苦かったのでニガリイグチモドキ、黄色い奴はキタマゴダケ、赤い物はニオイコベニタケという事にした。 サルノコシカケは全く判断できないので、どなたか教えていただければ幸いです。その写真を添附いたします。(18日) ・・・硬いキノコは難しいですが、コフキサルノコシカケの幼菌かと思うが(simo) |
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![]() --- 久しぶり!Oさんからのメールです --- 「皆様ご無沙汰しております。というのも、先月末にPCがご臨終あそばしまして。。。 先週ようやくPC環境復活いたしました。相変わらずキノコを追っかけ回してしまっていますので、発信したかった写真が山盛りになってますが、とりあえずここ二日の雑記をお送りいたします♪ 明日は日蝕ですが、なかなかのキノコ日和のようで。僕は休みなのでキノコを捜し歩きながら日蝕体験でもしようかなぁと、色々妄想しつつ画策しています。もちろんグラスが無いので影を鑑賞する方式でw もっと早くにわかっていたら、お暇な有志を募ってどこかを歩くのも良かったかなぁと悔いています。 (以下雑記) 先の日曜日、夜勤の入り日だったのでアクセスの良い場所(神戸市北区)を軽く歩いてきました。雨から日が浅いんですが、なかなかの顔ぶれ。ベニタケやテングの仲間たちが多く、イグチは最近の事を思えば少なめかな。ノボリリュウタケやフウセンタケもちらほら顔を出していました。 いつも倒れたのや崩れたのを目にするヒロヒダタケ、ようやく元気な姿を。。。トガリベニヤマタケは幼・成問わず相変わらず愛らしく美しい。とりわけ元気だったのが、ヤグラタケたち。条件が揃ったのか、大型のものもありました。 そして、今回一番インパクトの大型茸に遭遇☆ なんと立派な。。。袋も分厚い。幼菌など、恐竜の卵のよう。。。幼菌だけ見たらフスベの類と間違いそう。シロタマゴテングタケかと安直に思いこんでいると、Dさんからハマクサギタマゴタケではと情報が!傘の条線や独特の香り(終わりかけのシロオニテングの香りを薄めたような。。。)等、なるほど。実家でクサギをよく食べるけど、こんな香りだったかなぁ。。。」 |
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![]() ![]() ---Yさんからのメールです --- 「・・・今日、買い物の帰りに生駒の大阪側の管理道を久しぶりに歩きました。道の左右はまさにきのこ園、妻にせかされしぶしぶ後ろ髪をひかれる思いで帰りました。 さて、表記のきのこ、以前生駒で、「なんだ!この巨大きのこは」とびっくりしました。まだフイルム一眼で撮っていた時です。それが先日彼らに遭遇、名前を聞こうと思っていたやさき、Oさんのメールです。 変な名前ですね。ところで”オオシロタマゴテングタケ(仮)”というのもあるらしですね。余談ですが、和名、何とかならんのですかね、覚えにくくて困ってます。写真ではよくわかりませんが、とにかくでかいです。Oさんの写真はその大きさがよくわかりますね。タマゴタケのあの優美なお姿とはかけ離れていますが、 それでは、番外編待ってます。」 |
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![]() ![]() ![]() 夜勤中に雨音に雷鳴轟き、目を覚ました利用者さんに笑顔で応じつつ。。。「この雷でキノコはえないかな・・・」と妄想する始末。広く信じられた言い伝え。科学的に実証されてる説だと、(菌糸に細かいひびが入って追いつめられて火事場のクソ力を出す)んだそう。 何はともあれ、天気と残った体力と相談して神戸の別のポイントへ行ってきました。「昨日の今日で?」と思いつつ歩いてみると、ワンサカワンサカお祭り状態♪定番の顔ぶれに加えて、見慣れなかったのはズキンタケの仲間。 少ないながらもコタマゴテングタケや、真っ赤に滑った傘に鮮黄の管孔、赤網目のおみ足のベニイグチも。ヤマドリタケモドキやアカヤマドリはお疲れ気味。。。 新鮮な香りに満ちたアンズタケがお祭り状態であっちこっちで賑やか♪パッと目についた目立つビロード傘はサマツモドキかなぁ。。。思いのほか写りのヤツだ。遠目に見える小さな奴。歩み寄ると。。。朱色のアンズタケ?ベニウスタケかな?薄いがアンズタケに近しい香りがする。 そしてついに登場☆オオオニテングタケ。去年の50cmモノを思いだす。ナカグロモリノカサが慌てて飛び出て凄い密集♪(同程度のが4組)」 タマゴタケもゴロピカ飛び出て可愛い姿。他にも正体不明の緑色の滑ったイグチやシロテングタケ等々、書ききれないほどの出会いに満ちた散策でした。 雷の御利益かなぁ。。。天神さんにお礼をしないと♪(誤? |
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![]() --- Oさんからのメールです --- 「Dさん、Aさん なるほど。。。貴重な情報ありがとうございます。 これだけ特徴があるのに、なぜ今ままで。。。と思っていたんですが、合点がいきました。 で、先の日蝕の日に再びハマクサギのポイントへ足を運んできました。他のキノコについてはまた雑記を送るかもですが。。。とりあえず、僕もその特徴というのを確認してきました。 ツバが二つ。。。確かに、完全に分かつような・・・リバーシブルのような印象です。壷に関しては分厚い外皮と内皮があるようなので、これのことかなぁ。 素人のパッと見程度に過ぎませんけどもw 実家で昔からクサギを食べているんですが、確かに若葉を揉んだ時の香りに近いような。。。似てお浸しになったものとは違うにおいです。今日まで冷蔵庫で置いてて匂ってみると、薄いですがマツタケの香りに近いものも感じました(古くなったからか?) 写真は傘の表・剥がれたばかり?のツバ、壷をペロッと割いてみたとこです。 |
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![]() ![]() 21日のOさんのハマクサギタマゴタケをめぐって --- 大阪のAさんからのメールです --- 幼菌の会・編、きのこ図鑑の巻末に「今年はどうか顔をみせてくれ、茶色、黄色、白色のタマゴタケも待っているぞ」とタマゴタケ白色型の存在を示唆する佐野修治氏のコラムが掲載されています。小生もH17,7,14日に始めて確認していますが繁殖力旺盛らしく年々発生量も多くなり又、情報もよく耳にする様になりました。 平開すれば20cm前後の大型菌で傘中央部が淡褐色以外は白色で目視、検鏡下に於いてはタマゴタケと一致していますので私は佐野氏派なのですが。上田俊穂先生、大阪自然史博物館の佐久間氏にも観ていただきましたが、結論としてよく判りません。 ---- 京都のDさんからは次のようなメールをいただきました --- 「幼菌の会・編、きのこ図鑑の巻末に載っている会いたいキノコは、普通の赤いタマゴタケの事だと思います。随分昔に出て、それ以後は出ていないという幻のキノコです。いつも、茶・黄・白のタマゴタケが出ると、佐野さんが赤いのも昔は出たんですよ、とおっしゃられます。 又、御苑で見る白いタマゴタケはチャタマゴタケのアルビノ型で大きさはチャタマゴタケと同じか少し小ぶりです。今年も数個体観察出来ました。最近、ブームになっているハマクサギタマゴタケですが、かなり大型で連立して出ますので見ごたえがあります。見た目はタマゴタケ類を大きくした感じで、傘の条線が深く、ヒダは白で密、ツバは二重に、ツボも二重に、なっています。これも見方によりますが・・・ 又、ハマクサギ(知りません)やクサギの香りがします。タマゴでも香りますが開きかけ右のキノコ位が香りが強いです。タマゴが出始めはクリーム色で、傘を広げると中心部辺りが薄茶色い色をしています。ひょっとして、昨年の生駒の会で見た白い大きなタマゴタケ、オオシロタマゴタケかな〜、言っていたキノコもこれかも知れませんね。」 |
![]() ![]() 雷鳴の中の火焔 昨日は大阪市立自然史博物館の観察会で久しぶりに京都のキノコとのデート。伏見稲荷のシイの森だ。博物館の学芸員の佐久間氏のブログに下見の様子が紹介されており、ナラ枯れで立ち枯れた木のまわりにカエンタケが発生しているとある。一度も逢ったことがなく是非お目にかかりたいと思っていたきのこだ。 現地に着くとポツリポツリと雨。遠くで雷鳴が聞こえる。だが、すぐに雨も上がり歩き始める。シイの鬱蒼とした森はそれでなくとの暗くおまけに今にも降り出しそうな厚い雲。全くキノコが見えない。しばらくして、やっと目がなれ何とか見え始める。テングツルタケ、コナカブリテングタケ、ヒメコナカブリツルタケ、フクロツルタケなどの天狗の仲間が出ているが、貧弱な姿のものが多い。この間の雨と湿度で劣化したきのこが多く、イグチの仲間は少ない。ヒビワレシロハツ、ケシロハツモドキがやたら目に付く。それにアンズタケの仲間がたくさん並んでいる。 楢枯れの激しいポイント付近で昼食をとり待望のカエンタケと対面。本日の目的は達成。その途端、大粒のうつすような雨。小さな傘では役に立たない。たまには初めて歩くポイントは新鮮で新たな出逢いがありいいものだとつくづく思いながら家路に。(カエンタケは掘り出すと15cmほどの大きなものだ) |
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カエンタケ 子嚢殻が並ぶ | 数珠球を繋げたような子嚢 |
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カエンタケ 子嚢胞子 | 今日たくさん見られた ケシロハツモドキ |
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アンズタケの仲間 たくさんの行列 | アンズタケの仲間 胞子 |
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アンズタケの仲間 担子器 | オキナクサハツ |
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ニセキンカクアカビョウタケだろう | 子嚢 |
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子嚢の先端部分 | 子嚢胞子と側糸 |
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アオエノモミウラタケだろう | 胞子 |
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いつも胞子が少ないものが多くがっかりだったが 今日はどっさり胞子を落としてくれた アシグロホウライタケ 胞子 |
スタート地点で最初に見つけたのが小さなコツブタケ そして最後に出逢ったのが巨大なコツブタケ コツブタケ 胞子 |
![]() ![]() --- Kさんからのメールです --- 先週の三連休に、愛媛の久万高原へ行きました。四国八十八ヶ所45番札所の岩屋寺の遍路道を歩いてきました。雨がちな週でしたが、三連休は曇り時々晴れ程度。「四国の軽井沢」と呼ばれる高原ですが、日中は普通に暑く、夜は涼しい(普通の布団をすっぽりかぶって寝るくらい)そんな気候でした。 歩いた道は湿気ているわけでもなく、乾燥もしておらず杉、ヒノキ、松といった針葉樹も広葉樹も入り混じった山でした。山の匂いが濃い居心地の良い鬱蒼さでした。ただ、一時間半歩くと汗が滴り、やはり暑かったです。 ![]() これらの茶色っぽい地味なきのこに目が慣れた頃に、紅色のタマゴタケを見た時は驚きました。恐ろしいくらい目立っていました。 ![]() 彼女を慰めるように、最後はメルヘンチックなテングタケ、シロオニタケがフェアリーに登場し、最後はビニールで出来たウニのような(友人談)不思議生命体に遭遇した所でゴールの岩屋寺に到着しました。 生駒の山よりもたっぷりと養分があるようでした。ただし、この山は、女仙人が弘法大師に帰依し、一山を捧げたという山なので採ることは自粛しました。 八十八ヶ所巡りがてら四国の山を登ると楽しい出会いがありそうです。 |
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キクバナイグチのように思うが s | キイボカサタケ | 取っ組み合い ヤマドリタケモドキ ならいいのだが s |
テングタケ | シロオニタケ |
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粘菌クダホコリ?s | 粘菌ムラサキホコリの仲間?s | すごい!タマゴタケの菌輪だ s | タマゴタケ ツバと柄 |
![]() ![]() ![]() 天神祭りが済んでもマダ明けない梅雨。水分・温度は充分なはずだが、実際に山を歩くときのこは非常に少ない。 何故だろう?これだけ降ると、植物でいう根グサレ状態なのだろうか? 夏のきのこは夕立などの、それなりの雨でも反応できるスタイルを確立しているのに、この間の雨量は多すぎて、戸惑っているのか?ずっと雨が続くとぬるま湯状態で刺激が必要なのかも知れない。 やっと出たきのこはカビたちにやられ傷んだものが大半。大型きのこは殆どなく、小さな可愛いきのこに自然と目が行く。 どうしてこんなにキノコが少ないのだろうとこぼしながら家路に着こうとすると、目の前に巨大な白いきのこ。シロテングタケさらにシロオニタケだ。Oさんに倣いペットボトルを並べて大きさのイメージづくり。 (↑少し触ると脆くはかないキツネノハナガサ、そしてひょうたんのある風景↑) |
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たしかに脚は黒い?・・・黒いのは足? アシグロホウライタケかと思ったが 胞子をみると シロホウライタケ |
シロホウライタケ 胞子 アシグロホウライタケの胞子は |
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ハリガネオチバタケ | ハリガネオチバタケ 胞子 |
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ハナオチバタケ | ハナオチバタケ 胞子 |
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フクロツルタケ 成菌は傷んだものが多い中 元気な幼菌たち |
フクロツルタケ 胞子 |
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シロテングタケ 胞子 | シロテングタケ 担子器 |
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![]() 500ccペットボトルとの対比で分かる 立派な姿の シロオニタケ |
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立派なシロテングタケ 数少ない見映えのする大型菌 |
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シロオニタケ 担子器 身体は数倍だが、担子器は シロテングタケに比べ上品だ |
シロオニタケ 胞子 |
Part 6 2009 (7) | 7月 |
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