コフキサルノコシカケ
従来コフキサルのコシカケとされていたキノコは二種が混在していたようです。
コフキサルノコシカケは北方系のキノコで寒冷地に生え、西日本などでは山地の
標高の高い所などでみられるとのことです。オオミノコフキタケは南方系のキノコで
低地に多く発生していて、近畿地方などでは低地で普通見られるものはほとんどが
オオミノコフキタケとなります。
発生場所の違いのほか、断面の管孔と肉質部分(傘の部分)の境界に黒い線の 有無(コフキサルのコシカケにはあ有る)などが見分けるポイントとなるようです。
しかし胞子サイズが一番決定的なようです。オオミノコフキタケは胞子が大きく、
8.8〜10(12)×5〜7.5μmで、コフキサルコシカケは6〜8.5(9)×4.5〜6μmです。
この写真のものは、胞子サイズが微妙な大きさであり断面の確認などができて
いないのでコフキサルのコシカケのままにしています。 |

写真ではサイズが分からないが
猿どころか、90kg近い大人が腰掛けても
ビクともしない
10月 奈良 春日山遊歩道

胞子
コフキサルノコシカケ
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