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Part 6  2009 (5) 5月
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きのこ観察会、個人的な散策で出逢った
四季折々の花、きのこ・・・写真と雑文です
さらに、メーリングリストでいただいた仲間のメールの一部を転載しています



 2009年5月02日 熊野キノ古道 春雨上がりに。
 久しぶりにOさんから、メールをいただきました。
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 先週また実家の和歌山へ弾丸茸帰省をしてきました。朝から大雨に見舞われ。。。昼に痺れを切らし、完全武装して突撃しました。
出会えたのはベニタケsp・フウセンタケsp・オシロイタケ他定番の連中に、メダケ赤衣病菌にまで目が行く始末で。ウスヒラタケのシロで可愛い群生が。
 後半にさしかかり雨も上がり、赤松まじりの杉林と雑木林で、思わぬ集団の歓待を受けました。白いくしっかりした体。柄はツルツルで薄いシミのようなもの、石突部分には細かな根状の突起、中実(中空風の個体も)シメジの仲間だろうけど、全体的に何か違和感を覚える形。味も温和で。
なかなか同定できずにいたところ、mixiでDさんがアカアザタケではとアドバイスしてくださり、照らし合わせたところ確かに・・・!
 モリノカレバタケの仲間のようですが、かなり意外な正体でした。美味しそうで食用との事でしたが、食べるに至らずまだ冷蔵庫に。。。




 2009年5月02日 晴天続き 藤のシャワー
 例年この季節になると気になる奈良の春日大社の砂刷りの藤。先日テレビで咲いていると聞き早速訪ねる。雨が少ないからか、それとも他にワケがあるのでしょうか?今年の砂刷りの藤の穂は短い。これでは、砂を刷ることはできない。しかし真っ青な空のもと美しく咲き誇るフジはとても魅力的だ。人を写しこまないため苦労するほどの、人出だ。
 このお天気続きでキノコを期待するほうがおかしいのだが、それでもと散策。早速、キララタケの仲間のようなキノコ。カサがキララタケに比べ随分薄汚れた感じ。その近くでは、腐木にオレンジの小さなサンゴ状のキノコ。身長10数ミリの可愛いキノコだが、分からない。
 本当は、カンゾウタケに逢いたかったのだが、ラッキー!あてにしていないヤナギマツタケが出ている。しかし、この日照りでは、このまま大きくならず枯れてしまいそうだ。近くでは、、厳しい太陽を受けながら健気に頑張るムジナタケの幼菌。その横では、成菌は真黒になっている。
 ---- ヤナギマツタケといえば、例のところ。急遽場所を堺市へ移動。しかし、探せど見つからず。木片チップの上に劣化したツバナシフミヅキタケが行列。やっと、比較的姿のよい一群を見つけ写真に。そうそう、先日のハルシメジのリベンジと思い回ってみるが、カラカラの状態でシュン!ヌメリイグチの幼菌だけ元気だ。たった、一本だけど。           

 今年の砂刷りの藤



キララタケの仲間?
  
 ギンリョウソウ →

 (奈良 春日山遊歩道) 

 葉緑素を持たないので、自分で栄養の取れないギンリョウソウはアキノギンリョウソウと同じく、ベニタケ科の菌類から栄養をもらっているそうです。その菌類は樹木と菌根を形成して樹木の栄養をもらっている。シャクジョウソウはキシメジ科の菌類から栄養をもらっているという。菌類にとって、ギンリョウソウやシャクジョウソウは何をもたらしているのだろう?

ホウキタケの仲間?不明。高さ十数ミリ もう出ている ヤナギマツタケ
コガネニカワタケ 日照りの中、健気に ムジナタケ
ムジナタケ 担子器 ムジナタケ 胞子
堺のツバナシフミヅキタケ
ツバナシフミヅキタケ 担子器 ツバナシフミヅキタケ 胞子
ヌメリイグチ 幼菌 ヌメリイグチ 胞子



 2009年5月06日 菌神社の御利益あり♪
  菌友Oさんから、メールをいただきました。
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「  先月末に滋賀県・栗東にある菌(くさびら)神社に詣でてきました♪
 由緒正しく、本郷先生らも詣でたり検証を行ったという社で、全国でも稀有なキノコそのものを祀っている社です。参詣を果たし、針葉樹中心の神域でのキノコ探し。
 マツボックリの傍らで可愛いやつに出会えました。また、椎茸の栽培も♪
 帰りに寄ったポイントでは今が盛りのクロコタマゴテングタケの可愛い幼菌がポコポコと生えており、とてもウットリしました。。。
 おまけになんと、カンゾウタケの芽吹きにも。さっそくご利益があったようです。 「あっかんべー」されているようですけども。。。w」





 2009年5月06日 今日の河内のキノコ
  雨模様で横着していると、Oさんからのメール。もうジットしていられない。続いていた晴天だが、やっと昨日雨。しかし、昨日の雨で今日きのこが出ているとは思えないが、素敵な刺激をいただき、近くの散策路へ。
 スエヒロタケやハチノスタケなどの干物ばかりが目に付く。それでも。雨に濡れるスエヒロタケは素敵だ。Oさんは、「
菌神社の御利益で素晴らしい出逢いがあったようだが、先日の奈良の春日のお参りでは、お目当てのカンゾウタケには逢えず。日ごろの行いが悪いのか?スエヒロタケの素敵な名前に賭けよう。この週末あたり末広がりで、一気にたくさんのキノコに出逢えそうだ。
 ハルシメジのシロへ行く。小さな幼菌たちがほんの少しだがお迎えしてくれる。しかし、その横にはウスムラサキのウメウスフジフウセンタケの幼菌。ハルシメジは他の菌根菌と少し違い、梅の樹にご迷惑をおかけしているらしいが、ウメウスフジフウセンタケが生えてくると、ハルシメジがしだいに生えなくなってくるともいわれている。悪さをするハルシメジを懲らしめる正義の味方がウメウスフジフウセンタケなのだろうか?ここの、ハルシメジのポイントもいよいよお終いなのだろうか?

 ハルシメジを呼ぶ、ハルジオンは元気に咲いているが。



スエヒロタケが
素敵な出逢いを
運んでくれるといいのですが・・・
小さなハルシメジ  小さなハルシメジ 


ハルシメジ 担子器
ハルシメジ ヒダ ハルシメジ 担子器
ハルシメジ 胞子 ハルジオンは元気で美しい


ウメウスフジフウセンタケ 胞子


ウメウスフジフウセンタケ 担子器
ウメウスフジフウセンタケ 幼菌たち



 2009年5月09日 やっと雨!きのこ劇場の始まりでしょうか?
  からから天気で、お休み中のキノコもやっと、まとまった雨に一気に顔を出しそう。おまけに爽やかな晴天。あそこも山、丘、あのきのこ、それに・・・いくつものからだが欲しい。アリバイ的にポイントを見てまわる。
 明日香路では
すらっと脚の長いツルタケを期待していたが、見当たらず。しかし、何とこの時季にしては珍しいエノキタケの可愛い幼菌が愛おしい姿で待っていてくれた。橿原では、オオセミタケがいくつか生えている。
 帰路、ハルシメジのポイントへ回るが、小さく貧弱なきのこのみ。ウメウスフジフウセンタケが出始め、いよいよハルシメジのラストランなのだろうか?
 家に帰り、先日肝臓癌で手術した93歳の父の様子を見に行く。その帰り道、ヤナギマツタケのポイントを覗くが、これも振られる。しかし、サケツバタケが少年、青年、老年と書く成長段階のきのこが一本ずつ標本のように並んでいる。その横には朽ち果てたツバナシフミヅキタケの行列。やっと、可愛い幼菌が数本顔をのぞかせている。トイレの近くの草むらでは、サンコタケが出ている。独特の臭気を好む運び屋がトイレ近くに星をばら撒くのだろうか?
 雨で気温の低い日が続き、きのこたちの登場のシナリオも狂い勝ちだが、明日くらいはキノコのオンパレードかも


何とこの時季に エノキタケ 明日香 オオセミタケ 橿原 オオセミタケ 断面
長〜〜い! オオセミタケ 子嚢胞子 → バラバラになる→ オオセミタケ 二次胞子

 ← 南河内のきのこたち 
最後になるのだろうか ココの ハルシメジ  いつ見ても うっとり シロキクラゲ
 南河内のきのこたち 
容姿端麗 スジオチバタケ スジオチバタケ 胞子

サケツバタケ の標本 少年、青年、老年と勢ぞろい 堺市

← 堺市 → 
サケツバタケ 胞子・担子器 ツバナシフミヅキタケ 幼菌

サンコタケ 堺市 サンコタケ 胞子 随分色白 美白のタマキクラゲ 堺市



 2009年5月10日 新緑の生駒のきのこ観察・・・思いつき編
  急に思いついて、MLで生駒に行こうと思うのだけどと流したら5人組みで散策することに、途中で2人合流。結局7人のオジサングループで新緑の中のキノコウオッチング(一人だけ青年Oさんが夜勤アケ直行で参加)。
 色々期待するきのこがあったが、なかなかこちらの思うようには出てくれない。雨のせいで先週は少し気温の低い日もあり、キノコたちも出るタイミングを測っているのだろうか?
 いつも、30分くらいかかる坂道を5分足らずで通り過ぎる。不調か?しかし、生駒名物のマツオウジが姿を見せてくれる。そして、クロコタマゴテングタケが群生。是非出逢いたいと思っていたハタケシメジも出始めている。昼食時には昨日Oさんが収穫したカンゾウタケをワサビ醤油でいただく。
 少ないなといいつつ歩くが結局、Aさんのメモを見ると30種類を超えるきのこたちが顔を出している。

 いよいよ、キノコのシーズンの到来ですね。
数は減ったが生駒名物 マツオウジはそれなりに
松枯れが激しく ヒトクチタケの
エサとなる松自体が減っている
辛い!カラムラサキハツ
辛味大根の代用にならないのか?
妙に色っぽい名前の
ミイノモミウラモドキ

ウラスジチャワンタケ
何を相談しているのだろう?
今日、よく目に付いた
テングタケの走り クロコタマゴテングタケ
マツゲ美人 アラゲコベニチャワンタケ 巨大なお茶碗 オオチャワンタケ? 思わず手の出る美しいキクラゲ

サラサドウダンツツジが美しくお出迎え 確かにヨードホルムのニオイがする
 ニオイアシナガタケ
小さなホウライタケの仲間 脚は黒い アシグロホウライタケだろうか?  ハタケシメジも出始めている



 2009年5月16日 お疲れ様でした♪&寄り道散策〜素敵な面々〜
  さすがタフですね。Oさんから早速のメール。
「皆さん、観察会お疲れ様でした♪一人違う拗らせ方をしたのが混ざってしまいましたが、ツッコミもほどほどに受け入れてくださりありがとうございましたw
 さっそく観察会の写真二枚送ります♪ ピチピチのマツオウジ君と可憐なヒイロベニヒダタケ(もう少し下から撮ればよかった。。。)
  バタバタとバスに乗り込んで駅にて、素敵な栽培キノコを取り揃えている菌徹百貨店へ行こうか迷うも。。。
 やや不完全燃焼気味で「まだ時間あるな。」(´(・)` )と。寄り道散策行ってきました♪曇天が良かったのかなかなか素敵な顔ぶれ。
 白い丸いのは、サイズ的にんん〜。サケツバタケのプリンスも登場して襟元がオシャレ♪収獲シーズン到来のササクレヒトヨタケも曇天で残ってくれてました。最後の一枚、かなりお尻っぽい。ほんのり赤みもついとるし。硬いしヒメカタショウロとかそのあたりかなぁ。。。




 2009年5月17日 エゴノキの咲く頃 近所の散歩道
  昨日の観察会は雨の予報だったが、ラッキーにも雨に濡れずに目的地に到着。今日は、朝から今にも雨が降りそう。家の近所の散歩道でキノコを探す。私のポイントのハルシメジはもう、出なくなりつつあるのか今日覗いてみるが、ひび割れたものが一本だけ。キクラゲたちは喜んで何箇所かで見かける。あとは、可愛い井イタチタケの幼菌、ショウロの仲間のような小さな愛らしいボール状のきのこ。
 エゴノキが美しく咲いている。アジサイが花をほころばせつつある。いよいよ梅雨の走りの季節。キノコたちが素敵な乱舞を見せてくれそう。
 我家の庭では、母からもらったユキノシタが可憐な花を咲かせ始めている。いつも母の天ぷらの具になっていたユキノシタの花を見ると、昨年亡くなった母を思い出す。
今年は不作。ハルシメジ エゴノキ ユキノシタ
可愛いイタチタケの幼菌 イタチタケ 胞子 イタチタケ 担子器
触っていると赤みが少し増した。 ショウロの仲間? ショウロの仲間? 小さな胞子
風車のような担子器 ショウロの仲間? キクラゲ 胞子 キクラゲの担子器



 2009年5月20日 コプちゃん祭り☆ ---  Oさんからのメールです。
  昨日、せっかくの休みに昼までグータラしてしまったので散策のポイントに迷い、府内の近場のササクレヒトヨタケの巣へ行ってきました♪
 ・・・朝から予報に無い曇天だったので、ソコ一点に全てを賭けて。
 ポイントに到着して見渡すも気配薄く。。。キノコ目の感度を上げてみると、おっ!おおっ!見つかる見つかる♪食べ頃だ。。。
他の面子はヒトヨタケ、荒れ気味のポイントではサンコタケに。。。久しぶりの出会い、キツネノエフデかな?卵を持ち帰ってみました。
驚いたのは湿ってもいないのに滑った傘の群生。黄色味もあるし、シワナシキオキナタケかな?実家でも出会った可憐な子。
最後は、下ごしらえを終えたコプリーヌちゃん♪食感と香ばしさ抜群(´(・)`  )b



 2009年5月23日 マツオウジ --- 東大阪のYさんからのメールです
 今頃なんでマツオウジ?もうみあきたわ、ちょっとかわいいけど。て、
 ところでしょうが実はこれ、5月16日の例会で何人かの方が見て、また写真に撮っておられた、傘に水滴を乗せたあの小さな子供の成長した姿です。傘の径5cm高さ6cm位になっていました。もう大きくならないと思います。今日撮ってきましたのでご参考まで。


今日の姿
先日の生まれたての幼菌



 2009年5月23日 卯の花の咲く頃 こんな可愛いキノコが!!
 癌で療養中の父の様子を見に住吉さん方面へ行く。毎年見に行っている住吉大社の卯の花苑に立ち寄る。もう早咲きの卯の花は散り、サラサウツギとバイカウツギしか残っていない。「ウノハナクタシ」という言葉があり、この時期雨の日が多いはずだが、卯の花を腐らせるほどの雨はない。乾燥注意報が続く状況。これも温暖化の影響なのだろうか?ウノハナクタシの雨がもう少し降っていれば、新型ウイルスももう少しマシだったかも・・・。
 しかし、昨日僅かだが雨が降った。足早なキノコたちが、少しは可愛い姿を見せてくれていそうな予感。夕方から古い村のご近所の通夜の手伝いがあるが、時間を割き、気になるポイントを駆け足で回る。
 アッと驚く立派なキノコには出逢えなかったが、ウットリとして思わず見とれてしまうほど可愛いヒナノヒガサが待っていてくれた。それより少し大きなキノコ・・・ヒナノヒガサモドキだろうか?(かなりいい加減な思い込み???)。ナガエノチャワンタケだろうか小さなカップだがユニークでひょうきんな姿だ。 サラサウツギ→

 
バイカウツギ 住吉大社卯の花苑 ヒナノヒガサは傘径5mmほどだが、この子は10mm強
ヒナノヒガサモドキだろうか?? ヒナノヒガサモドキ?? 胞子 ヒナノヒガサより少し大きい
ヒナノヒガサモドキ??担子器 ヒナノヒガサの胞子
ヒナノヒガサ 担子器 ナガエノチャワンタケ
クロコブタケ クロコブタケ 胞子
クロコブタケ 子嚢



 2009年5月24日 野薊(ノアザミ)の咲く頃 明日香路の散歩道
 今日は雨の中、雨降り大好きキノコとのデートを楽しみにしていたが、降りそうで降らない。それどころか、時折薄日の射すお天気だ。
 やっと顔を出したきのこたちも小さなままで乾燥してしまいそうだ。
 明日香ではノアザミが色美しく咲き誇っているが、お目当てのキノコには出逢えない。
 橿原神宮の森も最近は、やたら間伐?が多く、風通しがよすぎるようだ。おまけに、落葉や倒木を運び出しているのか、腐朽木に生える木材腐朽菌も以前に比べてかなり減っているように思う。
 それでも、あれだけの広大な緑はありがたい観察ポイントだ。いきなり朱の鮮やかなビロード状の傘の可愛いきのこに出くわすが、私の知識では、分からない。すでに、乾燥しかけておりこのまま可哀相に萎れてしまうのだろうか。家に持ち帰り、傘を伏せて置いたがしばらくしてみても胞子が見当たらない。成菌になっていないのだろう。
 シイノキの落葉の湿ったあたりでは、アシボソチチタケがたくさんでているがモデルを引き受けてくれそうな子は殆どいない。やっと、イタチタケの仲間でミメ麗しいモデルたちに出逢え喜んで、写真におさめて帰る。徐々に、キノコたちの名優たちが増えてきている。楽しみなシーズンの始まりだ。

 



ハイイロイタチタケだろう
落枝から生えているものが多い

この脚の長さ アシナガイタチタケだろう
アシナガイタチタケ 胞子 ハイイロイタチタケ 胞子
← 何とか、担子器に胞子が4個並んでいるのが見える
アシナガイタチタケ 担子器 ハイイロイタチタケ 担子器
アシボソチチタケ 柄は傷み始めている アミスギタケ ベニヒダタケ 傘は乾きかけている



 2009年5月30日 少しメタボですが・・・
 
 天気予報を見ていると、5月の雨は記録的な少雨でこの後も5月中は殆ど雨が降らないと言っている。しばらく、キノコとも逢えそうにないな・・・と諦めていると、天気予報のあくる日から時々にわか雨の降る日が続く。
 それなりに雨もありキットきのこが出ていると、喜んで明日香路のきのこ散策。しかし、無残にもキノコは全く出ていない。干物すら殆どない。何故?
 帰り道、橿原市で見たこの子が唯一のきのこ。少しメタボだが、とても可愛い。マツオウジだろう。
 このまま帰るのも、近くの観察ポイントを覗くがココもダメ。堺市に回るが、ここもダメ。
 結局、ハナショウブ園のハナショウブを見にいく。
 キノコは聞き耳を立て、天気予報を聞いていたのだろうか?育ちにくい乾燥状態でフテ寝していたのだろうか?



ハナショウブは見ごろ
あと半月ほど楽しめそう
 堺市
普段は相手にせず ゴメンなさいネンドタケ 橿原市 



 2009年5月31日 今日も懲りずに お散歩
 小さな名優たちのお出まし そして ○×△ 何だろう???
  昨日は延々と歩いて、マツオウジだけ。歩く場所が悪いのか、探し方が悪いのか?
 今朝は少し雨が残っていたが、懲りもせず、キノコを求めて河内の北・南を歩く。まずは北河内の四条畷市。さすがに昨日それなりにまとまった雨があり、小さな名優たちが顔を見せてくれ楽しませてくれた。ヒメダイダイタケだろうかオレンジ色の鮮やかな小さな小さな傘が目を引く。ヒイロベニヒダタケもいつ見てもうっとりとする美しさだ。そして、朽ちた倒木を埋める小さなヒラタケのようなヤツ。イタチナミハタケだろうか。名前の通り、確かに波打つヒダだ。その横には、○×△???何だろう???マメザヤタケの仲間なのだろうか?頭は丸く、黒い棒状のやつ。
 その後、いつもの南河内の散策コース。昨日見落としたマツオウジは大きく成長し、反り返り、昨日の雨がたまり、随分と傷んでいる。キノコは少ない。しかし、可愛いアカヤマタケが昨日の雨で目覚め今出てきたような可愛さ。ニセホウライタケも雨を頭に乗せ素敵な風情だ。
     
              (北河内の湿地で見たチョウジソウ→)
☆ 北河内の巻 ☆  -------
ヒイロベニヒダタケ 四条畷市 ヒメダイダイタケだろうか 四条畷市
イタチナミハタケ 四条畷市 ○×△???何だろう??? 四条畷市
ヒメダイダイタケ 胞子 ヒメダイダイタケ 担子器

← 胞子 →

○×△???何だろう??? 四条畷市
横に輪切りにして
押しつぶしてみると

四葉のクローバのようなものがたくさん見える


まるで万華鏡をみているようだ

 発芽しているのか?
○×△???何だろう??? 四条畷市
☆ 南河内の巻 ☆ -----
アカヤマタケ 富田林市 ニセホウライタケ
富田林市
 
ヒメカタショウロ 富田林市
アカヤマタケ 胞子 アカヤマタケ 担子器



 2009年5月31日 仝天狗包囲網仝  --- Oさんからのメールです。

  先の金曜日に少し意気込んで神戸の山に挑んできました。昼からの散策、冒頭あまりのキノコ日照りに、吹き付ける風を楽しむしかないかと開き直りかけた頃、やっとマツオウジ君が派手な登場♪
 それからは見つかる見つかる♪異彩を放つ濃い紫は、ムラサキフウセンタケかな?アラゲコゲベニチャワンタケやシロハツ風の子など小さく可愛い連中に和みつつ、今回、(希望的観測に基づく)目星をつけた山道を目指す。
 寄り道や夕方になりようやく到着するといた!いたいたいた!!イボイボなテングちゃんがボッコボコ!!!もう凄まじい生えっぷりに、テンションは半ば崩壊し、彷徨いそうになりつつも山道を踏破。軽く道の周りを探しただけでも100以上、一帯で何百出てたんだろう。。。イボのトガリ具合からテングタケダマシが大多数かなぁ。乾き気味の子が多かったけど、楽しいもてなしでした♪



Part 6  2009 (5) 5月
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